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2013.11.02

【ロボットイベントレポート】WASECUPロボットバトル観戦記【一回戦】

 さてさて。いよいよ一回線から開始です。

一回戦第1試合
No.7 で・か~る(道楽、) vs No.8 雨降改

 まずは第一試合、お馴染み変形走法で・かーると、紫色の雨降の対決から大会開始です!
 試合開始、まずはいきなり仰け反って、突っ込むでかーる、雨降も正面から突っ込む、スリップから復帰。さて、ちょっと下がった雨降。前後逆、背中からぶつかりますが、でかーるがすかざす腕を繰り出して飛ばした。雨降の攻撃に、後ろから突っ込んでいくでかーる、仰け反り姿勢をずっと維持しています。そこからさらに沈んでべったりと平らに、そこから徐々に起き上がる。変な起き上がりに会場が沸く。正目から叩き合い、でかーるのワンツー、雨降、くるりとスピンして倒れる。2-0。
 再開、リング脇ぎりぎりで復帰した雨降、やや危ない位置でしたが、戻した。正面からの突き、これがでかーるに当たらない、仰け反ったでかーるの姿勢が低い。
 ワンツー、起き上がった、でかーる、上体を起こしての攻撃姿勢時であれば、すくい上げがぎりぎり当たるか。
 あ-、押された。でかーるの圧力に押され、雨降がリングの外へ、これででかーるの勝利となりました。

一回戦第2試合
No.1 イティム(千葉工大) vs No.2 葉月(電通)

 続いて登場は、電通大チームの葉月。対するは真っ黒な機体、千葉工大チームのイティムとの勝負です。
 開始と同時に、足下へ葉月がねじりこむ、足首をすくわれてイティムがダウン。かがみこんでからの、ゆっくりした両腕突きを繰り出すイティムですが、葉月が攻撃の隙を狙ってたくみに捻り込む。葉月、これは逆間接と言うか、最初から前後逆で戦う事を前提とした構造なんでしょうか。逆間接に見えるのですが、顔の向きは膝の曲がる方向で、つまりずっと背中を向けて戦っている構えです。
 肩の上までスイング、腕を抱え上げる恰好のまま突き込む葉月。離れては接近し、一気に足首へ仕掛ける。イティムが葉月に引っかかってひっくり返る、これはスリップ。
 両者起き上がって、同時に復帰。再開、真横から詰めるイティム、腕を振り下ろす葉月、相手に引っかけた、これは倒し切れなかった。
 イティムが離脱しつつ、スリップ。復帰。詰める、密着、あ、足首がちょっと弱くなってしまったか、イティムがスリップ。横移動したところの足首を狙った。葉月がイティムをひっくり返し、これで3ダウン。
 葉月のストレート勝ちとなりました。

一回戦第3試合
No.3 クロムキッド(くぱぱ) vs No.4 佐々木(千葉工大)

 第三試合ですが、佐々木(よくわかりませんが機体名だそうです)が不調により棄権。クロムキッドの不戦勝となりました。

一回戦第4試合
No.5 ブラオリーゼ改(千葉工大) vs No.6 オベリスク(芝浦)

 さて続いては第四試合。芝浦工大チームのオベリスクに対するは、赤青のカラーリングも眩しい肉厚の重量系、千葉工大のブラリオーゼです。なんかまた肩が巨大化している感がありますが、対するオベリスクも、非常に巨大な肩を抱えた機体。ダブルサーボ状態でんですかね。
 開始、両者まずはやや距離を取った。オベリスクが詰める、大きな爪を広げて掴みに行った、ブラオリーゼが突っ込む、その下がり際をオベリスクが捕まえてダウンを奪う。1-0。
 接近、オベリスク。両者の突き合い、ブラオリーゼが一撃して離れる。突っ込んだ、押し崩すが、有効な攻撃にならない。なんだかちょっとひょいひょいと下がるブラオリーゼ。そして一気に突っ込んだ、掴んだ、オベリスクがしっと足を掴みますが、先に自分が転倒してしまう、これはスリップ、突っ込んだブラオリーゼ、オベリスクを倒せなかった。スリップになる。
 相手の横につけ、狙いをつけるブラオリーゼ。これは横攻撃ありのルールであれば相当なパワーだったんでしょうが。足裏に大きな穴が開けられてるのも気になりますね。両者スリップ。離れた、詰めていくオベリスク、爪先がブラオリーゼにひっかかるが、これは有効とはならず、スリップ。
 真横、ブラオリーゼの攻撃をオベリスクが弾き返す、これも有効とならない。応酬が続く、スコアはオベリスクが有利。突っ込む、攻撃が交錯した両者、同時に腕を横に捻った。高めを薙ぐブラオリーゼ、中断に入れるオベリスク、ブラオリーゼのリーチがやや短く、オベリスクの爪が掴んで、あっと、入った。胸板に入った、後ろに切り上げる攻撃でオベリスクが倒した、2-0。
 残り10秒、つかみ合い、スリップ、オベリスクがスリップしたところで、ここで時間切れ。立ち上がりの復帰に成功、オベリスクの勝利となりました。

