ROBOT JAPAN 4th観戦記【フライ級・三位決定戦~決勝、バンタム級・準決勝~決勝】
さて、30分ほどの休憩を挟んで、後半戦。
あれ、なんか厳かな雰囲気に。まずはきつつき師匠の高座から始まるとのこと。来年に真打になられるとのこと。ということで、記念高座になるとのことです。おおおお。
いやいやいやいや、生で聞くといいですなやっぱり。というか落語生で聞くはものすごく久しぶりです。つまみぐいの表現とかほんとさすがだなあと。
というわけで、何しに来たのか忘れそうになりましたが、RobotJapan再開であります。
後半戦、先程のバトルの準決勝及び三位決定戦・決勝、そしてダンスと一発芸が行われる事になっております。
緞帳オープン、カズミンとカズゴンが壇上に登場。まずはステージショウから開始です。ロボゲームズの胴メダルを持ち帰ろうとして大騒ぎになった話も盛り込んでおります。いややっぱり歯車で動くメダルはいろいろ危険ですよね。第三者視点からすると(実話)。
パペットショウ的に柴田さんがカズミンとカズゴンを退出させて、さて、まずはバトルの続きから。フライ級、三位決定戦からの再開となります。
三位決定戦
斑鳩(東京電機大学ヒュー研とりさんチーム) vs セアル(零型)
決着編、まずはフライ級から! セアルと斑鳩の対決。ちょっと時間がかかりましたが零型さんが登場。続いて東京電機大の超軽量機、斑鳩が登場します。セアルが電池交換に行ってきている間、会場のお子さんに話を聞く事に。アーム型ロボットが好きなんだそうです。渋い趣味してるね少年。
さあ、準備も宜しい、試合開始。中央にまずは先に持っていった斑鳩、セアルが遅れて中央に少しずつ寄っていく。斑鳩が寄っていった、左右に躱す、慎重に間合いを詰めていく、やや離れて、綺麗に胴に入れた、まずは斑鳩が1ダウンを奪う、1-0。
セアルのパンチを下がって躱す、よろけかけるがバランスを崩さなかった斑鳩、真横を追った、これは 一撃させるがセアルが一回転スピン、バランスを保って倒れなかった、斑鳩がやや間合いを外し、セアルを待ち構える構え。先に打たせた、腕の伸びた隙を崩した斑鳩、これで2-0。
さあ、再開、離れたところから、距離を読みながら寄っていく、セアルが詰める、斑鳩が下がった。左右に回っていく、近付いた、さあ、後ろを取りにいった斑鳩、セアルが詰めていった、斑鳩が横を通り抜けざま、ひっかけるように一撃、これで1ダウン返した。2-1。
近付いた、密着した後ろからやや前に出た、正面からのパンチ、これが移動しながらのセアルの胴に決まった、攻撃を繰り出しながらバランスを崩したセアル、これで3-1、斑鳩の勝利となりました!
「楽しかったです」と零型さん。「始まる前はすごい緊張していたが、始まったら落ち着いて出来たので良かったです」ととりさんチームでした。
さあ、まずは三位の表彰と言う事で賞品………… ロボットジャパン名物、へんな賞品シリーズ。今回の三位はにがうりでした。
さあ、続いては決勝戦です。
決勝戦
バルト(千葉工業大学文化会総合工業研究会 佐藤) vs カズゴン(築地GoGoGo)
決勝戦、軽量級ぎりぎりに絞ってきた強豪バルトと、勝ち登ってきてしまった感の若干あるカズゴンの対決です。「僕はバルトが負ける要因はないと思います」と柴田さん。カズゴンの右腕を修正していきます。片腕の調子もよくないんだと思うと、考えるとすごいですよね。
さあ開始、まずは中央に攻めていったバルト、陣取ったところに押し込むカズゴン、しかし頭ぎりぎり、振り上げるような一撃をぶつけて沈め、これで1-0。
バルトはやや離れた間合い、両腕パンチが当たらない所に離れて、切り上げる突きを打ち込む、近付いた上体から両腕パンチを空振りさせ、切り上げる、近距離からの攻撃、これで2ダウン。
再開直後、正面から近付いてきたカズゴンに対し、バルトが正面から叩き付ける横突き、これで3ダウン。3-0の速攻でバルト、決勝戦を制しました。
