【ロボットイベントレポート】ロボットプロレスできんのか!16観戦記
やや斜め気味の天気ではありますが、11月3日。草加ふささら祭りはお子さんもすずなりの大盛況であります。
やや出遅れたせいで公開リハーサルは見逃してしまいましたが、広大なお祭り会場の一角には、今年も異相の存在感を放つ、ロボットプロレス特設リング。本日はこちら、ホームグラウンド草加にて、今年最後のプロレス興行、ロボットプロレス・できんのか!第16回興行が行われます。
今回のイベントの目玉は、関東vs九州全面戦争。3月の九州遠征の際の、できんのか!関東チームの敗退に、遠征不参加の王者サアガが憤激奮起。その一念により実現した、九州選抜対関東最強の団体戦が本日行われます。
時間前ですが、会場にはテルルが登場。ロープをちょっと上げてもらって、リングの中央に登場です。ひたすら動き回り、時々カメラ目線のテルルに、お客さん絶賛食いつき中。
正規の時間は14時15分からですが、その前からなにかある由。ただいま13時50分過ぎ、もうあとちょっとで開幕です。
さて、13時59分。テルルが下がりました。後ろで打ち合わせが行われております。場内アナウンスも流れ、そろそろに第0試合のお時間となりそうです。
さて14時10分。音楽が流れ始めました。いよいよ大会開始でしょうか。何やら一寸マイクトラブルが起きておりますが、ともあれ諸注意のあと、第0試合です。
第0試合
ゼルファー vs くまたろう
さて、初戦を飾るのはゼルファーと、だしぬけの登場となるメインイベンターくまたろう。この両者の対決からスタートです。
リングイン、転倒するくまたろうに対し、ぽりぽり膝をかくゼルファー。さあゴング、挑発するゼルファーに対し、近付いて一礼するくまたろう。ゼルファーが激しく痙攣しています、大丈夫でしょうか。いやいやこちらこそ、と、何気にお辞儀合戦dす。
さあ、ちょっと横に歩いて、間合いを図るくまたろう。横突き、打ち合いになった、くまたろうが転倒。この試合、ポイント制みたいですね。12ポイント差を先につけたほうが勝利との由。リング脇のポイントボードに点数が入ります。
おいでおいで、と挑発するゼルファー。暢気に膝をかくゼルファーに対し、くまたろうが接近、近付いて密着から、軽いキック、キックが入る。なぜか、やめてくれと言うんでしょうか、手を上げてくまたろうを押し戻すゼルファー。横薙ぎの一撃で、くまたろうをひっくり返す。再び4ポイント入り、これで8ポイント。ポイント制ってどうなってるんでしょう。
挑発するゼルファーに対し、横から接近するくまたろう。なぜか踊り始める。手拍子が始まりかけましたが、ひっくり返ったくまたろう。
再開、横歩きで並んだ。横突きをぶつけあう両者。おっと、くまたろう、いきなりの浴びせ蹴り。耐えるゼルファー、もう一撃、ガードしたが、足をひっかけて前にスリップする両者。くまたろうが復帰、さあ、真っ正面面から密着、襲い崩した、くまたろう。これはポイントになった。8-2に変わる。このポイント、12点の差がついた時点で決着となるのだそうでs。
横向きのくまたろうと浮かんで、横に崩す、これで2ポイント。10-2に変わる。
起き上がったくまたろう。やや距離を開いての睨み合い、かと思ったら踊り始めるくまたろう。横に姿勢を振る、ゼルファーはぴくりともしないで見守っています。いや膝をかいている。背中を向けて接近、くまたろう、背後へとサマーソルト、そのまま落下。不発だった。仰向けのままで転がっている。ゼルファーがさすがに挑発していますが、くまたろう起き上がらない。起き上がれないか。介助が入って起き上がらせた。
見守るゼルファーに対し、ゆっくりと頭突き。挑発する、くまたろう、ゼルファーの正面から離れない。浴びせ蹴り、これも崩れないゼルファー。さらに浴びせ蹴り、もう一発。正面から入った、もう一発。連打だ。
ぐるぐるとくまたろう大車輪、もう一発、連打が続く、離れて位置を構えなおしてもう一発、起き上がれるか、背中向きに転がった。
