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2012.06.10

第四回ニソコン観戦記【入場・アスリート】

 今日は青天六月頭、お台場は科学未来館は人でごった返す大盛況。
 本日はここ科学未来館の上のほう7階にて、東京理科大の理科展が行われます。その中で、本日はニソコンが行われることになります。

 最初の競技はアスリート。
 アスリートと言う名前ではありますが、これは障害物競走。あらかじめコース上に引かれた様々な障害物を突破し、3分以内にゴールを目指す競技となります。

 障害は最初から順に、狭い橋を通過する一本橋、新障害である、クランクで前後して押しのけようとする迫る壁(正式には「押し出し棒」)。そして絶妙な高さで通行を排除する2本の回転棒。そのあとは点在する小さなサイコロキャラメルをゴールエリアに放り込む競技の後、最後はゴールエリアへサイコロを放り込んだあとゴール、となります。

No.1 斑鳩(東京電機大学ヒューマノイド研究部とりさんチーム)

 最初の走者、斑鳩からスタートです。一本橋の後の新種目、突進してくる壁を乗り切り、回転棒も真ん中を突破。しかし最後にサイコロをゴールエリアに入れたところでトラブル発生。足を開いたまま戻らない。
 いきなり開始でトラブル発生、足のギア破損により、惜しくも斑鳩、ゴール寸前でリタイアとなってしまいました。

 障害物トラブルのため、二機目のはやぶさのトライまでちょっとインターバル。障害物のほうの修理に入ります。
 あ-、あれ押し出し棒って言うんですね。動かなくなってしまったようで、最大にでっぱった状態で固定して、今後の競技が行われる事になります、

No.2 はやぶさ(芝浦工業大学SRDCチームはやぶさ)

 一本橋と壁を突破し、向きを直して、回転棒は一本にひっかけられつつ強引に突破したはやぶさ。シュートの構えでサイコロをぎりぎりゴール脇に引っかけ、ゴールで転倒、これはゴールの手前に引き戻される。もう一回ゴール、入った瞬間に、ぐたりと手足から脱力が…… あー、これはスイッチが切れてしまった。機体が全部入らないとゴールにならないと言う事で、これはスイッチを手動で入れ直し、もう一歩。入った。これでゴールです。
 タイムは1分1秒でした。

No.17 ピクシー(芝浦工業大学SRDCチームハチマキ)

 続いての登場はピクシー。チームハチマキって、なるほどそういうことですか。芝浦工大の闘魂ハチマキの人が登場。あれ、頭がぼろりと取れてしまいました。あの頭はいわゆるオーバーボディだったようです。そのままスタート。
 慎重に一本橋を…… あっとバランスを崩した、あおむけに転倒。今度は抜けた。横歩きでちょっと引っかかった後に壁を突破、押し出し棒は中央を抜け、サイコロはゴールのバンパーに跳ね返る力強いゴール。タイムは39秒でした。

No.3 サアガ(イガア)

 四番手、白いスピードスターの登場だ。サアガが構えた、真横にまずは突破、横歩きで落ちてしまったが復帰、ちょっと横歩きが筆禍有り気味か、壁に引っかかりつつ起き上がった、回転棒は小さすぎて下を突破。
 サイコロシュート、しかし勢いがありすぎて放り出してしまう、最後はゴールへ、横歩きでオーバーランするほどのゴール。
 勢いがありすぎてちょっと勢い余りましたが、タイムは47秒でした。

No.4 サイコログレート(ガル)

 続いての登場は、大会名物サイコログレート。トランスフォームを決めてステージに登場。
 小刻みな横歩きで一本橋へ、慎重に角度を取りつつ、横歩き、転んでしまった、置き上がれるか、ちょっと引っかかってしまった。やや戻して復帰。起き上がりの最後で、肩のパーツがぎゅっと動くのがかっこいい。あ-、転倒してしまった。
 屈んだサイコログレート、なにかを狙っている、膝立ち歩きの恰好になった。このまま前進して突破。そのまま膝立ちの恰好から、起き上がって押出し棒へ。ここは横歩きで綺麗に突破、回転棒はそのまま突破か、引っかかった、肩の外装が引っかかっている、仰向けに引っかかりましたが、膝歩きのポーズで再び突破、サイコロエリアに履いてきました、やってくれるでしょうか、どうなんだ。ちょっとシュートにとらえられない、たぶん足下見づらいんじゃないですかねグレート。あー、ここで時間切れ。
 残念ながらゴールできず、記録はタイム無しとなります。最後はサイコロに変形して戻り退場となりました。

