第21回ROBO-ONE観戦記【一回戦】
さあ、まずは一回戦。
まずは予選下位と選抜大会勝ち上がり組による、32機16試合が行われます。この一回戦を勝ち上がった16機が、今度は予選上位の16機と二回戦でぶつかることになるわけです。
一回戦第1試合
流血仮面(ミステルタマオ総統) vs Neutrino-NEO(飛騨神岡高校)
さて、まず呼び込まれたのは、トップバッター流血仮面なんですが…… いきなり流血仮面が出てきません。いきなり出てこないんですけど、どうなんでしょう。総統-? 「我々としては別に、ミステル・タマオ出さなくてもいいんですけど」と松田さん。
あ、きたきた来ました。流血仮面、新調でしょうか、白いコスチュームとマスクに身を包んでの登場です。反対側のコーナーに並んでしまう。対して飛騨神岡高校、ニュートリノチームのうち、まず黄色いボールのネオが登場です。
さあ、開始。まずは中央に寄っていった両者、流血仮面、正面を向いて腰を振っている、ニュートリノはちょっと距離を置いて様子を伺う構え、ガッツポーズで凌ぐニュートリノ。流血が逆方向にキックを出してしまう、戻っているところにニュートリノ一撃、これでダウンしてしまう、頭を振っている流血、カウントが7までいったところで、立ち上がった。
1-0。まだ頭をふりつつ、中央に戻っていった、下からのパンチ、ぎりぎりで躱した流血仮面、これは、腕先がパンチで引っかかった、これで倒れて2ダウン、2-0。
「強いね!」と総統。カウント8、まだ震えている、立ちあがった。そして下がった。「ROBO-ONEをなんだと思っているんでしょうか」と松田さん。蹴り、これは空振り、リング脇ぎりぎりに追い詰めた、しかしこれはスリップダウン。リング脇ぎりぎりだ。起き上がった、これはまずい、スリップに巻き込まれて転落、しかしこれは相手のスリップに巻き込まれたと言う事でノーカウントに。頭をかく流血仮面。
さあ、中央で試合続行。追い詰めて行った、パンチ、仰向けに倒れて躱した、痛烈に後頭部を打った流血仮面。アッパー、これは遠すぎる、残り1秒、あー、時間切れと同時に後ろへダウン。
これで2-0、ニュートリノの勝利になりました。
「強いよ、ホント強い」「確かに強いんだけどお前も弱いんだよ」と、松田さんにぐりぐり突っ込まれる総統でした。
一回戦第2試合
ガッテンダー(sima) vs シンプルファイター(zeno)
さて、正気を取り直して、いよいよ決勝トーナメントの開幕ですよ。パワーの雄、ガッテンダーとシンプルファイターの激突です。
開始、まずは睨み合い、横向きの構え、おっと、電波が危ないか、大丈夫だ、シンプルファイター、一気に入った! 強引に足首に突っ込み、ぐりっとひっくり返した、ガッテンダーをひっくり返して1ダウン、1-0。
しかしシンプルファイター、電波がいまひとつよくない様子。逆襲のガッテンダー、ひっくり返す攻撃、しかしシンプルファイターが足裏から落ちて踏ん張る、叩き合い、がつんがつんとすごい音がしている、シンプルファイアーが足裏、いや爪先を狙った、ひっくり返す、フライ返しのぶつけ合いのような恰好で、ガッテンダーをひっくり返し2ダウン、2-0になった。
今度は逆襲、ガッテンダーの反撃がシンプルファイターを狙う。反対の手先をくっつけてダウン。2-1。
最後はシンプルファイター、突っ込みに巻き込むように足首を巻き上げて諸共に倒れる、これで3-1、シンプルファイターの勝利となりました。
「優勝するつもりで来ました、また来年来ます」とsimaさんでした。
