【ロボットイベントレポート】第24回ROBO-ONE観戦記【三回戦】
さあ、2回勝ち抜いた16機に絞られました、ここから三回戦8試合。
ここまでレフェリーを務めたA4さんに代わり、ここからはレフェリー小林さんが試合をジャッジします。
三回戦第1試合
零 vs HAUSER
さあ、昨日から数えればすでに8連勝中、無敗のライト王者・零が登場。ハウザーとの対決に挑みます。
まず中央に陣取った零、ハウザーは待ち構える構え。機体を大きく回り込ませつつ、まだ手を出さない、距離を取る例に一撃、しかし外れた、零の攻撃が交錯する、これはスリップ。
駆け寄って足を狙う零ですが、近寄っていったところにがつんと何気ないくらいの一撃、ハウザーが殴り倒して1ダウン。再開直後、一撃して引き倒す、これで2ダウン。2-0。
再開、これは腕先同士が絡んだ。まるで投げ技で振り回すように零の体が振り回される、これはレフェリー分ける。しかし再開から零が逆襲、突っ込んでハウザーを崩した。これで1ダウン返して、2-1。
ハウザーの動きを、間合いを前後に睨む零、一気に突っ込んで機会を狙うが、ハウザー待っていた、駆け寄ってきたところの胸板に一撃をたたき込み、これで3ダウン。
ハウザーが零を沈め、準々決勝に進みました。
三回戦第2試合
Gargoyle KID vs オベリスク
サアガを倒したガーゴイルに対し、芝浦工大のオベリスクが登場。ハチマキ部長の気合いに、吉田さんも予想外の裂帛で返します。
さあ開始、横向きでの接近、腕を振り上げての攻撃を仕掛けるガーゴイル、逆側から迫ったオベリスクがうまくぶつけてダウンを先取、1-0。
再開、これはうまい、ガーゴイルの突き出した腕はまるでオベリスクの足の位置を予測していたように、これで引っかけて倒した。1-1。
再開直後、足を持ち上げるような一撃が立て続けに加わる、これは2ダウン目、2-1。
静かな攻め、再開、近づいていく、今度は腕のぶつけあい、腕先を弾かれダウン、これで2ダウン、2-2になった。
さらに再開、睨み合う、狙いの打ち合いになった、腕先、ガーゴイルの放った腕の先を一瞬遅れてオベリスクが弾いた、これで3ダウン。
行き詰まる接戦、3-2。オベリスクがガーゴイルキッドを沈めました!
「ロボメカ工房」が「ロボ人力工房」と空目される事件が発生しつつ、さあ第三試合です。
三回戦第3試合
ヨコヅナグレート不知火二代目 vs 葉月
続いての勝負は、ロボメカ工房の葉月と不知火の対決です。
さあ近づいていく不知火、やや距離を取って葉月が待ち構える、不知火ストレート、長い、パンチの打ち合い、戻しの腕が絡んで、お互い抱きついたような格好。
離れて再開、やや遠い、睨み合いから、近くなってきた、両腕突き上げ、空転した。待ち構える不知火、葉月が徐々に近づいていく、一撃、外れた。葉月が振り抜く攻撃、ストレート、上手く当たらないか、これは上手い、葉月が頭を崩してダウンを奪う、さらに直後にもう一撃、これで2ダウンに変わる。
しかし反撃、これは振り上げた腕先を不知火のダブルアッパーが煽る、これで1-2。
起き上がりに苦労しましたが、再開。機体を左右に振って、様子を伺う不知火。近づいていった、葉月は向きを変えて、ストレート、葉月のカウンターを凌ぐ不知火。
両腕パンチ、背中をぶつけていった、これは! 不知火がダブルアッパーを胸にぶつけて、ダウンを奪う。これで2-2か。
さあ、ちょっと起き上がりに苦労したが、カウント9で起き上がった。復帰。これは、ダブルチョップをうちあげた不知火に対し、葉月が腕を伸ばしてカウンター、何が起きたのか丁度自分の位置からはほぼ見えない展開でしたが、葉月のカウンターが決まったとジャッジ。
不知火を下し、葉月の勝利となりました。
三回戦第4試合
Neutrino-Reverse vs ガルー
さあ、腕を振り回し気合いを入れるリバース、ガルーは慎重に様子を見ながら試合開始です。
中央まで持って行ったリバース、腕を突き出して突っ込む、その姿勢で近づいて、腕先を閉じて相手をとらえようとする、その攻撃を凌いでいくガルー、押されているが、しかし凌いでいる。反撃の腕を振る、リバースはスリップ。
さあ、近づいていった、屈んだ、これは、持ち上げての攻撃だったが、ガルーは取れず、スリップ。真横に腕を構えて移動する、離れて近づく、爪を広げた格好で近づいていく。腕を持ち上げて移動し、間合いに入ったら最後にぶんと振って攻撃する、と言う構え。位置を取りに行くリバース、ガルーの持ち上げ攻撃を、大きく屈んで耐えしのぐ。
やや遠い距離での睨み合い、ガルーの打撃もなかなか有効打にならない。さあ、伸びた腕を伸ばしての攻撃、ガルーが体あたり気味に押し戻すが、これはスリップ。
