第10回ナガレンジャーファイティングフェスタ観戦記【バトル・一回戦~二回戦第1試合】
さて、かるたで決まった順位をもとに、ここからトーナメントバトルが行われますよ。初回からいきなり強烈なカードからスタートです。
ルールはスリーダウン1R先取のROBO-ONEルール準拠。ただしサッカーのフィールドで試合を行うだけあって、相当広いリングでの対決となります。近距離戦メインになってきそうですね。
一回戦第1試合
ガルー(くまま) vs 流血仮面(ミステル・タマオ総統)
さあ、最初の対決はいきなりこれ、無双のガルーと流血仮面の勝負であります。なにしでかすでしょう。
いきなりガッツポーズの流血仮面、詰めていった、流血片腕でひょいっとパンチ、脚をあげてのキック、正面から位置を狙いに行くガルー、ちょっと狙いあいになったか。ガルーがなぜかその場で脱力。起き上がった。両腕パンチと、小刻みな攻撃を繰り出す流血仮面、キックがスネに入り、ガルーが倒れました。変な恰好のまま倒れております。流血仮面が肘を振り上げ、エルボードロップ、しかしこれは自爆、と言うか、誰もいない床に落ちてしまった。もう一発、構えて震える、溜めに溜めたエルボーをガルーの臑に落とした、そのまま絡まってしまった、分けた。
さあ、両者起き上がった。ガルーが勢い余ってスリップしてしまう、流血仮面のキックを躱すガルー、爪の攻撃、ほぼ空中に打ち上げられ、流血仮面がダウン。1-0。
さあ、いきなりプロレスルール、レフェリーのカウントが始まった、カウント9が伸びる、粘った流血仮面、起き上がったところで頭を抱えてしまう。ここでガルーが流血仮面を抱えてバックドロップ、2ダウン決まった丁度ところで時間切れ。
起き上がろうとした流血仮面、震えながら立ち上がり、そのまま崩れ落ちてダウン。タオルとともに持ち去られ、流血仮面、ノックアウトで退場となりました。
一回戦第2試合
舞輝士夢(マキシム)(鶴工・ロボティクスクラブ) vs で・か~る(道楽、)
ええと続いては、マキシムって読むんですね、片手に剣を持ったロボット、脚はリンク構造でメリッサぽい感じですね。折れ曲がり一等賞、でかーるがフィールドに登場。びよんと立ち上がりました。
さあ、中央に陣取ったマキシム。両者対峙した。開始、いきなり剣を胸の前に構えたマキシム、にじり寄ろうとする、でかーる、出方を待っている。「何やるのかちょっと待ってみようと思って」…… と道楽、さん。
マキシムは回り込み気味に、腰をひねって進んでいこうとする、でかーるが動いた、突撃する体勢を取るが、先にマキシムがスリップ。ダッシュ、止まった、途中で止まった、胸の前で立ち上がった、剣で叩かれるが、でかーるはびくともしない、マキシムが逆にスリップ。
あおむけに倒れたマキシム、頭のフタ的なものが空いてしまった、横突きを繰り出すでかーる、残り1分、両腕パンチで倒れた、マキシムの頭が取れてしまった! 頭をぶらさげたまま後ろに転がるマキシム、バランスがおかしくなってしまったか。横に倒れた拍子に頭を踏んづけてしまう。
残り20秒。でかーるは立ったまま動かず様子を見守る、タイムを取る事を勧められますが、そのままタイムアウト。でかーるの勝利となりました。
一回戦第3試合
クロムキッド(くぱぱ) vs ナガレブルー・スプリンター(長井工業高校電子)
さあ、続いてはクロムキッドがリングに登場。対するのは犬ヘッドを装備したRB、ナガレブルー・スプリンター。リング脇から自力で中央に行こうとしますが、倒れてネジが落ちてしまった。「そのネジは必要なものなんでしょうか」と言うコメントも飛ぶ中、一礼しようとしたナガレブルーがスリップ。ネジがまた取れてしまう。
