第8回U1K観戦記【ロボメイズ】

　さあ、まずは最初の競技ロボメイズから。

　覆いのかけられたコースがたったいま公開、おおお、と言う声が会場に飛ぶ。正方形のコースの上には、パネルで仕切られた迷路があります。この迷路をゴールまで完走する、と言う競技。3分以内でのゴールを目指します。
　今回のコースは、スタート直後に、二つに分かれる構造。葛折りの直線が続くコースか、稲妻状に斜めに突っ切るコースか、いずれかを選んで進む事になります。そしてコースが判明する分、後からスタートのほうが有利になりますね。

No.1 シャオロン(コイズミ)

　予備知識なしでコースに挑む事になる、一番手コイズミさんのシャオロン。
　直進の足裏がやや滑ってしまう関係上、横歩きをメインに使って前進していく、コーナーの曲がり角で、かかとを軸に体をくるりと回し、タイムをショートカットしていく。さあ、ぐるりと角を大回りしたコースは、最後に稲妻形にコースを横切るジグザグコースに変わる。しかしここに入ったところで残り1分、完走できそうだ、あとちょっと、最後の角で引っかかった、横歩き、残り30秒で直進、いける！　ゴール、2分34秒56のゴールでした。

No.2 へるー(えまのん)

　二番手はガルーではありませんで、えまのんさんのへるー。ガルーをパロもといリスペクトした機体です。
　ちょっとコースアウト気味に転倒して神の手復帰したあと、シャオロンとは違う直線コースに入った。長い直線が続いては折り返す、つづら折りが続くコースです。スムーズな横歩きと、踵やつま先を軸にした安定した旋回で、スムーズにコースを横切っていく。時折なんかしゃべるのが気になりますへるー。好タイムになりそう、残り1分で最終近くのコーナー、まずい角度になりかけたが、細かいステップをわりと強めに入って突破、最終コーナー。2分30秒75

No.3 ぽささんごう(向山)

　続いての登場はぽささんごう。平べったいボディ、これはロッポですね。
　長い腕を振り上げて姿勢を安定させ、脚のフチで立っては体を戻す、尺取り虫っぽい前進、かなりの安定で進んでいく。コーナーの折り返しで苦心しているが、大丈夫か。抜けていけない。最初のコーナーを超えたが、大きな折り返し、ここで引っかかってしまった。逆向きに進んでしまう。コースを修正していったが、細かいコーナーに入っての切り返しに苦心している。角のコースを突っ切ろうとするが、壁に引っかかってしまった。あ、抜けた。抜けていった。残り2秒、しかしここで時間切れ。24マス目で終了となりました。

No.4 がるー(くまま)

　続いての登場は、くままさんのガルー。ただしいつものがるーはなく、チロルのケースをかぶった、こちらもロッポ状の機体です。あ、こちらはひらがなのがるーだそうです。
　まずは開始、ロッポと同じ脚を畳む動き方で最初の選択肢、くぱぱさんの誘導で直線コースの方へと移動する。横歩きで直線を突破した後、切り返しでコーナーに乗り上げてしまう。さあ、神の手が入った後、直進、再び直進、コースの壁に機体を引っかけるような格好で折り返しを計る。
　戻って、次の折り返し、機体がコースに絡んでしまった。分ける、後進をうまく駆使してコーナーを乗り越えていく、残り1分はすでにコールされている、ゴールできるか、寸前、残り20秒。いけるか、後進、横歩き。ここでゴール、2分49秒81でのゴールとなりました。

No.5 FUGAKU(ぱぱっち)

　続いては、ぱぱっちさんのFUGAKU。立ちポーズもかっこいいROBO-XEROベース機です。後ろ歩きで直線コースを目指すFUGAKU、しかし柱に引っかかって転倒してしまう。
　神の手で復帰が二回続いたが、早い、早い後進で一気にコースを走り抜け、コーナーは横歩きから前進に切り替えて、方向転換を一切行う事なく、前進後退と横歩きを駆使して走り抜けていく。やや角度調整に手間取った、足裏にネジが落ちている、残り1分、ここでゴール！　2分04秒57、暫定トップに躍り出ました！

No.6 ダンプティ(少佐)

　最後に登場するのはU1K準拠のフル自作、ダンプティ。
　直線コースを横歩きで大きく歩ききった後、しかし方向転換で苦戦している、正面歩行では脚幅の関係で全身できないか、そんなことはなかった。はまると早い、起き上がりを織り交ぜたりしつつ、直線を一気に突破。再び横歩きで折り返し、コース中盤へ。最終近く、コーナーに引っかけつつ前進し、そのまま最終へ、あっと、最終コーナーで足裏が引っかかってしまった、タイムロス、抜けた、そしてゴール。タイムはベスト！　1分46秒88でした。

　さて、続いては第二競技、パイルダーになります。