一回戦第4試合
ウィルトス(芝浦工業大学SRDCチームウィルトス) vs レグホーン(NAKAYAN)
さて、第三試合は…… 神戸高校チームがまだスタンバイ中なので。神戸高校関係の試合はとりあえず後に回し、この第四試合を先に行う事になります。
芝浦工大のウィルトス、対決するのはお揃いのアロハ。翼に決めた革手袋も渋いレグホーンが登場です。芝浦工大は気合ハチマキで、気合を飛ばして試合に挑む。
開始、横を向いての睨み合い、慎重な攻めだ、なかなか焦って接近はしない、ちょっと距離を開いて、じわじわと詰めてきた。
先に仕掛けたのはレグホーン、しかし打点がちょっとずれた、手羽で突っ込んで投げ、しかし外した、横の打ち合い、これは! 胸板に行った、レグホーンに真横から突っ込んだウィルトス、胸板を叩いてダウンを奪う、1-0。
レグホーンは連打で押して行く、押しているがダウンは入っていかない、スリップするが、有効には取られず、レグホーン、手先を捉えた、奪い消す、1-1。
レグホーンの滑り込むような攻撃を、巧みに躱すウィルトス、しかし滑り込みざまに胴体を抱え込んで崩した、これで2-1。
後ろに下がって、有効な間合いを狙って来るウィルトス、レグホーンがリング脇にどんどんウィルトスを追い詰めてきた。旋回しながら、攻撃のチャンスを伺うレグホーン、徐々に追い詰めていった、反撃、先に仕掛けたウィルトス、レグホーンがカウンター、先に倒される。打ち合い、ウィルトスにカウンターを打ち込む、手羽スラッシュ、これは背中に引っかけて、レグホーン一回転するが有効にはならなかった。
横突きの打ち合い、80度の角度、レグホーン、ピンチ。抜けた、真横で間合いの長い打ち合いに変わった、足首を捕らえかけたが、逃れた、ウィルトス、同時の打ちあいから、背中への投げ、しかしこれは不発になった。
レグホーン、ウィルトスの攻撃を躱していく、残り10秒、スリップで倒す、ここでタイムアウト。
2-1、僅差のダウンで、レグホーンの勝利となりました。
芝浦工大、ハチマキで応援されている、大きな声の方は部長さんなのだそうです。
一回戦第7試合
nagel(電気通信大学ロボメカ工房チームnagel) vs MAXIMUM JOKER(電気通信大学ロボメカ工房チームMAXIMUM JOKER)
神戸チームがまだ準備中と言う事で、こちら第7試合も先に行われる事になります。そしてここは運命の悪戯、電気通信大学チーム同士の対戦です! ナーゲルとジョーカーの対決になります。掴みを持つナーゲルと、紫の外装ジョーカーの対決。
さあ、ジョーカーが中央に真変えた、ナーゲルが仕掛ける、長く腕を伸ばすが、腕が伸びたところにジョーカーが反撃、前に殴り倒してダウンを奪う。1-0。
再開、今度は慎重な構えの両者、ナーゲルが徐々に下がる、動かなくなった、徐々に近付く、腕のぶつけ合い、ナーゲルが手首を捻ってきた。連打、ナーゲルがジョーカーに仕掛けていく、これは、ジョーカーが攻撃を逆に打ったところに仕掛けていくが、これはスリップ。
起き上がれないか、いや大丈夫だ。ジョーカー復帰した。一回離れ、再び駆け寄るナーゲル、攻撃を仕掛けた、ナーゲルがカウンターで後ろ向きに薙ぎ払う。これで1-1。
再開直後、膝を狙うジョーカーの攻撃、ナーゲルがゆらゆらっ、と揺れた後でダウン、2-1になる。
さあ、序待ち構えるジョーカーに対し、寄っていくナーゲル、ここで膝から持ち上げて崩し、3-1。
