第21回ROBO-ONE観戦記【三回戦】
さあ、スポンサーのPRタイムのあとは、三回戦8試合です。
居並ぶ機体は、すべて一勝以上を果たした十六機。いよいよ開始です。
三回戦第1試合
automo 05(Go-Wan)(holypong) vs クロムキッド(kupakuma)
さあ、最初の対決はハイレベルでバランスの取れた機体の対決。オートモとクロムキッド、パワーとスピードを兼ね備えた、模範的な機体同士の対決からスタートです!
開始、まずはクロムが中央、オートモは前後にフットワークを効かせ、小刻みに振って機会を伺う、いきなり突っ込んだクロム、膝下に強襲の一撃、ひっくり返してダウンを奪う、これで1-0。
離れて距離を置いた、オートモを狙うクロム、これは、空転したあと引っかけた、肘を掴んだか一気にひっくり返した! 2-0。
さらに再開、直後、ひっつかんで一気に反転させ、上下逆に落っことしたクロムキッド、オートモを一気に仕留めて3-0。クロムキッド、43秒の高速勝利となりました。
三回戦第2試合
ガーゴイル・ミニ(吉田ファミリア) vs レグホーン(NAKAYAN)
続いてはこれも強烈な対決です。城塞ガーゴイルと、関西四天王レグホーンの対戦。この長い長い腕をかいくぐって、レグホーン攻められるか。
開始、横向きに抱えた両者、ちょっと遠い間合いで睨み合い、寄っていかない、ガーゴイルがまず近寄った、一気にいった、足下、聞いていない、レグホーン一気に攻める、しかしガーゴイル凌ぐ、足首の外側についてる打撃避けが地味に生きている、これは、ダウンを奪った、掴みにいったガーゴイルを、掴まれるその前に崩し1ダウンを奪う、1-0。
さあ、アクリル板で手羽突きを防ぐガーゴイル、レグホーンと真横、長い距離の突きの打ち合い、これは、ガーゴイルの突きに重ねた、さらに持ち上げるが、カーゴイル、足から着地、踏ん張った。しかし向きを変えての打ち込み、これは捻って落とした、ダウンを奪った、2-0。
レグホーンの攻撃、ガーゴイル、はじき返されてやや離れた、連打、かなりの連打、これはどうだ、服を掴んだままでの打ち合い、レグホーンを爪で掴んだまま、かなり強引に引きずり倒した、ガーゴイル、ダウンになった、2-1に変わった。
これは、再開、中央で腕先同士がぶつかりあった、レグホーンの翼の先を掴んでしまったガーゴイル、そのまま腕先を小手捻ってそのまま落とされ、3-0!
レグホーン、ガーゴイルの攻撃を見事に切り返し、準々決勝に駒を進めました。
三回戦第3試合
コルテージュ・ミハルス(芝浦工業大学SRDCチームコルテージュ) vs KingKizer(MARU Family)
さあなんとまだ2チームが戦っている芝浦工大チーム、世代交代だ! の声を部長が上げれば、丸さんがお子さんの手を掴んで、こちらも世代交代だ、と切り返す。リングの上のコルテージュ、腕をがちがちと鳴らしています。
開始…… これは、兎跳び、と言うか、猛烈な勢い突っ込む、斜めに飛び出すキングカイザ-。待ち構えていたコルテージュの一撃で仰向けに倒れる、ダウン。これはちょっと時計が止まる、レフェリーの指示、捨て身攻撃になっていた、との事。なるほど、股間のシリンダーでリングを叩いて、これでジャンプしているんですね。というわけで、捨て身と言う扱い、この試合では使えない事に。
あっと、そうこうしているうちに、キングカイザーを背中から追って、コルテージュが追撃、これで2ダウンに。
カイザー、シリンダージャンプを繰り出します、別種と言うアピールでしたがレフェリーの注意、まだ殿堂入りじゃないから、と言う事で、これも使用できなくなるようです。
再開、これは、小競り合いになった。リング脇での小競り合いから、打撃の打ち合いでコルテージュが押し切り、ダウン。3ダウン、キングカイザーを倒し、これでコルテージュの勝利となりました。
さて試合の後。キングカイザーのシステムを紹介している丸さんの横で、一旦ステージ脇まで飛んでいったお子さんが戻ってきて、裾を掴んで大泣きを初めてしまいまして。「次、頑張ろうな!」「ばかー!」とすごい怒られ、丸さん男らしく土下座。そしてリングの向こうで、芝浦工大の部長さんはじめ一同もすごい勢いで土下座。泣く子と地頭というものです。キングカイザーでも勝てません。