ゼルファーの観客アピールに対し、くまたろうも小躍りでアピール。向きを変え、接近する、そしてそこから踊るくまつたろう。これ攻撃のチャンスだったんですが。
横歩き、回り込む、ゼルファーが胸を開いて一撃、くまたろうが距離を置いた。接近していった、突っ込むが、ゼルファーが止めて逆に押し戻した。ゼルファーのポイント。12-2。
「くまたろうがいつも以上にもふもふしております」って。リング中央で停止し、しばし睨み合い、止まった。一礼する両者、お辞儀合戦だ。なにを狙っているんでしょう。
くまたろうが素早く後ろに回り込んだ、正面向きに変わった。突きのぶつけあい、ゼルファー、掴み損ねた。くまたろうが攻撃がからすり抜けた。のしかかりに入るくまたろう、ゼルファー倒れない。横に崩された。
残り10秒、くまたろうが踊っているうちに試合終了。この試合、12-2でゼルファーの勝利となりました。
「この試合、5分1Rでした。5分で終わりなのに8分40秒も戦わせてしまいました」と、松田さんでした。
さて、ここで改めて大会のコールに、解説陣の紹介。松田さんとTOBBYさんの実況陣の紹介が行われます。……と、諸注意の最中にいきなりけっこうごつい地震が起きたりしましたが。ともあれ、大会開始です。
第1試合
サンダーボルト vs ナガレゴールド
さあ本戦スタートです、まずは定例、名勝負対決から。一番手は、頭に大きな火力を乗せてのサンダーボルトが登場。胸を張るサンダーボルトに対して登場するのは、永遠のライバル、金色の恐竜、ナガレゴールドです。
ファントムのレフェリーで、試合開始。まずは腕を突き出して挑発しまう両者、肩をすくめるサンダーボルト。両者が両腕突きを繰り出しますが、サンダーボルトの突きだしが強い、ひっくり返す。この試合はプロレスルールなのでポイントはなしです。
さあ動き回るサンダーボルトを、追いかけ回すナガレゴールド。韓国大会帰りでカプサイシンパワーを蓄えてきた、等々言われているサンダーボルトですが。さあ横突き、一瞬止まったンサンダーボルト。両腕突き、両腕を突き出し、威嚇するナガレゴールド、振り上げた姿勢から、ストレートで真っ向殴り倒す。
やや腕をついて息を整えた恰好、サンダーボルトが立ち上がって。腰に手を当て、仰け反って威張るサンダーボルト。さあ、両腕を大きく突き上げた、ナガレゴールドが振り下ろす。ダブルチョップ。もろに入ったが、効いてないぞ、とサンダーボルトのポーズ。振り下ろす、やや姿勢を前に出したサンダーボルト、腕を振って、効いてないぜ、と言うポーズ。さらにチョップを振り上げた。三発目。耐え、られないで仰向けに倒れるサンダーボルト。
さあカウントが入る。ファントムのカウント。4、で復帰できない。6、7まで行ったカウント。9まで行った、起き上がれるか、まずい感じだ、介助だ、リング脇からセコンドの人がちょっと手助けで起こしてあげる恰好。介助が入って復帰した。
助けて貰ったわりには、余裕のポーズのサンダーボルト。「何も見ていません」「あ、これ呪術。呪術ですね」と設定面からのフォローが解説から入る。
爪を振り上げ、位置を取り直すサンダーボルト。位置を取り直す、起き上がれるか、サンダーボルト、起き上がりに苦労していますが、、待ち構えるゴールド、腕を振り上げ力を溜めている、さあ挑発するゴールドに対し。サンダーボルトが攻撃位置、兎跳びから突っ込んだ、真っ正面からのタックルを直撃させるサンダースピアが命中した。
ナガレゴールド仰向けに倒れる、起き上がったが、ちょっと苦しんでいるか、さあ、足を止めたナガレゴールドの前にサンダーボルトが来る、しかしサンダーボルトも肩で息をしている恰好、大丈夫か、両腕を突き上げ、爪をがしがしとさせるサンダーボルト。
「サンダーボルトの魔術が発動します」「呪術でした」 ぱあん、と鳴った。サンダーボルトの頭に仕込んであったクラッカーこと、呪術技サンダーエクスキュージョンが発破!