試合開始、一礼を試みるスプリンター、おきあがった、不安定に転がってしまう、前に倒れたスプリンターの体に爪を引っかけ、転がし直すクロムキッド。しかしこれはスリップ。またネジが取れた。どんどんスプリンター、ネジを落としてしまう。起き上がったところにソフトタッチで倒し、これで1ダウン。
復帰するスプリンター、同じ位置に陣取って沈め、これで2ダウン。クロムキッドがちょっと苦労しましたが起き上がった、スプリンターは同じ位置でスリップしつつ起き上がる、残り1分を切り、真後ろを取って投げを狙いに行くクロム、空ぶった、もう一度狙う、水平突きを繰り出すが、反動で自分が転がってしまうスプリンター、残り20秒、がーん、と言う音とともに攻撃を放つスプリンター、しかしクロムキッドは背後。クロムもいまいち攻めきれないまま、2-0で時間切れとなりました。
一回戦第4試合
OHKUBOスペシャル(山形大学大久保研究室) vs Flug(鶴工・ロボティクスクラブ)
さあ、これはKHRタイプの機体同士の対決だ。初手から転倒してしまった大久保スペシャル、取れた頭を蹴って蹴り出してしまった。のしかかるような攻撃でflugを倒すが、これはスリップ、頭を失ったまま開脚起き上がり。Flugが動かないところに、胸板から当たっていった、これで1ダウン。1-0。
後ろに下がった大久保、残り1分。真横に構た両者、フラッグは両腕を振り回しての攻撃、これはスリップしていしまう、かたかたと激しく震動する。ちょっと離れた大久保、大きく沈み込む攻撃、これはフラッグを倒しきれなかった。
しかし時間切れ、中途の1ダウンをしっかり押さえ、大久保スペシャルが僅差の勝利となりました。
一回戦第5試合
GENRYU2.1号(長井工業高校機械) vs ナガレゴールド(KENTA)
開始前の吠え声から、腕を上げて挑発するナガレゴールド、なめらなか動きだ。ゲンリュウはそのまま待ち構える、いったん立ち上がった、ナガレゴールドのパンチを、膝を妙な角度に変えて躱したゲンリュウ。腕を下に突き出したポーズから足下への攻撃を狙う、ナガレゴールドも姿勢を落として、試合は下からの打ち合いに。下から脚を狙うゲンリュウ、背中を取ったゴールド、踏み込む一撃、これは頭を外した。ゲンリュウ、ゴールドの攻撃を跳ね返すような恰好で凌ぐ、低い姿勢で狙いにくいゲンリュウに、崩れたところから強引に持ち上げてダウンを奪う、1-0。
倒れた姿勢から逆方向にパンチを繰り出してしまう、向きを変えて真横を取りにきたところ狙われ、突き倒されるゲンリュウ、これで2-0。時間ぎりぎりで勝ち名乗りをあげたところで時間切れ、ナガレゴールドの勝利となりました。
一回戦第6試合
ぬまンダム(寒河江工業高校) vs Cavalier(キャバリア)(えまのん)
続いての勝負は、ぬまンダムとキャバリアの対決、キャバリアの目の前で転んでしまったぬまンダム、なんとか起き上がった、しかし歩きだそうとしたところで、ふたたびびょんと跳んで倒れてしまう。微動だにせず動き出すのを待つキャバリア、ぬまンダムは起き上がりの調子にのしかかってしまう。ぬまンダム、頭が逆を向いてしまう。
ぬまんだむはキャバリアの爪の目の前に出てしまうう、しかしなんとここでキャバリアがタイム! 1-0、まさかのぬまンダム優勢となります。
再開、真横に突きを繰り出すキャバリア、ぬまンダム、しかし倒れない、倒れる前にスリップしてしまう、40秒を切った、再びタイム、ここでキャバリアが再びタイム。2ダウンになってしまう。
2-0、残り37秒。2ダウン取れるのか。復帰直後での再開…………。俺のこの手が~ と始まった。ぬまンダム、操縦者がシャイニングフィンガーのチャント、腕先が緑色に光って、割とあさっての方向に突きを繰り出した。
その瞬間、なんとキャバリアがリタイア!
