ROBOGAMES2012観戦記:二日目(4/21)その2 #Robogames
先程の競技で、本日のサッカーは終わりみたいです。
次はフリースタイル。カンフーなかなか始まりませんね。くんふー。
フリースタイルと言うのは、擁するにステージを使って、自由にロボットのことをアピールしていい部門。みたいです。持ち時間内なら、なにしてもいいよってことなんですかね。日本チームからは、キングカイザーとザウラーが出るみたいです。トコトコ丸も準備してますね。
ステージとなったリング上には、アルデバラン・ナオが陣取っています。アメリカチームらしき赤い個体はみましたけど、こちらは黒い別の機体。画像認識的なデモを行うみたいです。準備時間みたいなので、しばし待機。
それにしてもお客さん、ご家族連れとかほんと多いんですけど、どういう関係の方なんでしょうかね。
あー、どうもこの時間の間に審査員を捜していたようです。リングの周りの椅子に、審査用紙を持った人が並んで座っていきます。小熊さんたちはキングカイザーのデモ時、kinectの認識領域に人が入らないよう、ブロックしています。
これはのちのちまで困ったのですが、kinectのデモは人間を検出するので、カメラの範囲内に人が通ったりすると、そっちに検知を持って行かれてしまって、つまり大変面倒なことになります。
そんなわけで、kinectのカメラの範囲内には、丸さん(もしくはデモ操縦者)以外誰もいない事が望ましいのですが、折悪しく日本リングの後ろは、選手の通路として非常に使いやすい位置取りでして……。
そんなわけで、キングカイザーのデモ中は、申し訳ない事にいったん通行止めにしてしまって、ごめんなさいしながらデモを行う展開にずっとなっておりました。垂れ幕を下げたらどうかとか、いろいろアイデアは出てたんですけど、どれもなかなか難しくて。
ともあれ、まずはリアルキングカイザーのデモからですね。認識はうまくいったようで、まずは姿勢を上下しパンチの構えを取るポーズから。続いてサンドバックに近付けて左右にパンチ、オマタさんとのスパーリング。短いバージョンですね。顎にアッパーを決めて終了であります。
続いてはアメリカのチームですね。三頭身くらいの小さいオプティマス・プライムがリングに登場。8軸か9軸くらいの小型ロボットです。チビ、って言う名前なんだそう。片足立ちなどのダンスを繰り出します。
次は、赤くて小さいミニザウラーの登場。KENTAさんが手のひらに(掌に!)乗せて登場、左右パンチから小さくボールキック、倒立からの開脚、前転復帰の基本動作で〆でした。
今度はトコトコ丸、続いての登場。
鼓の音に合わせて、扇を開いての典雅な舞いを披露します。首がなめらかに動くがために非常に表情豊か。
ちょっと曲の切り替えの瞬間に転んでしまいましたが、桜の花びらを撒き散らしながらの連獅子で終了となりました。
次のチームが出るまでに掃除をしなくてはいけないのが、大変なところです。すぐにキョンキョンのデモが続くと吹き飛ばして終わりで済むんですが。
続いて韓国チームがデモで登場。黒い大きな人型で、掴めるアームとオレンジヘッドがユニークな機体。
曲に合わせて、全身を柔らかく使ったダンスを繰り出していきます。腕や足をがちがちと打ち合わせるのを打楽器的に使っているのが可愛いですね。一転して激しいビートの曲、その場ジャンプや左右の重心移動を織り交ぜたダンス。体のどこかが必ずぬるぬると動いている感じなのがかっこいい。
最後は曲と一緒に、ぴたりと止まって終了でした。
さらにもう一機、韓国チーム。かがみこんだ姿勢で待機。こちらもダンスみたいですね。テクノっぽい曲に合わせて踊ります。続いてインターバルを入れて、もう一曲披露。
次なるチームは………… ええと? 演武ですね。古代アジア武者っぽいロボットが踊りを披露しています。インドっぽくもある。これはどちらの国の方だろう。インドネシアの皆さんのチームなんですかね。
お、ここで再び日本チーム。サンダーボルトが登場。つまりはクラッカーであるサンダーエクスプロージョンを片方だけ装填して登場。後方から羽尾音が聞こえてくると言う事は、クアッドコプターも飛んでいるのでしょう。
