第9回わんだほーろぼっとか~にばる観戦記【ランブル・バトル】
さあ、いよいよ最終競技、バトルトーナメント。
まずはそれに先だって、全員参加のスーパー生き残り脱線ゲーム、ランブルが行われます。真ん中に落とし穴のある□型に配置されたリングに全機が配置され、落ちた順に失格していくと言う明快ルールの勝負です。
ランブル
「すでに勝負は始まっているんですね」と配置される機体を見つつアニメイダーさん。「えまのんさんの周りには誰も行かないですね」とも。ナチュラルに警戒されているキャバリアです。「生き残るために周りを蹴落として下さい」といしかわさん。……あー、来た! 来てしまった! イガアさんのサアガがリングに登場だ! いきなりキャバリアと睨み合う構え。
さあ、開始。いきなり投げにかかったサアガ、キャバリアを巻き込んで奈落へ転落。
カイレイの腕に小龍のケーブルが引っかかってしまう、勢い余って転落する、たかろぼが外に。おふじゃんびぃも転落してしまっている。セアルと雷が競り合いを行う、反対側ではプレジデントが落ちている、がんがん下がるカイレイ、小龍が巻き添えで沈みかかった。真ん中に落ちたワンダーフォー、これは復帰できないか。反対側にはピーコとでんきくん、おもっちゃまとデカールが睨み合い、と言うか、睨み合っていない感じの構え。
カイレイが脱落、梅小鉢も沈んでいた、震火とザウラーが競り合う、セアルが真ん中に落ちてしまった。おもっちゃまとピーコがミニマムな対決、オモッチャマが転倒、でかーるが小龍を追い詰めて行く、落とした、小龍転落。
それぞれ四隅で戦っているような状況、押し出しにかかるピーコ、オモッチャマを落としにかかる、オモッチャマ起き上がれないが、なかなか粘る。
ここでオモッチャマとピーコ、でかーるとゼルファー、震火とでんきくんとザウラー、と言う組み合わせに。でかーる、ゼルファーとの対決で転落、戻りかけましたが、復活できなかった、アウト。
でんきくん、震火とピーコに攻められながらも崩れません。震火が転落、残り10秒。ここで時間切れとなりました。
さて、生き残りが5人。ここでリングの枚数を減らして、仕切り直しで延長戦となります。リングの枚数は一気に減って、横長の2枚に。
開始、中央のゼルファー、ザウラーとピーコが激しく争う構え、オモッチャマがでんきくんと張り合う、そこに戻ってきたピーコが追い回す、ゼルファーを徹底マークで追い詰めていく、粘る、ゼルファーにつっかかっていったが、後進したゼルファーに崩される、今度はゼルファー、オモッチャマとザウラーに狙われるも凌いでいく、変わって仕掛け、オモッチャマを転落させる。
あっと、なんと! ザウラーが倒れた、ここでまさかの奥義紐切り、ゼルファーの攻撃でスイッチを切られたザウラーが、動作不能でリタイアになった。
残るは一対一、ゼルファーとでんきくん、ここでリングは一枚になった。ゼルファーがパンチの連打でコーナーにでんきくんを追い詰める、危ない、止まった、大丈夫か、踏みとどまる、足がやや出ているが粘っている、連続パンチで追い詰めるゼルファー、パンチが小刻みになったコーナーにどんどん追い詰めて行く、少しずつ少しずつ押し込まれるでんきくん、これは…… どこまで…… なすすべなく転落! これで生き残り確定。
積極的に攻め続けたゼルファーの勝利となりました!
