KHR 9thアニバーサリー KONDO Battle観戦記【予選後半:第13試合~第24試合】
さて、後半戦は第13試合から。予選最後となる第24試合までです。
第13試合グループA-A インフィニティ・ジュニア(尾崎直人) vs グループA-D KHR3A(あさひ)
後半戦、まず登場するのは胸板にバンパーをもうけたKHR3Aと、インフィニティ・ジュニアの対決。インフィニティ、なにやら足首を確認していますけど。さっきから調子悪そうでしたが、大丈夫なんでしょうか。
足首のサーボが異常みたいです。それはかなり致命的なところですけど…… あっと、やはりだめだ。足首のサーボが焼けてしまっているとのこと。これはKHR3Aの不戦勝となります。
ここであさひの動作デモが。足首でがくがく振動しつつの攻撃を繰り出してますけど、これはなにか狙いのあるところですかね。
第14試合グループB-A KHR-2HV(佐藤優磨) vs グループB-D Cavalier(えまのん)
第14試合、初めての試合となるキャバリア。KHR2との対戦になります。
頭がなく、両腕をWの字に、なんていうかバルタン星人みたいな姿勢で畳んだ格好のキャバリエ。横向きに構えて、のっしのっしと中央に寄せていく、KHRが転倒するが、起き上がりに成功。しかしリング脇ぎりぎりまで追い込んでいったキャバリエ、横突きで突き飛ばした。倒れるKHR。
復帰した直後に、機械のように、と言うか機械なんですけど、ともあれ一定のペース、冷静な動きで突っ込んでいくキャバリエ。横突きでリングの外まではじき飛ばし、2ダウン。
再開、起き上がったKHRの胸板に、かぱんといい音を立てて横スイングの攻撃がヒット。これで3ダウン。キャバリエ、攻勢で一気に押し切っての勝利となりました。
第15試合グループC-A 優磨ロボ(優磨) vs グループC-D EV-02 stein custom(sakanabin)
非常に綺麗な動きを見せるステイン、バランスはもう大丈夫でしょうか。対する優磨ロボがリングに登場。さあ開始です。
まずは中央に陣取ったステインが突いていく、背中を向けた優磨ロボが待ち構える体勢、横付きで地面を突く優磨ロボ、背中からの一撃、これは崩れない、逆側に打ち込んでしまう優磨ロボ、しかし仕掛けたステインに、素早く両腕パンチで反攻。これで1-0。
再開、一転、優磨ロボが激しく機動し始めた。待ちの構えから一転し、素早い横歩きでステインの背後を狙う、ステイン、腰をひねりつつの優雅な肘打ち、しかしこれは優磨ロボか躱していった、腰が入ったストレート、ステインの攻撃、腰を沈めての横殴り、お辞儀だ、優磨ロボがお辞儀、大きく沈み、力を溜めるステイン、屈み込んだ体勢から、切り上げの居合いのようにら一気に切り上げる攻撃。
大きく移動しながらの攻防、優磨ロボっは大きく距離を取っていく、横突き、姿勢を崩すステイン、リング脇ぎりぎり、素早く距離を取っていく。背中へと回り込みにかかる、詰まった、正面、片腕突き、ここからカウンター。両腕突きで崩し返し、2-0。
逃げにかかるかと見せて、追撃に切り返す、あれ、これは戻れないか、横突きが伸びっぱなしになってしまった優磨ロボ。復帰した、背中からの一撃、ステインがダウンを奪う。しかしダウンを奪い返したところで、同時にブザー、時間切れ。
一矢は報いたが力及ばず、優磨ロボが巧みな試合運びで勝利となりました。
第16試合グループD-A コクロムキッド(くぱぱ) vs グループD-D あずさぶろう(あずさぶろう)
これも好カードだ、コクロムキッドとあずさぶろうの対決です。
さあ開始、横歩きに躙り寄るコクロムキッド、一気に突っ込んで回り込むあずさぶろう、しかし回り込んだあずさぶろう、攻め込みすぎたか、リング脇ぎりぎりレッドゾーンが立ち位置。ちょっと滑っているか、やや脚が動きにくくなった処に、コクロムが一撃。リングの外まで跳びだした、1-0。
再開、廻り込んだあずさぶろう、コクロムに密着していく、近寄ってからの背中からの一撃、崩した、これで1-1。
再開、短く動くコクロムキッド、反撃、これはうまい。崩したコクロム、ダウンを奪う。2-1。
両腕パンチを繰り出し攻め込むあずさぶろう、コクロムキッドは横に躱していく。両腕の突き合い、小競り合い、凌ぐか、これは深いところから入った。2-2。コクロムがダウンを奪われる。
再開、やや遠い距離、コクロムの片腕突きをとらえ、両腕で崩すあずさぶぼろう、これはスリップ。さあ、残り時間は、これは。あずさぶろうの通りすがりざまに、コクロムキッドが真横に突いた、移動中を捕らえて諸共に引っ繰り返す、これで3-2。
コクロムキッドが勝利を収めました!
