【ロボットイベントレポート】WASECUPロボットバトル観戦記【二回戦】
さあ、ベスト8の登場。
ここから第二回戦です。
二回戦第1試合
No.2 葉月(電通) vs No.3 クロムキッド(くぱぱ)
さて、開始。まずは大きく詰めていったクロムキッド、葉月が徐々に寄せる、足下への攻撃を繰り出すクロムキッド、早いテンポでがつがつと足下を責めていく。ケーブルを掴みかけた、これはすり抜けた。畳んだ腕を複雑にしならせての葉月の攻撃、離れる、クロムが攻め込んでいく、一瞬の隙、クロムキッドの攻撃が膝裏にひねり込まれ、葉月の肘が接地した。ウロムがダウンを奪う。1-0。
再開、クロムが正面に足下から叩き上げる攻撃、これは、密着したクロムに対し、葉月がカウンター。1ダウンを奪い返す、1-1。
うねる腕先、足裏をなぞるような攻撃を繰り出す葉月、クロムも足音を狙っていく。左右に機体を振り、横を向いたクロム、投げ、これは頭上をすり抜けた、葉月の攻撃の戻りを叩きかけるが、スリップ。クロムどうした、後退から転んでしまう。
再開、回り込むクロム、これは、どっちのダウンだ、猛烈に絡みつつ同時に転倒する両者、ここで時間切れ! なんと残り数秒で発生した絡み合いが、葉月のダウンと言う判定に。クロムキッドの攻撃が葉月の膝を接地させていた。
残り数秒にもつれ込む接戦を制し、2-1。これでクロムキッドの勝利となりました。
二回戦第2試合
No.6 オベリスク(芝浦) vs No.9 アンスリウム(千葉工大)
続いては、オベリスクとアンスリウムの対決。技で攻めるオベリスクに対し、パワーをうまく使うアンスリウムといった恰好でしょうか。
さあ、かっこい立ち上げのポーズを見せるアンスリウム。開始、まずは真横を向いたオベリスク、アンスリウムが突っ込んでいきますが、いきなりスリップ。再開、回り込みを図るアンスリウム、正面突き、弾かれる、オベリスクがうまくカウンタ-を入れた、これで1ダウン。1-0。
離れた場所から突っ込むアンスリウム、オベリスクが切り上げるような攻撃で弾きますが、アンスリウム倒れるも、これはスリップ。
再開、やや離れていくアンスリウム、詰めていくオベリスク、下からの攻撃、腕先が交錯する。正面から突っ込むアンスリウム、押していく、正面での応酬、やや離れた。回り込みを図る、オベリスクの足首からの掴み、両者が突き上げた、離れた位置から一気に駆け込む。アンスリウムがスリップ。正面突き、両者スリップ。派手な転倒が目立つ展開です。
残り1分、オベリスク大丈夫でしょうか。あー、アンスリウムが腕を出したポーズに、オベリスクが何気なく突き上げた、これで2-1に変わる。
これは、移動中のアンスリウムに、オベリスクが腕を突き上げていった…… 一瞬止まって…… アンスリウムがゆっくりとバランスを崩し、倒れる、これで3ダウン。
オベリスクの勝利となりました。
二回戦第3試合
No.10 シューティングストライカー(電通) vs No.12 バレンシア(千葉工大)
続いての登場、シューティングストライカーとバレンシアの対決です。
さあ開始、横向きに構えなおす両者、跳ねるような動きで接近していく、ぶつかりあい、これは両者、弾いた。離れた距離で隙を睨み合う、まだ遠い、近付いた。一撃、スピンしかかるストライカー、自陣に戻って来るストライカー、下からの攻撃、スピンしかかるが凌ぐストライカー、これは。リングアウトだ。ストライカー、リングから自ら出てしまう、1-0。
真横に構えるバレンシア、転がる、これはスリップになった。睨み合い、両者離れて、なかなか手が出ない。やや前に出たバレンシア、真横に、ここに仕掛けたストライカーですが、両者スリップ。ストライカーリング脇に足が掛かった。危ない状態、大丈夫か。大きく離れたバレンシアが転倒する、これは入った。遠い距離で腕先がぶつかりあい、バレンシアがひゅっ飛んで崩れた。これで1-1。
再開、ちょっとバレンシアの足下が不安か、変な傾きかたをしている。ちょっと遠い、ストライカーがまたリング脇ぎりぎりだ、仕掛ける、後ろから、これは入った、大きく屈み込んだバレンシアが、下からストアイカーを吹き飛ばし、これで2ダウン。
残り10秒を切った、屈んでから大きく持ち上げる攻撃。バレンシアが転倒状態で時間切れとなりました。
腕がややひっかかってますが、最後に立ち上がりのチェックを行い、みごと成功。これでバレンシアの勝利となりました。
二回戦第4試合
No.14 ガルー(くまま) vs No.16 ベイオネット(千葉工大)
さあ、二回戦最後の試合は大型機同士の対決。ベイオネットとガルーの対決です。A4さんが両チームの過去の対戦を語り、因縁の対決を煽る煽る。
開始、静かな立ち上がりから一気に中央、しゃがんでの攻撃の応酬、姿勢を落として一撃し、すぐさま立ち上がる。真横への攻撃、送り出すベイオネットの、その掴みをさらにガルーが掴みに行く。足を取りに行く、躱した、ベイオネットが中央気味、ガルーがスリップ。置き上がる。
中央、歩け、の注意がレフェリーから飛ぶ。運動量の多いガルー、リング脇ぎりぎりに足がたびたびかかる、危ない。リングがやはり狭いか、互いのリーチのぎりぎりに立ち、躱していく両者、お互いうまい位置を取っている、ベイオネットがガルーの配線をつかんでしまった、これはブレイク。両者分ける。
再開、屈み込んで掴みに入る両者、互いの足首を狙いに行く、ベイオネットの腕先を絡めに言ったガルーですが、これは抜けた、攻撃、交錯する、これは入った! ガルーの足を掴んで、ベイオネットが真横に転がす、これで1-0。
再開、さあ、掴みを狙う、爪先のぶつけ合いになる、お互いの腕先がかすりぶつかる距離での応酬が続く、ガルー、大きく下がる、これはどうだ、スリップ、転がるガルー、起き上がれるか、起き上がりで詰めていった。
残り30秒を切った、繰り出す、掴み切れない、これは! これはうまい、ベイオネットが腕を伸ばす、ガルーの足首をぎりぎり掴んでひっくり返し、2-0。
ベイオネット、ガルーを制した! 2-0、ベイオネットが準決勝に進みました。
さて、このあとは準決勝、そして三位決定戦と決勝戦です。
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