No.5 シュヴァリエ(芝浦工業大学SRDC)

 続いてはシュヴァリエの登場、短い腕とシンプルな構造が気になる機体。まずは横歩きをコンパクトに突破、壁エリアも綺麗に抜けて回転棒エリア、これはうまい、仰向けにひっくりかえって、逆向きの匍匐前進みたいな恰好で突破を図る、これはうまい、しかしどうだ。壁の継ぎ目に引っかかって前に進めない、激しく震動した、継ぎ目を乱暴に乗り上げて通過、回転棒の下をほぼ抜けた。完全に抜けた、起き上がり、しかし足が出てしまった、ちょっと戻して再開。サイコロにトライです。また戻ってしまった、大丈夫でしょうか。
 横歩きに巻き込んだ、ドリブルで飛ばしすぎてしまった、どうもモーションの都合か、サイコロを踏んでしまうシュヴァリエ。二分直後にサイコロを決めてゴール、これで2分03秒の記録でした。

No.6 W4(神矢☆)

 続いての登場は神矢先生のW4。これまでに比べると背の高い機体なので、ちょっと棒がどうなっちゃうか気になりますね。
 一本橋は中盤まで一気に進み、ここで慎重に角度を戻して突破。壁はやや足が出かかりましたが中盤で戻す、慎重な操作で回転棒へ。屈んでの、寄り切り掴み投げのモーションで、引っかかりかけつつも強力に突破。最後はサイコロゾーン、操縦エリアから遠いと見えにくいんですよね。
 なんだか足の裏が空回りしている感がありますが、大丈夫でしょうか。起き上がれるか、目の光が消えている。電源が消えてしまったか。起き上がれない、いや目はついているようです。電源を入れ直す、再起動して…… 無線トラブルのようです。いま2分、あと1分。残り30秒。直りますでしょうか。お、起き上がった!
 しかしサイコロがまだあります、残り10秒、サイコロがあともうちょっと、あー、押しにかかったところで外れてしまい押し切れず、これでタイムアウトとなりました。

No.7 TDR-Z(東京電機大学ヒューマノイド研究部マッカちゃん)

 続いては東京電機大のTDR-Zが登場。ゼットは名前の通り真っ赤な小型の機体です。ずんぐりした感じの、ユニークの強い機体。真横にダッシュして一気に抜け、一本橋から壁まで抜け、回転棒は完全に高さが合ってない感じ。しかしここを前転一回転、大技を繰り出して抜けて行きます。
 サイコロに挑みます。腕でぱちん、と弾いてサイコロを運んでいきます。ひょい、と飛ばして、ときおり外して笑いを誘います。さあ入った、これでゴール、綺麗に決めた。1分9秒、デモも動作も綺麗に見せた、レベルの高い突破でした。

No.8 ひかる(法政大学電気研究会)

 続いては法政大のひかる。PCからのコントロール、まずは一本橋。これは途中で旋回を織り込みつつ突破、続いては壁、これも壁に背中をつけるような恰好で抜けていた回。秋展望、これは位置をうまく読んでいる、間を抜けようとしていたが、引っかかった、頭が引っかかったまま、そのまま真横にずらされてしまった、リングの外まで一直線だ。
 続いてのトライで押し戻され転倒、ひかる起き上がれるか、立ち上がった。やや屈んで背中向き、横向きに変えた、ちょっと弾かれてた、コードが引っかかった。後ろ頭を逆の棒に弾かれた恰好で、これで再びダウン。起き上がり、やや屈む。さあ、棒で苦戦を強いられている。
 ここで3度の失敗、20秒のペナルティを貰い通過。サイコロはなかなか綺麗に押して行きます、残り30秒。ゴールできるか、サイコロは入れた、残り20秒。残り10秒、あ-、ここでコースアウトの転倒。これはまずい。ここで時間切れ、サイコロまでクリアで時間切れでした。

No.9 ヘラクレス(芝浦工業大学SRDCチームヘラクレス)