見事な勢いで吹っ飛んだ、リボンが一気に飛んでナガレゴールドに直撃する、しかし放ったサンダーも仰向けに倒れる、後ろに倒れてしまった。
さあ、肩で息をしつつ立ち上がるナガレゴールド、サンダーボルトは、復帰できなかった。
カウント10、サンダーボルト、自ら発した術のバックファイアで転倒。そこから復帰できなかった。
この勝負、ナガレゴールドの勝利となりました。
第2試合
メタリックファイター vs キョンキョン仮面
さあ、続いては第二試合。ドリーム対決、と銘打たれたこの対決。こちらもプロレスルールでの対決です。
まず登場するのは、ロボット界のリビング・レジェンド、メタリックファイター。道着姿と背部ペットボトルロケットを装備してリングに登場。衣装が半分脱げちゃって諸肌脱ぎになってますけど、すでに本気モードです。
続いてはキョンキョン仮面がリングに登場。てくてくと歩行してリングイン。両腕のダクテッドファンが、いきなり猛烈な風を吹き起こします。さあリングに上がって、試合開始。
中央にまず追っていく両者、風を起こすキョンキョン、腕を後方に突き出して、そうして前方へと体を押し出す高速スライディング。一気に全身して体当たりを図る。猛烈な勢いで突っ込んでいき、腕をくるりと逆噴射、制動をかけて大きく勢いを止める。ロープも利用して体を止めつつ、体と風をぶつけていく。
顔を庇って焦るメタリックファイター、風で道着が舞い上がる。メタリックファイターが苦しんでいる、キョンキョン仮面、突き込んでは離れて、ちょっとどうしたか、風が出いない。大丈夫か。キョンキョン仮面から風がでなくなった。メタリックファイター反撃、しかし自分が弾き返されてしまう。転倒したキョンキョン仮面に対し、メタリックがぺちぺちと、パンチと言うかストンピング。両腕でばちばちばちとタコ叩くメタリックファイター。「倍返しなう」「今やるんですか」「キョンキョン仮面じぇじぇじぇ状態です。流行語はなんでも使います」と解説席。
メタリックファイターが両腕を上げて喜んでいる、リングを動き回るキョンキョン仮面。おっと、ちょっと風が出たか。回った回った、リングの上を飛び回り、コーナーへと体当たりで止まる。前のめりで転がった状態からヘッドスライディングを仕掛ける。メタリックファイター翻弄されている。
あ、背中背中、と言うアピールに、メタリックファイターのセコンド森永さんが空気入れを持って登場。「人力かー!」「残念なお知らせです」と、そんなことを言っているうちに、ペットボトルロケットへ空気充填完了。いつのまにか転がっているキョンキョン仮面。さあロケットが飛んだー…………!
若干あさって、リングの外が落下点、飛んでいったロケットを見事キャッチする森永さん。もう一回充填して発射、ぎりぎりコーナーポストに直上から命中。衝撃で、というかなんというか倒れたキョンキョン仮面、しかしカウント5で起き上がった。
客席にアピールに余念のないメタリックファイター、キョンキョン仮面が、止まって、回りはじめた、花吹雪だ。高速旋回するとともに桜吹雪が飛び交う、もがきつづけるメタリックファイター、そのまま復帰できず。
ここでカウントはテンカウント、キョンキョン仮面、桜吹雪での勝利となりました。
勢い余って試合終了後、転落しそうになってロープに絡まっていましたが、ともあれ試合はキョンキョン仮面の勝利となります。
第3試合
流血48 vs ニュートリノ
さて続いての試合は、飛騨神岡高校チームのプロデュースによる試合とのこと。こちらもプロレスルール、変則の4対1マッチです。
