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2014.01.20

【ロボットイベントレポート】ROBOT JAPAN 7th観戦記【バンタム級・一回戦~準決勝】

 さてここからは、バンタム級の一回戦。
 先程のライト級よりもかなり重い、3kgを上限とした機体同士の対決となります。

一回戦第1試合
葉月 vs イティム

 その一回戦なのですが…… イティム棄権につき、葉月の勝利となります。

一回戦第2試合
Shooting Striker vs ベイオネット・オニキス

 さてそんなわけで、事実上の第一試合の開始です。
 銀色の大きな爪を持った機体シューティングストライカー、仕掛けてスリップ。オニキスはまだ仕掛けていかない。待ち構えて、丁度良い距離から、屈み込んで、足首を目指してぐっと腕を伸ばす。いや、掴まなかった。そのまま引く。腰を狙う攻撃、ストライカースリップ。起き上がれるか。あっとどうした、あ、起き上がる寸前で、バランスを取り戻せない。ストライカー、タイムを申請。1-0に変わる。
 バッテリの交換に入るストライカー。ベイオネット側も電源を切って待ち構えます。お、調整終わったようです。ストライカーが起き上がった。
 開始、距離を詰めてストライカー、ぶつかっていく、大きくのしかかって、足下を狙うベイオネット。ストライカーの足首を、しかしぎりぎり掴めない。スリップ、またリング脇ぎりぎりの攻防になった、その場旋回しつつストライカーの足下を襲った、持ち上げて、崩す、これで2ダウン。
 再開、直後に腿のあたりを掴みに言ったベイオネット。持ち上げて横向きに捻って崩す。これで3ダウン、ベイオネットが投げを立て続けに決めて、これで勝利となりました。

一回戦第3試合
オベリスク vs 雨降改

 続いては、非常に足の長いスマートな機体同士の対決。肩の外装も凛々しい雨降。両者横向きに構え、一定の間合いを保ちながらの睨み合い。離れては近付く雨降、両腕パンチ、これは、パンチが伸びきった瞬間に、オベリスクが腕を突いた。ダウンを奪う、これで1-0。
 再開、踏み込んでいくオベリスク、これは弾けなかった、左右に小刻みに動きながら、攻撃の機会を伺う雨降ですが、ストレートを放った瞬間に背中を狙われる。小突かれて崩れる、これで2ダウン。
 再び再開、起き上がった雨降が近付いていく、これは、最後は倒れ込むような一撃を雨降にぶつけていき、これで3ダウン。
 オベリスクがストレートに3ダウンを奪い、これで雨降を下して勝利となりました。

一回戦第4試合
夜影 vs WOLVERINE

 続いての対決は、これも変わった腕を持った構造の機体です、夜風。対するは韓国チームのウルヴァリンです。腕が伸びそうな形してますね。
 開始、いきなりスリップしてしまう夜影、起き上がりますが、立ち上がった直後に背中から一撃、ウルヴァリンにダウンを奪われる、これで1ダウン。1-0。
 再開、夜影が腕を繰り出そうと試みるも、再び接近してきたウルヴァリンにワンチャンスでダウンを奪われる。あれ、どうした、ウルヴァリン動かないか。いや隙を伺っているだけか。横向きに一撃、腕を出す、先に夜影が吹っ飛んでスリップしてしまう。
 横向きで睨み合い、背中を向けたウルヴァリンの攻撃。これは凌いだ、両者崩れる、スリップになる。やや距離を開いたところから、ウルヴァリンが突っ込む、弥影が両腕を突き出す攻撃で引っかけるも、これは絡んでしまう、
 分けて再開。スリップする弥影、再開、あっと、一気に駆け寄った。ウルヴァリンが再開直後に一撃を加え、これで3ダウン。
 ウルヴァリンが攻撃で押し切って、勝利となりました。

一回戦第5試合
ditrotto-02 雨降 vs ブラリオーゼ

 これは珍しい。雨降とブラリオーゼ、両選手がともに棄権となりました。あらー……。つまり先程勝利したウルヴァリンは、対戦相手がいないので次の試合も不戦勝となります。

一回戦第6試合
アンスリウム vs デアルタ

 そんなわけで、一回戦は第六試合。アンスリウムとデアルタの対決です。赤と黄金のフレームも眩しいアンスリウムと、剣先のように腕を伸ばしたデアルタの対決。
 さあ、待ち構えるアンスリウムに一気に駆け寄ったデアルタ、殺到しての突き上げ、これは外れた、大きく駆け戻る、殺到、中央での交錯で吹っ飛ばし、アンスリウムがダウンを奪う。しかし直後にアンスリウムもバランスを崩してしまう。
 再開、今度は両者慎重になった。アンスリウムは腕先の伸縮構造を伸ばしつつの殴り、あれ、起き上がれるか、デアルタが転んだままになってしまった、いや大丈夫だ。起き上がった。再開、離れていくデアルタ、攻め口を伺う。突っ込んだ、一撃、外れたがまた離脱。詰めて正面、二三度交錯する、これは打ちこみから腕を絡め取るが、スリップ。
 正面、がちんと胸板を叩くアンスリウム。やや離れた距離で真正面。デアルタが殴りかかる。胸板、デアルタは崩れるが、遅れて仰向けにアンスリウムも倒れる。これで1-1に変わった。
 残り時間は僅か、腕が届かない距離の小競り合いがつづくが、アンスリウムが待ち構える構えに。ここで時間切れ。
 ダウン数は同一のまま、ここで延長戦に突入です。