 さて、ここいらへんから大型機体が続きます。まず登場はヘラクレス、長い足が印象的なロボット。真横へのダッシュ、一本橋の最中で勢いを失って落下、抜けた、壁の前も角度を変えて突破。回転棒、これはうまい。
 ぐうっと大きく屈み込んだ恰好で真下を横歩き、サイコロも綺麗に入れていった。危なげのない動作でゴール、タイムは41秒でした。

No.10 JOKER(電気通信大学ロボメカ工房チームJOKER)

 続いてはジョーカー、大型機が続く。
 一本橋で転倒してしまう、後ろ向きで角度を調整、再度トライ、これは外した。真横、歩幅がかなり広い、戻しかけたが、間に合わなかった。トライを慎重に入ってきた、あー、これは厳しい。ちょっと角度がつくと足が出てしまう。突破扱いで再開、通信がつながらない。戻った。横歩き。
 回転棒はどうする、しゃがんで突破していく、これは屈んでも頭がちょうどひっかかってしまう、度押された、中央を目指す、さあ、位置を上手く取った、屈んだ、押し合いになった。押し戻された。一本橋は壊れないように、まめにオンオフができるようになっています。ダウン、今度はコースの外までひっくり返される。立ち上がって一気に突破をかける押し合いになった、これは危ない、後ろ歩きに切り替えて突破、残り10秒。惜しい、シュートに出したサイコロがゴールを外れて出たところで、丁度3分時間切れ。これでJOKERはタイム無しとなりました。

No.11 Nagel(電気通信大学ロボメカ工房チームNagel)

 電通大チーム、つづいての機体はナーゲル。プライアー状の掴み腕を持った機体。こういう狭いコースにはなかなか厳しい。一本橋を一気に突破、壁に突っ込みつつ、横突きまで繰り脱して、あー、なにか引っかかったか。とにかく突破、回転棒にひはひっかかりつつも強引にかかる、押し戻されてリングの外へ、再開。また横突きの構えで引っかかってしまった。とりあえず引き戻して再開、強引に突破の構え、今回の回転棒はすごいパワーです。無為やりに殴り返されるナーゲル、あっとどうした、トラブルか。首がなんか変なほうを向いている。
 回転棒が3度目のトライと言う事で通過扱いでサイコロへ、あっと、サイコロが足裏に乗ってしまった、これを落とし、腕で掴みにかかる、掴めないか、ちょっとサイコロが小さすぎるか、二度ほど掴みにかかったあと、シュートで出してしまう。ちょっとサイコロが小さすぎて扱いにくいか、時間がない、ゴールに入れた、残り10秒、ゴールできるか、ダウンしてしまった、コースから転んだ、ゴール! 最後に勢いよく痛そうな転倒をしてしまいましたが、2分59秒! 超がつくほどのぎりぎりのゴールでした。

No.12 MAXIMUM JOKER(電気通信大学ロボメカ工房チームMXIMUM JOKER)

 お、これは。これはかっこいい。黒とパープルのフレームのマキシマム、今回が初戦とのこと。横歩きでの突破、ちょっと勢いが有りすぎてしまうか、突破はするものの倒れてしまう、壁の前で倒れた、真横に倒れた、ちょっとバランスが良くなかったか。壁をどけて起き上がり可能となり、復帰、壁にぶつけて、これはすごい、回転棒に突っ込んで勢い良く一気に突破した!
 力業で突破した機体はここまでで初めてです。サイコロを入れるか、大きく弾きながらゴール、1分30秒、ゴールできるか、そのジャンプをなぜか繰り出したりしつつもゴール。1分40秒でのタイムでした。

No.13 ガルー(くまま)

 さて、たぶん身長で最大クラスじゃないでしょうか、ガルーの登場。一本橋を正面歩きで一気に乗り切り、壁を突破、回転棒で棒と言うか支柱に引っかかりつつ、復帰して戻す。壁を抜ける。
 回転棒、ガルーはさすがに強引に突破を図ります、壁の回転差に引っかかりつつ、回転棒をパワフルに突破、サイコロを二つ同時に蹴り入れたところで、そのまま一気に走り抜けて突破。1分ジャストのタイムでした。

No.14 クロムキッド(くぱぱ)

