ROBOGAMES2012観戦記:二日目(4/21)その1 #Robogames
ROBOGAMESは本日が中日。とはいえ今日から週末を迎えるので、お客さんの人出的には今日からが本番といったところ。
昨日に引き続き、本日も10時にホテルを出て、一同揃って送迎バスで会場へ。今日もキングカイザーと電動車椅子レルは合体状態で(つまりキングカイザーが車椅子に乗っているわけなんですが)タクシーでの移動となりますよ。キングスローン。
天候は今日もびっくりするような青い空。昨日も会場は熱気が籠もって、結構暑い感じになっていたので、今日も体感温度の高い一日になりそうです。
会場は昨日よりも設営の進捗度がだいぶ進んだ…… イベント二日目なので、こういう表現もおかしいのですが、まあ…… 進んだ様子。日本チームも昨日のうちに、今日からのデモンストレーションの進め方を打ち合わせし終わって。皆さんロボットのスタンバイに入っています。僕は朝ご飯にしていたりしておりました。
ちなみに朝ご飯は、近くのスーパーで買い出してきたパンとかで、和子さんが全員分のサンドイッチを作ってくださっております。ベーグルベーグル。
控え室の雰囲気は、みなさんがそれぞれ適当にロボットを床で動かしたり、お喋りをしていたり、なんか食べてたり、写真を撮ってたりと。
場所がとにかく広いと言う事を除けば、非常にROBO-ONEとかの日本のイベント会場にも非常に近い雰囲気です。違いと言えば、今日はないですけど、昨日は国際チームの方の席の近くに国旗が貼ってあった事とかですか。
----
準備時間の隙に、ぐるっと会場を一回り。
昨日は空白だったエリアに、新しくブースが出来ていました。あれはレゴのブースなんですかね。
お揃いの黄色いユニフォームみたいなのを着た子供達が一杯来てるんですけど、あれはなにかの学校とかイベントのグループなんでしょうかね。教育プログラム的ななにかなのかなあ。
そうこうしていて控え室に戻ってきたら、主催者の方が日本チームのTシャツを用意して下さいました! わーお。こういう素早いリアクションがなんともすごい。そしてここからもう一名、ワイルドドッグの山口さんがここから合流されることになります。
----
さて、11時30分を回りました。
日本チーム、と言うかリングの予定としては、13時からカンフーが、14時から日本チームのデモンストレーションが行われる見込みとのこと。
そしてさしあたり、もうすぐ日本チーム、全ロボットを並べてのお披露目が行われるみたいです。そんなわけで控え室を出て、僕も観客席ひな壇の最後方で待機。
観客席は場所にもよるのですが、移動可能な(と言ってもフォークリフトを使えばですが)階段式の観客席がいくつか接地されており、日本ブースの目の前にも階段観客席が設置されています。なぜかどなたかの持ち込みらしい、レゴのマインドストームのロボットが観客席に丁寧に並べられていたりしておりますが。
現在はアメリカのファレルチームが軽くデモ中で、ちょっと待ち時間。お、サンドバッグを出してきました。脚立に袋をぶら下げてある、キングカイザーのデモ用のサンドバッグです。
観客席のご家族、韓国の方なんでしょうか。お父さんがキングカイザーを見て「ロボットテコンV!」って大喜びでした。いやそれはすいません、実に申し訳ないんですがそれはその。
リング脇でそんな話題が飛んでいるとは、無論関せず知せず。リング上ではkinectの位置調整が慎重に進められております。昨日、ちょっと位置合わせに苦労がありましたからね。
カイザーの調整は一段落したようで、リングの脇のテーブルでは、トコトコ丸が背中を向けておすわり。待機しています。
後ろで(ほぼ観客席の真後ろ、背中側です)ロボットホッケーが始まったので、そっちに人ががんがん集まっていきますね、やっぱり音が出る競技はこういうとき強い。そろそろ12時。
子供達が興味深そうに見ていたせいか、トコトコ丸が舞い始めます。ロボットが動くとやっぱり人が集まってきます。鏡獅子の髪を揺らす演出に、おお、桜吹雪。紙吹雪が飛んだ。桜の花弁状の紙吹雪が、トコトコ丸の髪を揺らす風に乗って舞い散ります。これは綺麗だ。