 さあ、延長戦開始。中央に寄っていく両者、かなり遠い間合いで睨みあいになった。まだ接触しない、徐々に徐々に近付いていく両者。先に仕掛けたのはアンスリウム、躱したデアルタ。中央から追いやられていく、これは、徐々に徐々にリング脇に追い詰めていったアンスリウム、走り回る場所を削られ、リング脇と追い詰められた所に、すり抜けざまに一撃貰い、これでサドンデス決着。
 アンスリウムが対決を制しました。

 これで一回戦はすべて終了。
 すぐに続いて準々決勝です。

準々決勝第1試合
葉月 vs ベイオネット・オニキス

 さて葉月とオニキス、この対決のカードから準々決勝開始です。最後の調整を終えて、先程は不戦勝の葉月がリングに登場です。
 開始、中央に素早く寄る。背中を向けた葉月に対し、横向きで機会を伺うベイオネット。仕掛けた、大きくぐうっと横に伸びて、腰の辺りを突き上げるように掴んで行った。崩した、これで1-0。
 再開、動き回る葉月に対し、隙をうかがい、低い位置を狙って掴み折に行くベイオネット。突っ込んで来た、これは捕まえなかった、下がるところに腕を伸ばすも、逃げる葉月を掴みきれず。いったん離れたベイオネット、屈んだ、起きあがりに巻き込むような恰好で葉月を崩す、これはスリップ。
 再開、背中から近付いていくベイオネット。葉月はやや弧を描きつつ逃げていく。掴んで、崩した。コレで2ダウン。ベイオネットががダウンを奪う。
 最後は足首を掴んで,その場でころんと転がして、これで3ダウン。
 立て続けの投げで葉月を下し、ベイオネットが準決勝に進出しました。

準々決勝第2試合
オベリスク vs クロムキッド

 続いての対決は、さあいよいよ上がってきました。くぱくまチームのクロムキッドがリングに登場、大きく聳えるオベリスクとの対決です。
 開始、きびきびと中央に機体を持っていくクロム、構える、隙を伺うオベリスク、下からの攻撃、これは外れた、もう一撃、クロムが凌ぐ、横向きのまま、あっと、腕先がぶつかりあった。クロム、そのまま後ろに転がる、これで1ダウン、1-0。
 クロムがやや下がり、中央、オベリスクが横突きを撃ち、前後に移動する。これは二発目。綺麗にはいった、クロムキッドが屈んだところの膝裏辺りを狙い、優しく転がすような動きでオベリスクがダウンを奪う。こえで2-0。
 再開、クロムキッド、スリップ。起き上がった、しかし後ろ向きに倒れてしまう。一寸調子が良くないか、大丈夫か。
 再開、横突きで攻めるオベリスクに対し、クロムは徹底して足下狙いの攻撃。
 クロムがコーナーに追い詰めていった、腕先を突く攻撃、クロム、ちょっとよろけるが凌ぐ。両者同時に攻撃を繰り出す、交錯気味にバランスを崩す。押し合いのような恰好から、両者スリップ、再開。
 クロムキッド、あれ、どうした、起き上がれない、重心が後ろになってしまったか、しかし復帰に成功した、が、ここで時間切れ。
 カウント差で2-0、強豪クロムキッドを下し、オベリスクが勝利。準決勝へと進出しました。

準々決勝第3試合
WOLVERINE vs -

 この試合は対戦相手不在のため、ウルヴァリンの不戦勝となります。

準々決勝第4試合
アンスリウム vs ガルー

 準々決勝最後の試合は、赤い機体同士の対決、アンスリウムとガルーの勝負です。
 開始、まずは遠い間合いから、一気に詰めていた両者。中央で向きを変えつつ様子を伺う両者。アンスリウム接近、また離れた。腕を突き出して、足を狙いに行くガルー、アンスリウムは肘を突き出しての攻撃を狙う。かきん、と響く、アンスリウムの打撃がガルーをかする。
 投げを打ち込んでいくガルー、アンスリウムはしゃがんで凌ぐ。立ち上がりに巻き込まれ、ガルーがスリップ。
 あ、正面からの睨み合いに変わった。ガルー足首を掴めなかった。近い距離での腕の出し合い、掴み損ねた、ガルーがスリップ。再開、これは、アンスリウムの攻撃が腿に引っかかった、コレでダウン、1-0。
 再開、お互いの腕がぎりぎり届くかの距離で対峙、足首を狙うガルー、隙を掴んで転がすが、これは有効とは見なさらず、スリップになった。両腕を広げ、横向きに転がす投げを時折繰り出しますが、うまく相手を捕まえてかない。瞬時に屈んで掴みを躱すアンスリウム。一歩踏み込んでは、投げを撃つ格好、膝を掴んだ、これは入った! アンスリウムの膝を掴んでバランスを崩し、これで1ダウン。1-1。
 復帰できるか、アンスリウム、起きあがりに苦労している、カウント9、ここで復帰。しかしここで丁度時間切れ、ダウンカウントは1-1。延長戦となります。