第17試合グループA-A インフィニティ・ジュニア(尾崎直人) vs グループA-C fighting-Δ(Tomorrow Leaf)
まずは中央に寄せていくデルタ、インフィニティが遅れてついていく。横突きを素早く後ろに下がって躱す、腕先のぶつけ合い、スリップするデルタ。起き上がり、起き上がるが逆向きに倒れてしまう、デルタ大丈夫か、今度は起き上がった。突っ込むインフィニティに、見事にカウンターをぶつけていくデルタ。
しかし立ち上がりはしているものの、大丈夫かデルタ、やや後ろにバランスが崩れている、あ、あぶない。起き上がれはするのですが、ややのけぞったような格好で、なんとも絶妙なバランスで、立ち上がって一応安定はする。これで起き上がるのは、なかなかすごい光景。
さすがにタイムになった、1-1。調整に入るデルタ。あー、やはりなにかおかしいようだ。ジャイロがおかしいんでしょうか。ジャイロのコネクタ、と言う声が会場から飛ぶ。バックパックを開いての調整になります。整備チームの皆さんの調整、終わった、おお、起き上がった。見事なメンテナンスで復帰です。
さあ再開。中央へ詰めていく両者、安定がいい、突撃から離れ、両腕パンチ、いきなり背後から崩す、2-1。
再開、突っ込んでいくインフェルノに対し、デルタ、カウンター気味にパンチを繰り出す、離れた、中央に陣取るインフィニティ、待ち構える、突っ込む、止まったデルタ、カウンター、なおも凌いだインフィニティ、しかしデルタが更に畳みかける、デルタがダウンを奪う、これで3-1。
機体不調と言う不利を克服し、デルタの勝利となりました。
第18試合グループB-A KHR-2HV(佐藤優磨) vs グループB-C ゆうたロボ Mk-ⅡR(ゆうたN)
ゆうたロボ、やはり回復せず。リタイアでKHR-2HVの不戦勝となりました。
第19試合グループC-A 優磨ロボ(優磨) vs グループC-C コガルー(くまま)
さあコガルーが登場、ここで勝って決勝に期待をつなぎたいところ。優磨ロボとの対決です。
開始、左右に機体を振る優磨ロボ、コガルーは徐々にリング中央へとにじり寄る。相手に横を向けていく、詰めていくが優磨ロボは、軽快な動きで距離を取りなおす。一寸歩行が変わっている、と言うか引っかかってる感じのコガルー、優磨ロボがパンチを放ちっぱなしにしている、これはコガルーのしゃがみこんでの攻撃にぶつけていった、胸板をひっくり返してダウンを奪う、1-0。
再開、大きく動いて距離を躱していく優磨ロボ、コガルーは中央に陣取る、背後に回り込みにかかる、大きく距離が開く、横突き、近づいていくコガルー。優磨ロボは距離を遠目に取りつつ隙を待ち構える、射程の外に常に留まるような構え。突っ込んだ、投げ、コガルーの一連の攻撃モーション、これは凌ぎきった。横突きの、沈み込むような攻撃、kこれはスリップになった。
さあ、距離を開いていく両者、リング脇ぎりぎりを走り回る優磨ロボ、これは危ないか、これはいけない、リング脇から勢い余って飛び出てしまった優磨ロボ、リングアウトになった。1ダウン。1-1。
残り時間は1分を切っている、詰め寄るコガルー、リング脇ぎりぎりに立つ優磨ロボ、離れていく、コガルーが中央、横を通り過ぎる、時間がない、睨み合い。停止したところで時間切れ。延長戦となります。
なぜかあずささんが冷却する優磨ロボ、コガルーはバッテリを交換。負けじとくぱぱさんもコガルーを扇ぎます。ちょっと、あれ。コガルーがまた分解してますけども大丈夫でしょうか。バッテリを接続して、再開です。
開始、横向きに構えたコガルー、リング中央に進出、これに対し、ぐるりと回り込みにかかる優磨ロボ。後ろを取りに行った、背後から一撃、これは綺麗に決まった!
