【ロボットイベントレポート】第24回ROBO-ONE観戦記【準決勝~三位決定戦~決勝】
さあ、残すところ4試合!
いよいよベスト4、準決勝戦です。
その前に、ROBO-剣についてのお話があります。まずはROBO-剣の紹介。競技の紹介と、いきなり海外選手が来たと思ったら、企業研修で日本に来ていた方達だったりとか。
今回はROBO-剣のシミュレーションでの入賞者への表彰が行われます。対戦シミュレーション部門と、高強度設計部門、計測設計部門の表彰が…… あれ、対戦シミュレーション部門の表彰がまだだったみたいですね。というわけで表彰。
このあと引き続き、ROBO-剣のプレゼンが行われます。優勝者の方からのプレゼンが二件行われた後、ちょっと片付けが。
さて、リングアナが舞台に登場。準決勝登場の4チームが呼び込まれます。オベリスク、葉月、イフリート、レグホーンの四チームが呼び込まれます。皆さんそれぞれに抱負を述べたあと、いよいよ試合開始です。
準決勝第1試合
オベリスク vs 葉月
さあ、関東勢対決であり学生最強決定戦でもある準決勝。王者・芝浦工大と、電通大チームの大物殺し、葉月の対決が開始です。
開始、さあまずは素早く両者中央へ、葉月が圧力をかけていく。オベリスク、やや後方へすくう一撃、これはやや外か。睨み合い、やや遠い間合いを保ち、位置の取り合いが続く、葉月は本当にわずか外、オベリスクに先に打たせる構え。しかし葉月の動いたところに、横からねじ込んだオベリスク、葉月からダウンを奪う、1-0になる。
さあ、それぞれが最適の位置を狙う、間合いを計る、満ちた、入ったところに裏から一撃、オベリスクが弾き倒し、これで2-0。
葉月の気構えが整う前に仕掛ける構えか、さあ近づく、弾く腕、これは遠かった。葉月、寄せていく。打たせたいところか、大きく離れてしまう。下がる葉月、ぎりぎりで躱している。突っ込んだ、これは、葉月が腕を繰り出しかけたところにオベリスクがぶつけていく、これで3ダウン! 3-0。
試合の主導権を離さない流れで、オベリスクが葉月を下しました
準決勝第2試合
イフリート vs レグホーン
さあ続いては、イフリートとレグホーンの個性派対決です。かっこいポーズで待ち構えるイフリートに対し、観客席から声援が飛ぶレグホーン。
さあ、試合開始。中央に勢いよく寄ったイフリート、さあレグホーンも寄った、交錯、最初のワンタッチ、レグホーンが倒れるが、スリップ。
再開、お互い小刻みに位置を変え続ける、正面突きから背面投げを繰り出すレグホーン、姿勢を落としていた、近い距離での腕の打ち合い、読み合いから一転しての乱打戦になった、これは。伸ばした腕を先にぶつけて、イフリートがひっくり返した。1-0。
再開、中央での打ち合い、イフリートが攻める、押された、持ち構え、打ち合いになる、スリップ。ゆっくりと立ち上がったイフリート。
再開、真横、後ろから寄っていく、ちょっと距離が遠くなった。イフリートが腕を伸ばす、レグホーンも同時に反撃、ぶつかった、よろけたイフリート、粘ったが、取り返した。した。レグホーんがイフリートの腕を崩し、これで1ダウン。再開から小競り合い、さらに立て続けに同じ位置を崩す、これで2-1。
遠い距離、近寄っていったイフリート、仕掛けていく攻撃、耐えるレグホーン、ぶつかって押し崩した格好。
残り30秒、さあイフリート寄せていく、背後を取った格好のレグホーン、倒れる、これはスリップだった。
さあ、やや問い距離、寄せていって、これは! 足下を狙っての一撃、イフリートの夜足下を突いた、これで3ダウン、3-1!
イフリートを下し、レグホーンが勝利を収めました。決勝進出です!
