第10回KONDO BATTLE観戦記【二回戦】
さて、ここからは第二試合。
ちょっとだけ、次の試合に登場するJOKERのデモンストレーション。今回は、全開までつけていた特徴的なシールドを外し、重量のある扇形、鉄製の腕に変更になっています。ということでバルトの準備も整ったので、試合開始です。
学生選抜二回戦第1試合
No.202 バルト(千葉工業大学文化会総合工学研究会 佐藤) vs No.203 JOKER(電気つうしんだい)
さあ、先程速攻を制したバルトと、重攻撃型ジョーカーの対決となりました。立ち上がった両者、試合よろし。
さあ、いきなり横を向いた両者、バルト突っ込んできた、これはジョーカーにぶつかるもスリップ、両者転倒、復帰、バルトが素早く距離を取る、左右に様子を伺うバルト、これは早い、ジョーカーの背中に周りこんだ、攻撃、ジョーカー回った。頭をついてぐるりと側転する恰好で1ダウン。1-0。
再開、バルト、素早い助走をつけての突き、これはちょっと外れた、これはどうした、腕と足とが絡まってしまったジョーカー、立ち上がれるか、起きた、突っ込んでの攻撃、リング脇ぎりぎり、ジョーカー、しゃがんでかわした、しかしバルト、圧力を緩めない。さらにリング脇に追い込む、起き上がりで落下、2ダウン。
足下からの攻撃を繰り出すジョーカー-、しかしバルトに捌かれていった、追い打ちを入れるバルト、これは絡む。
分けた両者。バルト戻った、追いつめるジョーカー、足下からの攻撃、突きだして、さらに腕先をひねって入れる攻撃ですが、これはスリップになった。再び分ける、ゆっくりと立ち上がるバルト、ジョーカー、リング中央で待ち構える、しゃがんだジョーカーに駆け寄ったバルト、防御姿勢の相手に、助走を付けた打撃で打ち倒す、これで3ダウン。
3-0、バルトの勝利となりました。
学生選抜二回戦第2試合
No.204 黄金雷神ゴルドサンダー(東京理科大学おおた) vs No.205 はやぶさ(芝浦工業大学SRDCチームはやぶさ)
続いてはゴルドサンダーとはやぶさの、っていきなり突っ込んだ! はやぶさ、突撃からの正拳でいきなりゴルドを沈めた、1-0。
ゴルド復帰、はやぶさは素早い左右の動きで、大きく引いてから、一気に突っ込む構え、今度は中央で止まった、ゴルドサンダーが腕を振りながらの攻撃で突いて倒す、これで1-1。
ゴルドサンダー、ちょっと段差に弱いのか、リングの脇から復帰ができない、レフェリーの指示で中央に位置直し。突っ込むはやぶさへ、カウンターを入れたゴルド、これで1-2。
正拳突きで突っ込むはやぶさに、突きで迎撃するゴルド、これはどちらも有効にならない。連続して突きを繰り出しつつ突っ込むゴルド、さらに大きく伸びる付き、これははやぶさ倒れない。
はやぶさが大きくリングを使い、ゴルドが追い込みつつカウンターを入れると言う体勢、連打しながらの攻撃、これは入っていないと言う判断。ちょっとゴルドは安定に難があるか、方向転換の時に転んでしまう。両腕突き、両者、腕先をぶつけて止まった、はやぶさが大きく動く、パンチ、崩れかけたが、ゴルド粘った。
さあ、ゴルド立ち上がる、はやぶさ後方から一気に詰めた、ちょっと浅かったか、背後を襲った、ゴルドの裏での攻撃、これはどちらも軸線に乗らない、立ち止まっての攻撃では、はやぶさ、なかなかゴルドはひっくり返せないか、ゴルドは姿勢を崩しながらの攻撃、伸ばしたままの腕先を狙うも、崩しきれず、ゴルドが逆方向へ付きだしての逆転突き、これで3ダウン。
時間ぎりぎりで押し切って,3-1でゴルドサンダーの勝利となりました。
学生選抜二回戦第3試合
No.206 黒鵜弐号(千葉工業大学文化会総合工学研究会チームNT) vs No.207 ノーティマ
(東京都市大学機親会)
さあ、巨体を誇る黒鵜がリングに。対するはノーティマ、オレンジ色の足裏と、ちょっと変わった膝の構造が印象的な機体です。とことことゆるやかに接近するノーティマ、いきなり膝裏を捕まえてひっくり返す黒鵜、1-0。
非常に上背がありながら、大きく屈み込んで、相手の足首から狙っていける黒鵜、スリップを奪う、これは有効にならず、再開、背中から配線に絡めて吹っ飛ばした黒鵜、ノーティマ、リングサイドから落ちる、これに巻き込まれて落下した恰好の黒鵜、ヘッドバットで追い打ちを入れたかのような落下。レフェリーが持ち上げますが、ちょっと妙なところに力が入ってしまったか、黒鵜大丈夫か。大丈夫そうだ。
