【ロボットイベントレポート】第7回ROBO-ONE Light観戦記【一回戦】
さていよいよ一回戦開始。
若干の変形トーナメントのため、一回戦は20試合が行われます。
一回戦第1試合
No.1 AFROCK(高橋佳樹) vs No.36 Robovie-XSF(zeno)
さあ試合開始、トップの選手はいいアフロ。アフロックとロボビーXSFの対決から、ROBO-ONE Light開始です。
謎っぽい踊りで誘うロボビーに体し、のしのしと中央に詰めるアフロック、やや押し気味での突き合いになる、つんのめるロボビー、ここはスリップ。ちょっと腕が引っかかるが、腕立て伏せのような恰好から、時間をたっぷり使って復帰。
再開、さあ、離れるロボビー、詰めていくアフロ、カウンター気味の突き、先に倒れたのはロボビー。これでダウン、1-0になる。
転倒した状態から、転がり直して復帰するロボビー。起き上がれるか、タイムがぎりぎり、仰向けになった、カウント9、ぎりぎりで粘る、仰向けから復帰した! 1-0で試合続行です。
再開、そしてアフロックが近付いた所に胸板へとカウンター、操縦者が小躍りしつつダウンを奪うロボビー、1-1。
腕が絡むような恰好で両者スリップ、背中合わせ、アフロック離れる。ロボビーが追撃、逆方向に突きを出してしまう、なおも背後から追撃、これで2-1。
再開、近付いてくロボビー、アフロックが詰めた。近い、パンチ、しかし軸がずれている、横歩きで離れるロボビー、充分に距離を取ってから正面に向き直る。アフロックの突き、これは外れた。背後から、近付いた所に一撃、両者パンチの打ち合い、離れるロボビー。アフロック突っ込んだ、しかし突撃していった矢先に、カウンターで攻撃を重ねられダウン。3-1、ロボビーの勝利となりました。
さてさて。資格審査をまだ受けていない選手に、資格審査を受けるようアナウンスが飛びます。
一回戦第2試合
No.2 バンボー・カスタム(バトル・バンブー) vs No.35 NB3(電気通信大学ロボメカ工房チームNB3)
この試合は、バンボーカスタム棄権によりNB3の不戦勝となります。
さっき言っていたイプシロンの取材に行かれちゃったので……。
一回戦第3試合
No.3 笹だんご(新潟職業能力開発短期大学校) vs No.34 KHR-3HV(82Industry)
こちらの試合も82インダストリの棄権と言う事に。笹だんごが不戦勝となります。
さて、続いての三試合なのですが、サイキックと優磨ロボ、ユンボ君が資格審査中とのこと。
飛ばして次の試合に、とやっているうちに、サイキックが資格審査を通過したようです。と言う訳で、第四試合に無事戻ります。
一回戦第4試合
No.4 サイキック(日工大ロボット工房木曜班) vs No.33 シュークリーム(チームACT)
さて、登場はサイキック、こちらはプレーンなKHRですね。対するシュークリームは。W字の恰好に腕を構えたバルタンスタイル、無頭型の機体です。
開始、中央に寄るサイキック、腰の入った突きを繰り出すシュークリーム、足下からの攻撃と、腰の入った横突きを繰り出し、中央でサイキックとぶつかる、攻撃が出切ったところにカウンター。サイキックがうまくダウンを奪う。1-0。
さあ、お互い小刻みに移動しながら、近付いた。シュークリームの一撃、しかし攻撃を先に撃たせ、その背中にサイキック。ダブルパンチで再びダウンを奪う、2-0。
攻撃は綺麗なんですが、打撃を繰り出した隙をうまく付かているシュークリーム。相手の突き出した腕を、両腕のパンチで狙うサイキック。しかしこれは外した。
突き合い、両腕突きの構えを、レシーブのように一瞬構えて止めてから、待って広げるサイキック。なるほど、攻撃に工夫がありそう。
背中から回り込んだサイキック、シュークリームの背中にうまく両腕パンチをぶつけ、これで3ダウン。サイキックの勝利となりました。
一回戦第5試合
No.5 優磨ロボ(チームドラゴン) vs No.32 銀狐(チームACT)
続いては第五試合、KHRタイプの優磨ロボと、これはコントローラーもオリジナルですね、軽量級の銀狐の対決です。
