【ロボットイベントレポート】第7回ROBO-ONE Light観戦記【二回戦】
さて、昼休み休憩のあと。二回戦八試合が行われます。
その前に企業PRタイムが行われます。HAL東京さんの企業PRなのですが。ここでなんとびっくり発表。次回のROBO-ONEは新宿のHAL東京で開催されるのだそうですよ。おおー。
来年2月のイベントに向けて、さまざまなコラボ企画を行われるのだそうですよ。
つづいては近藤科学の企業PRタイム。
西村委員長から補足が。2月の大会は、15・16の開催だそうです。前々から気になっていた、あの新宿コクーンタワーの中に入れますね。ごくり。
さて、そしてそして。ここから二回戦です。
二回戦第1試合
No.36 Robovie-XSF(zeno) vs No.35 NB3(電気通信大学ロボメカ工房チームNB3)
二回戦は、この試合が緒戦となるNB3とロボビーの対決。NBは胴体にやる気な顔がくっついたオリジナル機体です。逆関節なんでしょうか、前と後ろがわかりにくい。
開始、リング中央に陣取ったNB、ロボビーに向けて詰めていく、横突きを出しつつ突っ込む、しかし読まれていた、反撃を貰う、ロボビーがダウンを奪う。1-0。
再開、横向きで構えて突っ込むNB、しかし通り過ぎざまに一撃を貰い、ダウン、2-0。
まるで前転するような恰好で起き上がるNB3。再開、横向きで牽制し合う両者、先にロボビーが打ち、その腕をNBが狙う。離れる、両腕をそろえての捨て身攻撃。前後に開脚したような、独特の起き上がりを見せるNB。ロボビーを追いかけて移動、背中に廻った一撃、これは浅かった。NB崩れない、通り過ぎざまに一撃、NBがダウンを奪い返す。2-1。
再開、ロボビーは動きを小さくして様子を伺う、腕を弾き返す、しかし倒れるまでに一拍置いた。これはスリップ、だが起き上がれるか、反対側に勢い余って吹っ飛んでしまう、前転して起き上がった、かなり無理やりな動きではありますが、復帰するNB。
しかし起き上がりに苦労している間に、すでに時間は残り10秒を切っていた。再開から追いすがるが、ここで時間切れ。ロボビーの勝利となりまいた。
二回戦第2試合
No.3 笹だんご(新潟職業能力開発短期大学校) vs No.4 サイキック(日工大ロボット工房木曜班)
続いては、こちらも先程不戦勝だった笹だんご。巧みな試合運びを見せたサイキックとの対決ですが、どちらもノーマルなKHR3。なかなかに判別困難です。
開始、素早く横を向いたサイキック、笹だんごに対し構える、真横につけた、足下から突き上げる攻撃、背中を狙った、バックパックを弾いた。サイキック、ダウンを奪う。1-0。
再開、今度は逆側から一撃、うまい狙いだ。あっと言う間に2-0。
リング脇にいる笹だんご、背中へ素早い動きで詰めていくサイキック。これは上手い、腕先が、ちょうど当たる距離での両腕パンチ、尻を突き上げて3ダウン。サイキックの勝利となりました。
二回戦第3試合
No.5 優磨ロボ(チームドラゴン) vs No.31 パルティータ(大同大学ロボット研究部 TaNaBaTa)
続いては優磨ロボとパルティータの対決。動きに鋭さにあるパルティータをどう凌いでいくか。
開始、中央へ一歩、下がる優磨ロボ、パルティータがじれたように近付いていく。腕先のやや外、一気に詰めたパルティータ、背後を取った優磨ロボ、しかし背後へ飛び込むような一撃、これで優磨ロボもろともダウンに、1-0。
再開、回り込んで近付く優磨ロボ。止まった、ひゅひゅっと近付くパルティータ、優磨ロボは距離を開いて待ち構える。おお、これは。腰へとすべりこむような一撃。持ち上げて崩し、これで2ダウン。2-0。
