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2012.09.02

第5回ROBO-ONE Light観戦記【二回戦】

 さて、午前中で一気に20試合を走り抜け、ここから二回戦となります。
 とはいえ、まずは協賛企業による企業PRタイムより。近藤科学によるPRタイムが行われます。
 このあとは第二回戦、ベスト16による8試合です。レフェリーがいるけど審査員長がいないと言う状況に。あー、審査員長いらっしゃいました。さあ、選手のコールです。

二回戦第1試合
ダイちゃん(はっぽん研究所) vs EV-02 stein(sakanabin)

 さあ、これは面白い対決から開始です。ダイちゃんとスタインの勝負から、大会再開となります。
 さあ、まずは中央に一気に行ったスタイン、やや前にのめりつつ、ダイちゃんが横突きを伸ばす、左右に小刻みに間合いを取るダイちゃん、一撃を貰うスタイン、ゆれましたが凌いだ。
 移動しながら突きを繰り出す大ちゃんに、こちらも素早く動いて構えを取るスタイン、下への攻撃、払うような攻撃から、腰を入れたストレート、しかしダイちゃんの動きが速く、攻撃の予備動作のうちに避けられてしまう。一方のダイちゃんの攻撃を、スタインも綺麗に凌いでいる。周り込もうとする両者、位置の取り合いの展開、これは、スタインが背中から密着し、ストレートをぶつけて崩す、これでスタインがダウンを奪った。1-0。
 再開、リング脇ぎりぎり、スピンしながらも連打を凌いだスタイン、リング脇ぎりぎり、次々と攻撃を受けるも凌ぐ、駆け寄っての打撃に切り替えるダイちゃん、リング脇、この位置は危ない、大ちゃんが打ち込んで来る、これは躱した、ストレートを打ち出すスタイン、ダイちゃんは手数を出して狙っていくのですが、スタインは倒れない、打撃、凌いだ、連打、絡まった。連続パンチが脇の下に挟まってしまう、ここで分けた。

 さあ、絡んでいるうちに試合時間終了。ワンダウンで決めて、スタインの勝利となりました。

二回戦第2試合
バンボー・カスタム(バトル・バンブー) vs スケントン(日工大ロボ工房水斑)

 今度はKHR対決に変わりました、不吉な黒いKHR、バンボーカスタムと、スケントンの対決です。
 開始、中央に持っていったバンボー、左右に大きく絶えず機体を動かして、立ち止まらない構え、足踏みもかなり早い、中央で旋回しているスケントン、後ろから一撃貰う、腕先が背中の蓋に引っかかって、空いてしまう一撃、これで1-0。
 大きく回るバンボー、背中を取りに行く、腕をぶつけあう攻撃、しかし伸ばしたところから、さらに横にひねりを入れるのがバンボーの動きだ。両腕パンチ、これはちょっとずれていたか。パンチを凌ぐバンボー、リング脇の危ない所から中央に戻した、左右に大きく振る、仕掛けさせない、やや翻弄されているかスケントン、一歩進む、詰めていく。打撃を出さなくなった両者、読んでいるか、両腕パンチ、距離を詰めたところに思い切りよく一撃、これで1-1。
 さあ、再開。背中に周り込むバンボー、これは! 両腕パンチを繰り出し、腕が伸びきったところに小さく横突き、よく読んだ、これで2-1。
 時間はあとわずかか、やや離れた両者、後ろから走りざまの一撃、しかし自分がスリップしてしまう、これは! 時間ぎりぎり、のしかかって攻撃で崩した、体当たり気味に残り10秒、時間がもうない。時間切れ、2-2での延長に突入です。

 両チームとも、そのままの整備なしで行くようです。作戦会議中。両者、冷却を行っています。バンボーチーム、なにげなくコントローラが落っことされちゃったりしておりますが。

 さて延長戦。真横に構えたバンボーが挑発し、中央に構えた、旋回して大きく周り込む、横向きに突っ込む構えか、前後に機体を振るスケントン、待ち構える構えか。離れては近付くバンボー、何かを狙っていく、それにしてもよく動く、それにしても倒れません。さあ、背後に行った、背後を狙ってきた、これはチャンスだ、背後ぎりぎりの間合い、腕をすうっと伸ばしてバックパックに一撃。これでバンボーカスタム、サドンデスを制しての勝利となりました。

二回戦第3試合
ウッチーマンZブルー(チームもぐもぐ) vs 車検大王(syaken.com)

