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2013.03.27

レイトン教授と超文明Aの遺産、謎は転がる完結編。(☆☆☆)

レイトン教授と超文明Aの遺産( 初回生産分封入特典: レイトン教授・超文明の秘宝 宝くじ 同梱)

 「魔神の笛」、そして「奇跡の仮面」事件を解決し、その声明も日増しに高まる、考古学者にして謎時の専門家レイトン教授。
 名高い考古学者のサーハイマン教授の召集に応じた彼は、弟子のルーク少年、弟子のレミとともに雪の町スノー等を訪れる。サーハイマン教授がそこで発見したもの、それは遙か超古代文明の時代から遺された、生けるが如き少女のミイラだと言うのだ。
 だが、それはミイラではなく、亡骸でもなく、生ける少女だった。アーリアと名乗る少女を保護したレイトン達、彼らに迫る秘密結社の影。世界を巡り超古代文明の遺産を巡る事となったレイトン達。彼らは巡る、世界を、過去を。そしていつかは辿り着く、人間の、滅びし文明の、そして彼らそれぞれ自身の物語へと。
 これは、レイトン教授とその仲間達の、最後の冒険。
 そして、最初の冒険へと連なる物語。

 というわけで、クリアいたしましたレイトン教授と超文明の以下略。
 思い返せばシリーズ第一段の不思議な町から、番外編となるvs逆転裁判まで挟んで、(携帯のみ配信のチェルミー警部の物語も含めて)シリーズ7作をすべてクリアしてきました、このシリーズ。最初は意識していませんでしたが、ずいぶん長い付き合いになったものだと思います。

 そんな最新作のこちらは、第二部フォーマットの総まとめ、そして第一部に連なる重責を担う完結編です。
 え? それってどういうこと? と言いますと。レイトン教授シリーズと言うのは、ちょうどスターウォーズと同じ構成になってまして。
 一作目の「不思議な町」から三作目の「最後の時間旅行」までが連作であり、第一シリーズ。
 そして四作目の「魔神の笛」から、今作「超文明Aの遺産」までの三部作、第二シリーズは、それよりも時間を遡った物語。第一部の冒頭ですでにコンビだったレイトン教授とルーク少年、そのふたりの出会いから語り直した物語となっているのです。
 一作目の冒頭で、レイトン教授は考古学的な大発見を行った事で、イギリス中にその名を馳せた事になっているようです。内容がつまびらかでなかったその「大発見」が、ここで語られるのは間違い有りません。
 その一報で、時間軸的には「前」となる第二部に登場しながら、「後」となる第一部には登場しないキャラクターが、このシリーズにはそれなりに存在します。レイトンの宿敵デスコール、主人公トリオの一角、助手のレミ。そして警視庁の名物警部グロスキー。彼らにどういうカーテンコールを用意するのか、そういう意味でも非常に興味の尽きないこの一作です。

 そのストーリー展開ですが、三部作の結びだけあり、なんていうか派手また派手。比較で言うなれば、これまでのレイトン教授シリーズの終盤の展開が冒頭からゴガーンと来ている感じです。
 シリーズをプレイしている人なら御存知の通り、レイトン教授シリーズの突っ込みどこ、魅力は、その豪腕過ぎるストーリー展開。一見すると不可能ミステリの提示の如く、わりと地味目に始まる物語は、終盤にさしかかるにつれ置き去りムードを増しながら急加速していき、最終的にはメカ戦とかに雪崩れ込んだりしていくのですが、今回はそれがしょっぱなからメカ戦しちゃうテンションです。さすがに最後までその調子ではありませんけども、このエンジン空吹かしっぷりはさすがと言う雰囲気。

 さすがに七作も続けていると、やっている方が謎解きにも慣れてきてしまうのと。今回のシステム上、ある程度しょうがないとは思うのですが、テンポの良さと自由度とがうまく噛み合って居ない感は実際あるのですけども。長く続いたストーリーを、さすがの強引さもとい無理やりさというか、その、豪腕かつ王道なやり方で、力強く束ねて取りまとめている感は非常にあるかと思います。きちんとしたミステリを求める向きは、頭にビーンボールを貰ってしまう恐れが大ですが、まあいきなりここから始める人もそうはいないでしょうし、まあ、うん。大丈夫ですよね。怒りませんよね。

 看板シリーズの完結編として見ると、若干あっさりした終わり方のような気はしなくもない完結編ではありますが。気を引く終わり方だけに、ちょっと続きがどうなるのか…… と気になってもいる一作。本家スターウォーズも九部作になりそうですし、ちょっと楽しみにしたくはある、そんな一応の完結編でありました。

 中途の、というかラストの色々は、なんていうか、大丈夫なのか、怒られないのかこれ、と色々気になりますけども……。はてさてこう。

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