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2013.07.21

【ロボットイベントレポート】ROBOT JAPAN 6th観戦記【フライ級1回戦~2回戦】

 さっそくバトル、軽量フライ級からの開始です。

Cyclops vs バレンシア

 第一試合は、韓国チームのサイクロプスと、千葉工大のバレンシアの対決からです。
 開始、ちょっと浅めに接触、背中合わせに中央でぶつかった。そのまま背中向きのまま体をひねりつつ後方に攻撃するバレンシア、有効にならない。大きく自ら座り込むような攻撃を仕掛けるバレンシア、しかし姿勢を落とし駈けたところを狙われ、正面、吹っ飛んだ。1ダウン。
 再開、横付きを繰り返しつつ接近、サイクロプスの背中に腕先が絡む。あー、ダウン。1-1。絡んでしまった両者、電源を切って分ける。再開。
 離れたバレンシア、一撃して離れる戦術を繰り返すサイクロプス。突きを放った戻りを狙われる、しかし崩れなかった。一撃離脱を仕掛けるサイクロプスに対し、その離脱の瞬間を狙いに行くバレンシア。横付きに変えた、連打で攻めたあと、しゃがみ込んで躱しに行く。これは入った。繰り出した肘の辺りにぶっつけて、バレンシアがダウンを奪う。2-1、
 再開、スリップ。離れて仕掛ける戦術を繰り出すバレンシアだが、ここは近づきすぎた、バレンシアの突きが間に合わないか。大きく体を広げるユニークな立ち上がり、これは、突き出した肘にひっかけて、諸共に倒れ込む引き落としの格好。これで3ダウン、サイクロプスを沈め、バレンシアの勝利となりました。

Earth Worm vs 流血仮面

 続いての対決、続けて韓国チームのアースワームの登場。ミミズってまたずいぶん変わったネーミングですが…… 続けて登場は覆面姿、ロボットジャパンの名物選手・流血仮面の登場です。
 開始、横向きに真構えて様子を見るアースワーム、流血仮面はリング中央で…… 腰を振っています。腰を振っている、そして下がる下がる、激しく後退する流血仮面。横付きを食らって、首を横に振っている。いろいろ大丈夫でしょうか。おっとキック。ぶんと振り上げる、かっこいいですが射程の短いキック。なおも首を横に振る流血仮面に対し、アースワームの横付きが、実に綺麗に喉笛に綺麗に入った。吹っ飛んだ流血仮面がそのままリングの外に……
 復帰して寝かせる、タマオ総統が頭を叩いている、大丈夫でしょうか、起き上がろうとしているが、なおも苦しんでいる、大丈夫か、突き上げた腕を激しく振っているが、…… 起き上がった。復帰した。しかしなんだか嫌そうです流血仮面。
 再開、さあ、背中を向けて…… まだ頭を抱えている。アースワームが困っている、横突き、ちょっと外か、いい距離を狙う、入った、2ダウン。
 寝っ転がったままいやがっています流血仮面、ここはわりと素直に復帰した…… ファイト、しかしレフェリーのファイトの指示に、拒否を始める流血仮面、再開、下がっていく、ちょっと距離を置いて、また頭を抱えています。小突くアースワーム、ひょいひょいと短い突きを繰り出し続けるアースワーム、片足蹴りを繰り出し、腕先でのつつき合い、胸板に貰った。これで3ダウン、
 決着、そのあと。激しく振動しつつ、起き上がり寸前でべしゃりと潰れる。持ち芸をつぎつぎ繰り出して、流血仮面、独壇場の敗北となりました。

TERRA vs Blaze

 続いては、東京電機大チームのテラが登場。対戦するのはやはり韓国チームのブレイズ、その名の通り真っ赤なフレームの機体です。
 紅白の対象も印象的な対戦であありますが、ブレイズどうした、いきなり動かなくなってしまった、無線のトラブルか、操縦者が接近したことで動き出しますが…… コントローラーがおかしいか、ここで容赦なく行ったTERRA、突っ込んでいって、下からめくった。動けないままブレイズが吹っ飛ぶ、これで1ダウン、ここでタイムを申請する。
 2-0になりましたか、タイム中。ブレイズチームが調整、コントローラーが故障してしまったようです。操縦機もオリジナルと言うか、基盤むき出しな感じですね。混信かなにかなんでしょうか。
 修復が行われている間、テラのデザインについての解説がひとしきり行われております。テラはローマの女神の名(ギリシア神話のガイアに相当)し、地母神ガイアの子であるサイクロプスに由来して、一つ目のデザインがシールドに掘ってあるんだそうです。

