軒の影あかあかなりや月の円。(☆☆☆)
仕事を終えて帰路につき、家の前まで戻って来ると。家の前の道路に、やけにくっきりと、我が家とお隣の軒先の影が張り付いていました。
はて、こんなにはっきり影がつくほどの光源があっただろうか。と、家の前の影の袂に立ち、ふと振り返ると。郵便受けの背後、自宅と隣家の間のわずかな隙間の夜の空、見惚れるほどに丸い月が、強く輝いてそこに浮かんでいたのでした。
太陽の照り返りに過ぎないはずなのに、空間を超えに超えてなお、くっきりとした影を落とすほどのこの月明かり。
なるほど、あかあかや、とはこういうことだったのかも知れないと。そんなことを考えた帰路でした。
春一番と言うにはなんていうかあまりにも桁外れな奴が通過して、いきなり桜満開とか言う、相変わらず大雑把な気候の春ですが。時間があいたら、うらうらふらふらと、また散歩にでも行きたいものであります。
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