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2012.03.01

2月のログの読んだ本。(☆)

 おおむね月末月初くらいの恒例、その月に読んだ本-。
 2月はわりと欲しい本がもりもり出ていたので、本もそこそこ多めです。途中ゲームやってたわりには結構多いですね-。

2月 の読書記録

【読書状況】 14 冊読了 / 18 冊購入 【購入費】 19125 円

「新人OL、つぶれかけの会社をまかされる (青春新書PLAYBOOKS)」
佐藤義典 青春出版社 1080 円
読了(2012-02-01) ☆☆☆★
まるで『逆境ナイン』みたいな導入、潰れかけたレストランの再建案を二ヶ月で作る羽目になる主人公(※転職して一ヶ月)。正当派漫画的なノリで、マーケティング論の基礎を素振り的に学ぶ本。言うは易し行うは難しを地で行く内容なので、繰り返し読み向きですか。

「国禁 (講談社文庫 う 57-2 奥右筆秘帳)」
上田 秀人 講談社 650 円
読了(2012-02-05) ☆☆☆★
文の立花、武の柊。幕政の闇に巻き込まれた二人は、理由も事情も知らないままに次々と刺客に襲われることに。二人が襲われる理由は様々な勢力が暗闘し読み応えがあるのですが、肝心の二人がなんだかよくわからないまま次々襲撃されている印象が強いのがちょっと難。続刊に期待です。

「マーメイド・ヘヴン 新装版 (CR コミックス)」
長谷川裕一 ジャイブ 630 円
読了(2012-02-05) ☆☆☆☆
7年ほど前の作品の新装版。全てが海に没した三百年後の未来。タイムカプセルで現代から蘇った高校生と、海の時代に生まれた少女達の海賊団の物語。先生大好物なかんじのフォーマットですが、主人公の役割がちょっとひねっていて面白い感じ。続きがでると嬉しいですなあ。

「解剖医ハンター 3(リュウコミックス)」
吉川 良太郎,黒釜 ナオ 徳間書店 650 円
読了(2012-02-05) ☆☆☆☆★
十八世紀イギリスに実在した異端の医師ジョン・ハンター、その伝奇物語もとうとう最終刊。前半は師との出会いを描く過去編から後半は最終章へ。ここで過去編? と疑問に思いましたが、最後まで読んで納得の構成でした。反骨の魂は受け継がれゆく。原作と言うか、ハンターの伝記も読んでみたくなりました。

「娘同心七変化-辻斬り牡丹 (廣済堂文庫)」
鳴海 丈 廣済堂出版 630 円
読了(2012-02-06) ☆☆☆★
正義感溢れる武術自慢の武家娘が、ひょんなことから男姿し、町奉行書の同心になる事に。教育係の熱血同心に老練な岡っ引きを巻き込んで、辻斬りにかどわかし、江戸を騒がす怪事件に対決する事に。定番の見せ場にパターンの美学と、ドラマの原作になりそうな雰囲気です。それにしても書きっぷり楽しそう。

「ちょんまげ、ちょうだい ぽんぽこ もののけ江戸語り (角川文庫)」
高橋 由太 角川書店(角川グループパブリッシング) 540 円
読了(2012-02-07) ☆☆☆
美男で凄腕の貧乏旗本と可憐な少女の化け狸が、次々とちょんまげを切り落とすと言う風変わりな辻斬り事件に巻き込まれる。ところがその「ちょんまげ、ちょうだい」は青年の祖父のかつての異名で-- と言うお話。魅力的なキャラクターが跳ね回るのは微笑ましいけれど、筋の運びはうーん…… と言う感じ。時代キャラクター小説と言う感じなのでしょうか。同じ方の本をもうちょっと読んで、様子を見たいと思います。

「ビブリア古書堂の事件手帖 2 栞子さんと謎めく日常 (メディアワークス文庫)」
三上 延 アスキー・メディアワークス 557 円
読了(2012-02-08) ☆☆☆☆★
変革安楽椅子探偵、再び登場。本にまつわる謎を次々と読み解く美しき古書店店主と、助手を務める無骨な店員の青年が、いずれも本にまつわる小さく大きな謎を、次々と解き明かしていく物語。前作にも増して連作としての伏線がひんぴんと貼られ、題材となる物語が、事件に微妙に関わっている理由も巧み。読むとほっとする、街角のコージーミステリです。