これでカズゴンが二位、自分で賞品を取りに行く和子さん、そしてなぜか持ってきたのは小林さん。ちなみにおもしろ賞品シリーズ、二位賞品はお寿司マグネットでした。
そして優勝はバルト。「楽勝でした」と佐藤さんでした。次回はバンタムで優勝を狙いたいとのこと。そして気になる賞品は…… 金ゴマのまぐろでした。
さて、これにてフライ級は決着。
引き続いて、バンタム級の準決勝から勝負を行います。
キャンサー選手の呼び込みが行われますが、なにかいろいろトラブルが起きた様子。「人間にトラブルが発生したようです」ときつつき師匠。えー、試合が逆になってたみたいです。改めてコールが行われます。
準決勝第一試合
流血仮面(ミステルタマオ) vs はやぶさ(芝浦工業大学SRDCチームはやぶさ)
行われたんですけど、あれ、ガルーがステージに上がってきました? どうなってるんでしょう。
流血仮面がなんか来られなくなった、と言うか、武道館にプロレス見に行っちゃったみたいですけども。ともあれ、えー、どうなんだこれ。ガルーが流血仮面って言う事で試合やるみたいです。ともあれ、対戦するはやぶさがリングに登場。いろいろ無茶なことになっております。
「はやぶさ選手のプレッシャ-は相当なものがあると思いますね」「流血相手で楽勝ムードだと思ってたらガルーが出てきたわけですから」と柴田さん。
ともあれまずは試合開始。真横を向いて距離を取る両者、間合いがなかなか詰められません。同じタイミングでの突き上げ攻撃、やや遠い間合いで、打ち合いと移動合戦が続く、詰めた、ガルーが近付いた、正面からの攻撃に切り替えたはやぶさ、しかしガルーがしゃがんで凌ぐ、ガルーの股間に腕が入った、これは、持ち上げ切れるか、一回は降ろしましたが、はやぶさが腕でガルーを一気に抱え上げ、そのまま落とした! はやぶさがダウンを奪った、これで1-0。
背中合わせに切り替える、足首を刈りに行くガルー、うつぶせに倒れた、これは両者スリップ。はやぶさ仰向けの状態、起き上がれるか、立ち上がった。近付いた、下からの攻撃、ガルーがめくられかけるが、凌いだ、なにかがガルーから欠けて落ちていった、ガルーの繰り出す足首を掴む攻撃を、ぎりぎり外していくはやぶさ、さあ、残り1分、やや離れた間合い、詰めていった、足首への連続攻撃、ここで決まった、はやぶさがダウン。
1-1。残り30秒。さあ、ガルーが詰めていった、はやぶさが裏へと躱す、押し込んでいく、ダウン、はやぶさの頭が吹っ飛んでしまった、破片が飛び散った、最後は腕の交錯ではやぶさが倒れたところで、これで試合終了。
3-1、ガルー、と言うかコールは流血仮面ですが、ガルーの勝利となりました。
さあ、続いて準決勝第二試合です。
準決勝第二試合
キャンサー(千葉工業大学文化会総合工業研究会) vs クロムキッド(くぱぱ)
狙いと動きの良さで勝ち上がってきたキャンサー、ここでクロムキッドとの対決。これはいいカードになりそうです。背丈はだいたい同じくらい、リーチはクロムのほうが長いでしょうか。
さあ開始、真横を構えた両者、クロムが詰めるとキャンサーが距離を外していく、引っかかったクロムキッド、スリップから復帰。左右に機体を振って、慎重に仕掛けるキャンサー、クロムキッドは近付いてくるのを狙っていく構え、近付いたところを捕まえますがこれはスリップ。一機に行った、足への攻撃を決めて押し崩した、これで1-0。
今度は足元からのアッパーを繰り出すクロムキッド、キャンサーをリングの向こうに追いかけていく、今度は足首を掴んで持ち上げる、勢い余って自分自身も宙に浮きかけましたが、そのまま横に投げ崩して2-0。
さあ、再開、これは、交錯ざまに真横から一撃、めくり上げられたキャンサーがぐるりと回って落ち、これで3ダウン。3-0でキャンサーを下し、クロムキッドの勝利となりました。
このまま引き続き、三位決定戦と決勝を行うようですよ。準備時間の間にミニインタビューが行われます。
三位決定戦
