« 略してケー・シー。(☆) | トップページ | google docとか修行中。(☆) »

2012.09.06

八月的読書記録。(☆)

 ちょっとずれこみましたけど、月末月初恒例のコレ。まだやってなかったので、8月分をばです。

8月 の読書記録

【読書状況】 10 冊読了 / 16 冊購入 【購入費】 17333 円

「茶坊主漫遊記 (集英社文庫)」
田中 啓文 集英社 600 円
読了(2012-08-05) ☆☆☆☆
将軍家光、寛永の御代。石田三成は生きていた。唐傘丸顔の老僧となり、怪力の武僧と身軽な剽軽者とともに旅を続ける彼の前には、世俗の人々の大小様々な難事件。そして後ろには柳生十兵衛と公儀の追っ手が迫り来る。世情定まらぬ、この旅の果ては何処なのか。ブラウン神父シリーズと水戸黄門漫遊記を入れ込んで、旅股人情歴史ミステリに仕上げた快作。面白し。

「旗本花咲男〈上〉 (ベスト時代文庫)」
宮本 昌孝 ベストセラーズ 670 円
読了(2012-08-07) ☆☆☆☆★
天下無双の屁こき侍、颯爽惨状! 放屁御免のお墨付きと自由自在の諸屁流を携えた、旗本・留主水之介の大活劇。魔法のような屁を使う主人公と言う腰の抜けそうな設定と、ライトな影にしっかりと事件と陰影を構築するストーリーで鳴らす痛快娯楽作品。旧版の味のあるイラストも好きだったので、それがないのはちょっとだけ残念。

「旗本花咲男〈下〉 (ベスト時代文庫)」
宮本 昌孝 ベストセラーズ 670 円
読了(2012-08-10) ☆☆☆☆★
何故にこうなる! 嫁取り騒動が江戸百年ぶりの合戦沙汰に! 屁こき侍に突如持ち上がった嫁取騒動、ひねくれ者の婿と嫁、勘違いと意地の張り合いは周囲をどんどん巻き込んで、ついには旗本出陣の大騒動に! 花咲男、未読の後半戦は、強烈な勢いで物語を引っかき回す新登場人物の勢いで途方もない大騒ぎに。実在の人物や事件もひねった出方で登場する娯楽巨編。無茶苦茶もここまでやるとすっきりです。素敵。

「剛神―大江戸超神秘帖 (Legend archives―Comics)」
滝沢 一穂,近藤 ゆたか チクマ秀版社 1995 円
読了(2012-08-13) ☆☆☆☆★
八百八町に空から迫る、星からの侵略者・その名は星夷。一騎当千の特捜隊・蘭学攘夷隊も手こずる巨大なその影に、熱風一陣、正義の大巨人がいま立ち向かう! 戦え剛神! 立て剛神! 今こそ吹けよ剛神風! と言うわけで、ビタ一ぶれない紛う事なき、時代劇版ウルトラマンであります。中途で終わった作品ではありますが、二部から徐々に明らかになってくる星夷側の設定など興味は尽きません。ぜひ続きをいつかどこかで、と熱望したい一作です。

「乾隆帝―その政治の図像学 (文春新書)」
中野 美代子 文藝春秋 840 円
読了(2012-08-19) ☆☆☆

「蝉丸Pのつれづれ仏教講座」
蝉丸P エンターブレイン 1470 円
読了(2012-08-21) ☆☆☆☆★
仏教っていろいろわかんないことも多いから、詳しいしさばけてる兄貴にいろいろ教えて貰おう! 的読本。全体を貫く拘束の緩さと、大変そうな話をしている時も、終始なんだか楽しそうな語り口は、寛い正しさと緩い楽しさとを備えた、非常に楽しいものです。身構えてしまう前に、身構える事なく読み通したい一冊。おりおりになんかあったときに読み返すと、とても楽しそうな本です。

「萩供養: ゴミソの鐵次 調伏覚書 (光文社時代小説文庫)」
平谷 美樹 光文社 560 円
読了(2012-08-23) ☆☆☆☆★
江戸時代も後期、文政年間を舞台に、祟りを祓うゴーストハンター・ゴミソの鐵次が活躍する短編冒険小説集。遠隔視からキリスト教の祈祷までこなす鐵次の万能っぷり(でもよく知らないけど多分これゴミソ違う)と、奇想を納得できる形で絵解きする巧みな筋運びが、しっかり噛み合った娯楽作。事件が解決したあとの、なにげない会話の余韻が実に素晴らしい。「萩供養」「鈴虫牢」、それに「妖かし沼」あたりがお気に入りです。

「機動戦士クロスボーン・ガンダム ゴースト (2) (カドカワコミックス・エース)」
角川書店(角川グループパブリッシング) 588 円
読了(2012-08-26) ☆☆☆☆
月を強襲する海賊軍、戦いは四つ巴の大乱戦に! 異形異能のMS同士がぶつかりあうMS乱戦は、ガンダムをうまく使った忍者バトル漫画とでも言うべき領分。そこに原作に忠実なVガンダムが、わりと馴染んでいるあたりがなんともまた……。ストレートな娯楽作。つづきも気になります。

「鬼灯の冷徹(1) (モーニング KC)」
江口 夏実 講談社 570 円
読了(2012-08-28) ☆☆☆☆★
kinoppyにて電子版購入。地獄サラリーマンギャグコメディ漫画。薄情なんだか親切なんだか、マイペース鉄面皮の鬼灯さんとすちゃらかな閻魔大王の組み合わせがとても楽しい。このくらいのテンポだと電子向きかも知れません。続刊も楽しみ。

「アバンチュリエ(4) (イブニングKC)」
森田 崇 講談社 580 円
読了(2012-08-28) ☆☆☆☆
ただの骨董品の机はなぜ盗まれたのか、殺人現場の青いダイヤはなぜ盗まれなかったのか? 謎が渦巻くルパン対ショームズ世紀の対決第二幕。極端な天才二人に豪腕ブン回される、ガニマールとウィルソンのとばっちりっぷりにも注目です。続刊は来春とのこと、楽しみ-。


sn@散財 のライブラリー: http://mixi.jp/run_appli.pl?id=4016&owner_id=wa9ic9c94swpr
(「ソーシャルライブラリー」 http://mixi.jp/view_appli.pl?id=4016 )

|

« 略してケー・シー。(☆) | トップページ | google docとか修行中。(☆) »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/11580/55589772

この記事へのトラックバック一覧です: 八月的読書記録。(☆):

« 略してケー・シー。(☆) | トップページ | google docとか修行中。(☆) »