ジョーカーがナーゲルを崩し、同門勝負はマキシマムジョーカーの勝利となりました。
一回戦第8試合
Gigas Tyrant(RRST) vs エクセリオン(ROBO-ONE中心殴り込み部隊)
さあ、はっしーさんのエクセリオン、今回は関西チームによる殴り込み部隊として登場。だうとさんがセコンドについています。予選繰り上げのタイラントと戦います。
まずは一礼、エクセリオン中央、パンチを打ちつつ接近、しゃがみこみながらの持ち上げを打つタイラント、しかし立ち上がった所に一発貰い、ダウンを奪われる、1-0。
やや苦しみながら立ちあがろうおうとするタイラント、立ち上がれるか、カウント9で立ち上がった。
ちょっとゆっくりした動作ながら復帰。しかし追い詰められた、エクセリオンがリング際に追い詰めていく、素早く左右に体を振りながら、駆け寄って持ち上げパンチで追い込む。これは! パンチがヒットし、ごろりと転げ落ちる、タイラント、リングからも落下で2-0。しかしエクセリオンからもなにやらネジっぽいものが落ちたが大丈夫なんでしょうか。
最後は中央での交錯、後ろに周り込んだエクセリオン、一瞬でめくり上げて叩き倒し、3-0。
エクセリオンがタイラントを下して勝利となりました。
一回戦第9試合
ウッチーマンZゴールド(チームもぐもぐ) vs 紅~くれない~version2.0(紅Project)
さあ、ウッチーマンZゴールド。Light優勝の機体がここで登場。操縦するのはイガアさん。イガアさんが、KENTAさんに代わって操縦します。対するは真っ赤なロボ女子型のロボット、紅です。
さあ、開始。まずは横歩きで交錯、しゃきーん、と言う音と共にパンチを繰り出す紅、抜けた、掴みに行ったゴールド、しかし細い胴体を掴み切れない、後ろ向きに倒れる。大丈夫、とアピールする紅。
やや離れて行くゴールド、紅を引っ張って間合いを詰める、これはスリップ、紅が倒れる。後ろにつけた、危ない、狙っていくか。しゃがんで凌いだゴールド、投げを狙っている。これは交錯した、腕先、捕まれた、しかしゴールドの体が持ち上がった、しかし、ゴールド、浮いたままでそのまま引っ張って崩す、紅が倒れ、これで1-0。
再開。後ろに逃れ、投げの隙を狙うゴールド、しゃき-んと再びパンチを構える紅、自重はほぼ1kg差とのこと。距離と隙を狙うゴールド、紅を追いかけていきますが、掴めていけない、詰め寄って捕まえるモーションをパンチ弾き返す、紅のパンチを下がって躱す、詰め寄る、弾き飛ばされたゴールド、これで1-1。
さあ、再開、パンチの隙をつきなおも掴みを狙うゴールド、しかしこれは捕まえきれなかった、スカートがうまく掴みを妨害する仕掛けになっている、残り少ない、突っ込んでいった、腕を掴んだ、このままいくか、離した。腕を掴んだ数秒止まったが、そのまま版下、10秒前。時間がない、離れた、ここで…… 時間切れ。
1-1で終了、延長戦に突入します。
タオルでゴールドを冷却するイガアさん。さあ、両者準備が整いました。延長戦突入です。
左右に体を振って誘うゴールド、紅が旋回して突きを寝る、一発、これは外した。だんだんと脇に引っ張ってきた、移動する余地が小さくなってきた、これは近い、これは、投げの構えをパンチで押し戻す、ここは失敗、パンチの間合いの外、しゃがんだ、いった、掴みに行った。後ろ、近付いたところに、入った。接近に裏拳を決めた、これを掴んで崩し、サドンデスで決着。紅の勝利となりました。
一回戦第11試合
アルテミス(大同大学ロボット研究部) vs 赤風(ロボツク!)
