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2013.06.23

第五回ニソコンmini観戦記【アスリート】

 さて、最初はアスリート競技。
 S字の障害物コースを走破し、タイムを競う競技。スタート直後、まず2本のペットボトルを倒し、続いて細い道を渡って中央コースへ。一定間隔で三連続する回転棒エリアを突破し、最終コース。跳ね橋を自力で倒してコースを造り、そのままゴールへと辿り着きます。
 制限時間は3分。3分以内に突破できなかった場合は、走破できたコースまでがスコアとなる、と言うシステムであります。
 出走は一機ずつ。まずは一番手からスタートです。

No.1 RIC30 Custom

 さて、まずは一番手。酉旦那さんのRIC30カスタム。赤い一つ目も凛々しい、小型軽量、安定のいい走りを見せる機体です。
 開始、まずは序盤コース上のペットボトルを2本、やや手こずったか、綺麗な動作で倒していった、続いては回転棒、三つセットですが、これは小さい、機体が小さすぎる。回転棒が余裕で頭の上を抜けて行く。
 走り抜けて、跳ね橋、これは上手く倒したが、倒れた方向が良くなかった。跳ね橋の留め具の上に倒れてしまい、ここで一回補助が入って復帰。そのまま一気にゴール、タイムは1分21秒でした。

No.2 ウィルトス

 続いては芝浦チーム、ウィルトスがコースに登場。頭のない独特の形状ですが、背の高さはかなりのもの。この上背で回転棒をどう抜けて行くか。
 まずはペットボトルを倒すが、二本目で横倒しにダウン。復帰、横歩きでコースを横切り、さあ回転棒、うまい、ぎりぎりを躱して、コースのきわを横歩きですりぬけていった、二本目、これもうまい。回転棒に押される恰好で抜けたが、これはいけない。体が抜けていない扱いとなり、クリアと認められず。前に戻されてしまってた、
 横歩きを駆使して抜けようとするが、押し戻される。回転ドアから出られなかった人の風情で、そのままもとへと戻ってしまう。
 三つめ。薙ぎ倒されつつも前進、しかし引っかかって倒れて復帰、無間地獄状態だ、起き上がると引っかかってしまう。さあ再度。これは回転方向に逆らって進まないといけない、突っ込んでいくウィルトス、今度は、しかしこれはうまい、ぎりぎりを横歩きですり抜けて行った。
 一本橋は危なげなく抜けるが、前向きにダウン。しかしもう大丈夫、コースを修正しつつゴールへ、ここで終了。1分58秒。

No.3 クラスター

 続いては電通大チームのクラスター。これは新型機体みたいですね。プロフィールによれば腕の形状に特徴があるとのことですが、無線がうまくつながっていない様子。あ、大丈夫そうだ。
 開始、ちょっとぎくしゃくした歩行から、ペットボトルに寄せる。横パンチ、うまく合わないか、もうちょっと前。ちょっと足首がよろけているのか、位置合わせがうまくいかない感じか。
 一本、にじり進むよう二本目を目指す、横歩き、足首がつんのめってしまう。起き上がれるか、ちょっと苦労しているが、寝っ転がるように起き上がりを試みる、救助要請、神の手が入って起き上がる。
 二本目のペット、横歩きでのしかかるように崩した。ちょっとやはり足首がおかしいか、重量が沈み込んだ時にぐうっと落ちてしまう。あ-、前に倒れてしまう。ちょっと安定を取り戻したか、さてここから回転棒、引っかかった。押し戻されてしまう。残り30秒、ここで惜しくも時間切れ。回転棒一個目にさしかかったところでトライ終了となりました。

No.4 インフィニティ・メビウス

 続いては芝浦工大チーム、インフィニティメビウスの登場。これも見た事がない感じ。一つ目が四角い胴体の中央についたような、なんともユニークな形状の機体です。
 横歩きでペットを吹っ飛ばす、たたらを踏むような動きで横歩きで進む、二個目のペットをすり抜けてしまった。転がる、復帰、位置合わせが大きすぎてコースアウトしてしまう・
 旋回しつつ横歩き、後ろ向きで回転棒に取りかかる、かがんでいった、これはいける、かがんだ体勢であれば頭の上を棒がすり抜けていく、しかし屈んだままではコースの修正ができない。いい位置取り、かがんだまま徐々に徐々に抜けていく、駄目か、立ち上がるところで引っかかり、引き戻されてしまった。
 なんとか抜けて起き上がれない、回転棒の通り過ぎた隙に立ち上がりたいが、やはり引っかかって倒されてしまう・これはうまい、うまく抜けた、いい角度だ。一本目の回転棒を抜けて行った。
 二つめ、これはうまく勢いを利用していきたいが、あー、ここで時間切れ。3分時間切れで、二つめに取りかかったところで終了となりました。