横向きに構えた銀狐、小さなジャンプとすべる歩行で中央へ、優磨ロボが一気に突っ込む両腕パンチだ、銀子が掴みに入っていく、大きく爪を広げて抱え込みに行った、しかしちょっと優磨ロボの胴体が太いか、掴みきれない、後方への掴み、腕を繰り出し合う両者。片腕のパンチ、しかしこれも外れた位置に、両者、なかなか攻撃にレンジに相手を掴みきれない。銀狐、腕を繰り出す。これに磨ロボがぶつけていった、倒して1-0。
再開、立ったままの優磨ロボ、相手が近付くと間合いを外す、足下を狙う銀狐、足首を掴みに行く、掴んだ、しかし重い、崩せなかった。先程からはこれを狙っていたか。あー、これは。背中からの両腕パンチで何気なく倒されてしまう。2-0。
ぐるりと大きく腕を回して掴みに、これは入っていった、腕を広げる動作を腿の裏に重ね、伸びる勢いでダウンを奪う、2-1。
足首に絡まった、分ける両者、その場で足首攻撃を仕掛ける銀狐、ぐりぐりと体を捻る。残り時間が乏しい、距離を置いて、回避にかかる優磨ロボ、ここで時間切れ。
銀狐、一矢報いるも及ばず、優磨ロボの勝利となりました。
No.6 ユンボ君(日工大ロボット工房月曜班) vs No.31 パルティータ(大同大学ロボット研究部 TaNaBaTa)
続いては、黄色と黒の警告パターンも綺麗なユンボ君。対するパルティータは、軽量な外見の自作機です。
中央に陣取ったパルティータに近付くユンボ君、しかし足首からひねって転んだ。
復帰、再開、詰めていくパルティータ、鋭く突っ込んでの突き、腰を旋回して追撃、これは当たらなかった、接近して行くパルティータ、逆方向に突きを撃ってしまった、この隙にユンボ君が追撃、真横に転がったパルティータ、ダウンを失う。1-0。
逆方向に突きを撃ってしまうパルティータ。頭を抱えたユンボ君、一気に突っ込んで行ったがこれは倒せなかった。1-0のままが続く、お、これは。攻撃同士がぶつかりあう、パルティータの攻撃が、ユンボ君の両腕パンチの腕先にヒットして弾き飛ばす。1-1。
再開、また接近、ぶつかり合いになった。両腕突きの隙へと突っ込んでいくパルティータ。ユンボ君、スリップ、復帰した。横歩きで接近していく。これは、鋭い突き、腰のあたりをかすった、バランスを崩したユンボ君、しゃがみこみの姿勢から、そのまま崩れた。2-1。
あと30秒、身長な攻め、詰めていくパルティータ、近い、打ち合い、弾き飛ばすユンボ君、これは失敗、持ち上げるパンチの一撃の打ち合い、残り10秒を切った、胸板をかすり揚げる一撃、パルティータが時間ぎりぎりで決めた、3-1。
パルティータの勝利となりました。
一回戦第7試合
No.7 ロボ(チームつづきの丘) vs No.30 3HV改 (KIT)
さて、ロボチームが不在なので、この試合はあとで行う事に。
一回戦第8試合
No.8 ドラグーンS(神戸市立科学技術高校) vs No.29 あずさぶろう(バンブーソード)
さて、続いての試合。ライトの雄、神戸のドラグーンと、古豪あずさぶろうの対決。
まずは中央へ、ぐるりと背後へ廻っていく。大きくリングに弧を描くあずさぶろう、追いかけるドラグーン。大きくリングを廻っていく動き、踏み込んで突き、これは崩れない、両腕パンチで反撃、ドラグーンも倒れない。近い距離での叩き合い、つかみかかるような動きですが倒せては、あっと、足下への攻撃、足首から持ち上げるような追撃が決まり、あずさぶろうからダウンを奪う。1-0。
追撃、密着距離からのしかかる攻撃、背中から押し崩して2ダウン。
再開、今度はあずさぶろう。移動ざまに攻撃を重ね、横歩きしつつ、ドラグーンが倒れる。2-1。
再開、ドラグーンの攻撃、下がって距離を取るあずさぶろう。背後へ回り込みを図る。リング脇ぎりぎり、危険な範囲。近い、凌いだ、お、これは横に薙ぎ払うような一撃、しかし外した、ぶつかった。スリップ。
リング脇ぎりぎりの勝負になった、詰めていった、距離、密着から足首への一撃、これで攻めていくバンブーの足下を文字通りすくった。
これで3ダウン。ドラグーンの勝利となりました。
一回戦第9試合
No.9 Betterave_S(神戸市立科学技術高校) vs No.28 KHR3A(あさひ)
