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2013.12.03

さよならポケット。(★☆)

リンク: イー・アクセスがウィルコムを吸収合併、2014年4月に新会社 - ITmedia Mobile.

 もうすでにあちこちで静かに話題を呼んでおりましたが、残念、と言うか寂しいニュース。
 イーモバイルの基地局はソフトバンクに徐々に切り替えられているので、3Gとかの携帯な回線はソフトバンクに修練して、PHSのほうの事業はイーアクセス=ウィルコムに取りまとめられるんだろうなあ、と言う感じで。PHS事業がすぐに終息する、と言うわけではないらしいのはともかくなのですが。
 来るべきものがついに来た、と言うか、かなり前に終わっていた一時代が、とうとう介錯された、と言う感が、なんともあります。

 昔はNTTパーソナルってのがあってね、と言うか、ドッチーモってな変わり種の端末があってなあ、なんて話はともかくとして。そもそも自分はモバイル物品系、スタートラインから悪球狙いでした。
 データ通信ができる、って言う一点に興味が集中していて、当時の携帯に比べればPHSは速度も精度も頼りがいがあったもので。GENIOだとか懐かしのデータスコープだとか、そういったものにばかり目がいっていました。

 確かiモードにつられて(あと仕事の都合とかいろいろあって)ドコモの携帯を…… 確かN501iを……契約した時は、ああ僕も世間並みになったもんだなあ、などと変な感慨にかられたものです。もっともそのあとかなりの間、モノクロ液晶の時代が続いたのですが。それでもその間、two data linkで料金を抑えた恰好になりつつも、PCカード型のPHSは長いこと長いこと契約しつづけたのです。W-ZERO3[es]はいまでも持っているので、確実にキャリア10年は超えていたと思います。

 会社の名前も変わってからは、いつしか使わなくなってしまい、二台持ちが過剰装備となってしまったせいで、結局は解約してしまったのですが。思い出も感慨も、いまこうして思い出すとなんともひとしおで。寂しい限りであるなあ、とうっかり思いを新たにしてしまったところです。つい先日も、ショップでたまたま知らない店員さんと「昔のウィルコムの端末」で盛り上がったりしてしまったので、なんともいろいろ。

 ともあれPHS事業そのものは好評と聞きますし。会社の名前は消えてしまうとしても、狼煙が上がり続けていると嬉しいなあ。と思う、申し訳なくも元がつく利用者の一回想でありました。

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