 ちょっと回転装置に負担がかかってしまっていたようで、ここでちょっと修理が入ります。

No.5 サイコロ一号

 さて登場、頭がなければサイコロ一号の出番です。
 コミカルな動きだが、意外な強打でペットボトルを倒す。二本目、慎重に寄せていく、位置を直して、横突き。腕と言うより肩の部品が当たったような恰好で倒していった。起き上がれるか、転んだ。起き上がらせてもらい復帰、角度を調整して横歩き、普通に歩くのに意外に手こずっている。
 さあ回転棒だ。しかしサイコロ一号、回転棒の高さの半分ほども背丈がありません。引っかかるところがまったくない、二つめを通過。起き上がりにすら引っかからない驚愕の背の低さ。三つめ、ちょっとコースアウト。横歩きにいい位置を取りたいサイコロだが、横歩きでコースアウトしてしまう、これはクリアした。渡りきった。
 最後は一本橋。残り30秒を切っている、ゴールしていきたいが時間がない、跳ね橋、根本までついた、パンチ、おお、倒した。しかし倒したと同時に、残念ながら時間切れ。あともうちょっと、ここでタイムアウトとなりました。

No.6 TERRA

 続いては東京電気大のテラ。ええと、これ後ろ前の構えなんでしょうか、それとも逆関節なんでしょうか? 横歩きで突っ込んでペットを倒す、キコキコと異様な音を立てつつ、二個目のペットも正面から入って倒しにいく。あー、やっぱり鳥脚なんだ。逆関節型なんですね。
 これは、回転棒に挑むテラ、上体を曲げた、畳んだ恰好になった、これはで・かーる方式だ、始めて見ました、上体を大きく曲げて、お辞儀のような恰好のままで姿勢を落とし、回転棒の一個目を抜けた、そしてうまい動作、二個目も一回でクリア。
 いい動きだ、そのまま曲がったままで三つめの回転棒、一気に突破していく、引っかかるか、抜けた。
 横歩きで一本橋を目指す、どっちが前かよくわかりませんが、跳ね橋も綺麗に倒した、最後の橋もクリア、渡っていった、。ちょうどタイムは2分30秒でした。

No.7 ライデン

 続いても東京電気大、ライデンの登場。先程のテラを見たあともありますが、ベーシックな構成の機体です。
 コースアウト、手動で復帰。まずは横突きでペットを倒す、続いて体当たり気味に二つめを倒し、胴体をひねりつつ横歩きを抜ける。
 回転棒、一機に横歩きで抜けようとしますが、背中が引っかかって止まってしまった、二度目、力比べになった、押し戻された。姿勢を落とし、三度目のトライ、抜けかけたが、コースぎりぎり、倒れてしまった。四度目、下がってのトライ、何度か途中で姿勢の立て直しを図る、転んでしまった。あー、うまく抜けられない。背中から殴られて転倒してしまう、ネジっぽいものが落ちている。
 一つ目の回転棒を抜けられない、耐えられないか、ここで時間切れ。3分での終了となりました。

No.8 リッター

 東京電気大チームの挑戦が続きます。先程のライデンよりも、さらに小型のリッターが登場。
 横歩きで近寄る、パンチ、最初のペットに苦戦している、諸共に落ちてしまった。これは落ちた、と言う判定に。続いて二本目、前進は小刻みに進んでいきますが、転倒し始めるとなかなか続いてしまう、大きく足を上げてのキック、ネリチャギ気味にペットを倒し、続いて回転棒に。
 これは余裕、頭がひっかかるかと思ったら、頭じゃなくてケーブルがあるだけだったと言う感じで、思った以上に背が低い。
 ここで突破、二本目の回転棒は、規程の裏側のコースを回りかけますが転倒、正しいコースを抜けて三つめ目へ。さあ抜けて、しかし転倒してしまう。これは突破扱いだ。2分10秒、クリアできるか。振動するような動きでゴールを目指す、さあ、横コースを乗り切って、ちょっと手こずったが橋を倒した、橋を突破、あと4秒、しかし転倒してしまった、残念ながら、ここで時間切れ。橋まで乗り越えたもの、ぎりぎりで時間切れで、競技終了となりました。