さあ、このあとはいよいよ最終。トーナメントバトルとなります。
まずはイガアさんからルールの説明が行われます。レフェリーの判断で盛り上がると思ったらそっちのほうでやります、と言うコメント。
1回戦第1試合
No.1 クロムキッド(くぱぱ) vs No.16 雪風(シムカ)
さあ、試合開始、中央に陣取ったクロムキッド、雪風は左右に振りつつ隙を伺う、投げの構えだ。屈んで両腕を出し、掴みの構えで突っ込む雪風、押されて背中から落ちた、これはスリップ。
クロムがちょっと距離を置く、遠いところから足下をすくう突き、これで雪風がスリップ。下がった。クロムの横突きを、間合いを外して躱す雪風、いい回避だ、これはいけない、もう一撃、転がったが、これはスリップになった。
クロムも攻撃を待ち構え、カウンター気味に瞬間に打つ攻撃、腕のぶつけあいになった、睨み合いから分けた、攻撃、クロムの攻撃を、スピンしながらも凌ぐ雪風、これはどうだ、雪風横突き、クロムがダウンを奪われる、1-1。
側面での叩き合い、パンチ、雪風、しゃがんで凌いだ、これは行った、パンチ、横突きでひっくり返った、雪風の頭が、もげて、ケーブルでぶらさがってしまった。
首を完全に外して再開、背中合わせでの突きの打ち合い、背後を取ったクロム、これは背後からの攻撃、崩れた、これで3…… いや、2ダウンだ。クロムキッド、復帰から転がり、リングアウト、これで2-2になった。
雪風、転落しかかったが、神の手で復帰、これは正面から時間ぎりぎり、仕掛けて突っ込んだ雪風、カウンターで吹っ飛んで3ダウン。3-2で雪風、思いっきり吹っ飛んで、試合終了となりました。
1回戦第2試合
No.18 さくら2号(吉田ファミリア) vs No.4 Frosty(FrostyDesign)
続いての試合は、さくら2号とフロスティの対決。いきなり大きく屈んで突撃に入ったさくら2号、しゃがみこんでの低い攻撃で押し込んでいくフロスティ。低い姿勢からの叩き合いを狙っていく、低空戦闘でさくらが沈んだ、1-0。
横突き、凌ぎあいになっている、さくらは投げに入りかけるが、これはうまいところにフロスティを捕らえきれないか、大きく横へと伸びるフロスティ、姿勢を落として、横突きの連続攻撃を繰り出す、ネジがなにか飛んでいる。
起き上がった。再開、一寸睨み合い、横突き、これは伸びきった腕に、さくらが自分の腕を絡めに行った、転倒。横でちょっと離れた、睨み合い、これは伸びた、ぐうっと入ってさくらを崩した。これで2-0。
投げに入ったさくら、大きく突っ込む、掴みに行く、これはどうなった、突っ込んださくら2号が、フロスティに絡んで崩す、2-1。
さあ、大きくリング脇へと押し込んでいったフロスティ、攻撃の反動でフロスティが引っ繰り返る、これは、さくら貰ったが、これは凌いだ。あっと、カウンターだ、さくらが当て身の構え、腕先を先読みして、伸びきった腕を絡め取り転がした、これで2ダウン目。2-2。延長戦になります。
さて、2分の休憩のあと延長戦。サドンデスマッチとなります。
さてさて、スタンバイ上がってきました。延長戦開始です! いきなり左右から交錯、さくらが横に吹っ飛んだ、起き上がれるか、戻った。さあ、大きく跳ねているフロスティ、リング脇で正面をとられた,大丈夫か。分かれた。両者が軽快なステップで、大きく位置を切り替えつつ、リングを広く使う展開。真横にとらえた、当て身投げ、躱され崩れた、そこに入ったフロスティの一撃。これでのけぞってダウン、3ダウン。フロスティの勝利となりました。
このあとは三位決定戦になります。
三位決定戦
No.16 雪風(シムカ) vs No.18 さくら2号(吉田ファミリア)
さあ、連戦となるさくら2号。三位決定戦です。