どんどんいきましょう、アルテミス。赤いシールドを備えた機体、対するのは真っ赤な鎧騎の赤風、ここは中部勢同士の対決です。
開始、まず赤風中央に、突っ込んで行くように接近していく。突っ込んで行った、アルテミスサイドでの衝突、これはスリップ。強烈な素早いアッパーを繰り出すアルテミス、一気に近付いた、しかしパンチよりも先に離れて行く、横に構えて、いい距離、パンチ、これはアルテミスがリング脇に追い詰められていく、ぎりぎり、連打、しゃがんでいる、どんどん仕掛けてリング脇へと追い詰める、しかし赤風スリップ、この隙にアルテミスが戻った。
赤風、大丈夫か、ちょっと足首がくずれてしまった、起き上がる、アルテミス、しゃがんでの突きを連打、ちょっと待てが入った。レフェりーから注意。しゃがんだままの連続攻撃に注意が入ります。
再開。横向きでの睨みあい、横突きの打ちあい。これは膝のあたりに入った、赤風が崩れて1-0。
睨み合い、赤風が突っ込んでいった、一気に突っ込んで倒す、さらにフックまで入れて1-1。
再開、これは交錯、スリップ扱い。リング脇ぎりぎり、さあ、中央に戻した赤風、突き合いになった、下から突くアルテミス、しかし間合いの長い赤風の攻撃の方が強いか、ここで再び注意。アルテミスにイエローカードが出ます。
再開、横突きで突っ込んで行く赤風、お、これはいった。ややずれた体の後ろに赤風が突きをねじり込み、ひっくり返す、アルテミスがダウン、1-2。
ちょっと遠い間合いでの横突きの応酬、間合いの外。残り10秒、攻撃レンジに入る赤風、残り2秒で赤風、カウンターでダウンを奪われる。
2-2、これで延長戦に突入になります。
延長に備え、2分の休憩に入ります。バッテリ交換に入る赤風、アルテミスはしゃがんだまま待機の構えです。
さあ延長開始、突っ込んで行く赤風、待ち構えるアルテミス、さあ赤風が詰めていった、これは入った! 赤風の腕先ぎりぎりにアルテミスが一撃、腕先からめくり上げて一気に崩し、アルテミスの勝利となりました。
お、神戸の皆さんの準備が整ったみたいですね。
第12試合が行われますよ。
一回戦第12試合
Gナイト(日工大ヒュー研) vs ディファイアント(神戸科学技術高校)
まず呼び込まれたのは、日工大のGナイトと書いてガンナイト。続いて登場はディファイアント、神戸の機体でもシールド構造を持った機体です。
開始、さあ、ガンナイトがまずは中央に持っていった、ちょっと遠い距離、ひょい、ひょいと角度を変えるディファイアント、横突き、なかなか仕掛けていきません、睨み合いになっている、横を向いている両者、ディファイアントが真横に詰めて一撃、しかし肩の上からの攻撃、これは崩れない、突き上げる、カウンターが入った、ガンナイトが攻撃の隙に叩きつけてダウンを奪う、1-0。
さあ、近い距離での打ち合い、ガンナイトは徹底して反撃狙いか、ディファイアントが素早く回る、位置の牽制、攻撃の構えに入った、盾の先端がぐっと下がるディファイアント、反撃が行く、しかししゃがんで踏ん張ったディファイアント、打ち合い、外した、密着でディファイアントが連打を打つ構え。この攻撃する時に盾がグッと畳むのがかっこいいですね。逆向きに打ってしまった。これはスリップ。届かなかった。違う方へと行った、パンチ、これは弾かれた。
やや離れた、寄っていく、おっと、腕同士が絡んだ、ディファイアントが転んだが、これはスリップ。遠い、睨み合い。離れて行くディファイアント、距離を取っていく、裏に回った、パンチ、しかし打点がずれたか。
これは入った、持ち上げる攻撃、カウンターが入って1-1。
これは、立ち上がれない、Gナイトが立ち上がれない、ダウン中にはタイムは取れないことから、復帰出来ずGナイト。時間切れぎりぎりで復帰不能となり、試合終了となりました。
なんかリングの上に、いろいろいっぱいネジが落ちてるみたいです。これで試合終了となりました。
