第20回ROBO-ONE観戦記【二回戦 第9試合~第16試合】
午後の部! お昼休みになぜか流れていた松田さんの番組の動画(多分)のあと、ザンナ・ビアンカの劇場版の予告編が上映されます。
試合再開に先立って、渡辺さんからは、ROBO-ONE新体制についての説明が。ROBO-ONE本大会などの部門に関してはROBO-ONEエンターテイメントが担当するとのこと。続いてROBO-ONE標準化についての解説が行われます。
ROBO-ONE委員会からは、使いやすいようなサーボの標準化などを図っていく。まずはサーバを立ち上げてソフトウェアの標準化を図っていく、との事。
そして具体的なソフト標準化について、ベストテクノロジーからの解説。ロボットアームを使っての解説が行われます。
これらを使って、6月からシミュレーション部門のソフトウェアの大会を開き、その後は9月頃からシミュレーションの検証を行っていきたい、高校生や大学生の人はこのへんから入ってみてはどうか、とのことでした。
続いては協賛企業PRタイム、上記の話に関連しての、マスワークスジャパンさんのお話。
そしてそのあと午後の部の開幕、二回戦後半戦からです!
二回戦第9試合
No.30 クロムキッド(kupakuma) vs No.4 スーパーディガー(ひろのっち)
というわけでここからの後半戦は、いきなり強力な組み合わせからスタート。クロムキッドとスーパーディガーの対決です。
さあ、開始。両者横を向いて、ちょっとディガーが待った。クロムが中央、睨み合いになった、左右に小さく振るディガー、クロムが踏み込んでいく、先に仕掛けた、これはスリップ。
起き上がった。さあ、膝下辺りへ入れかけた一撃、しかしこれは外した所、戻りに腕を重ねて、ディガーがダウンを奪った、1-0。
睨み合いになる、時折かなり沈み込むクロム、これは様子を伺う。これは入った、完全に水平になるほど屈み込んで、ディガーの膝を掴んで裏からめくり倒した、これで1-1。
さあイーブン、やや遠い、腕先がぎりぎりぶつからない程度の距離を保つ、近付いた、絶妙な距離を保つ両者、接近した、これの攻撃、ディガーはそらす、さあ、ちょっと攻め手が見つからないかディガー、これはもう一度行った。真下から持ち上げる攻撃、ダウン。ディガーが、おあっと、あぶないあぶない、復帰した。
2-1から再開、後ろに回り込んで隙を狙う、ディガー、これは。クロムが攻撃の構えに入った瞬間に離脱にかかったが、逃げ切る前に拳の射程が追いついてきた、低いところから打ち上げる攻撃を貰いダウン。
これでクロムキッドが3-1で勝利となりました。
二回戦第10試合
No.2 座興・杯(Laboratorio c4) vs No.44 鬼切(神戸科学技術高校)
さあ、肉抜きのモールドも美しい座興・杯がリングに登場、スピードの凄まじい鬼切との対決です。
リング中央を一気に走り切り押してきた鬼切、まず一撃を追いすがって奪います。ほとんど時間の流れが違うんじゃないかくらいの動きの早さ。座興杯が立ち上がるまでに、離脱して、再度突っ込んできて、もう一撃を食らいます。
最後は起き上がって、やや安定を年戻しつつ歩きかけたところに、三度殺到してきた鬼切。戻りの腕をぶつける恰好で一気に倒し、鬼切がストレート勝利を収めました。
二回戦第11試合
No.31 オサル6号(オサル) vs No.68 Neutrino-Mega(飛騨神岡高校)
さて、ちょっとコールが間違ったりとありましたが。オサル6号ここで登場、対決に挑むのは、飛騨神岡チームの逆関節じゃないほう。メガとの対決です。
