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2013.04.02

3月の読書録(☆)

 あれ? なんかおかしいな。
 一部の本(kindleで購入したぶん)が金額0円になってるんですけど、これなんでなんでしょうね。amazonのデータが元々そうなのかな。
 ともあれ、あんまりはかどってなかった三月の読書録です。ニンジャスレイヤーはぎりぎり間に合わず。

3月 の読書記録

【読書状況】 7 冊読了 / 7 冊購入 【購入費】 16845 円

「幕末入門 (中公文庫)」
中央公論新社 0 円
読了(2013-03-02) ☆☆☆☆★
幕末パノラマ副読本。多数の思惑が入り組んだ「幕末」を、判りやすく解体した解説書です。同じ時代の解説を、章ごとに視点を入れ替え、まずは会津藩の視点から、次は同じ事件を長州藩の視点から、と、次々と「違う立場からの見方」を繰り出していきます。それぞれの思惑、行動をひととおり眺めた時、改めて問い直される。日頃語られる幕末のイメージは、果たして正しいものなのか。おりに触れて、他の本と読み比べて見たくなる一冊であります。

「シノビガミ悪 七人の悪魔忍者 (Role & Roll Books)」
河嶋 陶一朗,冒険企画局 新紀元社 1365 円
読了(2013-03-9) ☆☆☆★
悪を倒すは、只其以上の悪! 時は戦国、巨大妖魔・虚舟を倒すため、将軍足利義輝は七人の忍者を招集する。その中には、もう一人の己・怪炎の正体を知るべく、はるか現代から時を超えた鴉の姿があった。恐るべき、そして数知れぬ敵の潜む断城に、最強最悪の悪魔の七騎士が挑戦する! いい意味での刺激作と言える、シノビガミシリーズの新作悪。シノビガミでのメソッドやセオリーとでも言うようなものを、意図的に、もしくは意図せずに外してくるプレイヤーの行動は新鮮で、がつがつと【使命】に食いつく様はさすが悪だけあり爽快なものがあります。懐かしのキャラクターの登場などもあり、シノビガミシリーズの馴染みの方にぜひ。ルールセクションはマスター向けの印象ですね。

「毒 青酸カリからギンナンまで (PHPサイエンス・ワールド新書)」
PHP研究所 0 円
読了(2013-03-20) ☆☆☆☆
日常の中にある毒、日常の隣にある毒。古今の毒物と、その起源と組成、その毒物にまつわる事件事故を数多く例示し列挙した、毒物にまつわる解説書であり歴史書。毒と薬とは同一のものである、毒は人が関与した時毒となる、と言う著者の言葉は、多くの具体例でその重みを増す。センセーショナルな、過去の毒にまつわる事件について、世間から忘れ去られた「その後」を追跡して触れている面からも、多いに興味深い一冊です。

「南極点のピアピア動画」
早川書房 0 円
読了(2013-03-20) ☆☆☆☆☆
極めて今更ながら読了、圧巻の連作短編集。評判に偽りなし。圧巻。

「レイトン教授と超文明Aの遺産」
レベルファイブ レベルファイブ 5500 円
読了(2013-03-27) ☆☆☆
「生きているミイラ」の謎を巡り招聘された、レイトン教授とそのチーム。超古代文明の謎を追い、秘密結社を出し抜き、秘境を世界を巡り巡って。レイトン教授と仲間達の最新最後の冒険が今始まる! 長く続いたレイトン教授シリーズの完結編。シリーズ伝統の豪腕なストーリー運びと謎解きの面白さもそのままに、長く続いた物語を畳む完結編。シリーズを通して遊んできた方には言わずもがなですが、是非にの一編であります。

「ブラッド・クルセイド5 ビッグ・バッド・ビースト (Role&Roll Books)」
齋藤 高吉,冒険企画局 新紀元社 1470 円
読了(2013-03-30) ☆☆☆
人間を襲う二つの脅威、吸血鬼そして魔獣。相対するはそれぞれの狩人。喰うか喰われるか、滅ぶか滅ぼすか。二つの敵と二つの世界がぶつかりあう。これまでのストーリーが一段落した4巻に続き、今度は短編リプレイを2本収録した外伝集と言う面持ち。ほぼ一新されたキャラクター陣は「ハンターズムーン」シリーズの登場人物が再登場。ルール的にはブラッドクルセイドをベースに、ハンターズムーンを追加と言う感じなんですが、全体の本の雰囲気はむしろハンターズムーン外伝と言う感じ。ハンターズムーンの方のルールを持っていないため、一部データなどが不明のままだったこともあり、シリーズを両方持っている人向けだと思います。そのせいで眠兎が主人公だと思ってたという……。

「靴ずれ戦線 2 (リュウコミックススペシャル)」
速水 螺旋人 徳間書店 840 円
読了(2013-03-31) ☆☆☆☆★
独ソ二大国の戦争に、巻き込まれたと言うか飛び込んだと言うか。関西弁の魔女ワーシェンカとお目付役ナージャのコンビ。ソ連軍はとうとうドイツへと進軍、ついに戦争は終わりを迎えようとしていたが……。ドイツ軍や土着の伝説的なもろもろと戦いや戦い以外を繰り広げるシリーズ、続刊にして完結編。かわいらしさやユーモアと地続きの、不思議なまでにドライな残酷さが、不思議な魅力です。さっきまで笑っていた相手が突然肉片になるような、戦場はかくもあらんと言う有り様を、突きつけるでもなく、優しくでもなく、言うなれば淡々と描き出す。乾いた感じとかわいらしさの共存する、不思議な魅力作です。


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