続いては神戸高校のチーム、これもまたずいぶん変わったデザインの機体。対するはあさひのKHR3、青いリボンの可愛らしい機体です。
ベトラーヴェが一気に責めていく、中央でのぶつかりでダウンを奪う。1-0。
しかし一回転した間にバッテリが体から抜けてしまった。これは、からりと軽い音が聞こえ、フレームが外れ取れてしまった。起き上がったが、バッテリが下がったままの状態。続行する、このままの状態で一気に攻めかかっていく。
ダウンを奪われるKHR、2-0。起き上がれないか、起き上がりができない。これでこのままカウントが進む。テンカウント、復帰できない。
いろいろ中身の部品が出たまま、と言う激しい状態で戦ったベトラーヴェ。これで勝利となりました。
一回戦第10試合
No.10 千本桜(吉野高校ロボット同好会) vs No.27 斑鳩(東京電機大学ヒューマノイド研究部)
吉野高校で千本桜、これはまた趣き深い機体名です。構造はノーマルのKHR。対するはしかし、東京電気大の韋駄天機体・斑鳩であります。
さあ、中央に突っ込んだ、スピンしつつ場所に陣取る斑鳩。さらに素早く突っ込んでいく。突きを繰り出しながら、のしのしと歩く吉野に対し、軽く廻りを駆け回りますが、あっと、吉野がタイムを申請。無線が落ちていたのでしょうか。1-0。
再開です、さあ、中央まで一気に、そして敵陣まで呵成に突っ込む斑鳩、胸板へ横パンチ、しかしこれはカウンター、伸ばした腕に一撃を貰いカウンター、両者1ダウン。1-1。
さあ再開、ぶつけあい。お互い攻撃のぶつけ合いから、離脱、再び叩き合いに。攻撃したあと素早くしゃがむ斑鳩、背中からなおも一撃。これはスリップになった。攻撃を出した状態で一瞬停止する、斑鳩のモーションが話題になっています。
これはうまい、斑鳩が真後ろからの一撃、これで2ダウン。 あっと、これはおかしい。やや傾いた姿勢で、そのまま止まってしまった千本桜。もうタイムは取れない。
肩をすくめる操縦者、素早く駆け寄った斑鳩が介錯の一撃、これで3ダウン。
3-1で斑鳩が緒戦を制しました。
一回戦第11試合
No.11 パンプキン(OIT機械工学研究部OB) vs No.26 サイコロ一号(ガル)
さあ、黒いマントにカボチャ頭のパンプキンがリングに登場。対するはlight名物、サイコロ一号。操縦者持参の小さな小さなトランクから出てきたサイコロ、黄色いサイコロが変形し、立ち上がり、そしてリングに登場しました。
横歩きで素早く走るサイコロ一号、勢いがつきすぎて横ダウン、自力で復帰した。サイコロ一号、素早い動きで歩き回る、そして勢い余って倒れる。なんと、パンプキンの一撃に攻撃が重なり、サイコロ一号がダウンを奪った! 1ダウン、大きく沸く会場。1-0。
再開、しかしサイコロ一号、真後ろにひっくり返ってしまった! 完全に上下にひっくりかえってしまったサイコロ一号、もがきますがどうにもなりません。ここでタイムを申請。起き上がり…… ニッパーでなんか切ってますね、なにしてるんでしょうか。
試合再開、1-1です。横歩きで大きく突っ込んでいく、パンプキンも攻撃していますが、突き上げる攻撃と言う関係上、サイコロ一号が小さすぎて、うまく打点が入らない。よろけはしますが、わりと凌いでいる。ぱーんち! と叫びながら連打を繰り出すサイコロ一号、これはめくりあげられた、ダウンだ。2-1。
横パンチの連打で押していく。あああ、やや距離を取ったパンプキン、突き上げにかかる、しかしサイコロにうまく当たらない。残り10秒、時間切れ。
2-1、サイコロ一号、三分間試合を乗り切り、パンプキンの勝利となりました。
「このまま頑張れば明治のスポンサーがつくかも知れませんよ」「関係者の方はご連絡下さい」と審査員席でした。
「関係者の方はご連絡下さい」は、この日のリピートギャグとなっておりました。
一回戦第12試合
No.12 英雄(立命館大学rrst) vs No.25 テルル(軟式剣道部)
軟式剣道部と言うチーム名がまずもって謎ですが、可愛い外見に可愛い足音のテルル。対するは頭がないKHR、英雄の対決です。
まずは突っ込んでいった英雄がテルルを弾き、1ダウンを先取。1-0。