さあ開始、まずは中央に寄って陣取るオサル、メガは遅れて中央に襲いに行く、連打を放つオサル、さらに掴みに行ったが、これは抜けてしまった。なにか異様な音がしたが、大丈夫か。異様な、ギアが削れるような音、そして足首が妙な方を向いてしまう。
これはどうした、倒れてしまった、足首が妙な方をを向いてしまったまま。タイムを申請するものの、ダウン中のタイムは認められない。このままカウントを止める事はできず。
果敢に投げを狙ったものの、TKO。オサル6号の敗退となってしまいました。
二回戦第12試合
No.27 シュヴァリエ(芝浦工業大学SRDCチームシュヴァリエ) vs No.17 Frosty(FrostyDesign)
続いての勝負、ソリッドで白い、四角い頭のシュヴァリエ、先程ワン美をジャンプ勝負で下したフロスティと対決です。
さあ開始、ジャンプしつつリング中央に来たフロスティ。シュヴァリエは小刻みな横移動で位置を離しつつ、チャンスを伺う。兎跳びの如く、軽快な足捌きで追い詰めて行くフロスティ、ちょっと止まった、ひょうひょうとジャンプ、徐々に徐々に追い詰めて、大きく横に伸びていく、突きの射程に捕らえようとする。狙った、これは倒せなかった。スリップを奪うが、歩いていないので、これはダウンじゃない、と言うジャッジに。
シュヴァリエ、リング脇ギリギリの移動中に一撃を貰い、かなりぎりぎりで復帰。ぶつかって取れる、有効にならず、リング脇ぎりぎり、これは復帰した、復帰したところに追い打ちを入れるフロスティ。これはリングから転落するほどの攻撃、これで2ダウン。2-0。
最後は移動しざまに横に転がすような横突きが入りこれで3ダウン。フロスティの勝利となりました。
ちなみに先程から芝浦工大チームで必勝はちまきをされているのは先輩さんで部長さんなのだそうです。気合担当状態。
二回戦第13試合
No.41 赤風(ロボツク!) vs No.67 sw_light4(robot_factory)
勝ち上がってまいりました強豪ロボットファクトリー、対決するは赤風と言う案配。慎重な調整と気合とともに、さあ試合開始。
一機に攻めてきたsw、開始と同時に追い詰めて沈める、1-0。
さらに再度、再開直後の突撃でリングアウトするほどの重い打撃、2ダウン。
大きく旋回してリングの向こうまで離れて行く赤風、しかし半周して追いついてきたsw、猛追して叩き、これで3ダウン。
sw、ストレートの速攻での勝利となりました。
二回戦第14試合
No.70 Nagel(電気通信大学ロボメカ工房チームNagel) vs No.35 バルト(千葉工業大学文化会総合工学研究会 佐藤)
続いては学生チームの対決、ナーゲルとバルトの勝負となります。ナーゲルは大型、掴み腕が気になる機体ですね。
開始、バルトの攻撃でナーゲルがスピン、背中合わせのぶつかり合いでバルトが倒れますが、これはスリップ。バルトは左右に散らして打撃を決めさせない構え、一気に駆け寄るカウンター、これはスリップ。ナーゲルも踏み込んで足下からの攻撃を放つなど、攻撃力は十分。これはスリップ、バルトに腕が絡まって転んだ。
さあ復帰、バルトの攻撃、踏みとどまった、連続攻撃、これも耐えた。リング脇にいたバルト、戻ってきた。これはなんだ、腕を後ろに回した、ナーゲル後ろに投げを打ったか、しかしバルトの反撃を浴びて倒れた、頭が取れてしまう。
1-0、頭が取れたままで再開、リング脇ぎりぎりに追い詰められての圧力、ナーゲル、リング脇に自分から落ちてしまう。2-0。
ナーゲル動かないか、バルトが接近、ナーゲルの攻撃の隙に引っかけた、腕同士が引っかかってナーゲルを倒すが、これもスリップとなる。
屈んだバルトが攻撃をいなし、三歩と進んでナーゲルの裏、絶好のところから背後からの追い打ち。