 さて、再び強烈なルックスの機体同士の対決、車検大王とウッチーマンブルーの対決です。
 まずはしゃきしゃきと接近するブルーですが、いきなりスリップ、前に転ぶ。車検大王はゆっくりした動きで移動し中央、横へと突きを繰り出します。中央での睨み合い、待ち構えたブルーに横突きを繰り出す車検大王、これは凌いだ。左右に交互にパンチを繰り出す車検大王、パンチ、これは倒れるのが遅れた。スリップだ車検大王。
 再開、真横から突く、これは崩しきれなかった、しかし再度。駆け寄っての一撃、これは腰のあたりに入った、ゆっくり崩してダウンを奪う、1-0。
 再開、後ろを取ろうとするブルー、横へ横へと動く車検大王、ウッチーマン、なにもないところでスリップ。ぐるっとリング脇ぎりぎりを回っていったブルー、足首がふんばれなかったか、スリップ。
 間合いを取る戦術か、車検大王、立ち止まったまま横突き、真横にいる、しゃがんで躱そうとしたブルー、しかし立ち上がろうとしたところに車検大王の横突き、これは入った。1-1。
 残り10秒、投げの構えで詰め寄るブルー、詰めよった、片足を掴んだが、しかし崩しきれなかった。これで1-1のまま時間切れ。延長戦となります。

 横たわったままの車検大王に対し、バッテリを交換し万全の構えのブルー。
 あー、なにやら競技をしているようです。しゃがんでいる時に腕先がついているのではないか、と言う疑惑に、しゃがんでみるブルー。どっすん、と衝撃音がしています。ついてますね……。
 レフェリー判断でOKが出たもよう。再開です。さあ、中央に陣取ったブルーに対し、いったん下がって戻っていく車検大王、ブルーの攻撃を躱してカウンター気味の一撃、しかしブルーはこれを躱した、ブルー、スリップ。車検大王、腕が震えているが大丈夫か。パンチ、反撃する大王、打ち合わせた、あおむけにスリップ。ファイト、遠いまあ井、突っ込んだ、逆側へのパンチ、これは、ブルーが大きな攻撃、しかし足首が変な方にねじられていたが、起き上がった。あと30、と言う声が飛ぶ。車検大王を追い詰める、リング脇ぎりぎり、仰向けに倒れる、リングアウトに追い込めるか、残り10秒、ぎりぎりの攻撃も押し切れず、審査員判定となりました。

 判定の結果は…… 車検大王! ウッチーマンチームを破り、車検大王がベスト8に進んできました!

二回戦第4試合
セアル(白風M) vs かなた(O☆KU☆DAキャノン)

 さあ、試合巧者のセアルが登場。サイコロ1号らを倒したかなたと対戦します。
 開始、まずは右にスライドし、足踏みをしちえたセアルが中央を狙う。やや離れて陣取った両者、距離がかなり広い。仕掛けていかない両者、ちょっとスロースタートだ。さあ、セアルが詰めていった。パンチ、セアルがぎりぎりで凌ぐ。前に回ろうとしているか。両腕パンチ、しゃがんで凌いだかなた、しかし復帰してきたところに一撃重ねて図案を奪う。1-0。
 再開、今度はしゃがんだままで凌ごうとしていたかなたにさらに巻き上げるような攻撃、これで2-0。
 逆側への突きで攻撃を凌ぐかなた、セアルの一撃、密着状態から倒立して突っ込むかなた、捨て身技、これは凌いだ。最後はやや近い位置にかなたが立ったところにセアルが一撃、これで3ダウン。セアルがかなたを制して勝利となりました。

二回戦第5試合
ウッチーマンZゴールド(チームもぐもぐ) vs テトラポッド(日工大木曜B斑)

 さあ来ました、適格な操縦でスオガを破る金星を挙げたテトラポッド、しかし対するウッチーマンゴールドは、恐らくウッチーマンチームの中でも最強の操縦技術の持ち主。面白い試合の予感がします。
 開始、まずはそれぞれうまい距離を取り睨み合い、じわじわと近付くウッチーマン、真横への攻撃、これはスリップ。テトラにはちょっと届かなかった。つねに相手に対して真横を向き、横突きの隙を伺うゴールド。テトラポッドが両腕パンチを繰り出したのを隙として、突っ込んでダウンを奪う。1-0。
 近い距離から投げ技を打ちかけ、躱されたところに背中側から繰り出す、下から切り上げる突き。これを命中させて2ダウン。リング脇ぎりぎりから、同じスピードで中央に駆け戻り、戦場はリング中央に。ゴールドとテトラが同じ方向に突き、テトラの攻撃、しかし崩れなかった、再開、テトラポッドが隙を掴んでゴールドを崩す、これで2-1。
 ダブルパンチを横突きで躱すゴールド、直後、戻したゴールドが、テトラポッドの腕先を捕まえて突き崩し、これで3-1。ウッチーマンゴールド、ウッチーマンチーム久々の勝利を飾りました。