テルル、足音を立てながら歩き回りますが、これはカウンターだ。接近してきた英雄を弾き返す恰好、これで1-1。
再開、リング脇ぎりぎりまで歩いて来るテルル、審査員席に愛想を振りまきつつ、中央へ戻る、一方の英雄は足首がちょっとおかしいか。その間、首を振り、片足立ちを繰り出しているテルル。
背中に回り込もうとする、早い、近付いた、横突き、腰を突き攻撃を繰り出し、これは近付かなかった、英雄倒れない、スリップ、背中にひっくり返ったテルル。お、これは、突きを貰いよろけたが、テルル踏み留まる、しゃがんで攻撃を躱した。突っ込んで腰へ、正面、右腕を伸ばして攻撃、横からひねって尻を叩く、これは! 正面から綺麗に入った、ぱちーんと弾かれてテルルがダウン。起き上がれるか、立ち上がった。残り30秒、2-1。
ちょっと肘を曲げた状態で粘りつつ、遅延の入った突きを繰り出すテルル。諸共に倒れ込みますが、ここで時間切れ。英雄がテルルを下し、勝利となりました。
テルル、外装は3Dプリンタで積層して作成していた、とのことで、背中にぶらさがった弁髪みたいなケーブルは、PCとの接続用なのだそうです。
「見た目が飛騨のお土産の……」「さるぼぼ?」「そうそれそれ、さるぼぼっぽい」と言われつつ、試合終了となりました。
一回戦第13試合
No.13 はやぶさ(芝浦工業大学SRDCチームはやぶさ) vs No.24 サクさん(QUHP)
さあ、芝浦工大の登場です。名物鉢巻き気合は今日も絶好調。対するサクさん、これは二頭身のメイドさんかなんか…… ペーパークラフトですかね、ペーパークラフトの外装をつけた機体です。
さあ、開始。横突きで大きく移動していくサクさん、対するはやぶさは慎重な責め、突っ込んだ、立ち止まったところに中距離から突っ込む、弾き飛ばして1ダウン、1-0。
さあ再開、やはり腕を突き出しながら移動するサクさん。はやぶさは待ち構える恰好、横突きで跳ばすが、これはスリップ。しゃがんだ状態からしゃかしゃかと屈伸しつつ攻撃を繰り出すはやぶさ、はやぶさが突きを弾く、これは、狙っていたか、突っ込んできたところにカウンターでぶつけ、これで2ダウン。
起き上がりがちょっとダイナミックに足開いてるのが気になりますが、サクさん復帰。正面からの突き、これで3ダウン。芝浦工大の勝利となりました。
サクさん、頭は3Dで設計し、厚紙に印刷して樹脂化しているのだそうです。
服と外装のせいで解りにくいですが、フレームは自作なのだそう。
一回戦第14試合
No.14 FUGAKU(ぱぱっち) vs No.23 XEMNES(二名川)
赤対赤。ロボゼロ改造機による対決の両者。かたやノートパソコンをハーネスで固定し、かたやファミコンのコントローラーそのものを利用したゼムネス。ちなみにゼムネスの片腕は2コントローラーです。
さあ開始、中央に寄っていく両者、突き野打ち合い、近距離からボディブローを打ちこみあう、両者スリップ。起き上がれるか。先にゼムネスが立ち上がった。起き上がり似苦労しているFUGAKUですが、うつ伏せに転び直して、起き上がった、しかし再び仰向けに倒れる。さあ、今度こそ復帰。
ゼムネス、突っ込んでいきますがスリップ。詰めていく、待ち構えるFUGAKU、ストレート、これは入っていない。ゼムネス、再びスリップ。
移動するゼムネス、待ち構えるFUGAKU。さきほどから「作ってる時楽しいでしょうねー」と言う声が飛ぶ実況席。ゼムネスが密着し、ワンツーのラッシュ、これで1ダウンを奪う。1-0。
横からフックを繰り出すFUGAKU、割り込んでいったゼムネス、これは、回り込んだところにカウンター、重いストレートで一気に撃ち抜いて、FUGAKUがダウンを奪い返す。1-1。
残り10秒、これで時間切れ。これで1-1、延長戦突入となります。
さあ、2分の調整時間。両者中央寄りの位置に近より、延長戦開始です。
さあ、一気に進んでいくゼムネス、のしのしと腰を据えた姿勢で接近するFUGAKU。正拳突き、捻り込んだ、ゼムネスが崩れる。
これで決着、FUGAKUの勝利となりました。
一回戦第15試合
No.15 かなた(スバル) vs No.22 EXA(大阪産業大学ロボットプロジェクト)
