【ロボットイベントレポート】第23回ROBO-ONE観戦記【準々決勝~準決勝】
さて、これでベスト8が確定しまして。このあとすぐ準々決勝です。
準々決勝第1試合
No.81 Gargoyle KID(吉田ファミリア) vs No.17 らいお(神戸市立科学技術高校)
準決勝最初の試合は、ガーゴイルとらいおの対決からです。
開始、まずは横向きに構えて、リング中央へと陣取るらいお。攻撃に同時に入った、姿勢を大きく落として攻撃の構えに入る両者、足下を狙うらいお、大きく屈むらいお。リング限界ぎりぎりの攻防から中央、掴んだが離した。睨み合いに、横への薙ぎ払い、らいおの突き上げ。両者どちらも倒れない、駆け寄る、これは、絡んだ恰好から、掴んで引き落とした。ガーゴイルがダウンを奪った恰好。1-0。
再開、左右へ機体を振りつつの睨み合い。らいお、機体になにか異常があるようです。正面からの睨み合い、これは、掴んだが倒せなかった。仰向けに、投げが抜けてしまったガーゴイル。起き上がれない。ここでダウンを申請、1-1に変わる。タイムの時間を利用して、不調の原因、配線の抜けを修理する。
残り47秒、再開。正面で左右に互いに動きつつ、睨み合い、また機体からなにかが落ちた。足下を狙うらいお、それに対し足下からの攻撃を重ねるガーゴイル、これは、股間に突き込むような攻撃でガーゴイルを崩し、低い姿勢から、さらに崩してらいおがダウンを奪う。
2-1、ここで時間切れ。らいおが接戦を制し、勝利となりました。
準々決勝第2試合
No.82 Neutrino-Nero(飛騨神岡高校) vs No.15 EQUINOX(神戸市立科学技術高校)
さあ、続いては高校生チーム対決です。飛騨チームのネロと、神戸チームのイクイノックスの勝負。
開幕、中央に素早く近付くネロ、左右に機体を振りながらの睨み合いになる。ネロが詰めた、やや離れた。近い、手が出ない、まだ出ない。中央でブーメランフック、これは当たらない。後ろに回り込むネロ、イクイノックスの攻撃を屈んでかいくぐる。左に近付く、これはどうだ、有効とならない。ネロの攻撃で押し潰すが、イクイノックスのダウンとならない。
中央での攻防、打ちこみ合い、これはどうだ、イクイノックスの持ち上げての攻撃ですが、ニュートリノを跳ばすが、これはスリップ。おっと、どうたイクイノックス、ちょっと苦労している、立ち上がった。
イクイノックスの下らの突きをかいくぐるネロ、さらに大きく振り回す攻撃、しかしこれは当たるものの、スリップとなる。
左右に機体を振るネイクイノックス、ネロが足首に仕掛ける、起き上がった。残り30秒、ネロの腕先を弾くイクイノックス、これは! ネロがイクイノックスの攻撃の起こりを潰し、ダウンを奪った!
残り10秒でカウンターを決め、1-0。ネロの勝利となりました。
準々決勝第3試合
No.54 葉月(電気通信大学ロボメカ工房チーム葉月) vs No.8 ガッテンダー(sima)
続いては葉月とガッテンダー、こちらも豪腕タイプ同士の対決です。
開始、横向きで接近する葉月、ガッテンダーが押していく、睨み合い、左右に細かく機体を振る、詰め寄っていくガッテンダー、足首を狙う葉月、左右に機体を振りつつ葉月、押し込みをはかるガッテンダー。これは一瞬止まった、葉月の足首をがしりと掴んだガッテンダー、一瞬空気が止まった後、横にひねり落とす、これで1ダウン。1-0。
再開、葉月の突きを胸板で受け止めるガッテンダー。体を前後にひねり、変形の万歳をするようなアッパーを繰り出すガッテンダー。通りすがりざまに足下を狙いに行く、背中を取られた葉月、大丈夫か。両者スリップ。仕切り直しなる。
背後を向けた葉月、突きを引っかけられて引き寄せられる。攻撃、これは巻き込んだ恰好、両者スリップ。
再開、一機に突っ込んだガッテンダー、つかんだ、これはどうだ、若干抜けた恰好だが、葉月を投げ飛ばした。2-0。
さあ再開、葉月が横に歩きながら近寄って行く、残り10秒、さらに掴みに行くガッテンダー。葉月が正目向きで押し戻しホールドを回避する。最後も時間ぎりぎりまで掴みに行くガッテンダー、ここで時間切れ。
2-0、これでガッテンダーの勝利となりました。
準々決勝第4試合
No.65 ガルー(くまま) vs No.39 クロムキッド(KUPAKUMA)
さあ、今回はここで来ました。夫婦対決、クロムキッドvsガルーです。ここでちょっとルール解釈の変更。掴み攻撃が狙いと外れて、結果的に打撃となっていた攻撃。これまでは有効とならずスリップとなっていまいしたが、ここからは有効と見なし、有効な攻撃として扱う、とのことです。
さあ、開始、左右に大きく機体を振りながら、お互い同時のタイミングで突っ込み、同時に足下を狙いに行く。ガルーがさらに攻め込んでいく、やや離れたクロム。
様子を伺う。待ち叶えた、ばちんと言う音が響く、ガルーにだけある掴み避けが有効に機能しているか、後ろから狙っていくガルーに、クロムキッド、やや間合いの外で待ち構える。リング脇に近い、大丈夫か。横へずらして戻していく。
待ち構える、足首をなおも狙いに行くクロム、ガルーの掴みを微妙な位置で回避していく。さあ、横から突っ込んだガルー、クロムが下がる、ぎりぎりで躱す。
お互いなかなか機会を掴めない、同時のタイミングでの攻撃、そして下がる、クロムキッドが掴みに行った、これはぎりぎり、しかし離してしまった。倒しに行ったガルー、しかし相手を掴んでいけなかった、背中からの攻撃、足下から突き上げる構え。
2分が経過、いまだ有効打が出ない、リング脇ぎりぎりで待ち構えるクロム、ガルーが突進する、突っ込みすぎた、これは掴み得なかった。襲う攻撃、これは! クロムキッドの伸ばした腕をガルーが腕を重ね、投げに行く途中から崩してダウンを奪った、1-0。
再開、しかし今度はガルーが投げに入ったモーションを、途中で足首を掴んだクロムがひっくり返す、1-1に。
お互いに低い位置を狙う攻撃を繰り出し合ううち、ここで時間切れ。延長戦に突入します!
