KHR 9thアニバーサリー KONDO Battle観戦記【予選前半:第1試合~第12試合】
さて、まずは予選。試合は総当たりのリーグ戦24試合。
各リーグの試合が一試合ずつ行われ、選手が交代して一巡する、と言う格好となります。さて、いよいよ試合の開始です。
第1試合グループA-A インフィニティ・ジュニア(尾崎直人) vs グループA-B ゆうたロボ AT(ひろしN)
さて一番手はひろしN選手のゆうたロボ。クリアパーツの外装を腕先につけた、ちょっとポップなデザインの機体。対するインフィニティははりきり目玉を貼り付けた、プレーンなKHR-3です。
横向きに構えた体勢のインフィニティ、試合開始、まずはゆうたロボが横に機体を振った後、やや距離を開いて睨みあう。横歩きでパンチをかわす、詰めていった、横殴り、これは浅い。やや下がった。リング中央でのパンチ、ただ腕の力のパンチでは、安定のいいKHR同士だけになかなかしいか。ゆうたロボがワンツーで押していく、崩そうとするが、先にゆうたロボがスリップ。
復帰、再開、お、伸ばした。背中からうまく当てていった、これでダウンを奪う、1-0。
再開、リング脇ぎりぎり気味に構えるインフィニティ、突っ込んでいったゆうたロボが押していく、ただ自分が前のめりにスリップ。下がった、リング脇でぶつかる、ひっくり返るインフィニティ、これはスリップ。いい距離を狙っていくゆうたロボ、積極的に攻めていく。接敵、後ろへ腕を伸ばす、これはうまい距離にならない、下がって躱していくゆうたロボ、追いかけてきたところに両腕パンチ、これで2ダウン、2-0。
再開、胸板をつく、これは外れ、おっと、掴みに行った、崩して倒した! 最後は投げまで繰り出して、3-0、ゆうたロボがうまい動きで勝利を掴みました。
第2試合グループB-A KHR-2HV(佐藤優磨) vs グループB-B BLACK TIGER(IKETOMU)
つづいてはグループBの試合。黒いフレームに一つ目がトレードマーク、ブラックタイガーがリングに登場。対するはプレーンな構成のKHR-2HVです。
開始、中央へ寄っていくブラックタイガー、KHRがバランスを崩す、足首か崩れてしまう、起き上がれるか、背中に大きくのけぞるような動作で起き上がりを計る、これはダイナミックだ。前転のモーションで、強引に起き上がりを決めてきた。
さあ再開、ローキックをゆっくりと繰り出すKHRに、これまたスローな突きを繰り出し反撃するブラックタイガー、スリップ、危ぶまれるが、KHR、今度は普通に起き上がった、しかしまたもスリップ、今度は起き上がれるか、これは厳しい。回転して起き上がりを計るが、頭が引っかかって起き上がれない。苦闘する、会場から声援が飛ぶ、レフェリーの示唆でタイムを申請。これでタイムによるダウン、1-0になります。復帰。
開始、横歩きで近寄るブラックタイガー、まだ動けないかKHR、ローキックを繰り出し、止まってしまう、ブラックタイガー、横付きから腕をひねりこむ打撃、これはなんだ、両足を大きく開いたブラックタイガー、お、踏み込んでの突き、しかし絡んでから倒した恰好、これはスリップになった。
再開、突き込んで腕を左右に振り、バランスを崩しにかかるブラックタイガー、突き、突きを繰り出す、頭を下げるKHR。猛攻のうちにスリップ、ここで時間切れ。ブラックタイガーが1-0、まずは一勝を挙げました。
第3試合グループC-A 優磨ロボ(優磨) vs グループC-B バンボー・カスタム(バトル・バンブー)
さてつづいては。強豪バンボーカスタムとコガルーが在籍する、死のグループC。まずはバトルバンボーが試合に臨みます。ここからどちらが勝ち上がるのか、それとも伏兵が上がってくるか。
ROBO-ONE lightの強豪バンボーカスタムがリングに登場、続いて優磨ロボ、こちらもプレーンなKHR-3ですね。おっさんと一緒で膝が壊れやすい、とバンボーカスタム。いきなり大丈夫でしょうか。
さあ、試合開始。睨み合いから機体を横に振り、前後に間合いを狙うバンボー、背中に回り込みに行った、両腕突き、反撃を繰り出した、優磨ロボが突きを体に挟んでいく、リングから転落するバンボーですが、これはスリップ。
