三月の読んだ本を。
エイプリルフールネタは一生懸命考えたんですけど、若干熱っぽくてまとまりませんでした。
やりたいネタはあったんだけど、レポート書くのに一生懸命でそこまでいかなかったんだな。うむり。まあ気が向いたら連載するかもしれません。一週間くらいかけて。
それはともかく、三月の読書記録です。ゲームけっこうやってたので、今月は少なめ。そしてたぶん来月も少なめだ。
3月 の読書記録
【読書状況】 8 冊読了 / 6 冊購入 【購入費】 8350 円
「KEYMAN(2) (リュウコミックス)」
わらいなく 徳間書店 620 円
読了(2012-03-02) ☆☆☆☆
キーマン、新生! 再び守護者を得るロックヴィルシティ、だが何故? 誰が? 何の為に? アレックス刑事とDr.ネクロ、それぞれの事情と秘密を抱えた道行きは、混迷の中新たな敵に阻まれる……。やけに刊行ペースが短いな、と思ったら、後半は同作者さんの読み切り作品でした。でもこれがまたすてきなんだ。雑賀孫一の話です。
「GRAVITY DAZE 重力的眩暈:上層への帰還において、彼女の内宇宙に生じた摂動」
ソニー・コンピュータエンタテインメント ソニー・コンピュータエンタテインメント 5980 円
読了(2012-03-02) ☆☆☆☆★
従えるのは、猫と重力。空と見知らぬ機械の浮島を舞台に、記憶を失った重力使いが、しなやかにたくましく繰り広げる冒険活劇。海外アニメのような上質の手触りに、重力使いはかくのごとし、と言うアクションを組み合わせた秀作。PSVitaで最初に買う作品として、もってこいの一作だと思います。リファレンス!
「豊臣秀長―ある補佐役の生涯〈上〉 (文春文庫)」
堺屋 太一 文藝春秋 570 円
読了(2012-03-06) ☆☆☆☆
天下人の弟、豊臣秀長。兄を組織を、国家を支える大黒柱でありながら、あまり注目されていなかったこの人物に光を当てた小説、その前半生。英雄を支えた、非凡な凡人の姿。なのですが、秀長さんいつもいつも迷惑そうなので、気の毒になってきます。
「もろこし桃花幻 (創元推理文庫)」
秋梨 惟喬 東京創元社 777 円
読了(2012-03-11) ☆☆☆★
そこは戦乱の世と隔絶した平和な隠れ里。ひょんなことから道連れとなった旅人八人が逃げ込んだ事をきっかけに、村の平穏は惨劇で以て破られる事に。銀牌侠が快刀乱麻を断つ推理武侠シリーズ、初の長編になります。テンポは短編の方がいいのかな、と思うものの、これまでなかった戦闘の描写はリズム溢れる気持ちよさ。時代を前後するこのシリーズ、続巻にも期待です。なにげに顔軍師皆勤賞。
「第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇 SPECIAL ZII-BOX」
バンダイナムコゲームス バンダイナムコゲームス 7854 円
読了(2012-03-13) 評価なし
一年かけてようやくクリア-! 長かった……(※怠けてたせいで)。ともあれ話としてはまだ完結していないわけで、もうすぐ出る再世編を待ってセットで論じたいと思います。
「DCユニバース:レガシーズ Vol.1」
レン・ウェイン ヴィレッジブックス 3045 円
読了(2012-03-13) ☆☆☆★
DCユニバースの長い長い歴史を、ある老警官の人生を通じて描くヒストリー。アーティストが次々と交代していくのは見た目に楽しい半面、詳しくない身にはなかなかついて行きづらく……。知名度がそれほどでもないヒーローの単発エピソードを並録してくださっているのは有り難いところ。そしてものすごいところで終わっているので、後編にも期待です。
「機動戦士ガンダムMSV‐R ジョニー・ライデンの帰還 (4) (カドカワコミックスAエース)」
Ark Performance 角川書店(角川グループパブリッシング) 588 円
読了(2012-03-26) ☆☆☆☆★
ヤザン・ゲーブル(としか思えない人)、混戦の孤島に降臨! 今巻の主役はヤザンと特殊部隊用ジム・ナイトシーカーと言って相違なし。バトルまたバトルの息詰まる展開はサービス満点です。ジオン連邦の航空機群が地味にもりもり出て来るのもちょっと嬉しい。
「黄昏乙女×アムネジア(6) (ガンガンコミックスJOKER)」
めいびい スクウェア・エニックス 590 円
読了(2012-03-26) ☆☆☆☆
封じられた十三階段の下、眠れる真実はその一端を覗かせる。学園祭編を挟んで後半戦、安定の六巻。サブ&レギュラー陣のキャラいじりが楽しい裏で、本編も再び軋みを上げて動き出す。再び登場の影夕子に、登場人物達の動機の根幹に物語は障り出す。番外編のはしゃぎっぷりも楽しい。
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