再開、すぐに突っ込むパルティータ、ややパワーが足りない、これはスリップ。一歩着実に近付くパルティータ、両腕突き、これはどうなった、両者同時に跳ね上がって崩れる、スリップになった。その場で倒れてしまうパルティータに対し、すかさず突っ込んだ優磨ロボ、ひっくり返してダウンを奪い返す。2-1。
パルティータが攻撃を凌ぐ、離れる両者、接敵、両腕パンチを繰り出した直後に体当たり気味にパンチを繰り出すが、これは捨て身扱いとなり、有効にならず。ぎりぎりまでの打ち合いとなりますが、ここで時間切れ。パルティータの勝利となりました。
二回戦第4試合
No.30 3HV改 (KIT) vs No.8 ドラグーンS(神戸市立科学技術高校)
続いては、こちらも初試合ですね。3HV改に対するは、すでに2試合を勝ち上がってきたドラグーンとの対決。
さて、中央に接近するドラグーン、待ち構える、攻めていく3HV、片腕でガードの構えを取りつつ攻め込んでいく。一気に突っ込んだドラグーン、これはスリップと見なされた。大きな腕を活かして、起き上がるドラグーン。昆虫のような起き上がりです。
背中を向ける、3HVの攻撃、これは背中から前に戻る、ドラグーン崩れる。1ダウン。1-0。
大丈夫か、ちょっとドラグーンの足首がおかしいか、角度がおかしい。起き上がれるか、腿もか。腿もおかしい、しかしこの恰好から突っ込んでいった、足下へ崩しに入る、これで1ダウン、。1-1。
睨み合い、3HVの攻撃をカウンター気味の正面突きで押し戻す、立ち上がれるか、足がやはりおかしい、しかしその体勢のまま果敢に仕掛ける。押し戻される3HV、攻撃を仕掛けた瞬間を狙われ、腿に突き込まれていく。倒れる、これはスリップ。
同じ角度への横突きを繰り返し、3HVを狙うが、これはいけない、起き上がれなくなった。開いたまま戻らない足に、腕が引っかかってしまった。さすがにここはタイムを申請、2-1に変わった。
熱の問題なんでしょうか、調整とを、と言うか、冷却を行うドラグーン。ネジを締め直しつつ、時間ぎりぎりまで必死に冷却します。
さあ再開、残り31秒。詰め込んでいくドラグーン、3HVを倒すが、これはダウンにならず。突っ込んだ、10秒前、足首を狙う、こでれで2ダウン。両腕パンチ、躱していった。2-2のまま時間切れ。ドラグーン、凌ぎ切りつないでいった。これで延長戦に突入となりました。
「仲間はいないんでしょうか」とか言われてしまいつつも、必死に冷却を続ける神戸市立チーム。3HV改は静かに待ちの構えです。
さあ、ここで時間いっぱい。応援整備の神戸チームの皆さんがはけつつ、延長開始です。
中央に陣取るドラグーン、寄っていく3HV、交錯する距離、近付く、ドラグーンがちょっと距離を嫌った。突進、これは外れた、両腕パンチも外れる、攻撃して一撃離脱を図る両者、これは入った! 両腕パンチを打ち込んだ、縮んだ膝を狙ったドラグーン。ここを弾き飛ばされ、吹っ飛ぶ3HV、決着。ドラグーンの勝利となりました。
二回戦第5試合
No.20 ブレーキペダル(日本工業大学ロボット創造工房 月曜班B) vs No.27 斑鳩(東京電機大学ヒューマノイド研究部)
続いての対決は、軽量の斑鳩と、隻腕型のブレーキペダル、個性派同士の対決です。
さあ軽快に、スピンしつつ、攻め込んでいく斑鳩。ブレーキペダルは攻撃レンジに相手を狙う、交錯、スリップするブレーキペダル。これは上手い、通過ぎわに腕先をブレーキペダルが狙った、軽々とひっくり返す、1ダウン。1-0。
