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2013.05.01

恒例四月の読書録。(☆)

 毎月恒例、月一回の読書録。
 それほど読んでいるわけではないのですが、ともあれ一ヶ月の総括と言う事で。
 今回はちょっと気持ちを変えて、書影とリンクを入れてみました。あと、総額がなんかうまいこと出ないので、金額の方は削っております。実際にはamazonさんで(kindle版を)安く売ってる時に買ってたのとか混じっております。
 と言う前置きつきで。まずは。

4月 の読書記録

【読書状況】 12 冊読了 / 12 冊購入

ニンジャスレイヤー ネオサイタマ炎上4

「ニンジャスレイヤー ネオサイタマ炎上4」
ブラッドレー・ボンド,フィリップ・N・モーゼズ エンターブレイン
読了(2013-04-02) ☆☆☆☆☆
深手を負い仲間を奪われ、苦難に耐えるニンジャスレイヤーに、突然タイムリミットが突きつけられる。残された道はただひとつ、悪の巣窟トコロザワピラーへの正面突撃。かつての強敵達が、シックスゲイツとソウカイヤの軍勢が、そして最強無双のラオモト・カン、さらには内なる最大の敵までが、孤立無援のニンジャスレイヤーを待ち受ける。復讐の道に退路無し、過ぎ去った後には亡骸さえ亡く、ニンジャスレイヤーは殺し戮して、最後の決着へと突き進む!
 昨年秋から刊行されてきたニンジャスレイヤー書籍版、第一部堂々の完結編。電子版から追いかけてきた方も、書籍版から追いかけてきた方も納得の結末。長く長く戦いが続く最終エピソードの圧力こそが最大の見所。ともすれば単調にもなりえる最終盤の展開を、一気に読ませる筆の強さにただただ圧倒です。
 書籍版オリジナルのエピソードは2本。これまでもちょくちょく名前の登場してきた過激派バンド・カナガワに纏わる惨劇と、それぞれ人気のサブキャラクターである、ジェノサイドとヤモト・コキが共演するストーリー。ジェノサイドは書籍版の加筆や修正で、連載時よりも特に力が入ったキャラクターと言う印象がありますが、この「トレジャー・エブリー・ミーティング」での活躍ぶりは見所です。ちょっとかわいいんだまた。
 一気に駆け抜けるように刊行された書籍版、その卓日を見事に飾ったこの第四巻。次に続く展開も楽しみな、一気に読み抜きたい作品です。
 
黄昏乙女×アムネジア: 8 (デジタル版ガンガンコミックスJOKER)

「黄昏乙女×アムネジア: 8」
スクウェア・エニックス
読了(2013-04-04) ☆☆☆☆
急転直下の前巻ラストを受けた8巻、しかしそれを受けての進行は、なぜかインターミッション的なゆるぎみのムード。あれ? これってどういうこと…… と思っていると、明かされた事情に膝を打つ事に。そしていよいよ物語りは終章へ、夕子さんの死を巡る、真相の過去へと踏み込んでいく事に。いよいよ大詰めも近い8巻。これまたいいところで続くとなっているだけに、次巻が気になるところです。もともとしっかりしている主人公、新谷君の、深みを持った成長(※精神的な)と、思わぬ子供っぽさが見られるのも嬉しいサービスであります。
 ちなみにいつもすっ飛ばしている巻末新聞は今巻も快調です。なんですか学園七ババアて。

ゴッドバード5 (CR COMICS)

「ゴッドバード5 (CR COMICS)」
長谷川裕一,東北新社,東映 ジャイブ
読了(2013-04-11) ☆☆☆★
囚われた仲間、敵と化した世界、襲い来る量産型超電磁ロボ軍団。孤立した晶達の願いに応え、楯剣人が、仲間達が、ダルタニアスがいま立ち上がる! 慣れぬ戦いに巻き込まれながらも、快男児の気概を持ち続ける大人の剣人、そんな彼らと接して成長を果たす晶の触れあいが中心。話本体は熱い基調なんですが、コメディな展開や演出が大目に入っているのはなかなか受け取りの難しいところ。とはいえ、本巻ラストの大風呂敷はさすがの長谷川節。もうどうするんだこれ、と続きがものすごく気になる結びです。ううむ。

アリスと蔵六 1 (リュウコミックス)

「アリスと蔵六 1 (リュウコミックス)」
今井哲也 徳間書店
読了(2013-04-15) ☆☆☆☆★
 奇跡系幼女とラスボス爺の大コンフリクト劇、ここに開幕。追っ手を振り切り研究所から逃げ出した少女・紗名。現実をねじ曲げる強大無比な超能力を持つ彼女が出会ったのは、超石頭の頑固爺さん・蔵六だった。生々しさ漂う日常と、超能力の飛び交う非日常のはざま、爺さんのド常識と幼女のド非常識がぶつかりあう。
 基本テクストに忠実な超能力バトルものとして幕を落としながら、地から足が離れてくれない妙なリアリティ(冒頭直後の、コンビニ店員と蔵六の会話と言ったら!)に、蔵六の石頭ぶりと、紗名の(可愛くなさ含む)子供ぶりを織り交ぜて展開する、ここからどう舵を取るのか、非常に気になる作品。一巻時点で綺麗に第一部完みたいな印象もあるので、この巻だけでもお勧めできると思います。

機動戦士ガンダムMSV‐R ジョニー・ライデンの帰還 -6 (カドカワコミックス・エース)