まずは流血48の面々、と言う事で、流血仮面のいろんなバリエーションがリングに登場。まずは流血仮面レッド、三色のカラーリングの流血仮面メキシコ、そして元祖流血、流血仮面ブルー、さらにはひとまわり小さい流血ベイビーがリング。こないだまでハイハイしていた流血ベイビーですが、小さいながらもきちんと二足歩行しています。そっくりですけど確かにひとまわり以上小さい。あとよだれかけはまだついたまま。
続いては青コーナー。ロボットの名門・飛騨神岡チームの伝統機ニュートリノの登場です。さて流血レッドが待ち構えておりますが、なかなか出てこないニュートリノ。流血チームはそれぞれてんでなことをやっている状態。そこに、満を持して登場、黒と茶のツートンボディも渋い、ニュートリノが登場です。
さあ、四対一のハンディキャップマッチ。一番手はベイビーがニュートリノと戦うようです。デビュー戦でいきなりの大敵ですが大丈夫なんでしょうか。
開始、腰を振って応援するメキシコとレッド。流血ベイビーが歩み寄っていく、足を上げてのキック、転がった。仰向けに倒れて亜ベイビー、起き上がれるでしょうか、苦しんでいる。置き上がった間に観客へアピールするニュートリノ。
足下へ小さい蹴り、かちん、と音が鳴ってすね蹴り。屈んでぱたぱたして姿勢を上げ、あれ、広げた腕を掴んだ、両腕をしっかりがっちりキープして、流血ベイビーを十字架型に持ち上げれたニュートリノ。ベイビー、完全に空中に浮いていしまった。
ベイビーを左右に振るニュートリノ、この持ち上げたベイビー、このあとどうするつもりなんでしょうか、流血仮面は助けに入らないのか。メキシコが一歩出るが、首を横に振っている。メキシコがブルーを蹴る、ベイビーはむろん捕まったままだ。レッドもブルーを蹴って催促、押し付け合いだ、誰が助けに介に行くのかの押しつけあいだ。
流血ブルーが動いた。キック、しか体を振ったニュートリノの動作に巻き込まれて、ブルーが転がる。あっと、流血チームここで相談か、と思ったらブルーが蹴り飛ばされる。誰も助けに行かないのか、内輪もめが終わらない。
あっと、メキシコが手を上げた。続いてレッドが手を上げる。その間にベイビーが落とされる。さらにレフェリーが手を上げる。ここでスタッフからも手が上がった。観客席からも、さあ沢山手が上がった状態で、もうこれはあれですね、どうぞどうぞが炸裂。
いつのまにかベイビーが退場していますが、ともあれブルーが行く、ニュートリノにローキック。弾き返される、続いて突撃レッド、突っ込んでいくがフック一発、薙ぎ倒されて首が変な方を向く。離れていたメキシコ、レッドに蹴られている。旋回パンチを繰り出すニュートリノ、レッドを倒し、ブルーが巻き込まれ、最後にメキシコまでダウンを奪われる。
流血壊滅、ニュートリノが大暴れで三機をつぎつぎと薙ぎ倒していく。メキシコがロープに絡んだ、ダウンカウントが入る。三機そろってうつ伏せになった、立ち上がりのカウントは進む、大丈夫か。ベイビーが花道に退避させられる。苦しみ続ける三機、テンカウント、と同時にべしゃりと潰れるブルー、レッドが直後に立ち上がりますが、これで試合終了。
ぐしゃりと潰れる三機、ふと見ると、流血ベイビーが花道に。それを見つけたニュートリノも、見つけたぞとばかりに花道へ。追いかけっこをしながら、退場する二機。
リングの上には折り重なった流血仮面三機がそのままごろり。最終的にはまとめてタンカに乗せられ、退場していきました。
さて、ここからは関東九州全面戦争戦!