二回戦第6試合
白狐(東工大ロボット技研チームACT) vs JACK(RRST)

 さあ、さっきその、いろいろなことがあった白狐が登場。対してはファントムを接戦で倒したジャックが登場です。小型機対決ですね。
 開始、軽いフットワークで詰めていく白狐、大きな爪を展開し、一機に肉薄しての攻撃。ハロウィンは小刻みに機体を振って耐える、ちょっと無線の状態が良くないか、中央に戻します。白狐はコントローラも自作。かなりユニークです。腕先を自由に振り回す白狐ですが、引っかけたものの、ジャックに力負けして自分が倒れてしまう。おっと、これは。ジャックの伸ばした腕先に引っかけて持ち上げかけるが、やはり白狐が力負けして自分が倒れてしまう。
 これはなかなか悩ましい勝負、おっと、これは。投げ技だ。腕先を掴んで崩した、1-0。
 復帰したジャック、バッテリが背中から出てしまう、ぶらさがってしまている。このままの状態で打ち合い、腕先がぶつかった、白狐、いいパンチなのだが、引っかけても腕先を中心に自分側が振り回されてしまう。まだバッテリが下がったままだジャック、それにしてもあの状態でよく歩いています。
 残り10秒、小刻みな打ち合い、時間切れ、1-0で白狐の勝利となりました。

二回戦第7試合
ウッチーマンZレッド(チームもぐもぐ) vs 斑鳩(TDUヒュー研とりさんチーム)

 さてウッチーマン最後の選手、レッドが登場。対するは超軽量級の斑鳩。重量差的に斑鳩には非常に不利な対決ですが、さて。
 中央にまずは進んだ斑鳩、遅れてレッドが中央に持っていく。リングの真ん中には斑鳩。機体を左右に大きく振りながら、狙いを取るレッド、一気に詰め寄りに行った、これは掴めなかった。スリップ。あっと、これは捨て身になってしまった。
ちょっと遠い間合いで、試合はリング脇に移行、スリップするレッド、これは! 小競り合いから放った攻撃が、斑鳩の肩に刺さってそのまま半回転、斑鳩がダウンを奪われる。1-0。
 さあ、間合いを自在に調整するレッド、斑鳩はやや待ち構えると言う動きから、小刻みな移動で積極的に背後を取っていく構えに、横パンチを躱すレッド、姿勢を持ち上げて、どすんと打ち込む一撃、さらに一撃、これは当たらなかったが、大きく距離を開く、残り10秒。時間がない、残り1秒、しゃがみこみつつの横パンチ、これを打ち出したところで時間切れ。
 1ダウンを守りきり、ウッチーマンレッドの勝利となりました。

二回戦第8試合
Nameless next(8-2 Industry) vs ω(RRST)

 二回戦最後の試合となりました。登場は強烈なパンチを操るネームレスネクスト、
そして顔文字を貼り付けたオメガが、続いてリングに登場です。
 開始、まずはのしのしと中央に近付く両者、オメガはやる気まんまんです。中央、よ先に埋めていたのはオメガ、しかし逆向きんみパンチを打ってしまう、さあ、手が届くまあ、ネームレスの交易がかr阿売る、かすったオメガの攻撃、これは、相手に先に打たせて、脇の下あたりを素早い攻撃で攻める、1-0。しかし再開直後にカウンターで奪い返し、これで1-1となった。
 さあ、中央での睨み合い、やや間合いは遠いが、どっちにせよ有効な、これは! のしかかった攻撃で巻き込んで沈めた、ネクストがオメガを崩し、自らも倒れつつ2-1に。
 オメガがなにもないところで沈み、ネクストも付き合うようにスリップしてしまう。どちらも電源が危ういか、ネクスト、崩れる、どちらか、これはスリップ。斜め上へのネクスト突き、肉薄している両者。下からの突き上げをやりすごすネクスト、足首がおかしくなって立ち直ったところで時間切れ。
 カウント数は2-1、これでネクストの勝利となりました。

 さあ、二回戦8試合すべて終了、これでベスト8が出そろいました!

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