開始、正面に向き合う両者。投げの腕のぶつけ合い、雪風もさくらも、投げを打ち合いつつ、互いの攻撃をかわし合う構え。さくらが腕を振り下ろす、投げと言うか、振り上げた腕で後頭部を殴り倒すような構え。雪風からダウンを奪う。
場所はリング脇まで移動、再び打ち合いになる、今度はさくらが打ち合いからダウンを失い、1-1。
再開、突き上げての攻撃、巻き上げる一撃が雪風の服の裾に引っかかり、時間差で崩す、雪風ダウンを失う、1-2になった。
やや遠距離戦、攻撃を入れては距離を離す展開、一撃して離脱する両者、さくらが離れる、距離利を取る構え雨、なにか落ちた、さくらの足下からネジが落ちたか、大きく離れる、遠い距離、雪風が行った、攻撃がさくらの頭を抱え込み崩す、2-2。
しかし直後にさくらがカウンター、近距離から詰めて崩した、これで3-2。さくら2号の勝利となりました。さくら2号、3位です。
決勝
No.1 クロムキッド(くぱぱ) vs No.4 Frosty(FrostyDesign)
さあ、最後は決勝戦です。クロムキッドとフロスティ、やや戦術は違うながらも、双方実績の高い機体同士の対決です。くぱぱさんの緊張している様子。「試合前に精神集中する人とかあんまりいませんよ」とアニメイダーさんです。
フロスティさんの調整待ちなんですが、アニメイダーさんが猛烈な勢いの口上で場を繋ぐと言うか余熱し加熱しつづけております。天井知らずに上がるハードルとテンション、留まりも引っかかりもない大口上が続きます。すごいすごいすごい全部筆記すれば良かった! そして調整が終わった瞬間に、井上さん音頭でアニメイダーさんに拍手が巻き起こる。
さあさあさあ、時は満ち幕は落ち、いよいよ決勝試合開始です!
まずは中央に進んで行ったクロムキッド、仕掛けるフロスティ、低い姿勢からぐうっと腰を押しに行くが、立ち上上がったところを上から狙われて崩れる、ダウンを失い1-0。
再開、フロスティなおも追撃、クロムが崩れかけたが凌いだ、フロスティの低い姿勢からの攻撃を凌ぐクロム、これは、掴んだ、大きく伸ばした腕先の先を、クロムの爪が挟んで転がした! 腕先でぐるりと一回転したフロスティ、これで2-0。
うお、これは。一撃貰ったクロムが、カウンターで浮かせた、フロスティ頭上から逆しまに落下した! これで…… いや、続く、まだ行くか! 再開、フロスティが調整に入った。
大きく伸ばした攻撃、しかし凌いだクロム、逆に仕掛けたフロスティの胴体が地面から浮く、大きく突きを小刻みに伸ばすフロスティ、低い姿勢を取る、これは! 後方からの攻撃、膝裏に綺麗に入った攻撃、しかし浮いたクロム、そのまま足裏から着地、崩れない。何をしても崩れないクロムキッド。
これはどうなる、フロスティまずい。再び調整に入るか、いや復帰した。クロムの足も調子が…… いや、戻った。再開、両者やや遠い、すっと近付くフロスティ、これは! 背中から貰った、クロム、倒れた、起き上がれるか、復帰した。スリップからゆっくりと復帰、足下からの攻撃、挟んで崩す攻撃を連続して繰り出していく、圧力を加えるクロム、低い姿勢での攻防、崩れなかった、いやこれは入った! クロムが大きく横へと伸ばした攻撃、フロスティの足首を挟んで浮かせ、もろともに転がるように横へと転がす、これで3ダウン!
猛攻また猛攻の激戦、有利なダウン数で押し切ったものの、スコアとは裏腹のぎりぎりの熱戦、クロムキッドが優勝となりました!
こうして一位クロムキッド、二位はフロスティ。
三位はさくら2号、四位は雪風でした。
さて、順位になんかちょっと訂正があるみたいですけれども。このあと写真撮影、そして表彰式となります。
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