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2014.01.12

【ロボットイベントレポート】第9回U1K観戦記【ロボメイズ】

 さて、13時からいよいよ競技開始。最初の競技はロボメイズです。
 マイクロマウス用の迷路を二足歩行のロボットで突破する、と言う競技。もちろんマイクロマウスとは違い、自律制御ではなく操縦なのですが、引っかかりがちな狭い迷路のタイムトライアルを行う、と言う競技です。

 今回はエントリー順の逆順での出走となります。というわけで、最後にエントリ-したテルルからのスタートとなります。
 テルルはさっきからずっとデモって言うか客寄せしてますけど、大丈夫なんでしょうか。

 制限時間はトータル3分、試走は2回まで。迷路の壁をまたいだりは禁止で、ゴールまでのタイムを競うルールです。
 完成したコースは、スタートから二つのルートに分かれて、中盤もしくは後半に斜めの直線が入る編成です。

No.9 テルル

 さて、まずは一番手テルル。横歩きからスタートして、向きを変えないまま横歩き後ろ歩きを駆使して進んでいきます。中盤に直線のあるコースへ入り、向きを変えながら斜め直線を突破、最後のあたりでちょっと引っかかるものの、順当に抜けた。ゴール、50秒28。
 再度のトライが充分狙えます。二度目、スタート、最初のところでコーナーに引っかかり向きが変わってしまうが、今度は違うルートへ行った。斜めコースに入った、横歩きで斜めの角を抜けて行く、一気に抜けた、そのままゴールへ、入った。早い早い、タイムは44秒50でした。
 いきなりの好タイムが出ました。さて、このテルルの記録を目標に、それぞれ競技です。

No.8 晶

 二番手は晶の晶と書いてアキラの登場。ロボビーをベースに、赤いマントとくまもん的な頭を乗せた機体です。さて横歩きからやや壁に足を取られて旋回しつつ進む、ちょっと足が滑ってしまっているか、横歩きをうまく入れて止まらず進んでいく。子供達がかなり近い距離で観戦しています。向きを変えないまま横へ後ろへと進み、斜め直線のコースへ後ろ向きに突入、途中でくるりと向きを変えながら最後の直線へ。後進、ちょっと引っかかったがゴール。1分24秒29。
 2度目のトライ、向きを変えて開始、やや慎重に見て、進んだ、あれ、攻撃を繰り出す。腕をひらりと振っているうち残り1分。別のコースに入ったが、ちょっと滑っているか。股の間に壁を挟んでしまった、立ち止まった。もう一度アプローチ、角を曲がって直線を目指す。直線の前で時間切れ、これで競技終了となりました。

No.7 ガルー

 さて、三番手。チロルロボットバージョンの、超軽量型に設計されたマイクロなガルーの登場です。
 開始、スキーの横歩きのような独特のモーションで横歩きを繰り出しつつ、体を振って前進。ちょっと足の大きさが大きいえいか、コーナーでやや引っかかりがちです。引っかかっては少し戻して、を繰り返しながら、トライアル&エラー気味で進んでいく。細かいコーナーが苦手のようだ。うまく回り切れていない、あっと抜けた。突っ込んで壁を少し押し崩してしまった。後退、横歩きで壁にぶつかる、戻りすぎた、どうしたんだ。あれ、と言う声が飛ぶ。狙っているのとちょっと違う動きをしている。角のコーナー、つま先が引っかかってしまった。最後のクランク、抜けられるか。片足でにじり寄って向きを変えつつ前進し、深い角度からコーナーに突っ込んでいく。最後が抜けられない、大丈夫か。何度か切り返しを行うが、突破しきれない、お、抜けた。そのまま行けば、あー、足が引っかかってしまった。ここで時間切れ、ガルーの記録は残り3マスでした。

No.6 へる~

 続いての登場は、へる~の登場です。赤くて上半身マッチョで頭が菱形で、どこからどう見てもガルーですが、胸にへるーって書いてあるのでへるーです。ろぽわん向けにえまのんさんが作ったニセガルー、こまごまと大活躍です。
 スタートと同時に転倒し、神の手で復帰。横歩きで進むが、足が長すぎて壁を跨いでしまう。転んだ。大きなストライドで向きを変える。中央のコースを選んだ。一歩進んで調整し、一歩進んで調整し、の慎重な前進。中盤。横歩きでコースの真ん中まで持っていった。旋回、行けそうだ。短い直線が続くコースをうまくとらえてゴールラインへ、そのままゴール。1分58秒20でした。
 引き続いて二週目、横歩きでスタートし、向きを変えつつ、あっと転倒した。神の手で復帰、横歩きで最初のブロックを抜け出す、抜け出したが10秒前、そのまま時間切れ。1分58秒のタイムでゴールとなりました。