「機動戦士ガンダムMSV‐R ジョニー・ライデンの帰還 -6 (カドカワコミックス・エース)」
Ark Performance 角川書店(角川グループパブリッシング)
読了(2013-04-16) ☆☆☆☆
真実は不意に明かされた。四つ巴の死闘を終えたレッド達に、突然告げられた「幻獣」の真実と秘密。しかし明かされた真実はさらなる秘密を呼びよせ、新たなゲームのプレイヤーまでも呼び寄せる。そして新旧すべての疑問に連なる謎、ジョニー・ライデンの正体は、今だ明らかならざるままだった……。新旧の物語を巧みにつなぎ、さらにシリーズの本来の主題にも沿わせてみせる、ストーリーテリングと設定構築の妙に唸る第六巻。いよいよ物語は終盤へと突入の気配を見せ、登場人物の布陣も着々と。今後の展開が楽しみです。

アイアンマン:エクストリミス (MARVEL)

「アイアンマン:エクストリミス (MARVEL)」
ウォーレン・エリス ヴィレッジブックス
読了(2013-04-20) ☆☆☆☆★
黄金のアベンジャー、科学の騎士アイアンマン。その彼を真正面から追い詰めた強敵、その相手もまた科学の生んだ恐るべき戦士だった。一対一で圧倒され、危機に陥るトニー。制止不能の相手を止める為、アイアンマン達は恐るべき手段に手を染める……。リアル寄りの美麗なアートに、孤独な戦いを自らに強いるかのような、トニーの姿が印象的。あえて犯人像と言いたくなる、アイアンマンが戦う事になる敵の姿(それらしい恰好をしていない所も含めて)。ラストに至って綺麗にまとまるストーリーと、堂々アイアンマンの新章開幕となる展開でありました。映画もありますし、もうちょっと関連誌を読んでみたいと思います。

信長のシェフ 1巻

「信長のシェフ 1巻」
芳文社
読了(2013-04-22) ☆☆☆☆★
kindleで購入。自分は何者なのか? 記憶を失い、突然戦国時代に放り出された男ケン。しかし彼は未来の歴史の記憶と、卓抜した料理人としての技術を持っていた。やがて戦国の革命児・織田信長と出会ったケンは、彼の専属シェフとして織田軍団に従軍する事に……。タイムスリップものと料理人もの、戦国ものを見事に調和させてきたびっくり意欲作。食材も調味料も限定され、クライアントの要求も判然としない状況下で、見事に要望通りの料理を作り上げるケンと、その能力ですら限定的である、と思わせざるを得ないような戦国と合戦の圧力が熱い。これは続きが気になります。

山賊ダイアリー(1): 1 (イブニングKC)

「山賊ダイアリー(1): 1 (イブニングKC)」
講談社
読了(2013-04-22) ☆☆☆☆☆
ボーントゥビーワイルド。小さい頃から猟師になると漫然と思っていた著者が、郷里岡山で実際に猟師になって暮らしている様を記す実録日記。まんがだから当たり前といえば当たり前なんですけど、あまりにもまんがのキャラ過ぎる著者本人のキャラが強烈。知られざる業界の様々なありようを、軽やかに楽しそうに描いた作品。食べたこともないようなものを描き出してしまう、実体験のもたらす説得力に脱帽です。

ブラッド・クルセイド6 ドレッド・リージョンズ (Role&Roll Books)

「ブラッド・クルセイド6 ドレッド・リージョンズ (Role&Roll Books)」
齋藤 高吉,冒険企画局 新紀元社
読了(2013-04-28) ☆☆☆☆
それはかつての戦い、幼いミナの初陣の物語。政情不安な南米の小国家を舞台に、狩人達、ナチス残党と古代の吸血鬼、そして革命政府と旧体制派が血みどろの抗争を繰り広げる……。歯止めの効かないキャラクターメイキングのセンスが輝くシナリオもさることながら、戦記物語を再現可能にする領域キャンペーンルールが今回最大の目玉。空間の争奪戦や、時間の経過をイベント表ともどもシステムに組み込んだ野心的なルールで、やってみたい遊んでみたい! と強烈に思う内容です。とはいえ、かなりやりこんだ人向けの上級ルールと言う印象。既刊のルールブックは必須なのではと思います。

テルマエ・ロマエI: 1 (ビームコミックス)

「テルマエ・ロマエI: 1 (ビームコミックス)」
エンターブレイン
読了(2013-04-30) ☆☆☆☆★
kindle版にて再読。やっぱりルシウスの生真面目さと好人物さ、しかもそれが飽くまでローマ人の価値観からはみ出る事のないあたりのブレ無さが素敵。顔芸もすごいですよね。丁度テレビでローマやガルムの話題をしていたのもタイムリーでありました。

ドリフターズ: 1 (ヤングキングコミックス)

「ドリフターズ: 1 (ヤングキングコミックス)」
少年画報社
読了(2013-04-30) ☆☆☆☆☆
kindle版にて読了。面白い面白いと皆さん言うから、面白いんだろうなあと思って読んでなかったんですが。案の定面白かった。無法に強い悪人達がSNE的なファンタジー世界で、正義とか題目とかすっ飛ばして暴力を振るうピカレスクキャンペーン。ロマン溢れるけど制御の難しそうな題材を乗りこなしてるものすごさ。続きもじっくり読みたいです。

花のズボラ飯 1

「花のズボラ飯 1」
秋田書店
読了(2013-04-30) ☆☆☆☆
kindle版にて読了。のんきと言うかマイペースと言うか、そんな性格の主婦・花。単身夫の留守を守りつつ、手抜きなご飯と止まらない駄洒落、ふきこぼれんばかりの生活感に溢れた、事実上ひとりぐらしまんが。立て板に水の勢いの独り言の駄洒落で、テンションが乱高下する花さんのキャラクターと、四季おりおりの、特に何も起こらない物語がほんわかする日常系グルメ。なにかを食べている様はおいしそうと言うよりもうれしそうです。


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