第五回ニソコンmini観戦記【サイコロホイホイミニ】
さて、予定にはありませんでしたが、急遽はじまりました第三競技、サイコロホイホイミニ。
正方形に組まれたステージの真ん中に回転棒が設置され、横にはサイコロキャラメルの箱がいくつもいくつももりもりと。
さて、ルール説明。サイコロホイホイミニですね。二機で対決し、ステージ上に転がるサイコロを、自陣まで持ち帰る、と言うルールとなります。ただしステージの上には回転棒があり、また相手が確保したサイコロは再び奪い返してもいい(ただし落下したサイコロは元に戻されるので、相手のスコアをリセットすることはできない)と言う感じ。
助っ人込みで八試合が行われます。
No.5 サイコロ一号 vs No.1 RIC30 Custom
最初の勝負は軽量級同士の勝負、サイコロ一号vsリックの対決から。サイコロの出る競技といえば、まあ何を置いてもまずはサイコロ一号の出番であります。
さて開始。回転棒が回り出す、大きく走ってサイコロのところへ駆け寄るリック、ドリブルでサイコロを奪いにかかる。サイコロ一号はゆっくりした動きながら確保に行くが、転倒してしまう、その間ドリブルでサイコロを運ぶリック、まず一個を確保しに行く、あっと、段差が乗り越えられない、リングの継ぎ目の段差に、ドリブルしてきたサイコロが引っかかってしまう。そしてその間、サイコロ一号は起き上がりの最中にひっくり返ってしまった。
自陣の目前まで持って来ていながら、最後の段差が乗り越えられないリック。サイコロ一号は徐々に徐々に運び込みを計っている、さあリックが一個を蹴り入れた。あっと言う間にフィールドの戻り、素早い動きでドリブル。再び自陣寸前まで運んできた。勢いをつけて蹴り入れたいが、ちょっとコースがずれた、おお、ドリブル。勢いを付けて蹴り入れ、リックが二個目を確保。
サイコロ一号、時間ぎりぎりで自陣に戻る、サイコロ一号が自陣に戻り、しれっと変形してサイコロに戻ったところで時間切れ。二個確保でリックの勝利となりました。
No.8 リッター vs No.9 ロッキー
続いての勝利は、リッターとロッキー。開始、いきなり転倒してしまうリッター。ロッキーは回転棒に殴り飛ばされてしまう。
リッターは高さがちょうど回転棒の下、サイコロをうまくドリブルで確保していった。ロッキーもサイコロを確保しに行き、しゃがんでの回転棒回避を試みるが、サイコロまで手が届かない。リッターも追ってきた、一個確保して、リッターが戻ってきた。
二個目の確保に入るリッター、ロッキーはドリブルの構え、あ、リッターがサイコロを蹴りすぎてしまった、あー、リッターとロッキー両者ともサイコロを蹴り出してしまう。再び足下まで戻してもらうも、もう少しで確保できそうなロッキー。リッター、過度ぎりぎりの位置ながらも確保。ロッキーもコースアウトぎりぎりの強いシュートで確保したところで、時間切れとなりました。2-1。
No.7 ライデン vs No.3 クラスター
続いてはライデンvsクラスター、どちらも回転棒を無視できない、大型サイズの対決です。まずはライデンが詰めていきましたが回転棒に弾き飛ばされてしまう。再度、飛ばされてしまう、反対側から飛ばされてきたクラスターとぶつかってしまう。
横突きを繰り出すクラスター、腕先が若干開くが、そのままバランスを崩してしまう。ライデンが吹っ飛ばされて倒れるたびに神の手が飛ぶ。激しく転倒を繰り返す両機、クラスターは相変わらず足裏が弱い感じか。
ライデンがサイコロを一個確保に動く、神の手がサイコロを飛ばす、残り30秒、スピンさせつつ運んでいくライデン、クラスターはドリブルの構えにつけていくが、足首で飛ばされてしまう。ライデンが一個確保、しかしその直後に時間切れ。ライデン、一個確保でぎりぎり勝利を収めました。
No.6 TERRA vs No.4 インフィニティ・メビウス
続いては、テラとインフィニティメビウス、だんだん大型機になってきました。
逆関節に加えてうつ伏せ変形で、回転棒を躱してサイコロを確保するテラ、対するメビウスはやや攻めあぐねている構え。テラが一個を確保、弾き飛ばされながらもメビウスがサイコロを散らしに行った。テラ、折れ曲がりつつサイコロを回転棒の範囲外へ。落ちた拍子に、ネジかなにかが取れてしまう。