このあとは組み替え、第10試合のあと、3,5,6と試合を行います。
一回戦第10試合
カタクラフト(神戸科学技術高校) vs 月光(東京電機大学ヒューマノイド研究部@NNO)
続いては神戸のカタクラフト、もうすでにネジが飛んでるみたいですが、月光との対決となります。
開始、両者横向きに睨み合い、月光のほうがやや大きいか。かなり飛び込んでの持ち上げる一撃、凌いだ、これは、カタクラフトの攻撃が肩にひっかかったが、凌いだ。
これは起き上がれるか、苦しんだが、カタクラフト復帰。月光の攻撃は足下から持ち上げて崩す攻撃、倒す、これはスリップに。
まだ0-0。追い詰めて行く月光、カタクラフト、攻撃中にスリップ。ちょっと安定が良くないか。起き上がった。横歩きで一旦距離を取る、スリップした。足首、大丈夫か。突き、これは入った、駆け寄りざまの一撃を正面から貰い、月光が崩れた、1-0。
密着状態からのカタクラフトの連打、月光が凌ぐ、下がってカタクラフトがスリップ、下からの攻撃、なかなかうまく入らない、あっと、手先を弾き返されて月光、スピンしてしまう。
ややいいい距離だ、月光の攻撃、うまいところに入らない、カタクラフトにうまく噛み合わないか。腕同士が絡む形でスリップ、分けた。あっと、復帰出来ない。どうした、月光がタイム。2-0になった。
追い詰められたカウントから復帰、残り31秒。攻めて行けるか、カタクラフトは勢いに乗って攻めかかる、通り過ぎたところに月光が持ち上げる攻撃、しかしカタクラフトはぎりぎり間合いの外。
残り10秒、打ち合い、これは反撃、めきっと言う音がした。
2-1、ダウンを奪い返すが、この間に時間切れ。カタクラフトの勝利となりました。
一回戦第3試合
Neutrino-ROSSO(飛騨神岡高校) vs 影狼(神戸科学技術高校)
神戸、勝ち上がってきてますね。ここは高校生チーム同士の対決です。ロッソと対するは神戸の影狼、まずは中央、かなりロッソの方が大きい。
体ごとのパンチを打ちながら、リング中央で追い詰めるロッソ、打ち合い、これは足下を掴んだ、ロッソ、まずひっくり返してダウンを奪う、1-0。
スリップ、素早い立ち上がりの影狼、追い詰めて行く入ったロッソ、影狼再びスリップ。大きな体でダイナミックに、ロッソが徐々に圧力をかけていく、詰めていった、胸板に手先が当たった、ぐうっと押すような構え、押しきった、影狼倒れ、これで2-0。
連打で押そうとするが崩れない、真横になって倒れてしまった影狼、半回転して足を動かしたあと、倒れ直して、復帰。
さあ逆向きに打ってしまう影狼、ロッソが攻撃、追い詰めて行く、リング脇に近付いてしまう、頭で一回転してしまった、しかし影狼、起き上がり非常に早い、ひっくり返って倒れた、なんか胸の部品がずれてしまっている。
パンチ、影狼、ずれたが耐えた。真横にいけるか、ワンツー、これは影狼には当たらなかったか、影狼の攻撃、ロッソの膝へ一撃、しかしこれは崩れなかった。ロッソ、一発当てて崩す、影狼、逆側の手をリングに当ててしまい、一瞬遅れて崩れる。これで3-0。ロッソの勝利となりました。
一回戦第5試合
鳳仙花Easy(木下@ID61) vs rayo(神戸科学技術高校)
木下さんの鳳仙花、対するは神戸チームのライオ、こちらは頭のない小型の機体です。
開始、まずは中央に持っていく両者、スラローム的な、なめらかな歩きで歩行していく鳳仙花、かなり肩がいかつい構造の機体です。下がった、ライオが追い詰めて行く、攻撃に巻き込まれてスリップ、レフェリーが分けた、再開。
かなりゆっくり、ゆるやかな動作で立ち上がる鳳仙花。復帰、再開。あー、突っ込んで一撃、反動で自分も横に転がってしまいますが,鳳仙花がダウンを奪われる、立ち上がれるか、立ち上がった。鳳仙花。1-0。しかし攻撃したライオも点灯、スリップから復帰する事が出来ず、カウント9でタイムを申請、これで1-1に変わります。