倒されながらも背後に反撃を繰り出すコガルーですが、これでダウン。ショックで頭が吹っ飛ぶコガルー、この試合、優磨ロボの勝利となりました!
第20試合グループD-A コクロムキッド(くぱぱ) vs グループD-C KHR2A(あたろう)
KHRとコクロムキッドの対決、コクロムキッドは、ここで勝利すれば、Dグループからトーナメント出場確定です。
さあ、両者中央、コクロムキッドの攻撃、これはやや浅いか、いや倒れた、1ダウン。1-0。
再開、やや離れたところに陣取るKHR、コクロム横歩きで突っ込んでいく。横突き、反撃、しかしスリップ。再開、やや遠い距離、リング中央気味に構えるKHR、立ち止まるたび、膝がぎゅっと沈み込むのがちょっとかっこいいKHRです。これは、KHRの肘打ちに横突きを重ね打ち、一瞬KHRが浮く、しかしそのまま着地した。
追いすがるコクロムキッド、膝裏、と言うか、すねのあたりに綺麗に一撃を入れてひっくり返す、これで2-0。
立ち止まったコクロム、回り出すKHR,背後に廻った。投げの構え、小突く、のしかかるような攻撃、しかしこれを反撃で崩した、2-1。
コクロム大丈夫でしょうか、先程からあまり動いていきませんが、背後を取ろうと、回り込もうとするKHR、横に歩き抜けかけたところに、コクロム胸板を切り上げる一撃。
これで3ダウン。コクロムキッドの勝利となりました。
第21試合グループA-B ゆうたロボ AT(ひろしN) vs グループA-D KHR3A(あさひ)
さあ、ここからの四試合が、各グループの最終試合です。
ここまで二勝のゆうたロボと、KHR3の対決。中央にまずは寄っていく両者、先に陣取るゆうたロボ。KHRは回りながら位置を取っていく、背後に回り込んだ、両腕パンチ、素早く前進してこれを躱すゆうたロボ。足首への攻撃になりますが、これはスリップ。
再開、一歩ずつ詰めていき位置を取るKHR、ゆうたロボは大きく躱した後、再び中央へ。真横に構えた両者、詰める、フック、いい動きだ。パンチ、ワンツー、ゆうたロボの連打、しかしちょっと下がった、ゆうたロボ。位置を取り直す。
両者が交錯、ぶつかった、攻撃、下がって躱すゆうたロボ、ぶつかっていく、交錯。追い詰めていくゆうたロボ、正面からの殴り合いになる、ダウンを奪う、いやスリップ。カウントそのままだ。
再開、両者離れた、リングの両方の脇から、回り込みにかかるKHR。ゆうたロボは中央に、一気に詰め寄ったKHR、逆向きにパンチを放ってしまうゆうたロボ。徐々に詰めていく、静かな動きに変わった。復帰、大きく躱していくKHR,リング脇ぎりぎり、危ない。残り時間1分、ワンツー、これは入った、足下から崩す一撃になった、1-0。
離れた両者、リングの縁に構える裕太ロボ、ワンツーから再び入った。軽そうに見える一撃ですが、綺麗入ると綺麗に崩れる。2-0。
中央、パンチのラッシュ、しかしこれを躱すKHR、反転して突っ込んできたところに、裕太ロボが、腕全体で押すような突き。KHR横に崩れてダウン、ゆうたロボ、これで3ポイント。勝利となりました。
第22試合グループB-B BLACK TIGER(IKETOMU) vs グループB-D Cavalier(えまのん)
さあ、グループBの決勝戦、ブラックタイガーとキャバリエの対決。両者横向きに構えて、試合開始です。
真横に構えて、両者、ぐるりと後ろに周り込むブラックタイガー、しかし背中向きに変わる、何らかの操作ミスがあった様子、キャバリエの捻りの入った一撃にやられて沈む、1-0。
立ったままのブラックタイガー、キャバリエ、回りつつ攻撃を仕掛ける、スリップ、ブラックタイガーが横へと交わそうとするところに、キャバリアが打撃を重ねる、ダウンを奪う、2-0。
ブラックタイガーは一瞬リング脇から脚が出かかりますが、ここは復帰に成功。中央に戻しての小競り合いから、やや距離を離して再開。待ち構えるブラックタイガー、キャバリエが徐々にに寄っていく。体をひねっての一撃、これは、ブラックタイガーが反撃、クリーンヒットの一撃でダウンを奪い返す、2-1。