再開、リング中央で狙いかまえ、歩いたところに突撃する黒鵜、これはスリップになってしまった。歩いて、と注意を受け、三歩ルールに引っかかりつつも。旋回を入れて撃つ攻撃を繰り出す黒鵜、最後は体ごと当たっていって吹っ飛ばすような構え。
これで3ダウン。3-0で黒鵜の勝利となりました。
学生選抜二回戦第4試合
No.208 ヘラクレス(芝浦工業大学SRDCチームヘラクレス) vs No.209 Nagel(電気通信大学ロボメカ工房チームNagel)
さあ、続いての勝負。芝浦工大の新鋭ヘラクレス、対するはこれも非常に大きい機体、ナーゲルの対決です。ナーゲルは外装に特徴、ヒロイックな頭の外装をつけた機体。ヘラクレスは平たい腕を持つ打撃タイプの機体です。
さて、いきなりナーゲルからダウンを奪ったヘラクレス。起き上がりに苦労しているナーゲル、起き上がりきれるか、立ち上がった。しかし立ち上がった直後に背後からヘラクレスの一撃。再び起き上がりに苦労しているナーゲル、
起き上がりを待つように、背中から綺麗に押して行く一撃。
圧倒の三連打でストレートに勝利を奪う。3-0でヘラクレスの勝利となりました。
オープンクラス二回戦第1試合
No.101 おふじゃんびぃZ(B作) vs No.102 Frosty(FrostyDesign)
続いてはオープンクラス、攻撃モーションが入っていないと言うB作さん。蹴りで勝利を狙います。フロスティさんはネジが弛んでいるのを発見して焦っているそうですよ。
さて、開始。おふじゃんびい、今日は剣は持ってないですね。そして跳ぶ跳ぶフロスティ。まずは左右に跳んで様子を伺うフロスティ、直後、おふじゃんびぃの胴体に大きく伸ばした腕をぶつける、これで1ダウン。1-0。
フックを繰り刺すおふじゃんびぃ、しかし胴体からパンチが大きく伸びない、一発撃つのを待ってフロスティの反撃、これで2ダウン。
背後に倒れてしまうおふじゃんびぃ、フロスティは待ち構える構え、重い音を立ててキック、その反動で倒れてしまうおふじゃんびぃ。さあ、横へ横へと移動する、下がったフロスティ、掴んだ、投げるか、持ち上げにかかったフロスティ、ちょっと浅かった。いったんブレイクになった。
あ、ちょっと絡まってしまったフロスティ、大丈夫でしょうか。スイッチを切って入れ直す、ちょっと動きが悪くなってしまった。よかった、動いた。再開です。
さあ、横から入った、これは狙った! フックを出した直後にカウンターがぐうんと伸びて入っていき、これで3ダウン。フロスティの勝利となりました。
オープンクラス二回戦第2試合
No.104 クロムキッド(くぱぱ) vs No.107 ガーゴイル・ミニ(吉田ファミリア)
さあ、ここでこの対決か! クロムキッドとガーゴイル、超大型機同士の対決です。
構えた、開始。まずは両者横を向いた、慎重な接近、ガーゴイルの一撃にカウンターを重ねる、ちょっと軸をずらしていくクロム、腕先のハサミを開きながら足首を狙っていく、これは綺麗にいった、ハサミを開いてガーゴイルの手先を捉えたクロム、そのまま横へと転がしてダウンを奪う、1-0。
ちょっと離れた体勢、両者腕をぶつけあう。腕先同士がぶつかり、反動で後退する両者、ぎりぎり届かない間合いで両者構えている、ハサミを開きながらの攻撃を繰り出すクロム、ちょっと離れて止まった、カウンター、先にクロムに打たせてカウンターを狙ったガーゴイル、これはどうだ、腕先をめくった。立ったクロムの腕先に引っかけて返す、これで1-1。
さあガーゴイル、攻撃のたび大きく踏み出す足がちょっと気になるか、リング脇に足がかかりつつも、連打を送り出すガーゴイル、ちょっと睨み合いに、クロムが一歩踏み込む、ガーゴイルも中央に押し脅した、パンチの打ち合いになった、さあ、クロムが密着していった、攻撃を肩にひっかけるガーゴイル、クロム崩れない。ガーゴイルの攻撃が、若干打点が高いか、肩をかすめていく、今度はめくる一撃。クロムしゃがんで凌いだ。
お互い打撃を殺し合うぶつけ合い、これは、ガーゴイル逆に突きを打ってしまった、絡んだ。爪先と足裏が絡む、ちょっと分けた。起き上がったクロム。リング脇ぎりぎりからガ-ゴイルが中央に戻した、残り8秒、パンチの打ち合い、ちょっと離れた。ここで時間切れ、延長戦となります!