九州での対決に引き続き、九州関東の代表四機による、団体戦が行われることとなります。
ここからは格闘技ルールに変わり、先程の第0試合の通り、ダウンカウントを奪いあう対決となります。
【関東vs九州全面戦争】
関東vs九州全面戦争
先鋒戦
イグニス vs 雪風
さあ、まずは先鋒戦からスタートです! 九州からやってきた一番手の刺客、赤白のメタルボディに大きなグリッパも眩しい火神イグ二ス。対するは白い衣装のルチャドール、軽量の雪風が立ち上がります。
さ開始、まずは中央に両者、ぐるりと回転して、スリップする雪風。後ろに回り込んだ恰好、突きで全身しつつ、赤コーナーまで突っ込んでいくイグニス。雪風が押し崩されて倒れる、ややスピンした、雪風、頭がずれてしまっているが大丈夫か。イグニスの一撃で4ポイントが入る、雪風のマスクが完全に取れてしまった。起き上がるが、マスクはどうする、あ、付けなおした。
さて再開、大きく掴みに行くイグニス、攻撃を放った瞬間の足下を狙うが、雪風がスリップ。さあタックル、抱きついていく構え、突っ込んでいったが、タックルを外されてしまった。スリップになる。
足首がよくないか、復帰。後ろへ回り込み、攻撃を仕掛ける、掴みにいった、すり抜けた。相手がちょっと大きすぎるか、突きで雪風のマスクが半分脱げ、次の一撃で倒れてしまう。これで8-2、いや10-2になった。
再開、ぐるりと回り込んでいくイグニス、やや下がっての打撃、突き込んでいく。腿を掴みに行ったが、分かれた。雪風の掴みを弾き返すイグニス、なおも掴みに行く雪風、これは足首を狙ったが、入らなかったか。ちょっとイグニスも調子が良くないよいうだ、取れた、雪風、掴めるか、投げだ、雪風がイグニスの足を掴んでひっくり返す、これで2ポイント。
復帰、しかし横歩きの拍子に転倒してしまうイグニス、足首は大丈夫か、がしッと踏み込む。一歩一歩、慎重に近付いていく。雪風の投げに、崩されるイグニス、タックル、これは入った。雪風が姿勢の低い位置からの攻撃を、きっちりと狙ってダウンを奪う。10-4か。
さて頭を掴みに言ったイグニス、雪風も前後にバランスを崩してしまった、背中を向けての雪風、これは、イグニスの攻撃を雪風が弾き飛ばし、これも2ポイント。10-6になる。自分も倒れる攻撃は2ポイント、自分は倒れない攻撃は4ポイント、と言う勘定になっているようです。
粘れないイグニス、足を狙われ転がされる、10-8になった。
さあ、横突きのぶつけ合い、雪風、ロープに絡みつつ転倒。これは、捻り倒した、12-8に戻る。
あっと、横歩き、ぐるりとバランスを崩した、足首が大丈夫か、なおも掴みに行く雪風。ロープに絡みつつ、分離。雪風、また取れたマスクを戻して貰いつつ復帰。
背中合わせのの体勢、パンチ、イグニスが勢いを失い崩れる。スリップ。再開、距離を取るイグニスに、足を開いて突っ込む雪風、マスクはもう半分取れたそのままだ。反撃、浴びせ蹴り。
残り2分、しゃがんでの突き合い。横から掴みに行った、雪風を吹っ飛ばす、これで14-9、
雪風も反撃するが、これはイグニスのダメージとならない。バックを取った、スリップする両者。
残り1分、横歩きから吹っ飛ぶイグニス、後ろから掴みに行った。膝をしっかりキープしたが、抜けてしまった。雪風起き上がれるか、起き上がった、だがまたマスクが取れてしまった。マスクを蹴りつつ、試合を再開する両者。これで16-8。
横向きでの叩き合い、ごろろちと転がり回る。これで時間切れ。なんと試合時間は10分をぎりぎりまで闘い抜き、ポイント差は16-8の8点。
この勝負、初戦はイグニス、九州チームの勝利となりました。