この試合は、EXAの棄権。かなたの不戦勝となります。
一回戦第16試合
No.16 はるか(スバル) vs No.17 6年モノ1号(アールティ2足組)
さて、スバルチームのはるかと、アールティチームによるG-robots、6年モノ1号の対決です。
中央に陣取ったGロボ、小刻みな歩行で大きく旋回、後ろに割り込もうとする、スピンしながら様子を伺うはるか、これは、背中向きに倒れた。これは捨て身攻撃でしょうか。ともあれスリップに、体当たりのような恰好にあったGロボ。何かが飛んだ。ネジでしょうか。横向きに倒れるGロボ、突っ込む、打撃、凌いだ、もう一撃。これは立ったままの恰で真横に転がった、1ダウン。1-0。
旋回しつつ位置を伺うはるか、ゆっくりした打撃を重ねる、逆に攻撃を出してしまうはるか。真後ろにつけた6年、背中から一撃、これで1-1に変わる。
再開、突っ込んでいく6年、はるかと密着した 距離、これはスリップ、離れる6年、自分の距離をはかる、両者近い距離を守っている。突っ込んでいって、スリップする6年。リングの中央に戦場が移動する、ぐるりと一回転する6年、と、あっと。腕がぶらぶらしている、はるかの腕が肘から取れてしまっている。フレームが外れ、ケーブルだけでぶら下がるはるかの腕、
ダッシュで勢いをつけて突っ込む6年、しかし体当たりにかかりますが、ダウンが奪えない。そしてここで時間切れ。延長戦に突入となります。
大急ぎで腕の調整に入るはるか。その間、6年チームは操縦方法の確認を行います。はるかチームがレフェリーになにか確認を…… 「なにかテープはないですか!」と。テープを持ってリングの上に。あっとセロテープだった。これでは厳しい、ビニールテープがリングに。切るものはないですか、とコール。大変なことになっています。「皆さんの協力で成り立っているROBO-ONEです」と。
テープを巻きますが固定できていない。「ついてない!」と嘆く声に、「そろそろいきましょうか」とかレフェリーに冷静に言われていますが、ともあれテーピング終了。延長戦です。
開始、取れた腕を庇う恰好での再開、突っ込んでいく6年もの。一気に突っ込むが、押し切れない。あ、これは、起き上がれないか。復帰した。
突っ込んだ6年ものに、はるか、無事な方の腕でカウンターを捻り込む。なんとこれで6年ものが倒れた。腕が取れると言う不利からの逆転、はるかの勝利となりました。
一回戦第17試合
No.18 CRAFT ONE(ROBO CRAFT) vs No.36 Robovie-XSF(zeno)
続いてはクラフトとロボビーの勝負。中央に陣取って横突きを繰り出すクラフト、しかしカウンターで一気に捻り込んできたロボビー、綺麗なカウンターで倒していく。
中央での小競り合い。クラフトが横突きの連打で攻めるのに対し、待ちの構えでカウンターを狙うロボビー、倒したがこれはスリップ。
相手の横突きに対し、腕先を掴みに行くロボビー、しかしこれもスリップ。さあ再開、やや距離いが遠いところでの睨み合い。一気に詰めたクラフト、ロボビーが間合いを離す、横突きの交錯になった、近い、両腕パンチは間合いにやや遠い、これはいいとろに入る。クラフトの攻撃ですが、よろけながらも凌いだロボビー、なにかネジのようなものが跳んだ。
ちょっと中央に戻し、再開、パンチ、両腕パンチの打ち合い。後ろに回り込んだ、あ、正面に変える。これは腕を回してのしかかる、捨て身技。これは有効とならない。
あー、足下への突きを繰り出した隙にロボビーが重ねた、これで2ダウン。2-0。踊っていたロボビー、クラフトが復帰。
あと30秒。両腕パンチからスリップしてしまうクラフト、大丈夫か。やや静かになった。間合いの外、残り10秒、残り5秒。脇に抱えた恰好から、頭突きのクラフト、しかしここで時間切れ。この対決はロボビーの勝利となりました。
一回戦第18試合
No.8 ドラグーンS(神戸市立科学技術高校) vs No.19 柿の種(新潟職業能力開発短期大学校)
