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2012.05.22

はからいを捨てて空を見る。(☆☆☆)

2012052202

 こんなかんじかなー。

 ある人にとっては月の影。ある人にとっては陽の光。
 ある人にとっては、神を証明する美。自然の起こす奇跡。
 ある人にとっては、過去の迷信を払った科学の摂理。

 大きな影が光を遮る、理屈を知っていてさえなお美しい。
 でも理屈を知ってしまっているからこそ、僕はこの異常に、太陽が欠けるというありうべからざるべき事態に、なんの不安も抱かず、空を見上げてただ美しいと思えるわけで。

 過去において、革命の引き金にすらなりかねなかった天変は、今や種明かしをされても心奪われる、巨大な天然のショーとなる。いや、本当に種明かしはされているのだろうか。誰かが明かし、誰かが問うた説明を、なぜ心のどこかで鵜呑みにできるのか。

 疑心は正常に疑心を抱き、しかしときに異常に疑心を抱かない。太陽が欠けるくらいだからなにか悪い事が起こる、その疑心は、物事を関連づけて把握しようとする人間の心の。この場合は結果的に間違ってはいるけれども、筋道の立った心働きなのかも知れない。

 自然を敬う心とは、自然を恐れる心なのかも知れない。理屈を知り仕組みを知り恐れを乗り越えた時、敬う心もまた薄れるものなのかも知れない。
 天体のショーを眺める沢山の人達のひとりとなって、そんなことを、ちょっと考えました。

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