第6回ROBO-ONE Light観戦記【準決勝~三位決定戦~決勝戦】
さて、スポンサーのPRタイムも終了。
七十有余の機体が参加したROBO-ONE lightも猛スピードで進展し、残すところはベスト4。
いよいよ残りは4試合、準決勝戦となります。
準決勝 第1試合
No.12 はやぶさ(芝浦工業大学SRDCチームはやぶさ ) vs No.18 sky2(sky2)
さあ、まず登場は強豪芝浦工大の軽量級、はやぶさ。対するのは韓国チーム、最後の一機となったskyです。
さあ開始、まずは中央に陣取る両者、左右に構えていく、まずは後ろへと、するりと回り込んだはやぶさ、ダウンを奪う、1ダウン。スリップしつつ仕掛けるsky、これはどうだ、背中から押すものの、これはスリップ。
背後に下がり好機を伺うはやぶさ、これは一撃入った、綺麗に捕まえて崩した、これで1-1。
再開、左右に姿勢を振りつつの様子の見合いから、腕先をぶつけ合う横突き合戦、そして離れて距離を取る、さあ、睨み合いになった、ちょっと離れる、打ち込む、しゃがんで凌ぐはやぶさ、これは! 打撃を繰り出した隙を背後から捉え、2-1に、はやぶさ有利になった。
打ち合いから、崩れて両者スリップ、復帰したはやぶさ、これは、sky駆け寄りざまの一撃、捕まっての追撃、これで2-2になった。
さあ再開、打ち合い、これは同体、両者崩れてスリップに、おっと、空打ち、危ない背後をもらった、これは危ない、しかしスリップで崩れる、残り10秒。睨み合い、お互い相手の仕掛けを待つような格好で、ここで時間切れ。
調整、そして延長戦に入ります。機体のメンテナンスに入るはやぶさ、skyチームは選手が気合を入れられています。はやぶさチームは慎重な調整。
さあ、延長戦開始。まずは中央を挟んで睨み合い、skyの攻めに下がるはやぶさ、徐々に距離が詰まってきた。
じわじわと、左右に機体を振りながら、距離が詰められていく、一機にskyが行った、一瞬の隙、一機に駆け寄って一撃。
これで3ダウン、はやぶさをぎりぎりで沈めて、skyの勝利となりました。
準決勝 第2試合
No.72 Centauro(大同大学ロボット研究部 モリっち ) vs No.65 ウッチーマンZゴールド(チームもぐもぐ(^~^) )
さあ、こちらも高度なカード。ケンタウロが登場、オーバーくまモンスーツを脱いで、最後のウッチーマンもいまリングに上がる。
さあ試合開始、ちょっと遠い、睨み合い、ケンタウロがまずは中央に陣取った。押した、これは強い、ウッチーマン粘りかけたが、さらに飛ばされてダウン、1-0に。
吹き飛ばされたケンタウロが、転がりながら復帰。睨み合い、やや近い距離で睨み合いになった、打ち合いになった、しかし腕の打ち合いから、これは、妙な角度でくるりと回って、ケンタウロが崩れる、1-1。
さあ、離れたところからの難しい打ち合い、これはスリップ、ケンタウロがブレイクダンスのように頭で回って起き上がる。さらに打ち合いになった、両腕突き、これは両者有効とはいえず。
さあ、なおも睨み合い、遠い、打ち上げて下がるケンタウロ。距離が開いた。お、これは、一撃、重い。ケンタウロの一撃で、スピンしながらウッチーマンが倒れる、これで2-1。
あと10秒、の声が飛んだ瞬間、ウッチーマンの胴体にケンタウロの一撃が入る、そのまま背後に崩れ、ケンタウロ、決勝に進出しました!
さあ、これで三位決定戦、そして決勝戦のカードが確定しました。
このままラストの二試合が始まることに。審査員からのここまでの総括をいただきます。
三位決定戦
No.12 はやぶさ(芝浦工業大学SRDCチームはやぶさ ) vs No.65 ウッチーマンZゴールド(チームもぐもぐ(^~^) )
さあ、まずは三位決定戦。この短い時間でくまもんに入れるのには、なにかしら深い意味があるのでしょう。ハチマキ部長の気合いとともに、試合開始です。
さああ、左右に構えた両者。機体を振りつつ接近を計る、先に中央に陣取ったのはゴールド。やや離れた、これは、ダウンになった。肩を押して崩した格好で、はやぶさがゴールドからダウンを奪う、1-0。
お、これは一撃、スピンして躱す、さらに回転しながらの追い打ちを入れ、はやぶさがダウン、これで1-1。
再開、慎重な読み合いになった、横突き、これは、先にゴールドが出したところを下から持ち上げた格好、はやぶさがダウンを奪う。2-1。
さあ、慎重な展開。近づいたところから一気に離れる、打ち合い、これはスピン、スリップになった。
お、これは! 駆け込みざまの一撃、離れたところからはやぶさが駆け込みの一閃、腕先に腕をぶつけてダウンを奪い、これが決着となりました。
この勝敗の結果、三位は芝浦工大チーム、はやぶさとなります!
さあ、いよいよこのあとは決勝戦です。
決勝戦
No.18 sky2(sky2) vs No.72 Centauro(大同大学ロボット研究部 モリっち )
さあ、両機がリングに上がってきました。タイニーウェーブvsタイニーウェーブキラー、と言う格好となりました、ROBO-ONE Lightのこの決勝戦です!
開始、まずは中央に陣取ったケンタウロ、中央、下がったスカイ、慎重な攻め、うかつに手を出していかない。攻め込んでいった、これは仕掛けた、大きく踏み込んだケンタウロ、腕から引っかけて倒す仕掛け、ダウンを奪う。1-0。
再開直後、スカイの猛攻の反撃、これを下がって躱したケンタウロ、小さく腕を出しては大きく後ろへ下がる動き、しかしなかなか誘いに乗らないsky。
え、なんと、姿勢を落としたskyに対し、すねのあたりに一撃を加えてひっくり返す、ケンタウロがダウンを奪う、2-0。
相手の攻撃にあわせ、ケンタウロが攻撃を繰り出す。これは近い、スリップ、リング脇ぎりぎりでの応酬、これは、後退できない距離から押し込んできたsky、ダウンを奪う、2-1。
リング脇ぎりぎり、危地での戦いが続く。脚が片方リングからはみ出た格好、しかし攻撃に併せて移動し復帰した、スリップをうまく使って器用に姿勢を持ち直し、中央でレフェリーが分けた。
追いついての一撃、スリップ。再開直後に膝下からめくり一撃、これがダウン! ぎりぎりから3ダウンを奪い、ケンタウロがskyを沈めた! これで決着、3ダウン。ケンタウロが優勝を納めました!
「両者に一言だけ伺いたいと思うんですけど…… え? マジ?」と、マイクを持った松田さんがびっくりムードでインタビュー。「自信は?」「ありませんでした!」とさわやかな大同大学チームでした。
「楽しかった。次もまた参加します!」とskyチームでした。
このskyを含めた、韓国チームの皆さん。韓国のロボット塾と言うところから来られたチームとのこと。全部で350人くらいの生徒さんがおり、準優勝したskyの操縦者は、そのトップクラスの人(21位くらい?)なのだそうですよ、
さてこのあとは、表彰式は後にして。急遽大急ぎ、次の予選の準備が行われます。
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