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2012.08.18

ROBOT JAPAN 4th観戦記【バンタム級・一回戦~二回戦】

 さてさて、フライ級につづいては、バンタム級の試合となります。
 ちなみにフライ級は2kg以下級の試合、バンタム級はそれ以上の重量の機体による試合となりますよ。
 最初の試合は、毎度おなじみ、あちこち名物のあのカードからですよ。解説の柴田さんも登場して、いよいよ準備完了です。

一回戦第一試合
ガルー(くまま) vs 流血仮面(ミステルタマオ)

 さあ、まずはガルーがステージに登場してきました。最近腕に新設してきましたハサミ構造をアピール。そして続いて、ダッシュで流血仮面がリングに登場してきました。
「今までの出場回数、それは三回くらいですか?」「イエス」
 なぜかイエスだけで回答するタマオ総統。ロボットに違いはあるかと聞かれ、「大きな投げ技に気をつけながら、エルボーで仕留めたいと思います」と総統。
「なぜかガルーと流血仮面が一回戦で当たるんですよね」「五回目の偶然ですね」。しかも流血仮面の重量は本来フライ級ですよとまで。いろいろ言われつつ、試合開始です。

 まずはのしのしと近付いていく流血仮面、腰を振る、ガルーは離れて様子を見て、近付く、掴むような動作で倒しに行った、倒した、1-0。
 続いて、近付いてのキック、ガルーにやや遠い、近付いた、間を開けるガルー、両腕パンチ、ガルーは下がって様子を見る、下から仕掛けに行った、これは、流血仮面が首を振っている間に、パンチを繰り出し服に引っかけた、流血仮面は空中で半回転、崩れてダウン。2ダウン。
 ダウンしたまま腕を上げて震えている流血仮面、ぎりぎりで起き上がる。しかし頭を振る流血仮面、ガルーが後ろから接近する、真後ろ、左右に体を振って位置を調整する、ほとんど合体するような構え、流血後ろにすねへキックを入れて、ガルーが背後に倒れる。これなんかダウンみたいですね、2-1になりました。
 ガルーがゆるゆると上体を動かしているところに、流血仮面が下から鋭く、ステップを踏んでトゥキック、これを上体に当てて崩していった、流血仮面がダウンを奪ったところに、エルボーの構え………… 外した、レフェリーは。あれ、なんか名刺渡してますけど、なおまだ起き上がらないガルー。流血仮面、震えながらのエルボー、打ち込んでいった。
 ここで復帰…… あっと、復帰できなかった。これで、まさかまさかの流血仮面の勝利となりました。

「ガチですよー!」と言うくままさん、なぜか流血Tシャツ。
「茶番かー! 売り上げに貢献しようとするなー!」「ここは答えはイエスでお願いします……。やましいことはないですか?」「イエス」 そんなやりとりでした。

 そして勝者インタビューで、缶バッヂの宣伝をするミステルタマオ総統。「メキシコ語で勝利の雄叫びをお願いします」「アミーゴ!」「誰でも知ってるよ!」と、ミステルタマオ総統でした。

 第一試合終了。直後に、「ここからいよいよバンタム級のトーナメントが始まるわけですけども」と、ばっさりときつつき師匠です。

一回戦第二試合
はやぶさ(芝浦工業大学SRDCチームはやぶさ) vs MAXIMUM JOKER(電気通信大学ロボメカ工房チーム)

 さて、芝浦工大チームを代表して、はやぶさが今回ロボットジャパンに初登場。対戦相手は電通大のマキシマムジョーカー。ヘラ状の手先は両者共通、学生チームの対決。マキシマムは紫色の金属メッキがかっこいい機体です。
 解説の柴田さんは肩のダブルサーボ分、マキシマムが有利と言う判断、さてどうなりますか。
 開始、まずは両者慎重に向きを変えていく、寄っていくジョーカー、のしかかるような横突き、繰り出したところに腕下から軽くカウンター、はやぶさがひっくり返してしまいダウンを奪う。
 再開、やや離れてから中央での交錯、これははやぶさがうまく狙っていった、2-0になった。
 左右にちょっと離れた、駆け寄るはやぶさ、先に打たせて後から打撃を放ったジョーカー、しかしはやぶさ、よろけた崩れかけたが倒れなかった。これは最後、立ったままの姿勢の肘にひっかけて、はやぶさが三発目をめくって決める、一気にひっくり返して3ダウン。
 3-0ではやぶさの勝利となりました。

一回戦第三試合
ノーティマ(東京都市大学特許アイディア研究部) vs キャンサー(千葉工業大学文化会総合工業研究会)

