« 第4回ROBO-ONE Light観戦記【一回戦】 | トップページ | 第4回ROBO-ONE Light観戦記【準々決勝】 »

2012.03.24

第4回ROBO-ONE Light観戦記【二回戦】

 さてさて、13時からは後半戦二回戦。
 その前に、協賛企業、近藤科学のデモンストレーションから。新型bluetoothモジュールとandroid用のアプリを組み合わせる事で、android経由で操作可能となるデバイスです。エミュレータ画面はちょっと感動しますね。
 そしてなにげなく審査員席に加えられちゃってる神矢先生です。

 さあさあ、二回戦。ここからは八連戦、日本チームと韓国チームの試合が続きます。まさかの日韓対抗八連覇、まずは第一試合からスタートとなります!

二回戦第1試合
TKU-N01 vs ろうぼろうぼ1

 まず一番手。これが初登場となる青い機体、ろうぼろうぼ1と、先程梅小鉢を倒したTKUとの対決から開始となります。
 さあ開始、待ち構えるTKU、横に下がって旋回する、リングサイド脇で襲いかかって強襲するろうぼろうぼ、リング脇での戦いになった。スリップになるがリング脇ぎりぎり、なんとか立ち上がって復帰した。中央に待ち構えるろうぼろうぼ。下がったTKU、ちょっと攻め手に欠けるか、スピンさせて倒した、これで1-0。
 さあ、ちょっと離れたところからの突き、腕を巻き込んで倒すもこれはスリップ、両者スリップ。再開、真横に構え一気に突っ込むろうぼろうぼ、正面から接敵ざまの突き、これで2ダウン。
 2-0になった、中央で待ち構え、確実に角度を変えていくろうぼろうぼ、旋回しながら周囲を回るTKU、しかし旋回に追いつかれて攻撃を貰う、一歩歩いて凌ぎかけたが、追い打ちを貰ってダウン。これで3-0、ろうぼろうぼが一勝を挙げました。
 TKUの東海大チーム、ROBO-ONEというか、二足系大会は初挑戦なのだそうですよ。

二回戦第2試合
ろうぼろうぼ2 vs ジャンク

 さて、続いて登場ろうぼろうぼ、こちらはセカンドチーム。対するは101号を巧みな操縦で破ったジャンクが登場です。
 開始と同時に、真横を向いて構える戦術のろうぼろうぼ、慎重に距離を取るジャンク、離れて一定の距離を保って行く、左右に機体を振るジャンク、ろうぼろうぼをリング脇に誘い込んでいくか。おっとリング脇ぎりぎりの攻撃、これは危ない、凌いだ、腕を絡めての攻防となりますが、ジャンクが崩れた。これはダウン。1-0。
 再開、中央での読みあいに、左右に機体を振るジャンクに、チャンスを伺うろうぼろうぼ。ワンチャンスを掴んだ、胴体の真ん中に入れてスピンしざまに崩し、これで2-0。
 下がってリング脇ぎりぎりの勝負に持ち込もうとするジャンク、突きを繰り込む、これはこの試合で初めての攻撃かも知れない、しかし再開直後にカウンターを貰い一気に崩された、これが3ダウン。
 余波でリングから転落してしまうジャンク、ろうぼうろうぼが終始圧倒し、勝利を収めました。

二回戦第3試合
ろうぼろうぼ3 vs バンボー・カスタム

 さあ、どんどんいきます。ろうぼろうぼ3と対するは。期待の一機、赤と黒のKHR。ライターチームの操るバンボーカスタムがリングに登場です。
 開始、中央に持っていったバンボー、これはどちらも慎重な攻めになる、両者ちょっと慎重な動き。やや下がった、ろうぼに反撃、距離を取るろうぼ、先に打たせる構えのバンボー。両腕での連続フック、スリップ、これはスリップになった。移動しざまに際に貰い、倒れる、これはダウンになった。
 やや遠い距離、横に大きく早く距離を空ける、ろうぼの突きを大きく退いて躱した、正面からの突き合い、咄嗟に姿勢を落として凌ぐバンボー。これは残してきている。
 やや遠いところでの睨み合いから、止まった、遠い間合い、足を止めての睨み合いになった。ろうぼの圧力で徐々に下がるバンボー、これは圧力を貰っている、前進したところを、胴体に貰ってしまう、ダウン、これで2-0。
 ワンツーを繰り出すバンボー、これはろうぼが凌いでいる、旋回しながらかかるも、これはスリップ。
 睨み合いになった、パンチ、スピン、凌いだ、二発目これも耐えた。追いかけるろうぼがスリップ。ワンツーだ、これは凌いだ、攻め手が見つからないかバンボー、近距離からの叩き合い、反撃を貰いこれで3ダウン。バンボー、残念ながら沈没となりました。
 モーションの計算違いがあり、攻撃がそれほど効かなかった、とのことでした。