試合を終えて抱き合うNAKAYNさんとアキツカさんに、「体格がまったく一緒ですね」と言うコメントが……。
さて、三位決定戦までのインターバルの間に、審査員の皆さんからのコメントを頂きつつ。
いよいよ最終二試合、まずは三位決定戦です・
三位決定戦
葉月 vs イフリート
三位決定戦の組み合わせは、葉月とイフリート。これもおもしろい対決になった。
さあ開始、まず中央に持って行った両者、先に手を出したのはイフリート、二発と押収、足元で葉月の腕先を弾き返すイフリート、斜め上に切り上げる攻撃。これは、葉月の攻撃に自分の攻撃モーションをぶつけ、崩れかけたバランスを取り戻しての追撃、ダウン、1-0。
続いての攻撃は、のしかかるような打撃。これはスリップになった。
続いて再開、腕を振り上げるイフリート、攻撃範囲に葉月を捕らえるものの倒れない、葉月の攻撃もイフリートが凌いで、というか、打撃を当て返して、崩れるのを防いでいる、葉月の攻撃を、イフリート的確に相殺していく。
さあ、ちょっと離れてスリップから再開、背中、これはまずい、イフリートうまく背中を取られた。これで1-1。
再開、前を向いて攻める、葉月がちょっと引いた、背中を向けてしまうイフリート。 再び背中からもらって倒れてしまう。横一撃、後ろへ捻ってから腕を伸ばす、葉月の方に爪がひっかかかるが、スリップしてしまう。
横向きに近づく、リング脇に圧力をかける、葉月が逃げる。いい距離、腕を振り上げ牽制する。リング脇ぎりぎりを突き込むイフリート、両者スリップ。
時間がない。どうなる、ここでこのまま時間切れ。
ダウン数2-1、僅差を押さえ、葉月の勝利となりました!
「今朝までモーション作っていてここまでこれるとは思わなかった。ベスト4は初なのでとてもうれしいです」とアキツカさん。
「最後は逃げてごめんなさい。ロボメカ工房はかなり長く出ているが、三位と言うのは初。予選の結果が良くなかったので大変嬉しい」と、ロボメカ工房の皆さんでした。
さあ、いよいよ決勝戦です。
決勝戦
オベリスク vs レグホーン
いよいよ上がってきました、決勝戦。あれ、スペシャルゲストが…… と言うことで、おおっとこれは。真っ黒な人がリングに登場。今度映画になるロボコップ、いきなりリングに上がってきました。
ロボコップさん、決勝へのコメントを行った後、そのまま決勝戦開始のコール。
若干あっけにとられた雰囲気のまま、試合開始となります。
さて、試合です。中央でまずは両者寄せていく。距離を開いて睨み合う両者、レグホーンがやや遠い距離を保つ、ロボコップさんが芝浦チームの後ろにるのがすごい気になる。と、これは入った、腕先のぶつけ合いからレグホーンが飛んだ、先にダウンを奪ったのはオベリスク。1-0。
横向きで距離をにらむ構え、寄せていった、近い、レグホーン詰めた、仕掛けるオベリスク、しかし距離が近い、のしかかる格好で分ける。スリップ。
再開、徐々に徐々に距離を詰める両者、近い間合いに、 仕掛けたオベリスクがm攻撃のポーズのままで倒れる、これはスリップ。
側面の仕掛け合いで近づいていく、近くなってきた、再び離れる両者。オベリスクが大きく自陣に下がり、レグホーンが攻めていく、突き、突っ込むような攻撃を腰に突き込みますが、このまま崩れ、スリップ。
さあ追いかけていくレグホーン、下げたオベリスクが中央に戻した。攻撃、引っかかったがこれはスロップ、オベリスクのスコアとはならなかった。後ろへの攻撃を放つオベリスク、残り30秒、左右に機体を振るレグホーン、近い距離、これは、後ろへの攻撃、ぎりっぎりでレグホーンに届いた、脇に引っかけて倒した、2-0。
突っ込むレグホーン、反撃の構え、これは掴みきれなかった、ここで時間切れ。
両者ともにスリップで時間終了、2-0。レグホーンを下し、オベリスクが勝利を収めました!
「横攻撃の規制がかかっているが、どういうわけかこんなに買ってしまった。みんな同じスタートラインなのだと思います。芝浦はやっぱり強いですね。隙を突くことができませんでした」
確かこういう感じだったと思います、NAKAYANさんのコメント。
「ぶっちゃけ勝てるとは思いませんでした。三回やって予選を通った事がなく、リングを見たのも初めてだった。助けてもらった先輩達のおかげだと思います」と芝浦工大チームの皆さんでした。
さて、これで全試合終了! このあとは表彰式です。
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