苦戦が続くメビウス、テラは二つめを確保すべく、着実に運んでいく。のしかかってしまいましたが、二つめをシュート。残り15秒、メビウスもドリブルしているが、時間切れ。二つ確保でテラの勝利となりました。
No.14 バレンシア vs レグルス
バレンシアに対するのは、主催者理科大所属のリザーバー機体。ボディにキャのピー状の構造がついた機体が助っ人として登場。東京理科大のレグルスです。多分。
両者サイコロを飛ばして、ドリブルで運んでいく構え、勢い余って弾き飛ばしてしまうバレンシア、レグルスはこの競技と相性が止さそうな、体を揺するような小刻みな動きでサイコロを確実に確保していく。
レグルス二個目を確保している間に、バレンシアは中央の回転棒に巻き込まれ激しく吹き飛ばされてしまっている。レグルスが二個目を確保成功、バレンシアがドリブルの構え、レグルスは姿勢を落とし腕を左右に広げて、しゃがんだまま横へと中央へと攻めていく。しかしてここで時間切れ、レグルス2対バレンシア1、と言う結果となりました。
No.15 竜鬼Ⅱ-O vs No.10 イティム
続いては、巨大ユニットのイティムが登場。回転棒とは相性の悪い最大級の大型機ですが、この競技ではどうなりますでしょうか。
竜鬼Ⅱが突っ込んでいき倒されて、今度はイティムが横倒しのまま吹き飛ばされる、回転棒大暴れのすったもんだの勢いで、サイコロが適度に散った。これをそれぞれが運んでいく。
一個目を運ぶイティム、サイコロを踏んでしまっている。慎重なドリブルで竜鬼Ⅱがゴールへ、転倒しつつも確保。同時にイティムも一個を放り込む。
再度中央、回転棒に体を持って行かれ、大きく吹っ飛ぶイティム、素早い動きで二個目を確保する竜鬼Ⅱ。イティムに進路に入られ、ドリブル中のサイコロにのしかかるガードする竜鬼Ⅱ、イティムが割り込んで獲りに行く構え。リングの外に出てしまったサイコロ、踏みつぶされて中身のキャラメルが出てしまったりしている。
残り20秒、続く睨みあいゴールを妨害する両機、ここで時間切れ。1-1となりました。
No.2 ウィルトス vs No.11 ブラオリーゼ
サイコロそっちのけでぶつかり合いを始める両者、ぶつかり合いつつ、両者、回転棒に引っかかると。そのまま一転回してリングの外まで出るような勢いで押し切られてしまいます。
大きく散らばったサイコロを転がして、ブラリオーゼが一個を確保。一方のウィルトス、足下に転がっている大量のサイコロの一斉確保を図る。
ウィルトスがそのまま三つを確保し、ブラリオーゼも確保に入ったところに、ウィルトスがカット、攻撃で押しかけて確保を妨害する。ブラオリーゼもウィルトスに仕掛け、お互いの確保済みのサイコロを落としていく。ルール的にはあまり意味のない行為ではありますが、ウィルトスの打撃がブラリオーゼを襲う。
両者が横突き気味にすれ違ったところで試合終了、4個確保は最高記録、ウィルトスの勝利となりました。
No.12 dirotto02-雨降 vs No.13 アンスリウム
さて、最終ゲーム。ジロットとアンスリウムの対決です。
開始、ひょこひょことした動きでサイコロに近付くジロット、回転棒に近付いていく、両者、時間差を置いて薙ぎ倒されてしまう。棒に押されるようにして高速移動するジロット、動かないか、その間にアンスリウムが確保を図る、両足で一つずつ、横歩きで二個を確保しにかかる。さあゴール寸前、ジロットはタイムを申請して無線の調整に。
動いた、動いたようだ。復帰している間に、アンスリウムが二個目を確保。中央でぶつかっている、打撃の打ち合いになっている。よくよく見るとジロットの片腕がぶらんとしているようですが、大丈夫なんでしょうか。片足で持ち上がった後バランスを崩す、転ぶようになってしまった、時間ぎりぎりでアンスリウムが三個目を確保し、これで試合終了となりました。
さて、これにて全競技終了。
このあとは4時半から、閉会式となります。
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