復帰、再開。横向きに接近するライオ、鳳仙花がパンチで凌ぐ、真横に倒れてしまったライオ、もうタイムは取れない、復帰できるか、どうだ、タイムは二度目は取れない、頭が逆になってしまった、逆立ちの恰好、復帰できるか、倒れ直した。
復帰、カウントテンと同時に復帰、しかし間に合わなかった。奇跡の一瞬、しかし間に合わず、これで鳳仙花の勝利となりました。
一回戦第6試合
サイバーMKII,(神戸科学技術高校) vs ADVERSA-Dis(神戸科学技術高校)
続いては、このカードは神戸勢同士の試合ですね。サイバーとアドヴェルサの対決です。さすがに似たような構成の機体同士の対決ですね。頭が無く、ひらべったい腕構造を持つ機体同士の対決です。
開始、まずは両者横向きになって接近、サイバーは腕の板が横向き、アドヴェルサが前向きに盾を構えてるんですね。同じタイミングで腕を伸ばし打ち付けあう、サイバーがすぐさまもう一撃叩き込む、これでダウンを奪う、1-0。
しかし綺麗に嵌って、逆立ちになってしまったアドヴェルサ、もがいて転がったが、ここから立ち上がれない、転んだ、転び直した。しかしここですでにカウント9。復帰できるか、10。復帰できず、サイバーが同門対決を制し、二回戦に進みました。
さて、次の試合…… あれ、コイズミさんが、あ、大丈夫そうです。
一回戦第13試合
BJ ASURA(大同大学OB) vs 竜鬼Ⅱ-O(AZM LAB)
続きです。BJアスラがまず登場、続いて、今日も爛々と目の輝く竜鬼Ⅱが登場です。きーん! きーん! と切れのある効果音を立てるアスラ、対する竜鬼Ⅱもがんがんがんと動作音を立てていきます。あれスピーカーですか、肩にスピーカを背負っているんですかね、竜鬼Ⅱも音を立てて来ています。
中央での交錯からスリップ、やや離れた、竜鬼Ⅱが下がって構える、これはどうだ、めくるアスラの攻撃、しかしスリップ。竜鬼Ⅱが前に進んできたところに、追いすがったアスラが一撃、これで1ダウン。1-0。
1-0から再開、やや遠い睨み合い、アスラが駆け寄った、竜鬼Ⅱリング脇ぎりぎりで粘った、背中を取ったアスラ、しかしなかなか攻撃が決まらない、密着したところから、打撃が出ないか、アスラの攻撃を、前進して距離を開き前に動いて回避する、竜鬼Ⅱの攻撃、これは投げの構え。しかし空転した。アスラの腕が竜鬼Ⅱの膝に絡んで引っ繰り返るが、これはスリップ、これはどうした、竜鬼Ⅱ、立ち上がった。ぐるりと回って、中央、攻撃、アスラの攻撃が竜鬼Ⅱの腕を掠め、一瞬遅れて倒す、これで2-0。
アスラが突っ込んでスリップ、あ、これはまずい、アスラの膝が曲がったままだ。立ち上がれない、タイム、タイムだ。アスラがタイムを申請、膝が曲がったままになってしまっている。2-1。
速やかに修理し、さあ、再開の指示。1分15秒から。残り55秒、睨み合い、さあ竜鬼Ⅱが追っていった、攻撃の構え、跳ねるような独特の動きでアスラが躱す、組み討ちに変わって、これは。伸ばした腕に突きを絡められ、竜鬼Ⅱが九十度横にぐるりと回る、これで3ダウン。3-1でアスラの勝利となりました。
「負けてしまいました」と、負けた場合の音声を披露して、試合終了でした。
一回戦第14試合
ラファール(神戸科学技術高校) vs ant lion(OSUロボプロ)
引き続いてこちらも神戸チーム、こちらはラファールの登場。対戦するのはアントリオン、どちらも標準的なヒューマノイドスタイルでしょうか、スタンダード的な機体同士の対決です。
開始、まずは後ろを向いたアントリオン、中央に素早く寄っていく。ファーストタッチが痛打になった、真横にひっくり返し、ラファールからダウンを奪う。起きられるか、起き上がった。ちょっと転がり回ったが、ラファールが復帰。
再開直後の一撃、凌いだラファール、しかし仕掛けた動作で自機が転がり回ってしまう、起き上がれるか、カウント8で立ち上がった。大丈夫でした。