関東vs九州全面戦争
次鋒戦
GAT vs ワンダーフォー
さあ、続いては次鋒戦。まずはGATがリングに登場…… ってまあ大きい。でかい。久々に見ましたけど、やっぱりガット、とんでもないほどの大きさです。お祭りで売っていた、子供向けの風船製の剣をきっちり握りしめております。ここで買ったらしいですが、つまり六歳児くらいの大きさがあるってことですよね。対しての登場は、関東チームのご意見番、ワンダーフォーです。片腕を突き上げるワンダー、それにしてもサイズが違いすぎる勝負なのですが……。
さあ開始、コーナーに下がるワンダー、迫りくるガット、でかい、まあでかい。大きく剣を振り上げ、一気に振り抜いた。ぼこんとワンダーの頭に当たる、剣を振りつつ、追い詰める、ワンダーがロープブレイク。
突っ込んでいった、剣を突き上げ、振り下ろす、かいくぐったワンダーはガットの腿に突進して、すごいことになった、わんだーが剣を受け、なんとガットの巨体を掴んで、仰向けに引き倒した! 白羽取りの構え、2ポイントをワンダーが獲得。会場に大きなどよめきが起きる。やや嫌な音がしていましたが、ワンダー復帰した。
再開、しかしガットの攻撃が重い。真横に立ったワンダーを、腕を広げて何気なく薙ぎ倒す、4点、2点、そしてさらに2点と、あっと言う間の連打連で8-2に。
さあ、掴みに行くがワンダー、掴みきれなかったか。あおむけに転倒、そしてなにやらネジが落ちてしまった。剣の攻撃、片足を上げてかわした、 大きく足を突き上げてハイキック、斬撃をかいくぐっての反撃、高く上がる脚、横向きにハイキックをねじ込むが、剣を貰ってダウン、12-2にスコアが変わっている。
あっと、剣を正面から貰った、腰を落とし一度姿勢を戻した、横歩き、ワンダー受けた、詰めていくが倒されてしまった、決着か、しかしこれはスリップと見なされた。カウントそのまま。
起き上がれるか、ロープに若干からみつつ、起き上がれるか、苦しんでいる、やっと起き上がった。剣撃を頭に貰いつつ、あっと、剣が引っかかった。
片腕をつくワンダー、ガットが静かに見下ろしている。真正面、起き上がる。ワンダーから緑色のガスが吹き出した。ガットめがけて噴出するガスは緑から白に。
ガットが後ろに下がる、この技はワンダーフォーのとっておき、毒霧攻撃。今のは緑でしたが、抹茶味ときなこ味があるんだそうです。つまり抹茶だと。
そして。ゆっくりと、剣を構えたまま、大きく、静かに、崩れたガットが、ロープに引っかかってマットへと体が沈み込む。静かに左腕から力が抜けていき、ここでレフェリーストップ。
まさかの逆転の必殺技で、文字通りの起死回生。次鋒戦はワンダーフォーの逆転勝利となりました。
リングの上には緑色のなにかが飛び交っておりまして、アナウンスとともにリング清掃が行われます。
さて、ここで前半戦は1-1で折り返す。さあ、ここから後半戦に突入です。
関東vs九州全面戦争
副将戦
Automo Go-Won vs ワルー
一勝一敗、残りは2試合。続いては副将戦。九州チームのカラテマシーン・オートモがリングに登場。そしてそして迎え撃つのは、猛獣にして狩人、超攻撃型ワルーがリングに登場です!
さあ、1R開始! 早速はじまった、しゃがんで挑発するオートモ、いきなり掴みに行ったワルーを逆に持ち上げてしまった、これは絡んだ格好でブレイク。やや遠い距離から、ワルーが仕掛ける、オートモがフック、左右のフックで牽制する、突っ込む、大きく踏み込んでのカウンター、ワルーを弾きかける、大きく横へ跳び、姿勢を立て直す。
両者分かれた、腰を落としての打撃を狙うオートモ。しかしその膝をすかさず掴んで引っ繰り返すワルー、ポイントは4-2に。