 続いて登場のクロムキッド、慎重に位置を取って、一本橋は勢いよく渡りきった、壁に日掛かりつつも突破、これは、勢い余ったクロムの体が、背中が回転棒に乗ってしまう、そのまま押されて運ばれてしまった。
 回転棒をひっかけつつ渡りきり、サイコロを股の間に挟んで運び込むが、戻った時にサイコロも一緒に戻ってしまった、足の間に挟んでサイコロを入れるが、転倒した隙にサイコロも戻ってしまう、コーナーぎりぎり、これならいいか…… と言われたところで、場外に蹴り出してしまった。大丈夫でしょうか、サイコロがほとんど残っていない、なんとかゴールに持ち込みたい、足の裏の上に乗ってしまった、いやなコースに蹴り出してしまった、後ろ歩きで運び込むが、転倒の隙に戻してしまった、2分30秒で慎重なムーブで運び込み、これでゴール。2分53秒と言うぎりぎりタイムでしたが、ゴールを決めました。

No.15 HammerHead -ALICIA-(A4)

 キレも動作音もいいアリシア、なにか変な音がしてますけど………… これは大丈夫なんでしょうか、一本橋と壁を一気に渡りきるものの、回転棒の柱に躍りかかったところで押し落とされてしまう、サイコロは綺麗にファーストトライで決め、ここからゴール。タイムは48秒でした。爪を突き上げる勝利のポーズでありました。

No.16 で・か~る(道楽、)

 ここででかーるってところが、なんかいろいろいいですよね。でかーるの登場。いきなり場外に転がりでてしまうでかーる、裏に表に折れ曲がって、コースアウトから復帰、あ、足が変な角度になっている、大丈夫か。戻った。出っ張るなり落っこちて「慎重に!もっと慎重に!」と司会から突っ込まれてしまいます。壁を突破…… と言うか、足が半分落ちてますけど突破して、折れ曲がったポーズのままで回転棒は一発突破、サイコロを…… どうするんでしょう、起き上がり、妙な角度の起き上がりで、足裏に挟んで吹っ飛ばしますが、勢いが良すぎて戻してしまう、いやなんか違うサイコロを捕まえたぞ、勢い良く弾き飛ばしてゴール、そのまま折れ曲がったままでゴールして、2分44秒のゴールでした。

 この間になんか飛び入りでチームが一個増えてきました。電通大のイニティウムが20番目のチームとして加わります。

No.18 黄金雷神ゴルドサンダー(無線研)

 なんか残念そうな頭のくっついたゴルドサンダー、ちょっと調整をしておりますが、競技開始。なんだか見るたびにだんだん細くなっている気がしますが、ゴール寸前で落ちてしまいますが、一本橋を抜けた、ちょっと震動してしまっているか、起き上がりに苦労している、復帰の手を入れて貰って戻した。壁を抜け、回転棒は、これはかなり無理やり抜けていった。サイコロをどうする、震動する動作で位置を調整しつつ、サイコロを目指す。これは入った、シュートが一発で入った。そのまま角度を調整しつつゴール、1分16秒でした。

No.19 ムッシュ☆髭(無線研)

 さて、髭にネクタイのムッシュ髭。KHR-3ですね。いいキャラクターつけてますねー。まずは一本橋、これは横歩き、壁も横歩きでもろとに突破。
 回転棒、ややかがんで抜けを図りますが、棒に顔を殴られてダウンしてしまう、三度目のトライ、追い打ちも貰ってしまいダウンすてしまう、これは強引に行った、頭を引っかけられつつ通り抜け書けますが、これは死のパターンゲームだ、殴られて転倒する、起き上がったところにまた転ぶ、とうとう頭が取れてしまった、頭がなければ通り抜けられるか、いや、やっぱりひっくり返されてしまう。20秒のペナルティで通過。
 しかし電源が切れてしまい、仰向けにブリッジの構えに。復帰、サイコロを狙う、うまくいかないか、残り10秒、シュート位置を図っているうちに時間切れになってしまう。記録は回転棒まででした。

No.20 イニティウム(電気通信大学ロボメカ工房チームイニティウム)

 なにやら扁平な上体を持った、ユニークな小型の機体です。一本橋を綺麗に抜けて、壁を突破。背中に緑のLEDを光らせながら、回転棒も持ち前の小ささで綺麗にクリア。ちっちゃい歩行でサイコロを慎重にゴールまで押し込み、そのまま歩行でゴールを目指す。危なげなくゴール、綺麗にまとまった動きで1分08秒でした。

 さて、これで午前中の競技はやや巻きで終了。
 午後の競技は13時から、トーナメントバトルとなります。

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