圧縮空気のジャンプシステム、これだけで重さが1kgもあるんだそうで、しかもガス漏れを起こしてしまっているのだそう。ぜひ改良型を作成したい、と丸さん。
「その頃にはこの子が私の仇を」「ばかー!」と言う事で、ステージ上はすごい大変な事になりつつ。ともあれ、キングカイザーを下したコルテージュの勝利となりました。
三回戦第4試合
MAXIMUM JOKER(電気通信大学ロボメカ工房チームMAXIMUM JOKER) vs エクセリオン(ROBO-ONE中心殴り込み部隊)
さあ、関西艦隊のエクセリオンがここで登場。巨体マキシマムジョーカーを崩せるか。
開始、横向きに突っ込むジョーカー、すすすと滑り寄っていくエクセリオン、初段の攻撃を浮かずに凌いだ、パンチの打ち合い、ややエクセリオン浮いたがこれも凌いだ。しかしスリップしているうちに、ジョーカーがリングから落ちてしまった、これで1-0。
再開、慎重な攻めに入っている両者、つかず離れず、エクセリオンが寄っていく、一撃、離れた、後ろに周り込んでいく、突き、突っ込むエクセリオン、角度が変わった、腕同士のぶつけ合い、スリップになった。
叩き合いの展開から離れての打ち合い、と、腕の下をねらわれたが、エクセリオン崩れなかった、足首に腕先が引っかかるが、これはスリップ。めくられかけたが、エクセリオン足裏から落ち踏みとどまる、ダウンにならない。これは上手い、すれ違いざまの横突きの同時攻撃から、エクセリオン、角度を変えて追撃、90度横へ打ち込んできた、この追撃でダウンを奪う、2-0。
さあ再開、投げの構えだジョーカー、これは! 両腕を広げて突っ込んで行く、エクセリオンを掴んで引き崩す、これで2-1になった。エクセリオン、投げの構えに突っ込んでしまった。
再開、横突きの打ち合い、通常時に腕を巻き上げて追撃を防ぐのがジョーカーの構えですね。後ろを取ろうとしているエクセリオン、ちょっと離れた、真横での突き合い、これは打撃、正面から入った、2-2に変わった。
残り1分、睨み合い、ジョーカーの攻撃、しかしこれは足から落ちた凌いだ、胸同士が着くような至近距離での叩きあい、凌いだ、離れた。これは、からまった、腕同士が完全に絡まった状態。待て、で離す。
残り10秒、ジョーカーの一撃、肩の裏に突っ込んだ攻撃。一瞬空中で絡まったまま両者が止まる、そのまま、倒れた、エクセリオンがジョーカーを、もろともに倒してダウンを奪った!
3-2、接戦の勝利、エクセリオンがジョーカーを下しました!
三回戦第5試合
ナガレゴールド(ナガレンジャー関東支部) vs Cyclops_x(H)
続いての対決、ナガレゴールドとサイクロプスの対決だ。
スマートなデザインの機体同士の対決、中央に寄ってきた。開始、まずは真横を向いた、サイクロプスは中央で角度を変えて、弧を描くように接近、かなり近い、サイクの密着しての攻撃を躱すゴールド。足下への攻撃、しかしこれはスリップになる。
さあ、ちょっとけんけんおのように離れるサイク、これは、両腕を繰り出した攻撃が引っかかって絡んだ、持ち上がりかけたがゴールドかなり粘った、これは両者スリップになった。
0-0のまま再開、足下を狙うゴールド、サイクはたくみに躱した、踏み込んで、切り下げるような間合いの長いチョップ、あ、どうした、サイクが倒れた、起き上がれないか、スリップ、がんばっているが、足がおかしい、立ち上がった、が、転んだ、タイム、タイムを申請した。1-0になる。
やはり足首がおかしいようだ。待ち時間の間、柔軟体操に入るKENTAさん。あ、直ったようです。
試合時間はまだ1分51秒残っている、再開。ゴールドがリング脇で待ち構え、先に打たせて追撃に入るサイクロップス、しかしまた変な倒れ方をした、大丈夫か。足首が戻らない、立ち上がりかけたが、復帰できない。
これでテンカウント、TKO。ナガレゴールドの勝利となりました。
どうも膝のギア欠けのようで、復帰できなかったとのことでした。
三回戦第6試合
