クラウチング文学あるいは掴みと言う名の大喜利。(☆☆)
最近こっそり楽しみにしていると思ったら、なんだか驚くべきペースで掲載されているのが。デイリーポータルZさんでやっている、書き出し小説大賞です。
すでに第五回まで行われている(だいたい二週間に一回くらいのペースで)、こちらの小説大賞。トップロゴが文学大賞になっているあたり、縛りの緩さをなんとなく感じますが、とにもかくにもレベルが高い。一読して唸ったりあるいは捻れたりする作品ばかりなのです。
ちなみに小説とされていますが、見れば判る通り、募集されているのは「書き出しの一文」だけ。なんだか思わせぶりな、なにかが始まろうとしている、しかし決して続きがあるわけではない(あるかも知れませんが)作品ばかりが、ずらずらと並んでいます。
見て眺めていると、どれもこれも「え、どうしてこうなったの」と言うか、「え、これってこれからどうなるの」と言うか。後先の展開が気になる一風景ばかり。文章の掴みと言うのは、読ませる、と言う段において、非常に大事だなあ、と思うんですけれども。なんとも皆さんの技の巧みさと、みるみるうちにレベルが上がっていく賞の加速度に、指をくわえたり賛嘆したり、ともかくいろいろ思うところの多い賞なのであります。
ちなみに今回だと、スーパーの話と、町長の話がお気に入り。天守閣の話はぜひ絵本とかになってほしい、と思ったりしております。
書いてていま気付きましたけど、この面白さってあれだ。映画が始まる前に、予告編をずーっと見てる時の、あのうわうわうわと言う面白さに似てるんですな。
そんなわけで、最近のひそやかな楽しみのこちらの文学賞なのでした。
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