斑鳩の攻撃をしゃがんで躱しつつ、ぐるぐると、斑鳩の廻りを包囲するように廻るブレーキペダル。これはスリップ、その隙に離れた。これは二撃目、斑鳩が横を通り過ぎようとした所に、踏み込みの一撃、2-0。
最後はこれも交錯ざま、後ろ向きに倒れ込みながら巻き込むような攻撃、一気に巻き込んで倒し、3-0。巧妙な試合運びで、ブレーキペダルの勝利となりました。
二回戦第6試合
No.11 パンプキン(OIT機械工学研究部OB) vs No.12 英雄(立命館大学rrst)
続いてはパンプキンと英雄の対決。先程はなんというか、あ¥あまり本領を発揮できなかった感のあるパンプキンですが。
さて両者中央、横突きから正面突きと、攻撃を繰り出すパンプキンに対し、様子を伺う英男。待ち構えての一撃、これは両者スリップ。リングの中央に立つ英男、パンプキンにぶつかっていくが、スリップ。あ、おかしいか。仰向けに倒れてしまった。起き上がれるか、復帰した。大丈夫そうだ。横歩きでパンプキンの打点を嫌いつつ、裏に回り込もうとする、パンプキンの横突き、のしかかるような恰好。これは外れた。
今度はパンプキンが起き上がりに苦労していたが、逆側に転がりつつ、復帰。突き上げを出しつつ突っ込んでいく、後ろ蹴りを繰り出す英雄ですが、凌げない、パンプキンが一撃、ダウンを奪う。1-0。
短い距離での突き合いになる、どちらも上手く効かないか、これはダウンだ。1-1になった。
残り30秒、踏み込んでのパンプキンの突き、これは英雄が躱す、これは、パンプキンが横突きでつっこみざま、英雄を諸共に倒す、2-1。
これで残り10秒。このまま時間切れ、パンプキンの勝利となりました。
あっと、英雄チーム、ロボットが落ちて壊れてしまったようです、いやコントローラーか。
二回戦第7試合
No.13 はやぶさ(芝浦工業大学SRDCチームはやぶさ) vs No.14 FUGAKU(ぱぱっち)
続いては、芝浦工大チームの斑鳩と、モーションの美しいFUGAKUの対決。
さあ中央へ、押しのけていくように突っ込む、FUGAKUの攻撃の、出がかりを押し戻す恰好ではやぶさが倒す。1-0。
再開、起き上がった直後に、真横から首狩りのような恰好でのチョップが入る、これで2ダウン。2-0。
再開、直後。間合いの外から一気に突っ込んできたはやぶさが、一気に倒して3ダウン。まったくの勢いでの流れるような瞬殺、はやぶさの圧勝となりました。
二回戦第8試合
No.15 かなた(スバル) vs No.21 クランク(日本工業大学ロボット創造工房水曜班)
さあ、二回戦最後の試合。かなたとクランクとの対決です。
さあ、にじりよるかなた、突っ込んでいく、中央での交錯で、クランクが危なげなくダウンを奪う。1-0。
離れたクランクに対し、旋回しながらの攻撃を仕掛けるかなた、これは失敗し、スリップに、後退しつつ、位置を取るかなた、両腕を広げて、投げの構え、しかし攻撃の構えを取ったところを、胸板を狙われ2ダウン。2-0。
しゃがんでの構えに、クランクが打撃を重ねる、スリップ、一回転したかなた、あ、偶然かかと落としのようにかなたを薙ぎ倒しますが、これはスリップとなる。
中央で小競り合い、これは、攻撃の起き上がりでかなたが後ろにバランスを崩しかけたところに、クランクが一撃を加えて落とし、これで決着。3-0。
クランクがストレートの勝利となりました。
さて、このあとは準々決勝です。
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