はやぶさ(芝浦工業大学SRDCチームはやぶさ) vs キャンサー(千葉工業大学文化会総合工業研究会)
キャンサーvsはやぶさ、バンタム級の学生最強決定戦です。はやぶさのもげた首も修理完了しております。
開始、まずは中央に慎重に寄っていく、一定距離を保った両者、これは、まず仕掛けたのははやぶさの方、キャンサーの伸びきった腕先に一撃、まずはダウンを奪う。
しかし再開直後に交錯ざまの一撃、キャンサーがダウンを奪い返す、1-1に。
間合いを大きく取っていく、はやぶさが詰めた、キャンサーが仕掛ける、下からの腕のぶつけあい、スリップ、はやぶさ倒れる、仕掛けていたキャンサーが下がっていく、リング脇の攻防になった、はやぶさがどんどん攻めて行く、重い音がした、キャンサーが追い詰められてリングアウト、2-1。
再開、はやぶさが押し込んでいく、キャンサーが出た、はやぶさが下がる。大きく間合いをとたはやぶさ、狙いを切り替えたか、キャンサーは旋回しながら一定の距離をもって睨みあい。はやぶさが誘いの一撃、キャンサーは仕掛けない、詰めた、キャンサー、間合いを読んでいる、カウンター狙いの構えか、両者スリップ。
再開直後にはやぶさがキャンサーを崩してダウンを奪う、これで3ダウン。
3-1、終始プレッシャーをかけ続けて試合を支配したはやぶさ、キャンサーを押しきって勝利を収めました。
三位賞品は、えー、ゴーヤーでした!
そしていよいよ決勝戦です。
「赤コーナーよりキャンサー選手の……」 ちょっとインターバルが。今のは仕込みだったんでしょうか。ともあれ決勝戦のコールです。
決勝戦
ガルー(くまま) vs クロムキッド(くぱぱ)
もう流血仮面コールじゃなくて普通にガルーのコールで、くままさんがリングに登場。そしてクロムキッドがリングに登場です。さあ、ここの決勝戦で夫婦対決となりました。
さあ、開始、まずはクロムキッドが詰めていった、中央に戻した、ガルーは待ち構える動きか。やや距離を開いた、先にガルーが仕掛ける、クロムが下がって、間合いを置いた、やや詰めたか。離れた、クロムが一気に突っ込んだ、下からの突き上げ、同じタイミングでガルーも突き上げる、コーナーへまずは下がっては一気に突っ込むクロムキッド、足下への攻撃が綺麗に入った、スピンしながら倒れたガルー、これで1-0。
さあ再開、再びクロムも攻撃。これで浮きかけますが、しゃがんで一気に姿勢を強引に戻すガルー、さあ、横向きに変わった、ガルーの攻撃を躱すクロム、ラリアートのような構えで仕掛けるガルー、クロムこれはスリップ。クロムは大きく間合いを開いて、駆け寄りざまに攻撃を速攻で打ち込む動き、これで2ダウン。
再開直後、突っ込んで水平から打ち込むクロム、しかしガルーもこれを同じ動きで躱していく、突撃、今度はガルーが読んでいた。かがみに入る腕先を掴んで崩したガルー、低い姿勢のままでスピンしたクロムがダウン、これで2-0。
これは、離れて全く同じタイミングでの突き上げ、見事にシンクロした攻撃、これは、ガルーが突っ込んで、クロムの腿を掴んで崩す、しかしこれはスリップ。2-1のまま続き、残り時間は30秒、さあ、横からの攻撃、突き、ガルーが崩れかけるが持ちこたえる、落ちて耐えた、時間の残りはどのくらいか、前のめりにのしかかるが両者スリップ、起き上がった、残り11秒、再開、ガルーの攻撃、これはクロムが浮き上がった、ガルー引っかけて崩した、ぎりぎりこれで2-2。
ここで時間切れ、延長戦に入りました!
さあ、ガルーが先に整備を終えた。開始、直後、駆け寄ったクロムキッドが腕先に軽く一撃、これを引っかけて軽く崩し、これでサドンデスダウン! 立ち上がりの一瞬の隙を掴んで崩し、クロムキッドの優勝となりました!
二位の賞品はお寿司マグネット。一位の賞品は金ゴマでした。
ここでバトルは両部門終了。
さて、続いては隠し芸部門となりますよ。
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