引き続いて、キョンキョン仮面がリングに登場。キョンキョンの周囲にペットボトルを置いて、猛風で倒して吹き飛ばして見せます。ついでにリングの上に降り積もった、先程の紙吹雪も景気よく舞っております。
なぜかサンダーバードのような曲とともに、スライディングしての突進。
そしてすっかりメン・イン・ブラックな恰好になっちゃった、謎の興行師48さんのコールで、ロボットプロレス・できんのか!のステージがオンステージ開始になります。
流血仮面とガルーが登場し、対決を開始。観客席の前は通路なので、観客の皆さんはいったん後ろに下がって、ちょっと遠巻きっぽい雰囲気で見守る構え。
流血仮面がなにかするたびに、どよめきや笑いが飛ぶ。あっと、ダウンした拍子に電源が切れちゃったみたいで、オマタさんがあわてて調整に入ります。復帰、ダウンを奪われたガルー、十分に溜めを入れてのバックドロップ、これで流血仮面が吹っ飛んでしまい、ロープに引っかかりつつ起き上がる。中央でのパンチ、震える流血ダウン、そこにガルーが片足を振り上げ、ギロチンキック、これが微妙に当たっていない感じ。流血仮面が頭を抱えているところに、後ろからひっつかんでぽーいっと投げっぱなしジャーマン。
激しく震動しながら、テンカウントまで粘る流血仮面、しかし10カウントで立ち上がれずべしゃりとダウン、これで第一試合終了となりました。
続いて第二ゲームは、ナガレゴールドとサンダーボルト。48さんは操縦なので、マイクはタマオ総統に交代。ちなみにガルーとゴールドの操縦は、どちらもKENTAさんの担当です。
力比べを求めるサンダーボルトがゴールドを挑発する、パンチを繰り出すナガレゴールド、効いていないと言うアピール、しかしもう一発貰って崩れる。移動するサンダーボルト、ミドルキック、威張りポーズのサンダーボルトにダブルチョップ、しかし、これは効いてないぜ、のアピール。ゴールド、もう一度ダブルチョップ、これも効いてないぜー、ノーダメージ、と余裕のサンダー。三発目でべしゃっとダウン。
フォールを奪うゴールド。2カウントぎりぎりで復帰、再開。首を左右に振るナガレゴールド、引いていく。サンダーボルトに追い込まれて、どんどん下がっていく。フック一発でしかしサンダーがダウン、苦しんでいる、しゃがんでどんどんパンチを繰り出す追い打ちのナガレゴールド、サンダーボルト、手を伸ばす、ロープを掴んでブレイク、復帰で分けた。前で進む、ちょっと浅かったがスピア-、サンダー前に向けって突っ込んだ。
ダウンしたところにフォールを重ね、サンダーボルトが3カウント。これでサンダーボルトの勝利となりました。
……これって、できんのか!的には、公式戦の勝利になるんですかね。サンダー様が勝つのは結構珍しい気がするんですが。
と言うかレポート書いてて今気付いたんですが、できんのか!のアメリカ興業、二試合とも善玉が負けている気がする。むむう。
続いてはキングカイザーのデモが行われます。kinectで認識させての、オマタさんとの殴り合い、と言うデモ。ちなみにマスクは無しなので、このデモではオマタさんが登場です。
いろいろあってサンドバックの位置の関係で、キングカイザーと丸さんの体の位置が逆になってしまって、ちょっと大変そうでした。
ここでコンバットが始まったので、観客の皆さんが吹っ飛んでいってしまったりしておりますが、最後は電動車椅子レルの説明。なぜか「上を向いて歩こう」のテーマとともに登場。姿勢変形のデモを行っていましたが、不調でずっと調整していたレル、やはり完全復調とはなっていない様子。
リング上では引き続いて、カズミンとカズゴンのダンスのデモが行われます。
ともあれ、これでデモは一巡、終了となりました。
----
このあとは13時からカンフーです。というか今13時なんですが、まだ始まる気配があんまりありません。たぶん向こうのステージで、まだコンバットやってるからなんでしょうね。まあおおらかに待ちましょう。
観客席は、なんかお客さんのご一家がお昼食べてます。まあおおらかにいきましょう。
会場、なんかやっぱりちょっと暑くなってきました。
ちょっとコンバットを見に行ったんですが、二機に分離したり、火炎放射しながら突っ込んだり、完全に吹っ飛んだ機体が地面に落ちて沈黙してからカウントダウンしたりしていました。
すげえ! 意味わからない! ナンデ! ホノオナンデ!