「五大湖フルバースト 大相撲SF超伝奇 上 (シリウスKC)」
西野 マルタ 講談社 630 円
読了(2012-02-9) ☆☆☆☆☆

「五大湖フルバースト 大相撲SF超伝奇 下 (シリウスKC)」
西野 マルタ 講談社 630 円
読了(2012-02-9) ☆☆☆☆☆
なぜ彼は、アメリカの国技・大相撲を破壊する機械の悪魔となったのか? サイボーグと化した「技の横綱」五大湖と、長き眠りより目覚めた伝説の横綱が、いまデトロイトスモーガーデンで激突する! 馬鹿漫画だと思っていたら、とんでもなく熱く哀しい物語でした。最強であることを求められ続けた、男とその周囲と悲劇と死闘。今日まで全然知らなかった不明を羞じております……。

「マーベルゾンビーズ」
ロバート・カークマン ヴィレッジブックス 2835 円
読了(2012-02-9) ☆☆☆☆
スパイダーゾンビ! アイアンゾンビ! キャプテン・ゾンビにゾンビー・ソー、忘れちゃいけないゾンビーハルク! 腹が減っては戦はできぬ、ゾンビになったヒーロー達が宇宙最大のはらぺこ勝負にいま挑む。まさかのヒーロー×ゾンビコラボ、どんな悪趣味な同人誌かと思ったらマーブルさん本家作品でした。なんてことしてくれちゃってんの的作品、まさかの本邦上陸です。

「ノブナガン(1) (アース・スターコミックス)」
久 正人 泰文堂 625 円
読了(2012-02-12) ☆☆☆☆★
驚異な速度で進化し、「陸」へと攻め入る謎の怪獣・進化侵略体。迎撃するは、偉人の遺伝子を受け継いで、異形の武器を操る24人のE遺伝子ホルダー。いま異形の銃を携えて、織田信長の遺伝子を受け継ぐ少女がその戦列に名乗りを上げる! 偉人転生ものは数あれど、そのラインナップと能力のアレンジに独自のセンスがぴかぴか光る、普通この発想でベーブ・ルースとかロバート・キャパとか出てこない。熱い能力ファイトをストレートに楽しめる一作です。

「シャーロッキアン!(2) (アクションコミックス)」
池田 邦彦 双葉社 630 円
読了(2012-02-23) ☆☆☆☆
シャーロック・ホームズを愛する師弟コンビ、車教授と原田愛里が、周りの人々の悩みと謎とをホームズ譚にからめて解き明かす、人情ホームズファン探偵もの。探偵役二人の変わりゆく関係にも注意を惹かれる二巻です。佳作揃いですが、連作の「コナン・ドイルの挨拶」「儀式はふたたび」はやっぱりいいですな。

「シノビガミ龍 龍動忍法帖 (Role&Roll Books)」
河嶋 陶一朗,冒険企画局 新紀元社 1365 円
読了(2012-02-28) ☆☆☆☆
烏とハサミはロンドンへ! シノビガミ退魔編の続編登場。吸血鬼との対決におもしろキャラ総進撃、あっちこっちに心がぶれる白熱のリプレイは安定の品質。注目は「弐」相当の設定データが揃うルールセクション。既存プラスアルファの設定で、退魔ルールも応用のコマが揃ってきた感じです。今後どっちを使うか迷いそう。

「幻影の天守閣 (光文社文庫)」
上田 秀人 光文社 660 円
読了(2012-02-29) ☆☆☆☆
将軍家綱の時代、江戸城に侵入した賊が狙ったのは、すでに焼失した筈の「天守閣」だった。健康を害した将軍の後継者争いの暗闘に、天守番の若き旗本は否応無しに巻き込まれていく。権力と権力との暗闘に巻き込まれ、苦闘する剣士の物語は作者の得意のパターンですが、主人公の見栄と立ち居は、人として清々しい。権力と言う幻影に踊る者、踊らなかった者の物語。おもしろうございました。


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コメント

ノブナガンって興味深いですね。
信長の遺伝子ですか。。

投稿: 吉田けい@マーケティング | 2012.06.29 02:06

 コメントありがとうございます。
 ノブナガンは面白いですよ! この方の本は他に「エリア51」しか読んだ事がないんですが、過去作品も捜してきて読んでみたいと思っております。
 陰影が極端にある絵柄はアメコミポップアートと云う感じなので、好き嫌いが分かれそうですが(僕は大好きなんですが)機会がありましたら是非。

投稿: sn@散財 | 2012.06.30 08:54

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