なにがどうなったのか、無線かなにかと調整が行われますが、ともあれ、不調から復帰出来ずキャバリアがリタイア。ぬまンダムが勝利を飾って二回戦に進みました。
一回戦第7試合
ナガレイエローUC(ナガレイエロー) vs 煌舞闘(バンセイ)
この試合、煌舞闘のマシントラブルにより、ナガレイエローの不戦勝となります。
一回戦第8試合
GENRYU1.1号(長井工業高校機械) vs Purple Star(TeamSSK)
一戦、不戦勝があったあと、ゲンリュウ一号とパープルスターの対決となります。ゲンリュウはなにやらこう、玄妙な表情の名高いネズミ的なデザインの頭をつけたロボットです。
中央での突き合いから腕が絡んだ、審判が分ける、やや距離を空けて再開、横向きで詰めていくゲンリュウ、パープルスターは前進して間合いを避ける、後方へのパンチ、これは絡まった、両者スリップ。
ちょっと遠い、パープルスターが詰めた、両腕で掴みにかかったが、これは崩れた、スリップ。これは大きなパンチ、のしかかるような腰の入ったパンチだが、ゲンリュウの攻撃がヒットする前にパープルがダウン。
フックからストレートを重ねる二段攻撃を繰り出すゲンリュウ、パープルスターは間合いをうまく前進して外していく、残り1分を切った。パープルスターの前を横切ったゲンリュウ、倒れた、これはスリップ、どうした、復帰出来ないか、腕を突き出したままのゲンリュウが復帰できない、これはタイムを申請した。残り15秒を切ったところでタイム申請。
復帰した、1-0。中央に寄る、足裏がぶつかってゲンリュウがスリップ、置き上がった、返せるか、真横に逆にパンチを出してしまった、両者パンチの応酬、最後はのしかかるような攻撃で時間切れぎりぎりにパープルスターがダウンを重ね、これで2-0。パープルスターの勝利で決着となりました。
二回戦第1試合
ガルー(くまま) vs スーパーナガレブルー(長井工業高校電子)
さて、二回戦最初の試合、これで全選手が出そろいます。スマートなデザインのスーパーナガレブルーと、二回戦の一番手、ガルーの対決です。
さあ、中央に詰めていくガルー、ナガレブルー、スリップ。これはいきなりの攻撃でガルーがダウンを奪った、1-0、絡んだ、分ける。
再開、起き上がったガルー、横に伸ばした突きが…… 臑に引っかかって、完全に持ち上げた! 棒立ちの姿勢のまま空中で転がったナガレブルー、これで2-0。
再開、リング脇まで移動してナガレブルー反撃の構え、歩行がかなりいい。真横を向いてパンチ、これでもう一撃、足裏にひっかけての、ぐるりと半回転させる攻撃、頭から落ちたナガレブルー。ガルーの猛攻の前に、残念ながら敗退となりました。
さあ、ここで5分の休憩。
このあとは敗者復活のランブルが行われ、その勝者と一回戦の勝者が対決することになります。
| 固定リンク
「ロボット」カテゴリの記事
- 【ロボットイベントレポート】第42回ROBO-ONE観戦記【結果速報】(2023.09.24)
- 【ロボットイベントレポート】第25回ROBO-ONE Light観戦記【結果速報】(2023.03.12)
- 【ロボットイベントレポート】第41回ROBO-ONE観戦記インデックス(2022.10.02)
- 【ロボットイベントレポート】第41回ROBO-ONE観戦記【バトル部門表彰式】(2022.10.02)
- 【ロボットイベントレポート】第41回ROBO-ONE観戦記【エキシビジョンマッチ~ランブル(学生)】(2022.10.02)
コメント