二回戦第4試合
ろうぼろうぼ4 vs Albero

 ここまでろうぼろうぼチーム、全勝で来ております。どこまで伸びるか、この記録。対するはバウムの系譜、アルベロの登場です。
 開始、やや寄った、先にろうぼが中央に持っていった、アルベロは待ち構える構え。やや睨み合いになった、小刻みに動いて立ち止まる、読みあいになったか、体の向きを変えたろうぼ、屈み込んだところでやや一瞬ろうぼが下がった。
 足下へ落とす攻撃を打ち込むアルベロ、睨み合いだ、ちょっと距離を置いての遠い間合いの読み合いになっている、近付くと引き、引くと近付く、均衡が破れた、ろうぼの攻撃、これは凌ぐ。
 あれ、あっとレフェリーから指導が。アルベロの技になにか注意が入ったようです。あ、腕先が攻撃のときに接地しちゃってるようですね。次回から同じ攻撃は一回のみ許可、以降は違反と見なす、注意が入ります。
 攻め込むろうぼ、アルベロにひっかかって転倒しますが、これはスリップ。あっと、真横から貰った、アルベロ軽々と転がった、これで1ダウン。
 1-0から再開、スリップ、アルベロ、ちょっと攻め手に欠けてきたか、いや攻め込んでいく、これでラスト一回を使ってしまった、ろうぼは大きく距離を空けていく構え、リング中央、持ち上げる攻撃、これは攻めきれなかった。
 ろうぼの攻撃をアルベロもしゃがんで凌ぐ、足下からの攻撃、しかしろうぼも素早く逃げて当てさせない、貰った、凌いだ。叩き合いになった。アルベロがしゃがんで凌ぐ、ろうぼの連打を凌いでいく。一寸ろうぼが離れたところで試合時間切れ、これでカウント差から、ろうぼろうぼの勝利となります。
 ろうぼうろうぼチームの四連勝となりました。

二回戦第5試合
ろうぼろうぼ5 vs ひてん

 さあ、そろそろ一矢報いたいところ。黒いろうぼろうぼ5を、前回優勝のひてんが迎え撃つ構えです。……ひてん、なにやら無線の調子かなにかが良くないようですが、大丈夫でしょうか。……あー、コントローラーを間違えてしまったようです。
 さあ、コントローラーが来ました。試合開始です。
 まずは中央に持っていったろうぼ、待ち構えて、ひてん、中央に行った、腕を突き出してぶつかるが、スリップ。ころりと転がった。再開、ちょっと距離を置き、ひてんが先に打った所に、ろうぼが攻撃を重ねようとする、これは入った、片腕を突き出した隙に脇から貰ってダウン、これで1-0。
 これは! 間合いのうまいところから腕を突き上げ、構えた状態のろうぼをひっくり返して、ダウンを奪い返した。1-1。
 攻め手を狙うひてん、しかし近付いたところを返された、ひっくり返されて2ダウン目、1-2。
 腕を突き上げたままの構えで後退するひてん、しかしそこを狙われがちか。やや遠い間合いでの睨み合い、やや下がった、頭に当たる、凌いだ。しかし再度の攻撃が喉元に伸びる、ひてんが崩れて3ダウン、3-1。
 ろうぼろうぼチームからほぼ初めてダウンを奪いましたが、前回優勝のひてんもここで沈没、ろうぼろうぼの連勝が伸びていきます。

二回戦第6試合
ろうぼろうぼ6 vs はるか

 さあ、ろうぼろうぼチーム最後の一人、ろうぼろうぼ6がリングに登場。これに対抗するのははるか、先程プライムを破ったスカート付きです。
 ちょっとろうぼろうぼが調整。大丈夫でしょうか。さあ開始、素早く中央を陣取ったろうぼろうぼ、はるかは接敵からスリップ。起き上がった、慎重に角度を変えるはるか、ろうぼろうぼの攻撃を貰う、ずいぶんゆっくりと崩れましたがこれで1ダウン。再開直後に突撃の横突きを貰って2ダウン、反撃の突き、しかしこれは向こうになる。四股を踏むような大きく体を持ち上げての攻撃ですが、これもスリップ。
 さあ、ちょっと離れた距離から、ろうぼろうぼが素早く動いてはるかを追い詰める構え、追いすがって一撃、これでろうぼうろうぼの勝利。ろうぼろうぼチーム、まさかまさかの全勝となりました!