 さて、これはちょっと聞き慣れない機体同士の対決ですね。KONDO BATTLEの学生選抜で登場したノーティマ。ちなみに距離の単位が名前の由来だそうです。足裏あたり、板っぽい構造が特徴的な機体。続いての登場はキャンサー、これはかなり大きな機体ですね。腕先、片方だけハサミ構造を持っている機体なんですね。この爪があるためにキャンサーだそうです。でも爪はモーションが入っていないそう。可動範囲がそれほど広くないのだそうです。
 さて、試合準備。キャンサーも肩が大きい。あれ、ちょっとノーティマ、安定がよくない感じですかね。さて、開始。さあ、まうずは横向きに構えを変えたキャンサー、動きは小刻みですがかなり安定がいい、あっと、ノーティマはあまりバランスが良くないか、後ろに倒れてしまった、バランスがよろしくない感じ、キャンサー駆け寄っての一撃、ノーティマ、後ろに倒れた。1-0。
 さて、真横から駆け寄った、突きの打ち合い、打ち込んで離れた、向きを素早く変えて、ハサミではないほうの腕で一撃。これでノーティマ2ダウン、2-0。
 再開、離れた位置、両者睨む、ややにじりよるような動きノーティマ、崩れた、これは、手足が絡まってしまった。動けないか、足首が変な方を向いて、いや起き上がり……うーん、片方の足首がおかしい、足裏が真横を向いてしまってしまっている、ノーティマがおかしい、真横にパンチの姿勢のまま、回転パンチを繰り出すノーティマ、あ、脱力してしまったか。腕先を地面につけたまま、動かなくなってしまったノーティマ。復帰できなかった。
 これでキャンサー、TKO。動きの良さを生かしての勝利となりました。

一回戦第四試合
黒鵜弐号(千葉工業大学文化会総合工業研究会 チームNT) vs 月光(東京電機大学ヒューマノイド研究部)

 さあ、出てきました。学生チームの強豪、黒い大巨人・黒鵜弐号が登場です。胴体が横にスライドする、独特の構造は健在。対決するのは月光、これは初めて見た機体ですね。肘から先の腕先が板状になっている機体。ちょっとがんばり顔がついてますね。かわいい感じ。かなり上背が違いますね。さすが黒鵜大きい。
 開始、まずは真横を向いた黒鵜、腰をきゅっきゅっとひねりつつ接近していく、対する月光もかなり安定していた動き、肘先を狙われるが、かわした、しかしスリップ、これはダウンではないか。
 ちょっと黒鵜が攻めあぐねているか、引っかけにくいのか、うまく月光がかわしている感じ、姿勢を落として黒鵜の下から狙っていく月光、これはちょっとサイズ感覚があってないか、膝下に腕を突っ込んで、ひっくり返そうとする黒鵜、しかし浮かなかった月光、黒鵜が姿勢を持って行かれてしまった、勢い余って月光がリングアウトしましたが、これは両者スリップとして無効に。
 黒鵜の攻撃によく対抗している月光、両者スリップで絡んでから再開、背中を取りに行く、これは! すねを狙った月光、しかし黒鵜も屈んだ、よろけたが凌いだ。腕先のぶつけ合い、打点がぶつかる、ぶつかりあう、一回、二回、どよめきが飛ぶ、ひっかけられた黒鵜、倒れる、これはスリップ、月光と黒鵜、両腕の打つけ合い、これは深く絡んだ、腕同士が肩までぶつかる恰好、仰向けに崩れた月光、これは黒鵜がダウンを奪った、1-0。
 低い姿勢からの打ち合い、これは入った、すねに一撃を入れて月光が黒鵜を崩す、勢いでリングアウトした黒鵜、レフェリーが片足を持った恰好でぶらんと持ち上げて陣営に戻す。ここで時間切れ、1-1で延長戦となりました!

 さて、かなり息詰まる展開の試合。1-1での延長戦、両者ドライバーも繰り出して調整を行います。話題はレフェリーも危険と言う話に。
 チェックを念入りに行い、両者復帰。さあ延長戦。開始、横向きで近付いていく、やや遠い間合い、慎重な読みあい、近づき離れる、交錯、同時に仕掛けた恰好、やや黒鵜が外した、近付いて一撃、これは! 綺麗に入った、月光が黒鵜のすねに腕を重ね、一気にひっくり返す恰好でダウンを奪う!
 優勝候補かと睨んでいましたが、この黒鵜を月光が制した。これで二回戦に進みました!