サンダー様が指をわきわきさせながらあちこちに愛想を振りまきます。転んでも苦しむ仕草まで入れて立ち上がりますが、一回転んだ拍子に頭が取れてしまう。
最後はサンダーエクスプロージョン発動の瞬間に前に転んでしまい、床に向けて爆竹を発射、首がまた軽くもげてしまって終了でした。
審査用紙を回収している、と言う事は、これでデモは終了ですかね-。
なにやらリングにトラブルが発生している様子。フックがもげちゃったんですかね。オマタさんが調整されています。
結局、フリースタイルはこのリング上でやらない予定だったのが、結局リングがあんまり立派だったので使われることになっちゃったみたい。あんまり出来よく作るもんでもないですね、と言うようなお話に。
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今度はお隣のロボット相撲のコーナーに人垣ができておりますよ。
あれ、またフリースタイルみたいですね。フリースタイルのつぎはフリースタイル。こりゃどういうことだろう、と思っていたら、さきほどはオリジナルクラスで、今度はキットモデル、KHRとかを使ったロボットによるフリースタイルなんだそうです。なるほど納得。
あ、そうかそうか。ここでさっきのナオが出てくるわけですね。
最初のデモは、カズゴンとカズミンから。二機で横に並んで、ダンスを繰り出します。
続いては、ええと、お国がわかりません。ロボノバによるダンスのデモ、片足立ちによる飛行機などを行いますが、安定性はもう少し物足りない感じ。キットベースではありますが、背中のあたりにかなり追加のパーツがありますね。
続いてはアメリカチーム、バイオロイドに大きな頭のついた機体。名前はブーマー。
色認識で全身と停止を切り替え、転倒しても自力で立ち上がる、と言うデモ。足の配線が抜けちゃってるっぽいですけど大丈夫なんでしょうか。
音声を認識して、手を叩いた数と同じだけ自分も手を叩く、と言う動作。ちょっと自分の頭をかいて止まってしまいます。断続的に動作を繰り出していますね、今度は腕立て伏せ。三点倒立(両腕と頭)から開脚、復帰します。
最後は一礼して拍手、のあと、機体のセンサーが拍手の音を拾って自ら拍手。そんなデモで終了となりました。
続いての登場、昨日も拝見したロボフィロ、こちらは黒いヒューマノイド型。
積み木を両腕で積み重ねる、と言うデモはちょっと不調に終わったものの、倒立から腕屈伸、さらに姿勢を前後に振って足での拍手、と繰り出した後、頭で設置して、ターンテーブルで旋回する、と言うデモを…… と思うのですが、なかなかうまくいきません。残念ながら途中での終了となってしまいました。
あ、っとここで流血仮面。ミステル・タマオ総統とともに登場です。
「ロボットプロレスできんのかでございます」って48さんが。あれ。キットベースのデモに別のロボットが出て来るのは果たしてOKなんでしょうか、ちょっと冷や汗が。流血-! 拍手! ワルー! ブーイング! とアメリカの会場の皆さんに仕込みをしたあと、レッツできんのか。
小競り合い、ワルーのパンチが流血仮面のマスクに引っかかったりしておりますが、流血仮面のパンチでワルーが倒れる、さらに股間へのキックで倒れたワルーに、溜めに溜めて流血エルボーをずがんとぶち込む。観客の皆さんがすごいリアクション、ほんとに大喜び。
流血が喜んでいる間に、ワルーが背後に回り込んで、バックドロップで放り込む、ダウン! テンカウントで復帰できず、ワルーの勝利となりました。
最後は流血の瞳孔をチェックされ、そのまま復帰出来ず終了。………………あれ、これフリースタイルだったのか。フリーダムすぎませんかこれはさすがに。
ともあれフリースタイルはまだ選手がいます。
こちらもロボノバですね。ええと、名前はrn-!です、多分。バックパックもノーマルです。前転から前キック、左右への重心移動などを繰り出し、三点倒立から倒れて復帰。一礼、片腕腕立てて伏せや片足立ちからの腕振りなどを繰り出します。
これでフリースタイルは、両クラスとも全選手終了でした。
続いては、ええと。続いてはなんでしょうね。
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日本チームでのデモ、ここで行われるみたいです!