大きく歩いてスリップするオートモ、ワルーはリングの真ん中に陣取る、背中からの掴み合い,背中を向けていなすオートモ、これは腕が絡んだ、両者吹っ飛ぶ、起き上がった。大きく距離を開き、ワルーの打撃、しゃがみこみつつ捻り込む、オートモが打線の横に、屈み込み、上へ両腕で突き上げる攻撃。切り替えて立ち上がった、距離を開く。背中を向けたワルーを、押して崩す。
さあポイントは5-5のまま、リングを左右に移動してチャンスを伺う両者。やや遠い距離を保ち、牽制を打ち続ける、下から突き上げる攻撃、スピンしながらこれを躱すオートモ。ロープ脇ぎりぎり、押し戻される。
立ち上がる両者、片腕をねじり出す、オートモが移動してワルーの突きを躱し逃しつつつ、大きく踏み込んでの横突きを狙って繰り出す。腕先をぶつける、投げ、突っ込んでいった、これは掴めなかった。ワルーがスリップしつつ、距離していく。応酬に巻き込まれてレフェリーがひっくり返る。
離れていった。あっと、これはどうだ。ワルーが背中向きに倒れた。攻撃が空振りに。オートモはどうだ、近すぎる距離、ちょっと離れた、ワルーの足がちょっとおかしいのか。起き上がれない、オートモの横薙ぎ払い、しかしオートモの頭が取れてしまった。オートモの頭が回収されつつ試合続行。大きく距離を取りつつ、攻撃位置を狙いオートモ。突き、ひっくり返る、持ち直す。後ろ向きに投げの構えを取るオートモ、ここで5分1R終了。
ポイントは4-4のイーブンのまま、1分のインターバルタイムに入ります。
さて、あっと言う間にインターバル終了。まずはワルーがリングに戻る。オートモはちょっとまだ調整しているんでしょうか。頭の修理をしているようですね。あ、戻ってきた。戻ってきました。
ラウンド2、開始。まずは詰めていた両者、横に躱しつつ、攻撃の機会を伺うオートモ。ガルーがスリップする。踏み込んでの攻撃、下から突き上げていく、だがこれは入らない、ワルーがポイントを奪う。ポイントはラウンドごとにリセットされるので、この第2ラウンドはこれで0-2です。
オートモ、屈み込んでの突き、ワルーが凌ぐ。ワルーは膝への掴み取り、掴みきれなかった。大きく移動しながら左右に機体を振りつつのオートモの攻撃。突き込んで、上に振り上げる攻撃、前に出るワルーを大きく掴み、足を掴んで一気に引っ繰り返した、これで4ポイント。4-2になった。
絡んだ両者を分ける、復帰した拍子に、またオートモの頭が取れてしまった。再開、大きく踏み込んでの突きを繰り出すオートモ、ワルーに背中を向け、横歩きで回避。さあ、掴みにいった、がちりとぶつかる、膝をつかみそこねた。掴みに言ったワルーに対し、オートモが掴み返しに行く。さあmお互いに掴み取りを狙う展開。
互いにリングを移動しつつ、お互いの膝なり足なりを狙っていく動作が続く、移動しながら背中へ、突きに行く、起き上がる、腕を振りつつホールドをを狙う。ワルーが大きく取り囲もうような位置、大きく踏み込んだ、オートモが躱す、離れ、大きく掴みにいった、ワルーをひっくり返したか、これは浅かった、ポイントにならず。
突き合い、弾きかれる。起き上がれるか。ごろりと復帰したが、オートモ、動けないか、大丈夫か、電源が切れてしまったか、ちょっとダウンということに。カウントが始まるが、しかし後ろに腕を伸ばして、起き上がった。
復帰した、歩いている、残り数秒、突っ込んでいった。突き合い、叩き合いになっている、ワルーの掴みを両腕打撃で押し戻すオートモ、ここで時間切れ。
5分間タイムアウトで4-2、そして1ラウンドは同点。わずかなポイント差ながら、この勝負オートモの勝利となりました!