Neurino-BLU(飛騨神岡高校) vs ディファイアント(神戸科学技術高校)
さあ、ここは高校チーム同士の対決だ! ヘラ状の腕を保つニュートリノブルーに対し、縦型の腕部のディファイアントが対決。かなりディファイアントのほうが機体的には小さい感じdしょうか、さて。開始。
盾の先を下げた感じの構えで、中央に寄っていくディファイアント、ブルー、ちょっと離れた距離で睨む、突っ込んでいった、離れるディファイアント、攻撃、しかしディファイアントは離れている、これは、追い詰めていた、リング脇に逃れたところに追撃を入れてダウンを奪う、1-0。
つんのめるように攻撃をしかけるブルー、攻撃の腕同士が絡まる恰好で、レフェリーがストップを入れて分ける。立ち上がった、再開、横向きで距離を開く容赦、さあ、横から近付く、しかし攻撃のレンジの外。ちょっとブルー、怪しいのかつんのめるのか、しゃがんでブルーの打撃を凌いだディファイアント、しかし打ったは逆側、これはディファイアントの打撃を受け止め、さらに自分から攻撃を打ち込む恰好で倒す、れで2ダウン。
これは、攻撃の腕の戻りに巻き込んで、相手を引き寄せた恰好のブルー、ディファイアントの攻撃で持ち上がったが、これは有効とならない、スリップ。これはいった。腕同士の打ち合い、胴体に当てたブルーの一撃がディファイアントを弾いた、これで3ダウン。
3-0、高校生対決はニュートリノブルーの勝利となりました。
三回戦第7試合
Aerobattler(なぐ) vs ant lion(OSUロボプロ)
さて、先程ぎりぎりの勝利を勝ち取ったアエロバトラー、対するはバランスのいい機体のアントリオンです。お子さんを後ろに連れて行って、さあ試合開始。
真横に突っ込む、アントリオンが攻めて行く、前後に大きくスイングする横薙ぎ払い、これを凌ぐアエロ、さらにもう一撃、しかしこれをは弾き返した、アエロが1ダウンを先取、そしてこれは、足下への攻撃でアントリオンが崩れる、2ダウン目、2-0になった。
両者低い位置への打ち合い、アントリオンの攻撃を回避しつつ、リング脇まで下がったアエロ。近付いたアントリオン、その攻撃を待ち構えていた、足下から持ち上げて崩す一撃をきっちり決めた。
トラップにかけたような適確な一撃、これで3ダウン。3-0となりました。
三回戦第8試合
ジャスティア(芝浦工業大学SRDCチームジャスティア) vs ガルー(くまま)
「コントローラーを忘れました」と芝浦工大チーム。「優勝者すぎてびびりました」ってわかるけどわからないコメント。あ、コントローラーが来ました。部長さんは、いつもの気合のほうは。あ、それどころじゃないみたいです。
開始、中央に寄っていく両者、ちょっと距離を空けて睨み合った、非対称のジャスティア、盾側がガルーのほうに向いている、詰める、掴めない、凌いでいる。しかし腕を伸ばしたところに掴みにいった、一回目は外れたが、二度目はいった、足首を掴んで一気にひくり返し押し潰す、1-0。
再開、中央に陣取ったガルー、待っている。ハサミの側を向けるジャスティア、ガルーもジャスティアもハサミを動かしながら叩き合う構え、これは、おっと半回転した、ジャスティアが再び盾側を御ガルーに向けた、この手を打ち上げ、ガルーから身を守る、下がったガルー、これは有効に機能している。
下がって粘る恰好で、ガルーの攻撃を凌いでいる、足首に盾の下の辺をぶつけ、ぎりぎの所から面で持ち上げる攻撃、これでガルーの攻撃を凌いで行っている、これは、移動しながらの叩き合い、盾でガルーの攻撃を防いでいる、これは、ガルー、盾の下に爪が滑り込む、足首を狙っていった、一気にひっくり返し、2ダウンを奪う! 2-0。
再開、ちょっと離れた、盾側、いややはりハサミ側をガルーに向けた、これで掴みに行く、これは背中に回り込んだ、肩でしょうか、掴み上げて一気に持ち上げ、押し潰すように持ち上げて落とす、これで3ダウン。
3-0、ガルーが破壊的なパワーで押しきり、準々決勝に駒を進めました!
ここで再び休憩、10分後に準々決勝から再開となります。
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