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2013.02.05

王は地下より現れ来たり(☆)

リンク: リチャード3世遺骨と断定 DNA鑑定、歴史的謎に幕 - 47NEWS(よんななニュース).

時の娘 (ハヤカワ・ミステリ文庫 51-1)

 15世紀の英国王、リチャード3世。歴史では、すっかり悪役扱い…… らしいです。
 日本史でたとえるなら、どのへんになるんでしょうかね。明智光秀みたいな感じなのかな。

 英国の内戦である、ばら戦争の末期。兄であるエドワード王の死後、ふたりの幼児を暗殺し王位を簒奪したものの、人気を失い。反乱軍を率いたのちのヘンリー7世の軍勢とボズワースで決戦に及び、ついに敗れて戦死。馬を持って来た者には王国をくれてやる、と言いつつ殺された…… とされている、そんな王様でした。なんでも、戦死した最後のイギリス王なのだそうです。

 昨年夏、工事中に掘り出された人骨がこのリチャードの骨ではないか、と言う疑いがあり、DNA鑑定の結果、ついに確定したというのが上のニュース。記録によればリチャードは背中が曲がっていたとか、いやそれはデマで曲がっていなかったとか、いろいろな説があるそうですが。リチャードのものとされたこのお骨は、骨が曲がっていたのだそうです。

 さてリチャードと言うと、真っ先に思い出すのが上記の本。ジョセフィン・ティの推理小説、「時の娘」です。
 事故で入院してしまい、暇を持て余した警部が、ひょんなことからリチャードの肖像画を目にして。どうにもそんな悪人の顔とは思えない、本当のところリチャードはなにをして、なにをしなかったんだろうかと。助手を買って出る若い歴史研究家とともに、リチャードの知られざる姿を探り出そうとする。そんな物語であります。
 朝のニュースでリチャードの話を聞いて、その瞬間kindle paperwhiteでストアを開いて、時の娘で検索して流れるように購入してしまいました。決済終了まで1分、ダウンロードまで3分ほど。………………いや、恐いですね1-click。恐いですね電子書籍。こういうことがうっかりできてしまうのか。およよ。面白いからいいですけど。

 上記は小説ですけども、イギリス史の本で面白い面白いと思ったのは、「英国王室史話」。ちょっとお高いんですけどね。そうそう、ロビンフッドについて調べてる時も、ずいぶんお世話になりました。
 こういう本もkindleで出てほしいなあ、うっかり買っちゃうかもだけどなあ、ですけれども。

 ちなみにリチャード3世は1452年生まれ。
 同じ年の生まれは、なんとレオナルド・ダ・ヴィンチ。一年前にはクリストファー・コロンブスが生まれております。日本史では…… 応仁の乱前夜、と言うあたりでしょうか。なるほどなあ。

 そんなこんなでいろいろと興味深かった、リチャード3世のお話でありました。
 そういえばで思い出しましたが、「英国王のスピーチ」も見てなかったのでした。こんど見てみます。

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