さあ、死闘はオートモの勝利に終わりました。
さて、最後は大将戦。そしてこの対抗戦の決着は、関東ロボットヘビー級選手権試合でもあります。さあ、総大将同士の決戦、本日のメインイベントです。
関東vs九州全面戦争
大将戦
HAUSER vs サアガ
さあ大将戦、まずは先手を切って、アッシュグレイのボディにきっちり見栄を決めながら、九州遠征の軍団長ハウザーがリングに登場です。続いては関東ロボットヘビー級のベルトを巻き付け、関東最強の総大将サアガがリングに登場です。
選手権試合のプロトコルに伴い、ベルトがまずは返還され、そしていよいよ試合開始です。
コールに応じてびしりと見栄を見るハウザー、そしてサアガが一礼します。
さあ、試合開始。まずは横向きに突っ込むハウザー、そしてサーガ、両者リング上で行き交った後、反転突進再び交錯、後ろから狙って、サアガは腿の裏を引っ抱えて転がす。ダウンを奪う、4-0。
さあ突きのぶつけ合い、間合いの外だ、サアガの突き上げる攻撃の外に立つハウザー、攻撃、転がって復帰するハウザー、ロープに引っかかりつつも復帰した。背中を取ったサアガ、しかし背中への投げを繰り出ていくハウザー。攻撃範囲が長いハウザーだ。
両腕が交差する、サアガの振り上げに、ハウザーの背面投げがぶつかり合う、腕先がぶつかり合う。腕先がぎりぎり、胴体に当たっていく。やや離れたサアガが戻る、これは、押し戻してバランスを崩すが、サアガが近づけないか、近付いていた、姿勢の低いタックル、がぶり寄りで突っ込むサアガ。しかしハウザーが大きな突き上げで押し戻す。
さあ、背中に回った、ゼロ距離で掴みに行くサアガだが、弾き返す。これは掴んだ、足首を掴んで崩した、持ち上げて強引に倒し、これで2ポイント。6-0になった。
さらに再開、横突きで弾き飛ばすサアガ。ハウザーが、コーナーで跳ね返って掴みにいった。しかしハウザーがぎりぎり躱す。背中側に回り込んでの打撃、ハウザーも背面攻撃で応酬する。行ったか、これは行った。横向きに突っ込んでいった、横向きに掴んで、サアガが大きくひっくり返し、2点。8-0になった。
サアガの打撃が大きく掴んでいく。背中だ、背中から入った!これは、見事に持ち上げ投げ捨てた、ジャーマンが綺麗に決まった、10-0に変わった!
復帰、再開。横突きを突っ込む、連打、姿勢を落としてサアガが凌ぐ、投げも攻撃、あっと、小手でヒックリア消す、サアガがくるりと一回転。10-2に変わる。
ロープに絡んだ、サアガの掴みがロープに絡んでしまった、戻っていった、近い距離だ、打撃の応酬、サアガが掴みにいった。外した、ロープに絡んだところでブレイク。
ちょっと絡んでしまったか、ハウザーが下がっていった。大きな距離から近づいて、足下への攻撃、抜けた、足首への攻撃、ずらした。しかし足首を掴んでいたサアガの腕は、なおも離さず今度は腰をホールド。このまま引っ繰り返した。これで2ポイント、もう一発。掴み上げ、背中に崩していった!
投げが決まった、これで2ポイント。これでスコアはトータルで14、14-2、12点差だ。決着となった。これが決勝点、サアガの勝利となりました!
この時間、なんと残り時間3秒、試合時間4分57秒! あと3秒粘ればそこで1R終了、と言うところ。ぎりぎりまで粘りきって、決勝のポイントを奪っての。わずか3秒差の勝利となりました……!
さて、サアガはこれで6度目の防衛。全試合終了し、関東チームがリングに登場したところで…… あれ、なにやら戦闘的なBGMが流れて、赤風が花道が登場してきました!
のぼりも出てきて、なんなんでしょう。名古屋のロボット、赤風こと松城将軍が、花道の入場門に登場してきました。真っ赤な鎧甲姿もりりしい武者ロボットです。
中部を代表して、おにぎりの具は天むすだ、とアピールする松城将軍。ええと、その。流血仮面が蹴りを繰り出しますが、花道を挟んでの赤風のパンチ、繰り出された効果音とともに、流血仮面が背面に倒れてしまう。
そのまま捨て台詞とともに、花道へと消えていく松城将軍(赤風)。「これは名古屋との団体戦が始まることを示しているんでしょうか! ……と言うか、おにぎり対決、……まだやらないと駄目?」と言う、ぼやきと言うかコメントと言うか、ともかく〆の言葉とともに。できんのか!16、試合日程すべて終了となりました。
さて記念撮影、今日の登場選手が、次々と選手がリング上に登場していきます。
さて、これで全試合日程は終了!
写真撮影なう。の後、本年内のできんのか!、全試合これにて終了となりました。
今年の試合予定は、とりあえずこれですべて終了。突発で興業依頼が入ってこない限りは、これですべて終了、とのことでした。
一つの勝負に決着がつき、新たな因縁の生まれた、今年のできんのか!。また来年も、新たな対決に期待しましょう。
ということで、締めくくり。連休中日のできんのか!でありました。
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