 あ、直りました。さっきのダウンはカウントに入っていないんですかね、1ダウンから再開です。
 接近、ブレイズの攻撃に揺らぐテラですが崩れてはいかない、一寸後退、反り返ったような格好で凌ぎますが、小さな突きを連続して貰う、崩れた、1-1。
 あっと、大丈夫か、ブレイズ、今度は脚だ。脚がおかしい、脚の付け根が脱力している感じ。…… これはフレームが外れてしまってるんでしょうか、ブレイズがなんとか旋回している間、後ろから接近を計るテラ、両腕での弾き、一回目は凌いだ、再度、滑っていったブレイズ、リングから落下した。
 脚が微妙に開いた角度のまま、あまりよく動けていないブレイズ、大丈夫か。テラが接近しては離れ、腕を振り上げるブレイズ、崩れた姿勢を立て直せない、ここで時間切れ。終了となりました。
 脚の付け根のフレームがぽっきり折れちゃってますね…… これが致命傷となり、テラの勝利となりました。

優磨ロボ vs Jagar

 さて最終試合は、若干11歳の操縦する優磨ロボと、韓国チームのジャガーの対決。
 仕掛けていくジャガーに対し、優磨ロボは待ち構える動き、横への片腕突き、拳が地面に突くような振り下ろしの動きですが、これはこういうモーションなんでしょうか。左右に機体を振りながら、攻撃のチャンスを狙うジャガー。しかし優磨ロボは打撃の打点とちょっと外れたところに立っている。両腕突きを出したところに攻撃が重なり、優磨ロボがダウン。やはりなにやら、ちょっと横突きは変な感じですね……
 しかしここで、押しているはずのジャガーチームがタイムを申請。あれどうしたんでしょう。ネジが飛んでる、と言う声が飛ぶ。
 どこかが外れてしまったんでしょうか。ジャガー起き上がった。テストは大丈夫か。
 1-2、1分30秒からの再開です。開始、慎重に、ちょっとずつ近づいていくジャガー、優磨ロボが待ち構える、ややオーバーラン気味にリングの角に陣取るジャガー、戻ってきた、横歩きで回り込む、ジャガーが突き、これちょっと、なんていうか角度が遠い。小突いた、突きの打ち合い、これは、横突きで転落して…… あっと、優磨ロボ、リングアウトしましたが、脚から落ちて直立した。
 というわけで、もう少し続行する事に。突き合いが続きますが時間はあとわずか、ここで時間切れ。ジャガーが押し切っての勝利となりました。

 フライ級は全8機のエントリ。これで一回戦の終了となります。

バレンシア vs Earth Worm

 続けて二回戦第一試合。バレンシアとアースワームの対決です。
 両者、まず慎重に中央に、先に仕掛けたバレンシアが、豪快にアースワームと接近し引っ繰り返す、1ダウン。しかし再開、接近した処でダウン、ここからはよく見えませんでしたが胸板に貰ったか、1-1。
 リング脇まで移動した後、戻ってきたアースワーム。再び突き合いになる、あ、これはどうした、おかしい、バレンシアの腕先が脚に引っかかり…… いや、脚の付け根が戻ってこられない、バレンシアどうした、脚が開きっぱなしだ。タイムを申請した。調整、2ダウンに変わり、2-1から再開。
 真横に構えたバレンシア、今度はアースワームの無線にトラブルが起きた。動いた、大丈夫。真横に両者構えて接近、中央に陣取る、加速したアースワーム一気に端って抜けていった、突き、屈んで躱すバレンシア、しかし屈み込みが大きいか、復帰、突きの速度が速い。戻るところにアースワームが突き込み、これで3ダウン。アースワームの勝利となりました。

TERRA vs Jager

 続いてはテラとジャガーの対戦です。真横に構えた両者、中央に陣取ったテラ、上体をスピンさせてからの両腕突きで相手を持ち上げようとするが、姿勢をやや落とした格好でジャガーが凌ぐ、腕を微妙に上げた格好からの横付き、テラが崩した、これは再開直後、テラに対するカウンターが入る、2ダウン。
 早い展開、中央での叩き合い、テラがさらに上体を捻りざまに背中側に倒し、2-1に変わる。背中向きに接近する、ちょっと距離を開けての突き合いになった、引っかけた、引き倒したか、これはスリップ。あっと、リングアウトだ。リング脇ぎりぎりでの競り合いでジャガーがリングアウト、これで2ダウンになった。2-2。
 ラストカウント。中央から押していくテラ、胸板に入った、テラの一撃が綺麗に胸板に入り、バランスを崩して、ジャガーがそのままダウン。これで3ダウンでテラの勝利となりました。

 さてこれにて、三位決定戦はバレンシア vs Jager、決勝戦はテラとアースワームの対決となります。
 このあとはバンタム級の試合となります。

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