一回戦第5試合
No.7 で・か~る(道楽、) vs No.9 アンスリウム(千葉工大)

 さて、さきほど勝利したでかーるは再びの試合です。対するは千葉工大チームのアンスリウム、赤と金のアイアンマンっぽいカラーリングの機体です。
 開始、まずは回り込みつつ中央を目指す両者、でかーるの起き上がりに、腕を伸ばしつつの攻撃を仕掛けるアンスリウム。肘に折りたたまれた腕がするっと伸び、リーチがさらに伸びる、と言う恰好。動きのスムーズさが恰好良い。ラッシュから絡み、分かれる両者。
 折れ曲がったまま突っ込んでいくでかーるに対し、低い位置への攻撃を繰り出し、迎え撃つアンスリウム、スリップ、前転しつつ起き上がるでかーるに、会場が沸く。でかーるに会場の声援が飛ぶ。
 起き上がったアンスリウム、さらに突っ込むでかーる、徐々にリング際に追い込まれるアンスリウム。逆襲が入った、カウンターでダウンを奪うアンスリウム。コリング脇近くでの戦いが続く、これはどちらも危ない、コーナーに追い込まれたでかーる。アンスリウムのスリップに巻き込まれてリングアウト、とはいえこれはカウントにはならず。
 屈んでダッシュで中央に突っ込むでかーる、アンスリウムがスリップ。やはりどうにもスリップが多い展開です。あれ、どうしたんでしょう、でかーるが起き上がれません。足が変な方に、ここでタイムを申請。2-0になった。

 さあ、調整から再開になりました。中央へ、でかーる、アンスリウム突っ込む、スリップ。これで残り1分。
 さあ起き上がった。再開。背中を向けたアンスリウムに突っ込むでかーる、これは、またちょっとおかしな感じだ。起き上がれるか。足を伸ばした、痙攣しているが、残り時間僅か、起き上がったが、ここでちょうどぴったり時間切れ。
 2-0でアンスリウムの勝利となりました。


一回戦第6試合
No.10 シューティングストライカー(電通) vs No.11 FUGAKU(ぱぱっち)

 新規登場の機体、こちらは無頭型の機体、シューティングストライカー。対するはROBO-XERO改造機、今大会最少間違いないFUGAKU。なぜかテルルが応援に来ております。操縦者のぱぱっちさんは、三脚台に乗せたノートPCで操縦です。対するストライカーも、またすごい腕の形してますけども。トンファーのような、と言うか、肘の前後に腕が伸びているような恰好の機体です。
 開始、さあ、中央に寄せていくFUGAKU、ストライカーも中央に持っていく。がしんがしんと大股に足を踏みしめる。ストンピングをしているかのようだ。。構えを取ったFUGAKU、目を光らせながら接近して行く、ストライカーが仕掛け、トンファーのように腕を振り、胸板へ突き込む、1-0。
 FUGAKU、大丈夫か。起き上がれるか。仰向けから転がりなおしてうつぶせに変わるが、復帰できない、タイムを申請。2-0。
 FUGAKU調整、ストライカーは電源をまめに切っています。
 やや介助を入れつつ、FUGAKUが復帰。再開です。
 やや遠い距離、ストレートを繰り出すFUGAKU、横へ薙ぎ払う。しかしサイズ差がかなりのものだ。正面へのパンチ、腕の戻りに巻き込まれるFUGAKU、起き上がれるか、ちょっと介助が入りつつ復帰。
 さあ、中央に寄せていった。ストライカーが機会をうかがう、上へ薙ぎ払い、これは頭上をすり抜ける。ストレートを健気に打ち込むFUGAKU、挑発している、余裕だ。あ、がちんとストライカーの攻撃が頭に引っかかる。
 さすがに高さが合わないか、残り10秒を切った。カウントダウン、最後は両者のパンチがすり抜けたところで時間切れ。2-0、ストライカーの勝利となりました。