 調整無しで、そのまま延長戦に突入です。
 開始。両者リング中央へ、慎重に腕を突き出し合い、接敵するぎりぎり外からガルーが掴みに言った、アンスリウムがフックで押し戻す。掴んだ、離してしまった。いやカウンターを受けて躱したか。両腕で横に転がすような投げの腕のガルーですが、これはしゃがまれてうまく絡まなかった。
 遠い間合いに変わった、中央へ駆け寄る、足下への攻撃、腕とぶつかった、がちんと音が鳴る、これは! 近い位置から胸板に一撃、アンスリウムが隙を狙ってネジ込んだ。ガルーを仰向けに倒して、これで決着!

 なんとクロムキッドとガルーが、双方緒戦で消えると言う波乱の展開、準々決勝はこれで終了となります。
 続いては準決勝戦です。

準決勝第1試合
ベイオネット・オニキス vs オベリスク

 続いてここから準決勝、ベイオネットとオベリスクの対決です。
 横向きに構え、遠い間合いを慎重に保つ両者、まだ接近してきません、仕掛けた、ぶつかった、足首から突き上げるような攻撃ががちんとぶつかり、両者再び大きく開ける。下からの攻撃、お互い同じような攻撃を繰り出して互いの隙を伺う。
 先に仕掛けさせる恰好の多いオベリスクですが、下突き、さらに下突き、そこにさらに打撃、と、攻撃に攻撃が重ね合う、後から仕掛けたものの、崩しきれなかったオベリスクが自らの攻撃で崩れてしまう、これはスリップ。
 まだ0-0のまま。爪を生かして掴みにいきたいベイオネット、しかし踏み込もうとすると一歩下がるオベリスク。どちらもうまい、下がったまま腕先を出し、あっと、足首を狙っていった、オベリスクを突き飛ばす、ベイオネットがダウンを奪った。
 腕先を伸ばし突っ込んだオベリスク、ベイオネットは弾かれるものの、倒れず凌いでいる。
 再開、もう時間がない、お、これは。突き込んだ攻撃がベイオネットのハサミに引っかかり、これはスリップ。
 時間ぎりぎり、オベリスクが通した、オニキスからダウンを奪う! これでダウン数が並ぶ、残り15秒を来ったところで並び、ここでタイムアップ!
 時間ぎりぎりで追いついて、延長戦に突入となります。

 さあ、調整を挟んで、延長戦です。
 開始、動かないベイオネット。睨む、仕掛けたオベリスク、下がった。下を狙う、両者下段への攻撃、ここで爪が生きた! オベリスクの足をオニキスが掴み、そのまま引きずり崩す、これでサドンデス決着!
 最後の最後に投げを決め、ベイオネットの勝利となりました!

準決勝第2試合
WOLVERINE vs アンスリウム

 続いてはウルヴァリンとアンスリウムの対決、これで午前の試合はすべて終了です。
 開始、中央に力強くのしかかっていくウルヴァリン、角度を変えつつの攻撃、これはアンスリウムに当たっていったが、絡んでしまった。レフェリーが分け、機体のチェックを経て試合再開。
 さて、再びウルヴァリンが中央に陣取った。ウルヴァリンは左右に隙を伺う、ウルヴァリン、小さく腕を突き出す。ずっと横の構え。アンスリウムの肘を狙った。起き上がりに苦労したアンスリウムですが、カウント8で復帰。
 間断無く突きを繰り出す来るウルヴァリン、再びスリップするアンスリウム。再開、腕を突き出したその隙を狙うアンスリウムですが、しかし押し崩せない。
 うつ伏せで起き上がれるか、姿勢を変えて起き上がるアンスリウム、横突きを繰り出す、手数が出ているが有効打が出ない。
 あっと、後ろに回り込んだアンスリウム、ウルヴァリンからダウンを奪う。1-0。
 再開、再び、やや間合いが遠め。後ろに回り込もうとする、横突きを躱す。スリップ、残り時間が乏しい、残り10秒。立ったままのウルヴァリンに背中から攻撃を入れたアンスリウム、時間ぎりぎりから、リングの外に叩き出す。これで終了!
 接戦を制し、アンスリウムが準決勝の勝者となりました。決勝進出です。

 ここで一旦、昼休み。
 午後からはダンス他の競技となります。

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