No.9 ロッキー

 続いても東京電気大チーム、片腕型が出てきました。ロッキーのトライです。
 まずは一本のペットを倒し、二個目を通過してしまい、コースアウトしつつ戻る。足を滑らせて角度を調整しますが、勢い余ってコースから出てしまう。
 二個目を倒し回転棒へ、しかし引っかかって倒されてしまう、さてぎりぎりで引っかかってしまう背の高さですが、かがんで抜けられるか、棒の勢いに従って突破を計るが、途中で落下してしまう。なにか回転棒から妙な唸りが聞こえますが、これは強引に行った! 回転棒の隙を突いて一気に突破、さらに二本目を突破、抜けたところで転倒するも、起き上がっる、まだ棒の圏内、頭上を棒が通過する時だけ屈んで凌ぎつつ、勢いを利用して圏外まで吹き飛ばして貰う。
 残り30秒、あと一つの回転棒、巧みな突進、回転棒が廻ってくると屈む、と言う動作を決め地区、二回、三回、しかし捕まった。仕切り直しでのトライも、弾き飛ばされてしまう。
 ここで3分の試合終了。操縦の上手さを見せましたが、完走なりませんでした。

No.10 イティム

 さあ、うって変わって今度はものすごく大きな機体がやってきました。黒鵜やガーゴイルを彷彿とさせる、黒く大きな機体イティムです。背丈は回転棒の一倍半はあるくらいか。
 ペットボトルを危なげなく落とし、すぐに回転棒へ。
 異様な唸りを立てて、かなり無理やり腰で回転棒を押し戻す、しかし抜けられるか、腕に引っかかったが、ものすごく強引に行った、回転棒を押しやって、強引に抜けた。
 さあ二つめ。しかしここはさきほどと逆回転、背中を押される構えだ、抜けようとするが、背中から押し込まれて倒れてしまう。なるほど、ここだけ逆回転になっている意味がわかってきました。力抜けをしようとすると、ここでやられるんですね。腕で弾いて棒を躱しますが、反対側に巻き込まれて、胴体が倒れる。これは、股の間に棒が挟まった恰好で運ばれて倒れましたが、これも通過とみなされず戻されてしまう。
 あ、これはうまい! 横倒しに倒れつつ突っ込んでいった、棒に押されてコースに倒れはしますが、足裏を押されてそのまま回転棒の圏外まで運送されていく。
 こうして二個目を乗り切りますが、ここで時間切れとなりました。

No.11 ブラオリーゼ

 続いては赤青のフレームもまぶしい、こちらも大型機ブラオリーゼ。開幕、ペット二本を一気に倒し、回転棒に。
 強引に行った、かなり強引に行った。途中引き戻されつつも、一機に押し切った! 二個目、タイミングを見計らい、押されるような構えで一機に凌ぎきり、三つめ、これは、押し合いになった、突っ込んで力比べ状態。パワーの押し合いになった、押し戻された、激しい押し合いが続く、三つめの回転棒に突っ込んでいく、抜ける寸前に強烈な押し合いになり、前進したいブラオリーゼ、押し戻したい回転棒の力が拮抗する。抜けるためには旋回がいる、ブラオリーゼが回転しようとジャンプをしている間、徐々に押し戻されていく。一気に戻された。
 少しブレイク。回転棒がメンテナンスされ、ブラオリーゼもメンテナンスに入る、電源を入れ直し、これはうまい、斜めにコースを、空中を横切るように抜けて行った!
 一本橋も危なげなく抜け、一気にゴールまで走り抜けた、ひさびさのクリア、2分41秒でした。

