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2012.11.01

10月読書の備忘録。(☆)

 いつもいつも振り返ると、毎月そんなに読んでないなあとびっくりするんですけども。おっかしいなあ、もっと読んでるはずなんだけどなあ(※積み上がった本の山を見つつ)。
 ともあれ毎月恒例、10月の読書目録です。

10月 の読書記録

【読書状況】 10 冊読了 / 12 冊購入 【購入費】 8703 円

「伏(ふせ) 贋作・里見八犬伝 (文春文庫)」
桜庭 一樹 文藝春秋 700 円
読了(2012-10-02) ☆☆☆
浪人の兄の招きで山を降り、江戸を訪れた娘猟師の浜路。彼女の獲物は、市井を騒がす凶暴な人もどき・伏。犬人間とも呼ばれる彼らとの追撃を経て、浜路は彼らの来し方行く末の物語に巻き込まれることに……。人であることだけが人らしいことなのか、重く魅力的なテーマながらも、なにがなし終わりきっていない印象が惜しい作品。映画版がどうまとめるか期待したいです。

「Iron Sky (Soundtrack)」
Laibach Mute 2571 円
読了(2012-10-02) ☆☆☆☆

「ゴッドバード4 (CR COMICS)」
長谷川裕一,『勇者ライディーン』(東北新社),『超電磁ロボ コン・バトラーV』(東映),『超電磁マシーン ボルテスV』(東映),『闘将ダイモス』(東映),『未来ロボ ダルタニアス』(東映) ジャイブ 590 円
読了(2012-10-06) ☆☆☆☆★
正調長谷川節ロボットロマン、第二部開幕! 取り戻した平和の中、埋もれていた地下から発掘されたもの。それは別世界のライオンメカ・ベラリオス。有り得ない存在と所在に戸惑う一同、しかし彼らには密かに強大な悪意が迫りつつあり…… ひねったスタイルで登場の盾剣人らダルタニアス組、そして原作の要素を絶妙に拾ってくる妙味は長谷川ロボット大戦健在です。おまけのゴッドバードひよこもニッチなとこ突っつてくる良品です。

「星を継ぐもの 4 (ビッグ コミックス〔スペシャル〕)」
星野 之宣 小学館 1400 円
読了(2012-10-06) ☆☆☆☆☆
再び語り直された名作、いよいよ完結! 月に横たわる「存在しない死体」から始まった物語は、消えた惑星の謎、人類のルーツの探求、巨人との遭遇とさらなる帰還、さらには宇宙規模の戦争へと広がっていく。そして最後に全ては始まりへ。月の男へ、滅び行く世界の最後の友情へと戻っていく。余韻と希望とを残す終わりは、原作とはまた違う物語の畳み方。また頭から再読したくなる語り直しでした。

「世界樹の迷宮IV 伝承の巨神」
アトラス アトラス 6279 円
読了(2012-10-10) ☆☆☆☆☆
安定のこのシリーズ、三ヶ月越しでしたがようやく(とりあえず)終了。勝てそうな勝てなさそうなギリギリのバランスを、頭から尻尾までずっと提供し続けられるバランスは、驚異的なおもてなし精神の為せる技だと思います。エンディング後の続きもあって、まだまだほじくれそう。

「数学はインドのロープ魔術を解く 数理を愉しむ ハヤカワ文庫 NF」
デイヴィッド・アチェソン 早川書房 588 円
読了(2012-10-15) ☆☆☆☆★

「シャーロック・ホームズ最後の解決 (新潮文庫)」
マイケル シェイボン 新潮社 460 円
読了(2012-10-20) ☆☆☆
1944年、ロンドン郊外。かつて著名だった養蜂家の老人の最後の捜し物、それは美しい一羽のオウム。ホームズと第二次世界大戦、とりわけユダヤ人迫害を絡めた、ミステリと言うよりも、ホームズが出て来る小説。「最後の解決」の意味するところが判っているとぞくぞくするけれど、ミステリとして期待しすぎないほうがいいとは思う。

「蒼き鋼のアルペジオ 6 (ヤングキングコミックス)」
Ark Performance 少年画報社 600 円
読了(2012-10-30) ☆☆☆☆
圧倒的な「霧の艦隊」の力に圧されながら、それでも人は人同士争う。コンゴウの策謀の元、根拠地・硫黄島で陸軍の強襲を受ける401クルー。「霧」の各艦も又それぞれの思惑で動く中、ムサシと千早翔像は驚愕の手に打って出る。大戦艦ビスマルク(とメンタルモデル)も登場し、一気に話が大きく広がった六巻。個別に散らばったエピソードがどう展開していくか、かなり長丁場になりそう。はらはらしつつも今後が楽しみな一巻です。

「バディスピリッツ(1) (ヒーローズコミックス)」
岸本 みゆき 小学館クリエイティブ 546 円
読了(2012-10-30) ☆☆☆
AIを搭載したロボット・サイバロイドが普及一般化した未来社会。戦闘サイバロイドと人間の刑事がコンビを組んだ特務部隊SARFが、危険なサイバロイド犯罪に立ち向かう! 近未来バディものと言う趣きではありますが、刑事の滝沢はプロフェッショナル、ロボットのレドは自我が低めで振る舞いは忠実と、むしろ人機一体の印象。終盤の展開はさすがに続きが気になりますが、本編のテンポが若干よくない感じがするのが惜しいところ。

「アレクシア女史、倫敦で吸血鬼と戦う (英国パラソル奇譚)」
ゲイル・キャリガー 早川書房 840 円
読了(2012-10-30) ☆☆☆☆★
--その街では、人間の事を「昼間族」と呼ぶ。ヴィクトリア女王時代のロンドン。舞踏会の最中、屋敷の図書室で、殺人事件が発生する。ただ、この事件はただの殺人事件ではなかった。被害者は吸血鬼、刑事は人狼。そして、正当防衛で相手を斃した「犯人」は、勇気と頭脳と反骨精神を合わせ持つオールドミス、異界族を葬る力を持つ<魂なき者>アレクシアだったのだ。異界族にとって「ロンドン一の危険人物」である自分を、なぜ吸血鬼が襲ったのか? 旧知の人狼警部マコン卿と丁々発止を繰り返しつつ、ロンドンで進む陰謀に、堂々アレクシアが立ち向かう。ヴィクトリアン・ロマンス・ファンタジーとでも言うんでしょうか、スチームパンクからスチームとパンクを抜いて、ハーレクインっぽい雰囲気を足したような、そんな小説。テンポの良さと文章のうまさ(ちょっと訳の意味が通じづらいところもありましたが)、設定の組み立ての上手さで一気に読ませる、サービス精神旺盛な娯楽作。情報通の吸血鬼や有能すぎる副官など、サブキャラの面白さも横溢で、なるほどシリーズ化もうなずける一冊です。


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