バンボーは小刻みな動き、左右に機体を振りつつ近づいていく、優磨ロボは向きを小刻みに変え、動かずに待ち構える。先に攻撃を放った優磨ロボ、バンボーが掴みで投げに入ろうとする、再び離れる、移動し続け、チャンスを伺うバンボー。待ちの構えの優磨ロボ、バンボーは背中を取りにいこうとする、睨み合いになった、近い距離、先に優眞ロボが撃った、これを待っていたバンボー、突っ込んで胸板へ一撃、これで1-0。
さあ再開、背中を向けて接近し、背後へと連打を繰り出すバンボー、地面すれすれというより足下の地面を狙う優磨ロボの一撃、投げ、これは両者スリップ。
バンボー、再び前後に機会を伺う、下がる、お互いに間合いに入らない、リング脇に誘い込んでいく、背中に回り込んだ、一撃、これはダウンにならない。反撃、優磨ロボが反撃を繰り出す、背中で巻き込まれ、1-1。
再開、両者リングの反対まで移動して、両腕突きの繰り出し合い、しかしここで試合自案切れ。ここで1-1のまま時間切れ。ここで延長戦に突入します。
2分の調整のあと、延長戦はワンダウン決着のサドンデスの勝負。
バトルバンボー、バッテリ交換に入る。優磨ロボも遅れてバッテリ交換に入る。苦労している様子。「バッテリを素早く交換する競技会があっても面白いかも知れませんね」と井上さん。バッテリ交換を切り上げ、復旧を計る優磨ロボ。さあ残り10秒、延長戦。バンボーの目が赤く光ります(切り替え式)。
延長戦開始。やや遠い距離から、近づいていくバンボー、優磨ロボが待ち構える、一歩出た、睨み合い、左右に機体を振り、様子をうかがう、近づいた、両腕パンチ、躱した、スリップで仰向けに倒れるバンボー、復帰、バンボーが前後に機体を振る、小刻みに、両腕パンチを撃たせ、躱した! 空を切る優磨ロボの両腕パンチ、踏み込むバトルバンボー。反撃を綺麗に決めてリングに沈め、これでバンボーの勝利となりました。
第4試合グループD-A コクロムキッド(くぱぱ) vs グループD-B AFROCK(高橋佳樹)
さて最後はグループD。なんでアフロックなのかと思ったら、つまりアフロなんですね。黒いボディに黒いアフロ、なんともソウルな星のステッカーを胸に貼り付けたアフロックと、こちらも強豪コクロムキッドの対決です。
開始、近づいて行ったアフロック、しかし膝のあたりに大きく腕を突き込まれ、するりと一発ですくわれて崩される。
1-0。再開、様子をうかがうアフロック、リング脇ぎりぎりでの攻防、クロムキッドが倒れる、起き上がれるか、リングから片腕が出てしまっている、戻れない、起き上がり中に転落した。1-1。
再開、中央での交錯、再び小競り合いから、コクロム貰っていった、2-1。
投げを繰り出すコクロムキッド、背面への攻撃を繰り出すアフロック。腕を引っかけて崩しにかかる、これはスリップになった。
さあ再開、腕を突き上げるコクロムキッド、アフロックの尻を打ち上げるような格好だが、先にコクロムがスリップ。再開。これは、両腕を突き出した攻撃を出した瞬間、まるで足首から回転するように倒れるアフロック。これでコクロムキッドが緒戦を勝利で飾りました。
これでAからDまで一巡、ここからAグループの試合に戻り、あとは順繰りに繰り返しとなります。
第5試合グループA-C fighting-Δ(Tomorrow Leaf) vs グループA-D KHR3A(あさひ)
続いてはお子さん対決。あさひのKHRと、胸板の緑の外装も鮮やかなバンブーチームの一員、ファイティングデルタの対決。
さあ開始、両者、中央へ、近づいていったKHRの背中を、両腕パンチがうまく捉えて1ダウン、1-0。
旋回しつつ、突っ込んでいくデルタ。やや距離を開いての睨み合い、両腕パンチ、これはまだ遠い。スリップ。さあ再開、やや遠い間合いを維持する両者、近づくと離れる、腕が届かない距離を移動し警戒しあう。近付いた、両腕パンチを打ち合う、上手く入れた、2-0。