3ダウン、これでバルトの勝利となりました。
二回戦第15試合
No.52 Neutrino-R(飛騨神岡高校) vs No.56 ガーゴイル・ミニ(吉田ファミリア)
さあ来ました、動きの気になる。飛騨神岡高校の逆関節の方、ニュートリノRが登場です。壁対決の少佐yガーゴイルとの勝負。
裏向きのと言うか前向きのと言うか、接近するニュートリノ、ガーゴイルと横を向いてのぶつかりあい、突きの打ち合いになった。ニュートリノの間合いもかなり広い、ガーゴイルの連打の隙に攻撃を入れて、これでまず1ダウン。
長い攻撃、これはそれた、横に後ろから攻撃を繰り出すニュートリノ、先に攻撃を打たせるかのような構えか、連打を繰り出すニュートリノ、長いリーチへの攻撃、ガーゴイルは相手の腕を若干掴もうとしているか。
腕が入るが、これはめくりきれなかった、ガーゴイルの攻撃、膝裏に入った、絡んだか、待てが入った。膝を掴んだが、アームの先が挟まった様子。これはしばらく様子を見ましたが、レフェリーの判断で分けに。
再開、大きく肩車のように転がるニュートリノ、注意を受けて、ちょっと離れるガーゴイル、下からいった、これは行った! 足首あたりをぐっと掴んで一機に持ち上げて転がした、ガーゴイルがダウンを奪った、1-1。
さあ再開。突っ込んで行ったニュートリノ、足首を捕まれた、これで2ダウン。
再開、ニュートリノの攻撃にあわせて足首を狙う、突っ込み掴んでダウンを奪いたいガーゴイル。激しい横突きの打ち合いとなりましたが、ここで時間切れ。
ガーゴイル僅差での勝利となりました。
二回戦第16試合
No.47 DICIDE(神戸科学技術高校) vs No.18 シンプルファイター(zeno)
さて二回戦も最後の試合、肩がおかしくなっていたのはもう大丈夫なんでしょうかシンプルファイター。一礼してディサイドと戦いに挑みます。
さあ、睨み合い、一歩一歩慎重に近付く両者、一気に横に飛んだディサイド、攻撃レンジ、躱した、シンプルの一撃を躱しますが、これはスリップになった、さあ、待ち構える構えのシンプル、ディサイドに攻撃を加えた。爪が引っかかって持ち上げ、諸共に落ちたような構え。ディサイドが豪快な投げを食らって落ち、1-0。
再開、両者寄っていった、正面から狙っていったシンプルファイター、リング脇ぎりぎりに追い詰められたディサイド。躱して戻した、引っかけて崩したシンプル、しかし歩いてないとして、この攻撃は無効に。
さあ旋回しながら様子を伺うディサイド、シンプルは待ち構え、徐々に寄る構え、さあ,最初の突きを出した、これはどうだ、ディサイドが前を通ったところで転がった、あっと、一寸絡んだか、大丈夫か、ディサイドが転がり回ってしまう。
シンプル復帰、当たった、攻撃の伸びきった腕先を捕まえてシンプルが反撃、攻撃したディサイドが吹っ飛んで2ダウン、2-0。
再開、さあ、ディサイドはリングを大きく使っての攻撃、踏み込んだ、懐に入ったディサイドに攻撃を加える、これはスリップ。両方打ち合い、持ち上げかけたディサイド、しかしシンプルはやや浮いたが、そのまま足裏から落ちた。逆襲、腕先が絡まり、ディサイドが完全に宙に浮いてくるりと回転した!
そのまま転落、なにやらやわらかい感じのポーズで倒れた状態で、試合終了となりました。
神戸科学技術高校は、姫路ロボチャレンジで優勝して、認定権を得てきたのだそうですよ。
さて、これで全ての選手がようやくリングに上がりました。
ここからは三回戦、ベスト8を決める戦いとなります。
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