----
なかなか始まらないなーと思いながら観客席で粘っていたら、隣のサッカーコートに先に人垣が。
降りてきて聞いてみたところでは、結局サッカーを先にやることにあったようです。というわけで、ここからはサッカーのレポート。
サッカーは、というかヒューマノイドクラスのサッカーは、つごう4チームが出場。
アメリカチーム、韓国チーム、そして日本から2チームです。片方は流血ジャパン(流血仮面、ザウラーミニ、KHRカスタム)と、カズミン&カズゴンにワイルドドッグを加えたロボットジャパンチームの二つ。すいませんチーム名は今適当につけました。正式には、確かジャパンAとジャパンBとか、そんな感じだったはずです。
今日は、まずは前半二試合、明日後半の二試合が行われます。
----
最初はアメリカチームと韓国チームの対決です。フェルトのような布を机に直接貼り付けた(ステープラでがんがん打ち付けた)と言うような床面なので、どちらのチームも駆動に苦労していますね。
韓国チーム、相手チームを全て薙ぎ倒すような強烈な切り込みを見せております。そしてハーフタイムの間に後ろを振り返ると、キングカイザーがスラローム走行のデモを行っておりました。さすが隙がない。
さて、再開。韓国チームは巨大なストライカーがパワーで押して、開始と同時に相手チームをまとめて薙ぎ倒してしまう。
言い忘れてましたが、チーム編成はお互い3対3です。キーパーはパンチまで繰り出して守ろうとしますが、ゴールの近くでみんなして倒れてしまっている。ゴールキックから再開、攻撃陣も転んでいるうちにボールはサイドへ。手間取りつつもスローイン、中央でボールが転がる、続けざまに転倒が続く、ボールは米国チームの側へ。もつれているうちに米国チームの目の前、絶好の位置へ。
……すいません、ここいらで流血ベイビーがステージの後方に登場。そっちに気をとられているうちに試合を一部見逃してしまいました。
流血ベイビーがサッカー中の操縦者に踏まれそうになりつつ、ボールは米国チームのゴールへ。2-0。
あー、もう米国チーム、関節の動きがもっさりしてきました。もう電池がない感じ。ここでオウンゴール気味に3ゴールして時間切れ。3-0で韓国チームの勝利となりました。
----
続いては日本チーム同士の対決、流血ジャパンvsロボットジャパンの対決です。
さて試合開始、最初はワイルドドッグとザウラーが鍔迫り合い、中央で団子になった、ワイルドがボールを挟んでしまう、ザウラーが横に蹴り出し、カズミンのキックイン。KHRの正面、バックドリブルで転がす。
中央、再び団子に。KHRが転がした、大きく転がったボールを流血がキックイン、ボールは逆サイドまで転がって、カズミンのコーナーキックに。ボールは流血サイドから中央あたりでの奪い合い、KHRが横キック、これは届かなかった。流血追いすがる。
キーパーはカズゴン、破れるか。もう一息、カズゴンが転がった隙にシュート、しかしボールはポストの手前を、逆側へ転がっていく。
カズミンのキックインから再開、ゴール前での攻防、ザウラーが追いすがりますが、サイドぎりぎりの外へ跳びだしてしまう。……カズゴンの髪がゴールに絡まりました。しばし分ける(文字通りの意味で)。
再開、カズミンと流血がボールを奪い合う、流血がカズミンを倒す、蹴りを入れるモーションを次々と。ボールはコーナー、ゴールキックに変わる。流血がブロック。蹴り入れた、しかしこれは入らなかった。
ゴール前での攻防が続く。カズミン、シュートをブロック。ザウラーのサイドキック。流血が止めるが、シュートはならず、ゴール前で団子になってしまった、時間切れ寸前に、これは誰のキックだ、流血の目の前を横切ってシュートが決まった!
これで前半終了、試合時間はハーフ7分間でしたか、ちょっとハーフタイムになります。ここで両チーム、コートチェンジ。
さて、ハーフタイムを挟んで攻守ところを変えて、いよいよ後半戦です。流血仮面は動いて転ぶだけでお客さん大喜び。
さあ開始、まずはカズミンのクマキックイン、転がってアウトになったボール、カスタムのキックインに変わる。
ボールを大きく戻して流血が取りに行く、転ぶ、流血のシュートを、ワイルドドッグが前転で凌ぐ。ボールは大きく転がってぎりぎり、まだ入らない。しかしボールの前にカズゴンが来て止まった。この微妙なところを、ザウラーが確実に入れていき2-0に。
カズミンが挨拶をしてしまっている間にボールはサイド、流血仮面、起き上がれるか、おっと、カズミンのキックが斜めにコートを横切った。これがロングシュート、ゴールに入り、2-1に。
再開、中央からザウラーがカズミンを押していく、サイドに転がったボールをザウラーが蹴り込む、またカズミンが礼をしてしまう。中央に転がったボールを背中向きに戻すカズミン、ボールはコーナー、KHRのキックでアウト。ゴール前で、ザウルスとカズゴンの一騎打ちになった。
ゴールキック、カズミンの前に転がる。ボールは先程からずっとロボットジャパンサイド。サンダーロングシュートのコースで蹴り込むが、これはカズミンがカット。ゴール前で団子になっている。一回転してしまうワイルドドッグ、カズゴンのゴールキック。
ボールはゴールの前、サンダーとワイルドが共に転がってしまう、ボールアウト、ザウラーのコーナーキック。キックインした直後に時間切れ。
2-1、流血ジャパンの勝利となりました。
さて、ここでサッカーはいったん終わり、なのかな。
| 固定リンク
「旅行・地域」カテゴリの記事
- 振り返り2020新春箱根旅行(2020.01.06)
- 振り返り名古屋旅行。(☆)(2019.01.09)
- 簡単ふりかえり大阪旅行11月。(☆)(2018.12.08)
- 概略ふりかえり京都旅行2018秋(☆)(2018.10.21)
- ちょっと海まで自転車で。突発江ノ島サイクリングの段(☆)(2018.08.20)
「ロボット」カテゴリの記事
- 【ロボットイベントレポート】第43回ROBO-ONE観戦記【結果速報】(2024.09.23)
- 【ロボットイベントレポート】第42回ROBO-ONE観戦記【結果速報】(2023.09.24)
- 【ロボットイベントレポート】第25回ROBO-ONE Light観戦記【結果速報】(2023.03.12)
- 【ロボットイベントレポート】第41回ROBO-ONE観戦記インデックス(2022.10.02)
- 【ロボットイベントレポート】第41回ROBO-ONE観戦記【バトル部門表彰式】(2022.10.02)
コメント