近い距離、再び打ち合いになった、両者同時に両杖パンチの打ち合いに。素早い動きで大きく距離を取る、どうした、デルタの様子がちょっとおかしいか、勢い良く突っ込むと、前のめりに倒れてしまう。両腕パンチで牽制しつつ、KHRが様子をうかがう、
接近、パンチ、これは外した。KHRがまた離れていく、リング脇ぎりぎり、凌いだ、胸板パンチを凌いで、しかしリング脇ぎりぎりまで追い詰めていく、KHRが移動しかかったところに、もう一撃が入る、これで3ダウン。
3-0、ファイティングデルタの勝利となりました。
第7試合グループC-C コガルー(くまま) vs グループC-D EV-02 stein custom(sakanabin)
さて機体整備の関係で、第六試合はスキップ。先に第七試合が行われます。
sakanabinさんのステインは、白い外装が非常に綺麗なKHR。対するはグループCの優勝候補、真っ赤なコガルーがリングに登場です。
さあ開始、まずはステインが突っ込んでいく。真横に構えた、パンチ、コガルー様子を伺う、やや背を低く構えて、投げに入るコガルー。横パンチ。反対側の腕まできっちり構えを取った、非常に整ったモーションで突きを繰り出すステイン。これはなんでしょう、屈んで何かを待ち構える構えのシュタイン、転がった、大丈夫か、あー、タイムだ。前のめりに倒れてしまうステイン。このタイムで1-0、ステイン調整のあと試合再開です。
リングの真ん中での攻防、コガルーが下からの突き上げ、突っ込んでガードを上げ防御姿勢を取るステイン。リング脇での攻防になってきた、大丈夫か、ステイン、リング脇ぎりぎりで転倒してしまう、起き上がったか、もうちょっと、もうちょっとだけバランスが悪い、転んでしまう、もうタイムが取れない、どうなるのか、立ち上がれない。
sakanabinさんの申請により、この試合、ステインのリタイア。TKOでコガルーの勝利となりました。
第8試合グループD-C KHR2A(あたろう) vs グループD-D あずさぶろう(あずさぶろう)
さて、第8試合も先に行います。あたろう選手とあずさぶろう選手。なんとなく似た感じの名前の両者の対決。
緑の胸にナンバー1もまぶしいあずさぶろうと、これは無改造の構成でしょうか、あたろう選手のプレーンなKHRの対決。
さあ開始、横歩きで接近していくKHR、素早く寄ったあずさぶろう、近距離でパンチの後、正拳、さらに突き出した腕を真横へフック、大きな攻撃範囲で打撃を繰り出すあずさぶろう。大きなパンチ、これは一回転してスリップ。
離れたKHR、リング脇に戦場を移していく。、両腕を繰り出す、しかしあずさぶろう凌いだ、と思った瞬間。KHRが両腕を繰り出し、真横に体をひねって投げた、あずさぶろうがダウンを失う、1-0。
起き上がりに苦労したKHRですが、復帰。リング中央での攻防、投げが外れた。あずさぶろう、やや遠い距離、駆け寄った、近付く、間合いを外そうとするKHR、打撃を押されるも凌いで行く。真横から掴みに行くようなパンチ、これはうまく入れた、腰を崩して1-1に。
再開、近付いていった、背後に代わり込むKHR。正拳突き、KHRが攻撃を出したところに、更にあとから打撃を重ねるあずさぶろう、ダウンを奪う。2-1。
再開、これは、KHR、だしぬけに肘打ちのような重い一撃をぶつけていった、KHRがダウンを奪い返す。2-2、ここで時間切れ。スコア2-2、なんとぎりぎりで延長突入です。
うちわで冷却に入るあずさぶろう。KHRはしゃがんで待機しています。さあ、調整時間も終了し、延長戦開始です!
詰め寄っていくKHR、待ち構えていたあずさぶろうが突っ込んだ、下がる両者、間合いの取り合い、リング中央を挟んで睨みあいのまま半回転、突っ込んだ、KHRの打撃、しかしあずさぶろうが先にスリップしていた。
後方から仕掛ける、投げに入りかけたところで、両者スリップ。KHRがスリップした、後ろから追いかけるあずさぶろう、リング脇ぎりぎりに立ったKHR。
睨み合い、立ち止まっては動く、逆へのパンチか、これは、パンチであいた空間にあずさぶろうが打撃を入れる。背中から近付いていく、追い詰めた、これは入った! バックパックのフチぎりぎりのところを、打撃がかすめて倒した、これでサドンデス決着!