続いては、先程勝利を押さえたドラグーンと、新潟名物の名を冠した柿の種の対決。さあ開始、中央に陣取ったドラグーン、震えるような動作で動く快のタネ、横突きから、薙ぎ払う攻撃、柿の種が震えるような動作の最中に、捻り込むように突っ込んでダウンを奪う、。1-0。
再開、押し込むドラグーン、再開直OGに腰のマンかなに一撃kれで2ダウン。前屈みで振動する柿の種、やや浅い亜s元かrアス食う攻撃をドラグーン仕掛ける、味か寝かけるが屈んで凌ぐ。そのまま距離を詰めて、背中側から一撃。これで3-0、ドラグーンが圧倒しての勝利となりました。
一回戦第19試合
No.20 ブレーキペダル(日本工業大学ロボット創造工房 月曜班B) vs No.9 Betterave_S(神戸市立科学技術高校)
これはまた変わった恰好の機体。先程勝利したベトラーヴェと、これは片腕だけついている隻腕タイプのタイプですね、ブレーキペダル。なるほ、確かに、ペダルがロボットから生えているような恰好です。
さあ開始、待ち構える、ぐるりと廻って、ベトラーヴェが攻撃を仕掛けた隙を狙。、大きく体が伸びたところを横からすくった、1-0。
再開、リング脇ギリギリを移動するブレーキペダル、追い詰めたベトラーヴェ、ひっくり返した。1-1。
再開、激しく廻るベトラーヴェ、一方のペダルも歩き回って外して行く、あれ、これはどうした。同じ場所でぐるぐろ回り続けるベトラーヴェ、操縦していない。混信か、動きっぱなしになってしまっていたようだ。タイムを申請、これで2-1。
さて再開です、中央にやや近付いた両者、中央にベトラーヴェ、やや控え目にブレーキペダル。睨み合い、攻め込んだベトラーヴェ、軽い、これは倒れない。ペダルも隙を伺っている、下がる。またなにかネジが跳んだ。ああ、これは綺麗に入った。ペダルの腕先にぶつけるような攻撃、ベトラーヴェが弾いて、ダウンを奪った。2-2。
残り30秒。前後に距離を測るペダル、近付いた、一撃、ベトラーヴェ、浮いたが足から落ちた。下がる、打ち合い、前後に移動しつつの打ち合い。しかし腕先がぶつかりあうも、有効打を繰り出せず。時間切れ、延長戦となります。
さて、調整のあと、延長戦です。
徐々に中央に詰めるベトラーヴェ、追い詰めていく。リング脇に追い詰められたペダル、しかし中央に陣取り返した。めくる一撃、これは入らなかった。
交錯しつつ離れる両者、近い、逆に打ってしまったベトラーヴェ、突っ込んだ、背中側に廻り込みかけた、これは! ベトラーヴェの攻撃を足を開いて凌いだ、リング脇ぎりぎり、ペダル危険だ、中央に戻った。
あっと。しゃがみ込んだところにベトラーヴェの追撃、凌いだ、突っ込む、離れた、ああ、そうか。片腕の機体は、間違えて逆に攻撃を出す、と言うことはないのか。並行するような動きからブレーキペダル、密着した相手の体を持ち上げ、諸共に崩す恰好。これで3ダウン、ブレーキペダル、超のつく接戦を制しての勝利となりました!
一回戦第20試合
No.16 はるか(スバル) vs No.21 クランク(日本工業大学ロボット創造工房水曜班)
さあ、さっきの激戦のあと腕の修理も終えたはるかと、クランクの対決。クランクもこれもKHR-3っぽいですね。
まず一撃、開始と同時に突っ込んでダウンを奪うクランク、1-0。
はるか大丈夫か、起き上がりに苦労しています、起き上がれるか、腕を引っかけつつも復帰したが、直後にスリップ。もがいている、起き上がれない。ここでタイムを申請、2-0に変わる。
さて再開。横に構えるはるか、クランクは背中から接近、背中側へと捨て身攻撃を繰り出すはるか、前後逆に腕立てのような恰好からロケット頭突き。
再開からの小競り合い、クランクの名前の由来の話題に注目が集まる中、両腕パンチがはるかに決まり、これで3ダウン。クランクの勝利となりました。
一回戦第7試合
No.7 ロボ(チームつづきの丘) vs No.30 3HV改 (KIT)
ちなみに後回しになっていたこの試合、ロボが結局会場に不在と言う事で、3HV改の不戦勝となりました。
さて、これで一回戦20試合はすべて終了。
このあとは休憩のあと、13時から試合再開。二回戦となります。
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