両者とも電池交換、延長線に備えます。気合入っております。
ちょっと調子が悪いのか、対戦相手のガルーの、調整のフォローに入るくぱぱさん。
さて延長線開始。中央に飛び出し、同じ動きで左右へ機体を振る。お互い投げの構え、ここは分けた。やや下がる、クロム待ち構える。ガルーがかいくぐる、掴めるか、まだ掴めていない。
離れたガルーが再度突撃、押されて下がるクロム、横っ飛びで離れて行く、さあ接近、ガルーのワンツー、クロムが躱す、角度を変えた、足首を狙う、ガルーの投げ、これはどうだ、最後は交錯からクロムが一寸ひっくり返る、投げが抜けたガルーの打撃、これが有効と見なされ、クロムキッドのダウンとなる!
一瞬試合が止まり、レフェリーの判断を仰ぐ。これが有効打となり、ガルーが勝利を収めました!
改めて選手の呼び込みが行われ、いよいよここから準決勝戦です。
リングアナウンサーのコールで、両選手が入場してきます。
準決勝第1試合
No.17 らいお(神戸市立科学技術高校) vs No.82 Neutrino-Nero(飛騨神岡高校)
さあ、高校生チーム同士の頂上決戦。神戸チームが2階級制覇に王手をかけるか、飛騨チームが史上最初の高校生優勝チームとなるか。
開始・左右に機体を振りつつ、接近する、様子を伺う状態から、ネロがやや距離を読む、動きが小刻みになってきた。機会が近いか、ネロが横から入った、これは大きく離した。らいおが大きく離れる。
ネロが腕を振る。まだ仕掛けてこない、ネロが仕掛ける、らいおはまだ攻撃を仕掛けない、左右に体を振りつつ、機会を伺っている。掴み、これは外した、近い、らいおが仕掛けた、持ち上げる、下からすくい上げる攻撃を次々と繰り出す、しかし有効な打撃にはならないか、これはいった、しかしどうだ、らいおの繰り出した突き上げが、ニュートリノにヒット、押し崩す、だが先にらいおが押し潰されてしまっていた、これはスリップ。
再開、らいおが突っ込む、ニュートリノの反撃、これは外れていく、リングの中央に戦場が移る。睨み合い、近付くネロ、近い、ネロが掴んだ、しかし腕は掴んだが、崩せなかった、下からの攻撃を繰り出すらいお、捉えきれない、ダッシュから突っ込んだ、足下からの攻撃、ネロが進んだ、近い、密着の距離から、これはダウン、ダウンだ、らいおがネロのバランスを崩し、反対側へ倒れる、これはダウンになった。
残り10秒、らいおが大きく距離を取り、ここで時間切れ。
らいおがワンチャンスを生かしてニュートリノを下し、決勝へと駒を進めました!
準決勝第2試合
No.8 ガッテンダー(sima) vs No.65 ガルー(くまま)
準決勝2試合目はこれも好カード、中部勢を代表してのガッテンダーが登場。それに対し、名前を一瞬間違えてクロムキッドとコールされちゃいますが、ガルーがリングに登場です。
開始、まずは突っ込むガッテンダーに対しガルーが待ち構える、静かな立ち上がり、ガッテンダーのダブルパンチを、まずは凌ぐガルー。近い、足首を掴みに行った、スリップ、ガルーが仰向けに倒れた。分かれたガッテンダー、大きな動きで掴みに行った。足首、足下への攻撃、ガルーも足首を狙い行く。
接近、打撃のぎりぎりで躱した、伸ばした腕、しかしガッテンダーがまっすぐ橋ってかわしていく。あれ、これはどうした。ガルーにしては珍しい、ちょっと安定が良くなくなった。と言っているうちに、突っ込んで来たガッテンダーの足首を、無造作に掴んで転がした、1-0。
さあ再開、ガッテンダーの攻撃、かいくぐる、通り過ぎざまにガッテンダーーが倒れる、一瞬ダウンを取りかけるが、これはスリップになった。
横歩きで近付く、旋回、後ろ歩きで接近、前後逆への投げの構え、これはいった、足首を掴んで引き寄せたガルーが、さらに背中から崩してダウンを奪う、2-0。
屈んでからの両腕パンチ、足首を狙う攻撃のガルー、近い、足首、ガッテンダーが大きく屈んでかわした。ガッテンダーは背中への攻撃、受けるガルーも、投げの構えでかわしていく。腕への攻撃を繰り出すガッテンダー、掴みに来た、突進してガルーの掴みを躱すガッテンダー。
睨み合い、ガルーが下がる、これは、繰り出した腕でガルーが自ら回転したところで、時間切れ。2-0、ガルーがガッテンダーを下し、決勝へと進出しました。
さあさあ、準決勝も終わり、残すは二試合のみ。
ちょっと休憩のあと、三位決定線、そして決勝戦となります。
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