あずさぶろう、ぎりぎりで勝利を勝ち取りました。
第9試合グループA-B ゆうたロボ AT(ひろしN) vs グループA-C fighting-Δ(Tomorrow Leaf)
さて、ここからは登場選手も二巡目。デルタとゆうたロボの対決です。
開始、小刻みに移動し、リング中央を占めたゆうたロボ、下がりつつデルタが間合いを伺う。リング脇ぎりぎり、パンチの打ち合い、旋回から近づくデルタ、一気に突っ込んだ。両腕パンチ、これは外れた、下がるゆうたロボ、間合いを取りに行こうとする、旋回に横歩きで割り込むデルタ、ちょっとまだ足首には不安があるか。睨み合い、様子をうかがう、横突き、お、これは綺麗に入った。腰にワンツー、これで1ダウン。1-0。
再開、背を向けて様子を伺うゆうたロボ、腕先をひっかけるが、倒れない。遠い距離からのワンツー、近づいていく、スリップ。残り1分。これは、両腕突きにうまく突きを重ねた恰好だが、スリップ。
遠い間合いでの睨みあいが続く、徐々に近寄るデルタ、近づいていった、下がるゆうたロボ、接近、これは逆にパンチ、しかし背中への攻撃、背中合わせになった両者、つっこんで来てバランスを崩しかけたところを狙う。腕先への攻撃に重ねたゆうたロボ、これはどうした、両者激しく転倒して、ネジが飛んだ、デルタ、起き上がれない、そしてタイマーはここで時間切れ。
2-0、デルタを下し、ゆうたロボの勝利となりました。
第6試合グループB-C ゆうたロボ Mk-ⅡR(ゆうたN) vs グループB-D Cavalier(えまのん)
第10試合グループB-B BLACK TIGER(IKETOMU) vs グループB-C ゆうたロボ Mk-ⅡR(ゆうたN)
ゆうたロボmK-IIR、残念ながら動作しなかったため、リタイアとのこと。
第六試合とこの第十試合、そしてこのあとのし合いも不戦敗となります。
第11試合グループC-B バンボー・カスタム(バトル・バンブー) vs グループC-C コガルー(くまま)
強豪対決、ここできました。バンボーとコガルーの対戦です。
まずは素早く攻め込んだバンボー、コガルー、小刻みに横歩きで様子を伺う。横突き、そこから前への投げ、一連の動作を繰り出すコガルー。バンボーも投げの動作で待ち構える。
やや距離を取った。バンボーは素早く動きながら有利な位置を取りに行く、ガルーは待ち構えて反撃を狙う構え、コガルーちょっと脚が変わった動きの感じですね。横に躱していった、ついては離れるバンボー、両者なかなか手が出にくい、横突き、これはどうした。背中から突き出したバンボーの投げがコガルーの脇の下に挟まり、両者スリップ。分けて再開。スリップになった。
やや遠い再開、中央へ徐々に詰めていく。睨み合いになっている、これは躱した、突きから背中への投げに切り替える、これは奇襲だが外れていった。詰める、下からの突き上げの構え、リング脇にだんだん近付いていく言うバンボー、回り込んで裏に、しかしコガルーも背中を明け渡さない。
間合いの睨み合い、突き、遠い、背中に行った、これを狙っていた。背中からの一撃、見事に飛んだコガルー、これで1ダウン。
残り10秒、反撃しきれるか、詰め寄るコガルー、しかし距離を詰め切れなかった。これで時間切れ、直接対決はバンボーの勝利となりました。
第12試合グループD-B AFROCK(高橋佳樹) vs グループD-C KHR2A(あたろう)
さて、先程見事な試合運びを見せたKHRと、アフロックの対決です。
真ん中に陣取ったアフロック、これに突きを繰り出すKHRですが、間合いの外から、大きく伸びるパンチが入る、アフロックが倒した、1-0。
スリップするKHRですが、横へ沈み込む攻撃、背中へと攻めていくアフロック、KHRは凌ぐ。置き上がった、横向きに突っ込む、肘打ちを躱して腕パンチ、沈み込む攻撃、これはスリップになってしまう。
リング脇ぎりぎりで待ち構えるKHR、攻撃を弾く、追撃、これは凌いだアフロック。正面からの睨み合い、左右に移動していく、背中を狙うアフロック、回り込んだ、これは、KHRの打撃が出て伸びきったところに、アフロが攻撃を重ねた。攻撃姿勢のまま空中に浮くKHR、これで崩れて2-0。
再開、中央での交錯。KHRの攻撃に、アフロックが腕を絡めて弾き上げるような動作、これで3-0。アフロック、KHRを沈めて勝利を収めました!
ここまで12試合、前半戦終了。
このあとは10分間休憩のあと、後半戦となります。
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