伊豆うまいものめぐり。(☆☆)
烏羽さんの仕切りで、TRPG及びPBM集団の皆さんと一緒に伊豆に旅行に行ってきました、この土日です。
伊豆は近場でよく名前は聞きますが、ちゃんと行った事があるかと言われると、あまり覚えてもいないところ。この際だからと伊豆にしよう伊豆、と強めに押して、伊豆にしてもらったと言うわけです。ちなみに旅の主眼は、TRPGの泊まりがけセッション。
紅崎さんに車を出して頂いて(ありがとうございました!)、町田で拾って貰い、一路一行、旅路は伊豆へと向かいます。
で、いきなり食べ物の写真でなんですが。
サービスエリアにて、一件ふつうに見えますが、これ実ははちみつレモンフロートと言う耳珍しい代物で。
実はクリームソーダと言うか、珍フロートが好きなんですよ。時々自分でも忘れそうになる設定ですが。味のほうは…… 見事なまでの解け合わなさで、アイスとはちみつレモンと、それぞれが個性を主張していて、そうそう、あれ。クロスオーバーみたいな感じでした。
高速料金所の前にて。旅のお供は大根とあざらしです。
写真だとわかりにくいですが、前のトラックは荒切りの丸太を山ほど満載していてすげえ恐かったです。これアクション映画なら、僕が助手席から身を乗り出して、拳銃で丸太止めてるロープとか狙撃することで、追っ手を撒いたりとかする、そんな長いけど何となく判って下さい的なフラグ。
烏羽さんは今回もバイクでの参加。ずっと先導してもらってました。それにしても、伊豆にはバイカーの人がほんと多かった。バイクの人の、マシンと本人とが一体化したファッションはかっこいいですな。制御システムとしての人間まで、ひとくくりにしてのデザインというか、機能美と言うか。
伊豆スカイラインをすいすいと快調に南下し、絶景ポイント十国峠。
(※追記;完全に間違ってますが、ここは芦ノ湖スカイラインだったみたいです。)
どのくらい絶景かというと。
このくらい絶景です。
まじめにやります。湖の向こうに色幾層の緑、空にはちぎったような高い雲。ここに限った話ではありませんが、天候は絶好でした。雲がないでもなく、雨が降るではなく。
峠を登るロープウェイ。途中のすれちがいポイントがかわいい。
下のお土産屋さんには、謎の煎餅や謎のキティちゃんのようななにかが点在していました。あとふくろう。
絶景の最高潮は玄岳。伊豆半島を挟むふたつの海、相模湾と駿河湾を同時に望める上に、目の前には昔作られたけど速攻で潰れたと言うロープウェイ駅の廃墟が。空も雲もあくまで高く、なるほど絶景である、と言う風情。遠くに見える熱海の風景に、「あのへんからブードに乗ってあしゅら軍団が上陸してくるんですよね!」と、我ながらどうかと思う盛り上がりをしていた自分です。いやほんとそういう絵面で。
遠くの地面ばかり見ていたら、驚きは上からもやってきました。
なにかが空を飛んでいる! と、車を止めて見上げたら、パラグライダーなんでしょうか、ふわふわとかなり自由に飛んでいる人がいました。
かなりの技を持つ人と見えて、まるで落ちる気がないかのように、ずっと安定してふわふわと。見えなくなったかと思うと、気流を捕まえてゆるやかに上昇したりと、まるで自由自在でありました。手を振ったら振り替えしてくれましたよ。我々まるっきり子供のように見上げておりました。すごいなあ。
そんなこんなで宿の近くまで到達。伊東でお昼にすることに。
干物屋さんの二階の食堂はおもしろいお店で。おまかせ定食の焼き魚は、目の前のグリルで干物を自分で焼ける、と言うスタイルです。
魚を焼く人達。
たまに炎上もする。
焼き魚に刺身もついたおまかせ定食を横目に、ネゴめしなるものを頼んでみました。いろんな魚がブツというか叩きみたいになっている丼で、赤味噌が乗っているのが珍しい。お店の人に教えて貰うと、半分くらい食べたら、だし汁でこの味噌を溶いて、お茶漬け(というか味噌汁ぶっかけごはんですな)みたいにして頂くのだそう。
魚はむろん、味噌もだし汁もおいしく。しまった丼だとご飯おかわりできないじゃないか、と、そのことをしくじりに感じてしまうような海の幸でありました。
そんなこんなで、目的地の宿に到着。
広さをうまく写している写真がないのが残念ですが。リゾートマンションを保養所に改造した、と思しき、豪華な、しかし致し方無く傷んだ感じの部屋と建物で。広くて寛ぐのですが、軽い廃墟感というか、もの悲しい虚無感の漂う、不思議な宿でありました……。
そんなこんなで、だいたい初日の出来事でした。
ふつかめのことは、おいおいそのうち。
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