No.5 スオガ

 続いての登場はスオガ、u1kの王者の登場です。横歩きから短く跳ねての旋回を、大きなストライドでの直線で突っ込んでいくが、突っ込んでいきすぎた、壁を破ってしまった! 酉旦那さんが壁を修復に行くものの、追いつかないうちに突破。そのままの勢いでゴール、44秒21。ただしこれはは駄目だと言うジャッジ。壁を破壊してはいけません。これはメイズです。そんなわけで記録なしで二週目ですが、しかしこれもまた早い、壁を壊さないままで最終コースへ、ちょっと外周を押しのけてしまいましたがゴール。44秒53でした。壁壊さなくても早い!

No.4 ゼムネス

 続いてはゼムネスの登場。ファミコンのような母艦経由で操縦する真型ファミコンロボの登場です。さて、膝を曲げながらの前身。さすがに背が高い、と言うか足が長すぎて、コースといまいち合っていない。走っては立ち止まり、衝撃が緩和されるのを待って次のダッシュに取りかかる。直線で転んでしまう。勢いが余ってしまう。バックで戻り、直線にかかる。転んだ表紙で首が痛いとこぶつかってしまう、大丈夫でしょうか。頭がちょっともげています。首が。首があぶないですが、そのままゴール。1分31秒31。
 続いて二週目、頭をくらくらさせつつ直進。転んだ、取れそうになっていますが、別のコースを選んで横歩き、あー、バラナスが良くないか、左にバランスを崩している、転んだ、すでに頭が完全に後ろを向いてしまった、コワイ。短い直線のコースを選んでいきますが、時間は大丈夫か。10秒前、残念ながら、ここでアウト。ゴール前の通りで転倒したところでアウト、1分31秒31でした。

No.3 ダンプティ

 続いてはダンプティの登場。パワフルな動きが目を引くずんぐりした機体です。横歩きから向きを変えつつ左側のコースへ。壁を使って向きを変えながら、後退で進む。壁につま先をぶつけて体の向きを調整するなど、細かい操作を見せながら、斜め直線を慎重に抜け出し、あー、また外壁を押してしまいましたが。ゴール。1分04秒72。
 いいタイムだ。二週目、今度はなめらかに最初のブロックを抜け、向きを変えつつ、同じコースに再び挑む。今度はスムーズだ、直線に、ちょっと手間取ったが取りかかった。横歩きで斜めの直線ルートを抜けて行く、残り時間は少ないが、ゴール。51秒31。二度目で着実に完全してきた好タイムでした。

No.2 アイゼン・カツラー

 続いてはアイゼンカツラ-。背丈の大きな機体です。非常に小刻みな歩行で出た、横歩きから、前進に変えて、あっと転んだ、大丈夫か。前のめりに壁に乗り上げてしまい、神の手復帰。
 本人がロボと向きを合わせつつ、横歩き、あー、これはうまい。踵を中心に軸回転して直線を乗り越え、斜め直線に戻っていった。小刻みな横歩きでうまく抜けて行った、最終コーナー。うまく入った、横歩きに切り替えてゴール方向へ。このままゴール。1分44秒73。
 二本目、開始と同時に転倒。横歩きから直線に切り替え、先程と同じコースを選択。うまく回れるか、先程とは違うターンの仕方でクランクを抜け、再び斜め直線に。10秒前、どこまで行けるか、残念ながらゴール前直線を残して終了。1分44秒73がタイムとなりました。

No.1 FUGAKU

 さあ、ファイティングポーズも渋いFUGAKUが最後の走者。開始、のし、と言う感じで一歩踏み出し、その場旋回を繰り出すが、転倒してしまう。神の手復帰しつつ前進、つんのめってしまう。直線のコースに入った。横歩きでクランクを抜けようとする。うまく抜けた、しかし転倒。ちょっとこの狭いコースでは立ち上がりが出来ないか。あ-、つんのめると割と簡単に転んでしまいますね。これまでみんな行っていない。横歩きから最終コースへ、そのまま横歩きでゴール! 1分50秒32。
 続いて再会、同時に1分前の声が飛ぶ。スタート、つんのめった。横歩きで別ルートへ。しかしちょっと様子が良くない。壁に足を押しつけるような動きだが、足が空転して転んでしまう。最後直線、斜め直線が抜けなかった。時間切れ、タイムは1分50秒32で終了となりました。

 さて、これでロボメイズは終了。続いては14時30分からパイルダーです。

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