一回戦第7試合
No.12 バレンシア(千葉工大) vs No.13 ラフカット(千葉工大)

 続いては芝浦工大チーム同士の対戦。今回は千葉工大のチームが多いですね。
 軽量級のバレンシアと、ラフカットの対決。さあ開始、バレンシアが詰めていく、左右に警戒に機体を振りつつ接近、がちんと頭を強大する、しかし自分が跳ね返されスリップしてしまう。
 近付いた、しゃがみ込んでの攻撃、しかしそのまま起き上がる。機敏に動くバレンシア、対するラフカットは横に動きを睨む構え、リング脇から弾き出される、1ダウン。1-0。
 起き上がれるか、ラフカット足を広げて転げ回りますが、復帰でいきない、ここでタイムを申請。2-0。
 横はから徐々に近付くラフカット、主に横歩き移動している。バレンシアは猛烈な攻勢、一気に足を広げて相手の足下に滑り込む、そうしているうちにバレンシアが腕先を繰り出す、ラフカットが一回転スピンするほど吹き飛んで転がり、これで3ダウン。3-0でバレンシアの勝利となりました。

一回戦第8試合
No.14 ガルー(くまま) vs No.15 エンソウ(千葉工大)

 さあ今日も咆えるか、最強の軽量級、三連覇の猛獣ガルーの登場です。対するは芝浦工大の、ええと、エンソウでしょうか。
 開始、まずは横に軽く振った後、左右に機体を振りつつ詰めていくガルー。エンソウ、ややふらつく構えで自陣のコーナーを離れるが、ガルーが背後に迫っていた。
 やや苦労しつつ起き上がるエンソウ、ガルーの掴みがやや浅いか、ぐわっとつかみの腕を伸ばす、見事に入った! 腕先で噛み付きぐるりと捻る、空中でエンソウが半回転して真横に転がる。一撃強襲で1-0。
 詰めるガルー、足下から振り上げる攻撃。掴み、これは掴み来れなかった。エンソウが一回転してスリップ、ごろりと転がりなおして復帰。さあ、背後から突っ込むガルー、掴み投げ、抜けた、しかしすかさずさらに掴んでぐるりと引き倒す。2-0。
 再開、ガルーが猛烈な勢いのアッパー、立った状態の相手の腕先を、強引に下からネジ込んでひっくり返し、一気に3ダウン。これでガルーの勝利となりました。

一回戦第9試合
No.16 ベイオネット(千葉工大) vs No.17 優磨ロボ(チームどらごん)

 さあ第九試合、一回戦最後の対決は芝浦工大チームの大型機ベイオネット・オニキスと、KHR-3ストレートモデル、優磨ロボの対決となります。大きさで言えばかなり巨大なベイオネット。さあ試合開始。
 まずは大きく離れる優磨ロボ、中央に詰めるベイオネット、コーナーを走り回る優磨ロボ、押していく、正面から突っ込んだ恰好でバランスを崩し、これでちょっと分ける。
 再開、距離を開いて様子を伺う優磨ロボ、ベイオネットは中央から言様子を伺う、掴みにいった、これは外した。両腕パンチで反撃する優磨ロボ。
 さあ、足下を掴みに行くベイオネット、これも外した、うまく掴んでいけないか、ここはスリップ。再開、素早く左右に機体を振る優磨ロボ、ベイオネットの仕掛けを巧みにかわしていましたがここで勢い余ったそこはリングの外、リングアウトまで走ってしまい、優磨ロボがリングアウト、1-0。
 さあ応酬、スリップする優磨ロボ、ベイオネットが攻撃の構えを見せたまま止まる、詰める、足下への攻撃、爪を広げて仕掛けていく、倒れない、腿への一撃、しかし優磨ロボがうまいこと外した。
 リング脇ぎりぎりでの応酬から、両者スリップ、粘る、足首を掴み見れないベイオネット、時間切れ間近、詰めるベイオネット、コーナーへぎりぎり追い詰めたところで時間切れ。
 これで1-0、ベイオネットの勝利となりました。

 つづいては第二回戦です!

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