 さて、引き続いて、バンタム級の二回戦、三試合を行います。

二回戦第一試合
はやぶさ(芝浦工業大学SRDCチームはやぶさ) vs フェルナンド(千葉工業大学文化会総合工業研究会 大河内)

 さあ、一回戦を巧みな操縦で勝ち上がったはやぶさと、こちらも学生チームの雄フェルナンドの対決。
 さあ開始、まずはじりじりと近寄るフェルナンド、横突きで突進する構えのはやぶさ、引っかけていった。まずは後ろからひっくり返してダウンを奪う、フェルナンド、どうでしょう、うまく起き上がれないか、腕先を使ってなんとか立ち上がった。
 しかし復帰直後、待ち構えていたはやぶさが追いすがって一撃、崩してしまう。再開、フェルナンド、ちょっと動きがよくないか、やや読みあい、真正面からの突き、しかしフェルナンド倒れますがこれはスリップ、腕先をついて復帰するフェルナンド、背後からのワンツーを入れるはやぶさ、リング脇に追い詰めた、そこから一気にひっくり返すアッパーで、一回転しながらリングから転がり落ちる。
 これで3-0、フェルナンドを制し、はやぶさの勝利となりました。

二回戦第二試合
JOKER(電気通信大学ロボメカ工房チーム) vs キャンサー(千葉工業大学文化会総合工業研究会)

 続いての勝負、先程いい動きを見せたキャンサーと、以前のシールド構造から、最近は大爪を持つ形に構造を変更してきたジョーカー。サーボはマキシマムよりもいい部品を使っているとのこと。模擬戦ではマキシマムジョーカーを破っているそうなんですけども、さて。
 非常にスマートな、すらっとした機体同士の対決。試合開始、まずは横向きで回転しつつ近付くジョーカー、キャンサーにまず仕掛ける、やや距離を置いた、キャンサーを待ち構えて打ち上げる構えのジョーカー、しかし足裏がちょっと浮いている感じですけど、大丈夫でしょうか。さあ、追い詰めていったキャンサー、仕掛けていきません、ここでジョーカー、タイムを申請。1-0。
 ジョーカーが整備に入り、キャンサーが自分のコーナーに戻りました。メンテナンスは2分、ジョーカーチームが調整に入ります。キャンサーはかがんでの冷静な構え。
 調整時間のあいだ、きつつき師匠が客席に聞きに行く、と言う事になって、「客席には嫌な思い出があって、聞きに行ったらみんな身内だったことがあって」ときつつき師匠。ちょっと階段から落ちたりしつつ、学生さんに話を聞く事に。
 ジョーカーの整備に時間がかかっているみたいですけど、大丈夫でしょうか。できてないですけど、できました、とジョーカーチーム。あー、なにやら腕が動いたままになっていますが、姿勢を大きく放りながら接近するジョーカー、片腕の肘から先、腕がずっと定期的に動いている上体、横に姿勢を崩した、ひっくりかってしまったジョーカー、起き上がれるか、左腕の調子がよくないか、起き上がれない、勢いあまって裏返ってしまうが、なおも起き上がれない、苦しんでいる、ここで10カウント。ジョーカー、惜しくもTKO。試合終了となりました。
 整備が追いつかなかった、とJOKERチームの皆さんでした。

二回戦第三試合
月光(東京電機大学ヒューマノイド研究部) vs クロムキッド(くぱぱ)

 二回戦はこれが最後の試合。強豪黒鵜を先程下した月光と、かなり横に幅広くなっている強豪機体のクロムキッドの対決です。今回のクロムキッドは、ほぼガルーと同型との由。
 開始、まずは真横を向いた両者、クロムキッドが素早く寄った、真下から巻き上げる攻撃を繰り出す月光、クロムキッドがぶつかりざまに巻き込む攻撃、両者倒れますが、これは月光がダウンを奪った。
 さあ再開、駆け寄って真下に屈み込むクロムキッド、ほぼ変形するような動き出で足下を狙う、真下からの攻撃、足首をハサミで掴んで持ち上げた、これで勢い良くひっくり返す、2-0。
 倒れた上体からレフェリーが手を伸ばして復帰させ、試合再開、駆け寄っての猛攻で、中央に寄っていくクロムキッド、月光も押し戻してクロムをリング脇に寄せますが、クロムキッドが綺麗にカウンターを決めて月光を沈め、これで3ダウン。
 緩めぬ速攻で押し切って、クロムキッドが準決勝にコマを進めました。

 このあとの、準決勝からの四試合は、休憩のあと第二部からとなります。

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