お祭り土産は真夏の桜。(☆)

そも、槍のうち、最も鋭利のはその穂先であり、ドリルのうち最も牢固なのはその先端です。石突がいかに頑強であろうとも、柄がいかに柔軟であろうとも。その穂先が相手を貫かぬ限り、敵陣を切り崩し致命に肉薄することは能わないのです。
同じ理屈で、一番槍を担う前衛は、その勢力の実力を図るバロメータだと言って良いでしょう。
そして、これは真面目に言っている結論ですが、萌え酒の品質は、一概に侮ってはならない、と言う私見を持っております。
こちらのお酒は、ネジザウルスと同じく、アキバ大好き祭りの会場で買ってきたお酒。と言うか、ブースがロボットプロレスのほんとに真ん前で、ずっと休憩のたびに前を通ったりしておりました。試飲もしてみたかったのですが、ある意味仕事中だったので。我慢我慢。
こちらも初日に持ち合わせが乏しかったので偵察に止め、二日目に吟味して買って参りました。写真だけ見るとさっぱり解りませんが、花春酒造の純米原酒です。梅酒やにごり酒のバージョンもありましたがこちらを。
ラベルの女の子を見ないで、裏側の表示ばっかり見て選んでるとか、会場的の雰囲気的には異分子感満載な感じの行動ではありましたが。きっとこれはいいものだ、と言う期待値を設けての事。
むろんケースバイケースだとは思うのです。いい加減な業者がいい加減な売り方をしている、そういうケースだって実際にはあるのでしょう。
しかしこれは、歴とした老舗の酒蔵が、自分の名前を表にして出してきたお酒です。恐らくは、これまで日本酒に馴染みのなかった層に斬り込みをかけるためのものなのでしょう。
作戦を講じ、手管を繰り出し、「口」まで届けなくてはならないのです。その中の幾ばくかの人達が、日本酒は解らないけど、これは美味しい、と言う気付きがあれば。それは、この方式の勝利のはずです。
もしここに、僕の想像した通りの覚悟と作戦があるのなら。可愛らしいイラストと言う羊の皮の下には、一番槍の栄誉を担う狼がいるはずです。
羊の皮を纏わせるのなら、狼でなくてはならないのです。
そんなこんなで、まだ開けてませんが。刺身とか買ってこようわーい。と思いつつ。
仕事が立て込んでてそれどころじゃなかった。そんな一週間でありました……。
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