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2013.09.17

【ロボットイベントレポート】第7回ROBO-ONE Light観戦記【準々決勝】

 さて、ベスト8が出揃いました。
 イプシロンロケットの打ち上げが気になって、なぜか気もそぞろになりつつある会場ですが。ともかく準々決勝、試合開始です。

準々決勝第1試合
No.36 Robovie-XSF(zeno) vs No.4 サイキック(日工大ロボット工房木曜班)

 待ち構える構えのロボビーに対し、徐々に徐々に詰めていくサイキック。両腕パンチの構えで一瞬堪える、ロボビーの打撃を、上手く凌いでいく。背中からぶつけていく、これはスリップ。
 諸手突きを繰り出しつつ、小刻みに位置を変えようとするサイキックですが、ロボビーが綺麗な横突きで崩す、1-0。
 最低限の動きで一撃を狙うロボビー、左右に機体を振りつつ機会を伺うサイキック。一発貰った後は、厳しいところへの打撃を許さない。密着、正面からの付き合い、これは返した、先に抱いたロボビーの腕を捉えてカウンター、1-1に変わる。
 背中への回り込みをはかるサイキック、横突きに対して両腕突きを繰り出そうとする、後ろ向きに腕を繰り出すロボビー、サイキックの腕を引き落としますが、これはスリップ。お、これは駄目か。横突きが綺麗に入るが、認められなかった。そのまま後ろをを取りに入ったサイキック、しかし攻めきれず、ここで時間切れ。
 1-1で延長戦に突入です。

 延長待ちの間に、左右への側転と、ダンスを決めるロボビー。一方のサイキックは冷却も含め、総力の調整で調子を回復させます。
 さあ、延長戦開始。中央へと詰めていくサイキック、待ち構えるロボビーは、距離を微妙に調整していく。両腕パンチ、はずれた胸板への反撃、はずれた、横突きを次々と繰り出すロボビー。サイキック凌いだ、一旦離れ、接近、サイキック、両腕でパンチ、これは遠いか、入った!
 脇に立ったサイキックに対し、ロボビーが胸板へ一撃。これで決着、ロボビーの勝利となりました。

 ちなみに打ち上げまでは、あと4分です。
 本気でロケットの打ち上げを気にしている皆さん。なんだかこのままライブビューになりそうな勢いです。「もう一試合いきましょうか」って。

準々決勝第2試合
No.31 パルティータ(大同大学ロボット研究部 TaNaBaTa) vs No.8 ドラグーンS(神戸市立科学技術高校)

 さあ、続いては準々決勝第二試合。試合巧者の多い今大会ですが、わけても印象的なパルティータとドラグーンの対決です。
 さあ開始、横向きに構えて両者の睨み合い、中央に突っ込んだ、その場で撥ねつつ両腕突き、同時、弾いた、先に仕掛けたドラグーンが弾き飛ばす、パルティータが倒れた、1-0。
 再開、お互いを弾きつつ距離を取る、これは、ドラグーン猛攻、ダウンを奪う、2-0。
 さらに再開直後、速攻で押し込んだ。3ダウン。まさかの速戦展開での決着となりました。

 さて、この試合後、イプシロンは無事に飛び立ちました。
 打ち上げの瞬間に話題を持って行かれつつ(でも映像が流れないので、会場でワンセグで状況を確認しつつ)。無事な打ち上げ成功を見届け、大会は再開です。

準々決勝第3試合
No.20 ブレーキペダル(日本工業大学ロボット創造工房 月曜班B) vs No.11 パンプキン(OIT機械工学研究部OB)

 続いての対決は、パンプキンとブレーキペダル。慎重な攻めを見せる両者、近付くかと見えたペダルですが、再び大きく下がって距離を取る。逆側に攻撃を出してしまうパンプキン、詰め寄る、一撃、狙う、これは外れたペダル。中向きに回り込むか、先に行ったパンプキン、ペダルは追撃。入らない、離れた。下がっていくパンプキン、これは上手い、ペダルが一気にひっくり返して、1ダウンを奪う。1-0。
 再開、一定の距離を保ち、打点に入ったかと見ると両者同時に下がる。フットワークを使いつつ睨み合い。これは、両腕攻撃に入ったパンプキン、仕掛けた瞬間を弾かれ接地、2ダウン。2-0。
 さあ再開、様子を伺う、近付いては腕先をひっくり返しに行くブレーキペダル、これはうまい。肘下からひっくり返した、これで3ダウン。
 パンプキンを制し、ブレーキペダル、切れのいい動きで勝利となりました。

準々決勝第4試合
No.13 はやぶさ(芝浦工業大学SRDCチームはやぶさ) vs No.21 クランク(日本工業大学ロボット創造工房水曜班)

 さあ、準々決勝最後の対決。はやぶさとクランクの勝負です。
 開始、中央に陣取ったハヤブサ、まだかなり遠い距離から、慎重に間合いを測ります。クランクが接近、これは! 駆け込みざまに強烈な一撃、スピンしながら一気に崩れるクランク、1-0。
 再開、近付いていったクランク、様子を伺う構えか、はやぶさ、近距離から一撃した、2ダウン。2-0。
 さらに再開、直後、離れて位置を取り直そうとするクランクを、はやぶさ、離れはさせじと追い込み一撃、あっと言う間に3ダウン。はやぶさ、圧倒の勝利となりました。

 続いては準決勝です。

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