二回戦第7試合
アルエンシ1 vs L-28

 さあ、続いての勝負。今度はアルエンシチームが登場。相対するのはエルニッパーです。ちょっと本体の電池が切れてしまっていた様子。電池交換に入ります。あ、動いた動いた。大丈夫そうですね。
 さあ試合開始、まずは回り込みながら中央を目指す両者、細かく方向転回しながら中央を目指す、脇を固めてガードのポーズを取ったエルニッパーがいったん下がる、やや押し込んでいった、両腕を固めてのガードでしたが,横からぶつけられて崩れ1-0。
 再開、投げを繰り出したエルニッパー、相手の腕を捉えて崩そうと言う構え、やや高い位置に横パンチを繰り出していく。大きく下がる、両腕パンチを打つ、もう一発、下がってアルエンシのパンチをかわす、かなり低い位置だ。リング脇ぎりぎりを大きく動き回る。これは近付いていった、タイム? おっと、ここでタイムだ。
韓国チームのタイムは珍しい。これでダウンカウントは1-1に代わる、アルエンシ、電池交換に入ります。すぐに交換を終えてきました。残り1分20秒から、試合再開です。
 中央に寄っていく、待ち構えるアルエンシに、突っ込むエルニッパー、これはぎりぎりで凌いだ。一撃を貰ってスピン、しかし凌ぎ切った、肘をひねる後方へのパンチ、広い範囲を掩う攻撃を凌ぐエルニッパーですが、離れざまに追い打ちを貰った、頭を落としてしまう。
 追い詰められたエルニッパー、両腕パンチをクリアし回避、回り込む、これはいけない。横から追いつく伸びる突き、移動しざまを狙われ、再度のダウン。これでアルエンシの勝利となりました。

二回戦第8試合
アルエンシ2 vs バンボー

 さあ、二回戦最後の試合! ここまで脅威の全勝ペースで進んできたろうぼろうぼ&アルエンシの韓国勢二チームに対し、最後に対決するのがバンボーとなります。最後の砦バンボー。気合を見せられるか。
 開始、まずは慎重に寄るバンボー、中央に陣取ったアルエンシ、重心を移動しつつの突き、これは当たらなかった、下がって間合いを外すバンボー、大きく突きを繰り込むアルエンシ。うまく読んで凌いでいる、攻撃を空振りさせ、背中へと回ったバンボーがダウンを奪う、これで1-0。
 バンボーはしきりに背後を狙っていく、連打を貰うも凌ぐ、しかし離れかけたところに追い打ちを貰った、スピンしながらダウン、これで1-1。
 後ろへ後ろへ回り込みをの狙うバンボー、アルエンシは背後になかなか許さない構え。駆け寄って横突き、背後に回ったバンボー、持ち上げる一撃、これは浅かったか、崩しが狙えなかった。左右への横歩きが非常に早いアルエンシ、攻撃のチャンスを与えさせない。バンボーは凌ぎつつ攻撃のチャンスを伺う、これは移動しざまに貰った、裏に回ろうとしたところに一撃を貰う、これで1-2。
 さあ、カウントが不利になった。バンボーは裏に回りたい、取っていく、しかし接敵がちょっと浅かった、背中からの両腕突き上げを、たくみに躱すアルエンシ、やや遠い間合い、肘打ち、これは浅かったか。ここで時間切れ。
 2-1、アルエンシが時間切れでバンボーを下し、アルエンシ2が勝利となりました!
 これで準決勝八試合は、ろうぼろうぼ・アルエンシの2チームが全勝。ベスト8まで、すべて韓国チームとなりました。
 つづいては準々決勝となります。

|

« 第4回ROBO-ONE Light観戦記【一回戦】 | トップページ | 第4回ROBO-ONE Light観戦記【準々決勝】 »

ロボット」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 第4回ROBO-ONE Light観戦記【二回戦】:

« 第4回ROBO-ONE Light観戦記【一回戦】 | トップページ | 第4回ROBO-ONE Light観戦記【準々決勝】 »