音よ光よ、人の力の霹靂よ:江戸川区花火大会2013(☆☆☆)
リンク: 江戸川区花火大会2013 江戸川区ホームページ.
特等席にありつけました!
この土曜日は、江戸川区の花火大会がありまして。近在に住んでいる友人からお招きを受けまして。みんなしてワイン持ってビール持ってその他もろもろの酒を持って、わらわらと押しかけていった次第なのでありました。
昼間の明るいうちから押しかけて、あれこれそれとよもやま話にうつつを抜かしているうちに、はや陽も落ちて。
みんなして外がよく見える場所に移動して、あれー始まらないなー、と待機しているうち、ばあっと眩く飛び散る光の粒が。ややあって、断続的に地面に打ち付ける、轟音と言うにはやや軽い音が降り注ぐ。さんざっぱら盛り上がった後、お隣のお子さんの「うるさーい!」と言う(たぶん花火への)抗議の声に、すんませーん、と一斉に謝る酔っ払い大人一同。
花火とはさすがに見事なもので、ひゅるり、と地面が照ったと思うや、糸を引いて天へ光が上っていき。すうっ、と、墨を引くように雲へと光が消えたと見るや。一呼吸、ふた呼吸、ぱあっと光が輪と球と。強めの横風に、枝垂れのように光は横へと流れながら。赤に緑に、ぱっと光って。消えた後には夜空の雲よりなお黒く、煙の塊がしばし留まり。無言とともに一定の遅延を以て、空気の圧気が降り注ぐ降り注ぐと。とにかくまあ、おおざっぱにいうとそんな感じで、赤くなったり緑になったり、あるいは一遍にとりどりの光が輝いたり。地面から噴水のように光が噴き出すかと思えば、光を伴わず、夜空に急に大きく光り。次々と立て続けに光るかと思えば、沈黙のインターバルの中、黒い煙がただ流れていく、と言うような。
あれは高いあれは高い、とか、これは大きい、とか。僕らの関心は主に最大高度と爆発範囲に集まっておりました。これだから火力至上主義者はまったく。
花火を落ち着いて見ることとか、ここのところあんまりなかったのですが。そんなこんなでお招きに預かって、いい思いをさせていただきました。と言うお話でありました。
この埋め合わせは、またかならず。ということで。
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