酒よ肴よ朱鷺メッセ、飲んで飲まれて酒の陣。(☆☆☆)
いってきまーす。
いまジョニーさんに聞いたんですが、来場者10万人超えだって! マジですか!
そんなわけで、一年越しの野望の酒の陣であります。始発間近の新幹線、maxときで新潟へ。トンネルを越えると真っ白でびびりましたが、新潟市内に着いたら、驚く程雪がありませんでした。
同じ新幹線に乗っていた風波さん夫妻、烏羽さんと、タクシーに乗って会場の朱鷺メッセへ。立派ででっかい建物だ……! そしてこの建物の中で、久しぶりのご挨拶となる兄貴ことジョニーさんと合流。久しぶりすぎてお互いに判らず、目の前にいるのにtwitterでノーティスとばしたりしましたが、とにかく合流。
この時点で列がすでにかなりの長さ(あとで合流した那音さんの話では、最終的に会場の外にまで伸びていたとか)。チケットがなくてもとにかく並んで下さい、と言う事で列に。ほどなくチケット売りの係の人が通りかかったので、チケットをゲットしました! なるほど、この仕組みはなかなか便利がいいですね。
そしてこれがチケット、飲酒のライセンス(※うしろの凍大根は関係ありません)。
行列中の受付で、これを見せると手首に黄色い飲酒許可証を巻いてくれます。それをつけている限り、二日間は入退場自由、会場内では自由に試飲ができます。但し外してしまうと無効になります(外すには切るしかありません)。二日間有効なので、ホテルでも巻いたままの人をちらほらと……。
さて、入場時にチケットを渡して、いよいよ会場の中へ。超巨大なホールを二階から見下ろせば、見渡す限りのスペースが、蔵元さんのブース、食べ物屋台のブース、そして先着順の客席に別れている、と言う状況。有明でいうと、東館の三分の一かそれくらいでしょうか。そのブースが酒で溢れている、と言う、すごい空間。
まずは入り口で、試飲用のお猪口をもらいますよ。
いいスマイルです。ちなみにこれ、お土産でお持ち帰りOKなんですが、そこかしこでうっかり破壊しちゃってる人がいました。なくなるとプラのカップになるほか、入り口近くでは試飲に使ってもOK、と言う触れ込みで、錫のぐい飲みとかを売っていました。ひとつ持ってますけど、あれなかなか素敵ですよ。
ちなみにこれらが入っていた袋。テクノロジ・アグリカルチャ・ネイチャ・レヴォリューション・エデュケーション・アイデンティティ、の頭文字をとってT.A.N.R.E.I.だそうです。ガンダムでもそこまでしない。
席の一角に陣取った我々、遅れてきた那音さん及び紅崎さんと順次合流。ブースに行くと試飲のお酒が貰えますが、あくまで試飲なので、がばがば飲むような量を貰うわけじゃありません。あっちでひっかけこっちでひっかけ、うまいうまいと移動しつづける、移動飲みと言うかジプシー呑みと言うか、なんかそんな状態になります。食べるものや荷物を置いておいて、たまにベースキャンプに戻ってきて、お喋りしながら出撃メンバーが交代する、そんな感じ。
それにしても、早めに席を確保できたのは僥倖でした。いえ、決して椅子席が少ない訳じゃないんですが、人手はなんだかものすごくて、しかも途中からうなぎのぼりに増えていったのです。
冗談でもなんでもなしに、ちょっとピークを過ぎたラッシュ時の地下鉄の駅くらいの人出が、ホールの出店と出店の間を埋め尽くしていて、ちょっと向こう側まで行くのにもかなり苦労するような状態。
しかもその人出が、おおむね言って酔っぱらい。なかなかにカオス…… かと思ったらそうでもなく、皆さん紳士的に酔っぱらいでした。
おねーさんもう一杯、って、杖つきながら杯を出すおじいちゃんあり、道の真ん中を、見た目まともなのに明らかにまっすぐ歩いていないお兄さんあり。眼鏡のお姉さん達とおじさんが意気投合していて、知り合いかと思っていたらどうも初対面で盛り上がってたらしいとか。そういえば着物姿の人もちらほらいて、蔵元の関係者の人かも知れないんですが、塗り笠を持った若夫婦っぽい方達が、ものすごく格好良かった。顎髭に着物がばっちり似合ってて。
そしてうかうか歩いていると、これも呑めあれも飲め、とあちこちから進められると言う、わんこ試飲状態。実際死ぬんじゃないかと言うくらいの酒飲み濃度です。
ちょっと面白かった(カメラに残ってた)お酒をいくつか。
黒瓶さん。その名の通り、瓶(ひしゃく付き)に入った状態でお酒を売ってくれます。
「お花見とかに持ってくとすてきですよ!」って言ってましたけど、ほんとそうだ。試飲でも、お盆におちょこを預かって、ひしゃくで軽やかについでいました。
ところでベースキャンプの様子。
えー、ベースキャンプの真ん中に酒瓶が鎮座しているのは、意味はわかるな? と言うか、試飲スペースは試飲なので、気に入ったらその場でお酒をがんがん買えるのですよ。ここでしか買えない限定品もあるくらいで。
で、それらはお土産にしてもいいし、ここでこうやって飲んじゃってもいいわけです。これは烏羽さんがみんなで飲む用に買ってきてくれたお酒。○に貧のマークがすてき。ここには写ってないですけど、入ってた袋がまたすてき。
なぜか高橋留美子推し(新潟のご出身だそうです)。
ラムがありまーす、って言うのでふらふら行ったらうる星やつらのイラストだったので転倒しそうになりましたが、でもほんとにチョコレートラムでした。なんていうかケーキっぽい味。
新発田の蔵元って言ってたので、これは気になる、と興味があって。ラムってなにか関係あるんですか? って聞いたら、いやー、と。高橋留美子さん推しなのは新発田と関係が? と聞いたら、いやー、と。企画優先だったみたいです。ほかにも色々ありました。一刻館ってたしかに酒の名前っぽい。
マス。マスエフェクト(違)。
輸出用みたいなのですが、カウボーイ・ヤマハイってすごい強烈なターム。
ニッポンテックっぽい感じで素敵です。コーラとかで割られちゃいそうだ。
佐渡は天領の甘酒。中身もおいしいですけど、器が変わってます。
なんかガスボンベみたいな感じですけど、この缶が日よけになるので、味の変化を防いでくれるのだそうです。お酒もありましたよ。
会場の様子。これは入り口近くなので、ちょっとすいてる感じ。
会場の入り口近くに陣取っていたハッピー王子(ハッピーターンのキャラ)、のどぐろキング(のどぐろらしい)、それにステージの上に登っていた、目が恐いこめぱんまんなどのゆるキャラ総進撃も、夢かうつつかと受け止めつつ。そんなこんなで、彷徨っては飲み、飲んでは彷徨う、にいがた酒の陣を楽しんできた我々だったのでありました。
用事のある那音さんと別れ、残りのメンバーは新潟のカラオケボックスにて、なんとこれからシノビガミのセッション。6時間弱も酒飲んでからTRPGのシナリオであります。実際あたまおかしい。
一気に終了させて、小雨の新潟駅前。入り口と出口が別と言うダンジョンみたいな居酒屋で打ち上げをしたのち、いくらなんでもよくやったなあ。と言い合いつつ、解散した次第でありました。
新潟旅行はふつかめに続きます。
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