さあ、延長戦。なんでしょう、コントロールアウトしてしまったクロム。ハサミを両腕全開にして持ち上げる、なにやら必殺技っぽいモーションですが、これは無線の混信だったようです。
再開、ちょっと動きの悪かったクロム、きちんと動いたか、しかしこれはいけない。ガーゴイル、やや遠い間合いから足下をぐうっと狙っていく一撃、これが入ってひっくり返され、クロムがダウン。延長を制してガーゴイルの勝利となりました。
エキシビジョン二回戦第1試合
No.1 ガルー(くまま) vs No.2 Frosty(FrostyDesign)
大勝負が続きます。今度はガルーとフロスティの勝負。
クロムと同型と見えたガルーの腕なんですが、こちらは扇型ですがハサミではないんですね。開閉構造はついてないようです。
さあ開始、両者慎重な構え、ちょっと御遠い間合い、両者、突きを繰り込んだ、フロスティの追い打ちに、若干離れたガルー、しかし連打での追い打ちが入って、リングから片足が飛び出る、これでガルーが転落、1ダウン。1-0。
しかし再開直後、ガルーが反撃、ひっくり返し、これで1ダウンを奪い返す。1-1。
打ち合いでリング脇へ、両者反動で大きく跳ぶような動き、大きく横へと伸びる攻撃でフロスティが追い詰めて行く。打撃、これはちょっと絡んだ。これはスリップ中に起き上がりを間違ったか、一回転してしまったガルーが転落、これで1ダウン。これはどうした、起き上がりに苦労していたフロスティ、ここでタイムが入った! なんとタイムです。2分の修理の代わりに1ダウンを失い、これで2-2の同点となります。
フロスティ、立ち上がりの時に逆立ちの姿勢になってしまっていましたが、大丈夫なんでしょうか。再開になりました。2-2から再開です、
小刻みなジャンプで前後に体を振るフロスティ、打っていった、ガルーがパンチで逆襲した、フロスティ、連打を繰り出す、スピンしながらも持ちこたえた。片足が浮いても耐えたガルー、しかし追い打ちに入ったフロスティ、リング際ぎりぎりで踏み込みすぎた。浮いた一撃でそのまま突っ込んでしまい、フロスティ、勢い余ってリングの外へ。3-2、ぎりぎりの勝負を制しガルーの勝利となりました。
エキシビジョン二回戦第2試合
No.5 ジャンク(日本工業大学Jupiter) vs No.6 クラッシュR(7R's)
さあ、再びKHR対決。ジャンクとクラッシュの対決。まずはクラッシュの両腕パンチが入り、ジャンクから1ダウンを奪う、1-0。 再開、ちょっと距離を開いて睨み合い烏両者、真横を向いて接近したジャンクに両腕パンチをすかさず入れ、2-0。
さあ、ちょっと遠い間合い、横へ横へと回り込もうとすクラッシュ、ジャンクは攻めて行く、両腕パンチがぶつかり合う、1ダウンを奪い返した。 真横を捉えた、突撃に横から崩す恰好でクラッシュが3ダウンを奪う、これで3-1、クラッシュの勝利となりました。
さて、ここで二回戦まで終了。
このあとは敗者復活…… 復活はしないのか。敗者による裏トーナメントとなります。
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