あれ? キャバリエの一撃を、くたりと崩れて躱したブラックタイガーですが、これはどうしたんでしょう、目の灯りが消えてます。電源が切れてしまった、これはキャバリエの攻撃なんでしょうか、テクニカルノックアウトのコールに、テクニカルすぎる! と言う声が会場から飛ぶ。ともあれ、ブラックタイガー、電源を切られてダウン。
これでこの試合、キャバリエの勝利となりました。
第23試合グループC-B バンボー・カスタム(バトル・バンブー) vs グループC-D EV-02 stein custom(sakanabin)
激闘のCグループ、バンボーカスタム。ステインとの対決、これを制すれば決勝への切符が得られます。
さあ開始、横に左右に躱していくバンボー、一方のステインも素早い動きでリングを使っていく。ステインの攻撃、バンボーが躱す、バンボーの両腕突き、これはステインが巧みに躱した。これは、不安定になったバンボーの打撃、背中側に一撃を入れた、有効となった、1-0。
さあ、詰めていくステイン、バンボーは徐々に下がる。横突き、両腕攻撃で押し込む、両者の目まぐるしい動きで打撃に打撃を重ねて見せていく両者、ややバンボーが下がって、これは、ステインの攻撃、のしかかる打撃になった、これはスリップ。
両者分けて、再開、起き上がった。さあ両者、素早く位置を取り合う、背後に回り込んだ格好のステイン、睨みあい、リング脇ぎりぎり、バンボー、リングの脇に、これは危険だ、大きく溜めての一撃を狙うステイン、、しかし力強く屈み込んで、溜めて溜めての一撃を繰り出した瞬間、バンボーの反撃を貰いダウン。1-1。
再開、あ、のしかかった、ステインに対しバンボーが飛び込みざまの一撃、浅いと判断、、1-1のまま。リング脇へと誘導していくバンボー、ステインがスリップ、置き上がった。前進、やや遠い、もう残り時間がない、打ち抜くストレート、しかしこれを外した処にバンボーの反撃がヒット、2-1になった。
ステインが突撃し、逆にすりっぷで崩れたところで、ここで時間切れ。バンボーが見事に時間を使い切り、勝利を収めました。
第24試合グループD-B AFROCK(高橋佳樹) vs グループD-D あずさぶろう(あずさぶろう)
さあ予選リーグ最後の対決は、あずさぶろうとアフロックの対戦です。
リング中央、ひねりの入ったパンチを繰りだそうとするあずさぶろうに対し、両腕パンチで崩しにかかるアフロック、背中向きに突っ込んでいく。横突きで薙ぎ払うあずさぶろう、アフロック、正面パンチの打ち合いになった。これは、両腕パンチの応酬が三回続いた、今度はあずさぶろうがレシーブのようなパンチを繰り出した、これでアフロックを崩す、1-0。
再開、アフロックがカウンターを入れて崩していった、早い、めまぐるしい応酬、背中のバックパックぎりぎを狙う攻撃を繰り出し繰り出すあずさぶろう、おいつかない攻防、早い、アフロックの迎撃、これはスリップとなった。
カウントはいつのまにか2-2まで変わっている、離れたところからの、あずさぶろうの攻撃、アフロックの移動中の腕先を捕らえた、吹き飛ばす、
これで3ダウン。目にもとまらぬ猛攻合戦を最終的にあずさぶろうが制し、予選最後の勝者となりました。
さあ、これで予選24試合はすべて終了。予選で3勝した以下の選手が決勝に進出します。
グループA-B ゆうたロボ AT(ひろしN)
グループB-D Cavalier(えまのん)
グループC-B バンボー・カスタム(バトル・バンブー)
グループD-A コクロムキッド(くぱぱ)
四人のファイナリストが会場に登場。くぱぱさんだけ手ぶらです。ここで最後の決勝トーナメントの組み合わせがくじ引きで決定します。
さて、ここで再び休憩。
休憩のあと、決勝トーナメントの三試合が行われます。
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