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2012.11.27

kindleはじめました:paperwhite、開封~画面編(☆)

2012112701

 kindleストアの話を書いてから、ずいぶん間が空いてしまって。
 アプリのことも書かないとなあ、と思っているうちに、ああなんてことだ。頼んでおいたkindle paperwhiteが、前倒しで届いてしまいました。
 というわけで順番もずいぶん前後ですが、まずはpaperwhiteのお話を先にちょっとこさ。させていただきたいと思います。

 amazonの電子書籍配信は、前述の通りiOSやAndroidでも、kindleアプリを使う事で読む事ができるのですが。わけてもamazon純正のハードウェアとして登場し、世代を重ねてきたのがkindleシリーズです。
 これは音楽におけるiTunesとipodの関係によく相似していますが、kindleはそちらに比べると、よりソフトウェア側と言うかサービス側と言うか、ともかくkindleストア側の方が力が強い印象。ipodがiTunesと一対を為す(少なくとも、そう捉えられている)存在なのに比べると、kindleはkindleストアで買った本を読むのに必ずしも必須ではない、いくつかある選択肢のひとつである、と言う印象がより強い気はします。

 さてそんなことを思いつつ、いそいそと箱を空けますと。中から出て来るのは、本体、充電・同期用のUSBケーブル(USB-microUSB)、白と黒の小冊子が一冊ずつ。これはマニュアル、ではなく、それぞれ注意事項と言うか免責事項と言うか、そういったものと、充電方法・電源投入方法が書かれています。各国語で書かれてるので冊子になってるんですね。
 そして本体、Paperwhiteの画面には、「電源スイッチここだから、電源を入れなさい」的な文字が表示されています。つまり、この状態では電源は入っていない。なのに画面には文字が表示されています。ふしぎふしぎ。

 今ものすごく当たり前のことをさも不思議そうに書きましたが、何もおかしくはありません。kindleシリーズの中でも、このpaperwhiteに使われているのは、液晶ディスプレイではなく、全く違う原理で動いている電子ペーパーなのであります。
 この電子ペーパー、ものすごく乱暴に言うと、半分白、半分黒のちっちゃいボールがびっしり敷き詰められていて、たこ焼きをひっくり返すみたいに、「書き換える」ところだけを、くるりと磁力で回してしまう、と言うかんじの原理で動いています。甲子園の人文字って言ってもいいのでしょうか。古いかな。

 もちろん実際にはいろんな方式があって、paperwhiteに使われているのは、細かいカプセルに磁化した白黒のインクを封じ込めて、カプセルの中でインクに磁力をかける方式みたいなんですが。
 ともかく、この方式のおかげで、paperwhiteは、と言うか電子ペーパーは、液晶に比べて際立った特徴ができます。
 ひとつは画面の保持性。画面を「光らせている」のではなく、必要な時だけ「書き換えている」ので、たとえ電源を切ったとしても、画面が真っ暗になることは(原理的には)ありません。ただ、最後に表示されていたデータを、そのまま画面に表示し続けるだけです。
 またそれは、際立った低消費電力にもつながっています。表示しつづけるあいだ、ずっと電力を消費し続ける液晶ディスプレイ(透過型)に比べ、書き換えを行うときだけ電力を消費するので、非常に電力消費が低くて済みます。
 また、画面を見ている間、言わば光源をじっと見詰めている形になる液晶に比べ、通常の紙を見ているのと、目の負担はそれほど変わらない(ようです。未検証ですが)事も、利点の一つだと思います。
 また、液晶が強い光、たとえば太陽光の下ではほとんど見えなくなるのに比べ、明るい状況下でもくっきりと、むしろ明るい方がよく見えるようになります。これはもちろん、インクを使っているためで、このあたりは普通に紙の本を見ているのと同じようなものです。

 もっとも、逆から見れば、暗いところでは全く見えなくなる、と言うのも、通常の紙と同じところ。
 このためpaperwhiteでは、画面にライトをつけていて(バックライトではないようです)、暗いところでも視認できるようにしています。若干目への優しさは落ちるかも知れませんが、明るさは調整可能。ここは両方の利便性をとってきた、と言う感じだと思います。

 kindle paperwhiteの液晶、大きさは6インチ。7.9インチのipad miniより、もうちょっと小さい勘定ですね。額縁のサイズがやや大きい、ちょっと前の液晶ディスプレイみたいな感じ。
 本体の大きさは、紙で言うとB6よりもちょっと小さいくらい。高さがちょうど新書版と同じくらいで、コミックのサイズと比べるとかなり小さいです。本体が小さいので、画面はもっと小さいと睨んだほうがいいかも知れません。
 余白の調整次第ですけども、普通の文庫の「文字のあるあたり」と、kindleの画面が、ほぼ同じくらいのサイズ感、と言う感じです。

 つまるところから言うと、文庫本の内容はほぼ違和感なく読めるよ、と。でもコミックは、そのまんまだと、ちょっとリアル本よりは小さいよ、と言う感じでしょうかね。コミック文庫と比較すれば、あるいは。
 指でぐーっと広げてズームする、ピンチインは使えますけども、あくまでズームなので「拡大したまま読む」はできないみたい(現在調査中です)。あくまで小さい字を拾って読みたいとか、そういう時向けでしょうか。

 ちなみに画面を横表示にすることもできるので、いわゆる見開きシーンを見る時には、横開きに切り替えるのももちろんありです。もっとも、画面はもっとちっちゃくなっちゃいますけども……。

 さてさて、ちょっと長くなりそうなので、接続に苦労した無線のこととかはまた改めますが(汗。ちょっと癖はあるものの、慣れると面白い、と言う印象のこのkindle。ちょっとあれこれ、しばらくまた書かせて頂きたいと思います。

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コメント

うーん……
やっぱりちょっとサイズ的に難しいですね
興味はあったのですが

TRPGのルールブックを自炊して、これで見られればと思っていたんですがね
ちょっとその用途では厳しいっぽいですなぁ
ぬぬぬ

投稿: 貴鈴 | 2012.11.28 12:23

 いや僕も、それ最初考えたんですよ。
 実際セッションの準備に、サマリーを入れてみたりしたんですけども、なかなかサイズ的に厳しいものがありましたね。
 paperwhiteのA4サイズとかがあったら、かなりいけると思いますね。欲しいですね(笑)。

投稿: sn@散財 | 2012.11.29 22:41

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