第9回KONDO BATTLE in 秋葉原大好き!祭り観戦記【二回戦_第5~第8試合】
ちょっと事前に聞いていたのと、試合数が減ったみたいですね。前日の段階では40試合って聞いてたんですが。
さて、きのうもちょっと覗いたのですが、ここベルサール秋葉原では、アキバ大好き祭りが行われております。メイドにパーツにラジコンにフィギュアにゲームに武器屋にロボと、ごった煮の街・秋葉原を構成する濃ゆい「具」のひとつひとつを、ばらーっと並べて見せてくれるお祭りなのです。
人も街もそうですが、「面」を見て満足しがちです。しかし多様性を持つ街の、ひとつの面を見ただけで満足してしまうのは、それは惜しいというものでしょう。ちょっと角度を変えて、知らないものに興味を持つだけで、街の背景は、街の風景に変わるのです。そんな面白みを伝えるお祭りっていうお話なんですけどもう次の試合です。結構忙しい。そういうわけで、組み合わせを変えてここから2回戦です。
二回戦第5試合
No.1 nameless mk2 vs No.3 黒鵜弐号
続いてはブラック対決、ネームレスと黒鵜の対決。しかしまあ、黒鵜の大きいこと。大きさもさることながら、足下を狙って捻っていける柔軟性の高さ、対応性の高さがポイントだと言えるでしょうね。胴体が横に畳めたりとか、ユニークな構造です。
開始、一気に攻めて行った黒鵜、ネームレスが転倒し、立ち上がる、これはいけない、リング脇ぎりぎりでリングアウト、クッションから出て仕舞う、かなり大丈夫か。
安定をちょっと失ったか、後方にスリップしてしまう。一撃、これはスリップ、横に歩くネームレスを狙う黒鵜、空ぶった攻撃、ネームレス、スリップしてしまう、横歩きへの衝突、これも有効とは見なされない。体当たりになってしまう。ちょっと狙いにくいか、膝への攻撃、空転した、二回目、これは入った。2ダウン。
旋回攻撃、これもちょっと軽いと見なされた、スリップから復帰したネームレス、かなり横に伸びていく胴体を畳んでの攻撃、これはきりぎり間合いの外、足下からの攻撃、これも有効と見なされないか、これは伸びた、胸板へぎりぎり伸びる攻撃でダウンを奪う、これで3ダウン。黒鵜の勝利となりました。
二回戦第6試合
No.4 クロムキッド vs No.2 バルト
バルトも決して小さくないはずなんですが、さすがにクロムキッドと相対すると若干小さく見えますね……。クロムの肩、強力な攻撃を生み出すダブルサーボ構造の解説が行われます。「近藤のボードなら簡単に制御できます」「いいコメントありがとうございます」
さあ開始、まずはクロムキッドが攻め込む、裏側に回ろうとする、バルトが隙を伺う、クロムキッドの攻撃が腿に引っかかって持ち上げるが、これはスリップ、リング脇ぎりぎりから中央に戻してきた、攻撃、これは軽いバルト、攻撃を受けてスピンしながらも耐えている、これはいけない、リングの外まで滑り出た。1ダウン。
さあバルト、慎重に後ろを取ろうとする、クロムキッド、真横を通ろうと言うところを狙って沈める、連打で2ダウン目。
横を向いた、真横を向いて睨み合い、クロムキッドとバルト、リング脇ぎりぎり、危ない、徐々に徐々に圧力をかけていく、これはしゃがんだところに追い打ち、押し切って沈め3ダウン。
これでクロムキッド、バルトを下して2勝目となりました。
二回戦第7試合
No.6 ガッテンダー vs No.10 ROBOSPOT一号(仮)
続いての勝負、お金のことは女房には言えません、とガッテンダー。対するのは再び登場、首にマフラーのようにリボンを巻いたKHR-3HVです。
並べてみると、ガッテンダーかなり大きいですね…… 気のせいか超巨大なゴシックレーサーみたいにも見えますけども。KHR-3、組み立て講習会はロボスポットで行っているのだそうですよ。腕を突き上げガッツポーズ。
試合開始です。さあ、中央に寄っていった,真横に構えたガッテンダーに,両腕パンチを繰り出すロボスポ一号、おっと、悔しがり始めた。前に倒れて地面を叩く悔しがり、中央で激しいぶつかり合い、ガッテンダーが諸共に飛ばすような構えでロボスポットを沈めた、おっとこれはどうした、かがんだ所にガッテンダー、一撃貰って、沈んでしまった。1-1。沈み込むような横突き、これで沈めて2ダウン。
ここでガッテンダー、姿勢を落として投げの構えだ。のしのし突っ込んでKHRを抱え、なにやら子供を寝かしつけるような動作で横に転がす、これはスリップ。のしかかっての攻撃、これは腕がぶつかってスリップに。転倒したガッテンダー、なにやらすごい音がしたが大丈夫でしょうか。
再開直後、ガッテンダーが横突きを大きくぶつけて、これで3ダウン目。ダウンを奪い返す健闘も実らず、ガッテンダーの勝利となりました。
二回戦第8試合
No.7 JOKER vs No.8 ガルー
デザインへのこだわり、腰の細さを語る語るジョーカー。
さあ、開始、中央での激しい交錯、ほとんど両方とも吹っ飛んでしまう、スリップ、これは力強いスリップだ、交錯、横突きのパンチで、側転しながらリングの外まで吹っ飛ぶ、ジョーカーが1ダウン。
往復しながら攻撃のチャンスを伺うジョーカー、待ち構えたガルーが足下からめくる一撃、通りすがりざまに一撃してダウンを奪う。2-0。
しかし速攻、ジョーカーの盾の下が、ちょうどいい位置にあってしまったか、腕の真下からきれいにアッパーを重ねる攻撃で吹き飛ばし、ストレートで3ダウン。
相手がくままさんなので、余裕がなかったと言うジョーカーチーム。これでガルーの勝利となります。
ここまでで8試合終了。
全勝の黒鵜弐号とガルーが一位での折り返しです。
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