ますはトコトコ丸のダンスから。音が出ますから、人を集めるにはもってこいですよね。
まずはトコトコの舞いを一差し、そして続いて連獅子へ。桜吹雪が景気よく舞います。最後にちょっと転ぶところまで含めて、デモンストレーションの技のうち、と言う見せ方で。
続いては、キョンキョン仮面がリングに登場。スピンでの猛風で、一気にトコトコの置き土産、桜吹雪を吹き飛ばす。続いては同じくスピンでの猛風で、ペットボトルを吹き飛ばしてしまう。
今度はピンボールのピンのように並べて突撃、綺麗に全部吹き倒してしまった。プロペラ推進で走り回ったキョンキョン仮面、最後はちょっと落っこちてしまいましたが、これでデモンストレーション終了となりました。
続いては、できんのか! のデモンストレーション二試合。
まずは第一試合、流血仮面vsワルー。観客の皆さんの練習(あるんです)をやったあと、試合開始です。
試合開始、流血仮面がスリップして倒れる。小突かれてどんどん倒されてしまう、流血がキックを二発、そして溜めを入れてのすねへのキック、これでワルーがダウン。回り込んだ流血仮面、溜めに溜めての流血エルボー。図に乗った流血の後ろに回り込んでワルーがジャーマンスープレックス、9カウントで復帰した!
流血仮面、ワルーの股間へのキックでダウンを奪った。ワルーがすかさず立ち上がった、正面突きで沈める、回り込んだ、ワルーが、片足を上げて立ち上がった、降ろした。ちょっと布石。もう一回、これはぶつかってしまった、うまくいかない。もう一丁、当たった。衝撃などで流血仮面がくの字に曲がった、このまま復帰出来ず、流血仮面の敗北となりました。
さあ、続いて第二試合。ナガレゴールドとサンダーボルトの試合となります。
サンダー様はまたなんか頭にクラッカーつけてますけど、使うんでしょうか。お客さんもいますし大丈夫かな。両者挑発から、キックでナガレゴールドがダウンを奪う、余裕のサンダーボルトに、正面からのパンチ。
立ち上がった、威張っている、効いていないぜと言うアピールに、さらにパンチ、再びダウン。ちょっと溜めを入れつつ復帰。威張っているサンダーボルト、効いてないぜ、と言うアピール。もう一度ダブルチョップ、効いていないぜ、とサンダーボルト。もう一回、これでダウン。
立ち上がれるか、苦しみながら立ち上がった、しかし息を乱している、後ろからのダブルチョップ、倒れたところにナガレゴールドのフォール、かなり溜を入れながら、サンダーボルトが立ち上がった。
正面への攻撃、しかしナガレゴールドはまだ無傷だ。相当へばっているサンダーボルト、ダウン、一方的にやられている。フォールに入れなかったナガレゴールド。
さあ、腕を持ち上げた、反撃、ゼロ距離からのサンダーエクスプロージョン。最後はダウンしたナガレゴールドにフォールを決めて、これでサンダーボルトの勝利となりました。これって公式戦には入らないんですよねきっと。
続いては、キングカイザーのkinectによるデモが行われます。kinectによる認識がすでにうまくいっているようで、キングカイザーが丸さんの動きに追随して動いていきます。サンドバッグのパンチのデモ。
続いてはお客さんの体験で、女の子がリングに上がって、kinectでのキングカイザーのデモをやったのですが。その子の服装がロングスカートだったもので、kinectがなかなか人間の形と認識してくれなくて大変だったのだそうです(ただの三角形に見えてしまうとのことで)。
僕は通り抜けようとする人を押しとどめるので必死でした。怒られてるし。なんで怒られてるか判るんですけど、僕も一生懸命なうえに説明できないので、もうなにがなんだか。
最終的には、足止めされていた他のお客さんが説明してくださって事なきを得ました。心細い!
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どうやらここは、日ごと競技ごとに表彰式が行われるシステム。ということで、まずはここまで表彰式が行われます。
日本チームは、さきほどのフリースタイル部門でメダル四つをゲット! 流血仮面(成分にガルーを含む)がキット部門での優勝、そしてオリジナル部門はトコトコ丸が優勝、ザウラーが準優勝、そしてキングカイザーが韓国チームと同率で三位でした!
そんなわけで僕は表彰式の時、カメラを三つ抱えててんてこまいしておりました。
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