 さすがに負荷のかかりすぎで、ちょっと回転棒の修理が入ります。マイクも調子がよくないみたいです。

No.12 dirotto02-雨降

 続いての登場は、ええと、ジロットって読むんですね。紫色の大型機。かなり足が長い、そして足裏が大きな機体です。こちらも前後逆の鳥脚型なんですね。
 開始、動かない、大丈夫か。動いた。横歩き、あー、足裏がはみ出てしまった。復帰、足をぶつけてペットを倒す、これは変わった構造ですね。両足の付け根に旋回軸がついていて、きゅっと内股になったりがに股になったりして、角度を調整できるようになっているみたいです。
 さて、ペット2本を倒したが、ちょっと調子がよくないか。操縦者の人が無線をしきりに近づけております。さて、狭い直進を進み回転棒に取りかかる。足が引っかかった、倒されてしまう。
 仕切り直しでチャレンジ、あー、ぎりぎりを攻めていった、コースぎりぎりを、膝をちょっと曲げて通過していった。うまく抜けた、二本目の回転棒、ここで調子が悪くなり、調整しているうちに時間切れに。ここで3分経過、終了となりました。

No.13 アンスリウム

 続いては千葉工大チーム、アンスリウム。こちらも大きな構造、赤と金色でしょうか、カラーリングの綺麗な機体です。
 ペット2本を危なげなく倒し、小刻みな歩行で回転棒に入っていく、慎重に位置を取ってる、横歩きで抜ける構え、うまい、足裏が半分コースから出てしまっている、復帰できるか、だめだ、倒れてしまった。
 再度トライ、引っかかった、しかし止めている、棒に引っかかっても食い止めている、乗り切っていった。二つめの回転棒、弾き飛ばされてしまう、仰向けに弾き倒される、横歩きでの挑戦、足先が回転棒のふもとに引っかかってしまった、横歩きで抜けようと言うトライだが、押されて倒れてしまう。
 さあ、慎重に位置を取っていったが、今度は慎重にいきすぎたか、移動中に脚がはみ出てコースアウトしてしまう。うまく抜けられない、大丈夫か、あー、コース通過中に後ろに倒されてしまう。抜けたか、抜けられない。ここで時間切れ。アンスリウム、ここでトライ終了となりました。

No.14 バレンシア

 続いてバレンシア。立ち上がると意外に背がありますね。頭のないデザインのバレンシアです。
 飛び跳ねるような動作で横歩き、ペットにかかる、押して倒していった。二本目、ひょいひょいと飛び跳ねるような動きで距離を寄せる、体当たりで二つめも倒す。
 コースを横切り、回転棒を目指していく。コースを修正して、お、これはうまい、びしゃっ、と言う感じで、とんでもないスピードでバレンシアがつぶれた恰好、一気に両足を広げて、ぺたりとしゃがみ込んだ。頭上の回転棒を躱していく、うまい、来るたびに姿勢を落とす、抜けるか、微妙に進んでいくが、押し戻されてしまった。スタートまで戻されてしまう。
 電源を入れ直し、再開。さあ、うまい、コースぎりぎりをうまくかがんで抜けて行った。二つめの回転棒、かがむのが遅れた、しゃがみながら弾き飛ばされる、転がってしまう。
 復帰できるか、残り30秒、こちらの回転方向がかなり厳しい。お、うまい、攻撃モーションからしゃがみに移行して抜けにかかったが、崩されてしまう、うまい、うまく運んで貰った、しかし通過したところで時間切れ。
 二つ目クリアで終了となりました。


No.15 竜鬼Ⅱ-O

 そして最終挑戦者、竜鬼Ⅱの登場です。さあ開始、まずはちょっとオーバーランしてしまいますが、ペットボトルを体当たり気味で倒す、二つめに。正面から突っ込んで、腕がしなる、大きく弾き飛ばす。これで二つを崩した。
 続いては回転棒、慎重にタイミングを見ている、一気にいった、抜けた、力比べから少しずつ移動していき、するっと抜けて行った。背中向きに二つめの回転棒に挑む、位置をうなく取った、抜けられるか、あ^、向こうまでは行けたが、体を抜く事ができなかった。押し戻されて元へ戻ってしまった、しかしどうした、竜鬼Ⅱ、ちょっと跳ねるような動き、旋回ができないと言う声が、斜めにコースを横切る、落ちてしまったが、これは通過の扱い。
 さあ三つめの回転棒。位置を取りに行く。あー、ここで時間切れ。最後に回転棒に突っ込んで力比べになってしまったところで時間切れ。3分経過となりました。

 さて、これでアスリート競技は終了! 一番手のRICが圧倒的なタイムで優勝となりました。
 このあとはバトルとなります。

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