さあ、立ち上がって再開。肘を曲げたままで横突きを打ち込み、そこから腕を一気に伸ばすような攻撃を繰り出すラファール、跳ね返されてスリップ、どうした、立ち上がれるか、今度は9で復帰した。
無線が危ないのか、近付いていったアントリオン、一旦離れた、攻撃、めくり上がったがこれは耐えた、しかし直後、アントリオンが腕をちょっと持ち上げたところに、ちょこんと引っかけられ、ラファールが少し浮いて落ちt、2-0。
最後は再開直後、駆け寄ったアントリオンがオーバーラン気味に駆け寄って裏拳一発、ラファールの首を刈るように倒し3ダウン。これでアントリオンの勝利となりました。
一回戦第15試合
で・かる~る(道楽、) vs ジャスティア(芝浦工業大学SRDCチームジャスティア)
さあ皆さんお待ちかね、でかーるが宇宙人みたいにぶら下げられて登場です。対するのは芝工大のジャスティア。これも非常に変わった構造の機体、巨大なシールドと、がばっと開くような掴み構造の腕が気になる機体です。芝浦部長の気合の声が飛んで、試合開始です。
開始、さあ、いきなり折れ曲がったデカール、上体を曲げて突っ込んだ、立ち止まった、ころがった、ジャスティアの構えた盾にぶつかって、ひっくり返された。でかーる1ダウン。1-0。
再開、大きな腕をブロックにして、でかーるを押し戻すジャスティア。、しゃがんだ時にシールドの下端ががちんとリングについてしまっていますが、大丈夫なんでしょうか。
でかーる復帰、再開。、なんだか闘牛士と牛みたいな恰好。突っ込みを弾かれ、でかーるが明後日のほうにダッシュして行きかけますが、戻ってきた、またしかし違う方に行って。盾をでかーるの方に。押し戻す、押し戻した、でかーる、再び引っ繰りかえる。これで2ダウン。起き上がれるか、調子がよくないか、復帰できなかった、テンカウントのちょっと後に、がばっと起き上がったでかーる。しかしこの試合はノックアウト、ジャスティアの勝利となりました。
最後復帰できなかったのはボタンを押し間違えたのだそうです。
一回戦第16試合
エディオン(神戸科学技術高校) vs IGNIS.FTX(伊藤慎二)
さあ、一回戦最後の試合! 神戸チーム最後の機体エディオンと、真っ赤なフレームのイグニスの対決です。
開始、まずは真横に構えて突っ込むイグニスに、なんだかからんからんと変な音がしているエディオン。機体になにか入ってるでんでしょうか、時々、金属の音が響いていきます。
間合いを広く取って正面に構えるイグニス、エディヲンを追い詰めて行く、横突き、これは浅い、スリップして金属音と共にひっくり返るエディオン。あれは膝と腕先がぶつかっていて、それできんきんといい音を立てているようです。
エディオンのアッパー気味の攻撃がイグニスに絡みますが、これはスリップ。さあ、ちょっと離れての打ち合いから、睨み合いになった、イグニス、真横につけた、体当たり、スリップさせるがこれは攻撃とならない。
真横につけた、攻撃、打点が高すぎる、イグニスのパンチがエディオンの頭上を抜けてしまう、離れた、エディオンが詰めた、ワンツーパンチ、しかしこれも肩の上、あ、これは入った、エディオン、突っ込みざまの一撃がイグニスの足下に入り、これでダウンを奪う、1-0。
真横から突っ込む、イグニスのパンチに腕を突っ込み、持ち上げて落ちる、しかしこれはスリップになった。アッパーを打ち込むエディオン、やや遠い間合いから狙う構え、イグニス、肘からタックルのように、突っ込んで滑り込む。
これは、イグニスの後方からエディオンが持ち上げる一撃、これで2-0。残り10秒、ここで時間切れ。
2-0、大型のイグニスを下し、エディオンが勝利を収めました!
さて、ここで一回戦終了!
このあとはお昼休憩、13時15分より、二回戦となります。
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