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2013.05.26

ロボでサバゲ!&パンツァーウォリアーズ秘密基地ちょっとだけ見学記

 予期せぬ予定の組み違えが起きて、本来行けない見込みだったんですが、ちょっとだけお邪魔できることになりました。
 そんなこんなの日曜日、初めて下りましたは新馬場駅。確か、ちょっと北の新八ツ山橋のあたりまでは自転車で来た覚えがあるので、ぎりぎり初めての土地であります。
 妙ちきりんなくらい長い(後で調べたら、二つの駅を合併するかっこうで作ったらしい)新馬場駅を。まんまと降り口を間違えたあと、目黒側沿いに進みます。
 辿り着いたのは、パンツァーウォリアーズさんの常設フィールド。ラジコン戦車でのサバイバルゲームを行われている団体でありまして。趣味として、かなり近い位置に着弾しているロボでサバゲ!の皆さんとは、以前からのお付き合いがあったのです。
 というわけで。今回は、ロボでサバゲ!の皆さんが、パンツァーウォリアーズのフィールドの中でロボットを動かしてみる、と言う、主にそういう感じの趣旨の大会。電波的な問題や、人の動線など、あれこれを確認されていた中。小一時間くらいだけ、見学させて頂いてきました。

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 アメリカ・ロボゲームズ参加機体、つまりアメリカ帰りのすごい奴。サンダー様ことサンダーボルト。
 なぜか頭頂部に射撃口を搭載しての登場です。ちなみに左腕の先にも発射筒がついていますが、こちらはリアル火薬を使うものなので、国内では使用禁止。アメリカでの大会仕様の機体です。(反対の腕にも発射筒がついていたそうですが、アメリカであげてきちゃったそう)。

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 それにしてもなぜか頭のてっぺん向きについている砲口。もしかして土下座キャノンなんじゃ。とちょっとわくわくしましたが、もちろん違っていました。

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 発射体勢! 首、前!(ドイツ語で)。
 こうしておかないと、前に倒れた時に、バンパー(胸の黄色いパーツ)じゃなくて砲口が地面にがつんと行ってしまうので、そのために可動式になっているんじゃないか。と思います。面白優先って言ってたような気もしますが。

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 いつものロボでサバゲ!は多脚か車輪型なのですが、この日に限ってなぜか二足成分が大目。さくら2号が改造…… と言うか、大改造されておりました。
 なんていうかこの…… 横溢するどうしちゃったの感。

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 右腕が完全に電動ガンに置き換わっております。剥き出しの無骨さ。
 そのほかのデザインは、元々可愛らしい志向のさくら2号のデザインそのままなだけに、なんていうかこう、改造人間感満載。

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 ロボットに対比して、バトルフィールドはこんな感じ。建物の壁や木が植えられた、リアルなジオラマです。
 フィールドの本来の住人であるラジコン戦車に対して、ロボットはやはり横幅がスリム。なので壁などはスムーズなのですが。床の状態はやはりでこぼこしていて、ちょっと歩きにくそう。それでも、ものともせずに歩き続けるサンダーボルトとさくら2号なのですが。

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 また、移動の障害になったのが、奥のほうに小さく映っている橋の存在。
 半分見切れて映っていない鉄橋は、高さ制限があるため、ロボットの侵入がほぼ不可能で、そのほかの橋も乗り上げるのに段差があり、キャタピラの機体に比べて、二足の機体は動きを制限されていました。
 それにしても、なんていうかこう。壁や林がリアルなだけに、異形感が半端ありません。

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 リアルな中にいっそう漂う、多脚特有のかっこよさ。

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 もちろんキャタピラ型も。新型カメラがかっこいいゼロタンク。
 最初はロボゼロの改造からはじまったはずなのですが、改造され尽くしたサイボーグのごとく、もはや生身の部分がほとんど見あたりません。銃座のあたりのサーボに、面影を留めると言う案配で。
 中央の大きなキャタピラが推進用で、左右にアウトリガみたいになっているキャタピラは、接地していないサポート用なのだそうです。このフィールドの中では、ちょっと動きづらそうでした。

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 フィールドはほぼ長方形。奥のほうに二箇所、出入り口があります。
 中に入る時は(ロボでサバゲ!機体がいる場合は)ゴーグルを準備。ちなみにパンツァーウォリアーズさんのシステムでは赤外線を使うので、BB弾が飛び交ったりはしません。

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 バトルフィールドの廻りは、壁で囲まれてぐるりと薄い通路。
 これが渡り廊下的に、フィールドの左右に、それぞれの陣営の操縦ブースがあり、操縦席やカメラなどが備え付けてあります。

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 片側は、壁に密着しての操縦スペースですが、反対側は操縦スペースとフィールドの間に通路があります。
 この通路は覗き窓がついていて、観客はここから中の様子を観戦することが可能です。

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 窓から中を見ると、だいたいこんな感じ。

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 逆に、内側から窓のある壁を見るとこんな感じです。
 壁に張り巡らされているケーブル類は、ラジコン戦車をコントロールし画像を飛ばすために必要なもろもろの機材。実際に走り回るラジコン戦車だけではなく、フィールドや操縦席まですべて含めて、パンツァーウォリアーズと言うシステム、というわけですね。

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 フィールドの外から、動作テストの様子を見やりつつ。
 やはり壁があったり人がいっぱいいたりすると電波の飛びが悪くなるので、そのあたりの検証を重点的に行われておりました。

 とは言うものの。次の約束があった関係上、自分はそろそろ退散する事に。
 観戦記、とまで言えず、ちょっとだけ見学してきました、と言うかんじの恰好ではありますが。ロボでサバゲ!&パンツァーウォリアーズ新フィールド、見学させていただいてきました、と言うお話でありました。

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