左右に機体を振りつつ、攻撃の機会を伺う、ガルーの突き上げを、一瞬しゃがんで無力化するリバース、最後に腕を突き出しての攻撃を受けかけるもここで時間切れ。
両者ノーダウンのままで、無傷の延長戦となります。
チーム総出で、かなり慎重に調整されているリバース。ガルーのほうは、最後になにか調整してましたが、固定パーツを外したんですかね。延長戦です。
開始、まずは中央に陣取ったリバース。待ち構える動き、ガルーが腕の力を抜きながら、柔らかく構えて近づいていく、背中を見せた、腕を突き出す、下ろした、突き上げる攻撃、ガルーもろともに巻き込むが、これはスリップになる。
再開、リバースが復帰した、リングの周りを大きく移動するリバース、戻ってきた、ガルーが待ち構えていたかのように一撃加える、しかし倒れたものの入ってない、と言う指示。攻撃のあとしゃがんでの緊急回避、リバースうまい動き。
一撃、小競り合いになった、腕先の距離ぎりぎりでのぶつけあい、ガルーがスリップになった。
残り10秒、最後の最後に、お互い駆け寄って最後の一撃、しかしどちらも有効とならず。延長戦もノーダウン、時間切れとなりました。
さて、延長戦も決着突かずとなりましたが、最後はスリップカウント数で決着をつける、と言うことに。
スリップダウンが少なかったのは…… ガルー! 延長までもつれ込んだ勝負は、ガルーの勝利となりました。
三回戦第5試合
アラクネ vs Silver Fox
アラクネ、みたび登場。一本爪対二本爪、大きな爪同士の対決です。
さあ、回り込もうとするシルバーフォックス、アラクネは爪を相手に向けようと接近を試みる。弾いた、爪で弾き飛ばす攻撃、しかし空振りしてしまう。起き上がれるか、アラクネ、爪を使って復帰した。再開。
横歩きで近づく、さあ、相手に正面を向けて、徐々に徐々に追い詰めていくアラクネ、距離を取りなおし、シルバーフォックスが機会を伺う。突進した、しかし外れた、アラクネもハサミを抱いて迎え撃つが、これはスリップ。大きく爪を突き上げて、突っ込んでいったアラクネ。しかしこれは捨て身技になってしまう。
爪を突き上げる、アラクネを一瞬、真横から掴んだシルバーフォックス。さあ、隙をうかがうフォックス、近づいた、爪を突き出す、これはスリップ。
再開、中央に陣取るアラクネ、爪、躱したフォックスが機体の脇へ、しかし打撃を繰り出した瞬間にシルバーがスリップしてしまう。
決め手を欠くまま、にらみ合いが続く。そしててここで時間切れ。
捨て身技に対する制限が説明されたあと、さて、延長戦の調整です。
両チームそれぞれ、機体への調整と、バッテリの交換など行われます。さあ、ほぼ同時に両者調整が終了し、試合再開です。
開始…… と同時に、シルバーフォックスがひっくり返ってしまう!
リングアウトコース、操縦者がとっさに手を伸ばしてしまい、これが反則となってしまう。開始と同時に延長戦終了、アラクネの勝利となりました。
シルバーはそのあと落下して、きちんと足から立ち上がっていたので、いずれにせよリングアウト負けだったのかもしれません。惜しい決着でしたが、アラクネの勝利となりました。
三回戦第6試合
ボルテージ vs イフリート
さあ、ボルテージとイフリート、殴り合い機体同士の対決です。
ゴングから正面切っての打ち合い、ちょっとよれているボルテージ、ネジかなにかが飛んだ。アッパーカットが真正面から決まった、イフリートが吹き飛ばす。これで1-0。
再開、至近距離から腕を繰り出しぶつけ合う、そしてこまごまとポーズを入れるイフリート。打ち合い、これはどっちのダウンだ、ボルテージの突き出した腕に、イフリートが腕をぶつけていく、復帰。たぶん2-0です。
再開、後ろに回り込んだイフリートが腕を振りバランスを崩すが、倒れないボルテージ、ボルテージの腰への攻撃を、よろけつつ凌ぐイフリート。
位置を変えつつ密着したまま、前後にワンインチパンチの応酬、スリップする両者、再開から駆け寄ったイフリート、一撃、詰めていく、これは倒せなかったがリング脇ぎりぎり。追い詰めた。
起き上がれるか、ボルテージ時起きた。さあ、中央に寄せていく。また至近距離での戦い、これは入った。イフリートの振り上げた腕が、ボルテージの股をとらえ、そのままダウン。
3-0、打撃戦はイフリートの勝利に終わりました。
三回戦第7試合
レグホーン vs コンステラシオン
さあ快調のレグホーン、声援とともにみたび登場。コンステラシオンとの対決です。
真正面から向かい合う、コンステラシオンが書面にスリップ。再開、さあ、距離の睨み合い。どしん、と一歩近づいて離れるコンステラシオン。
睨み合いになっている、近付いては離れるレグホーン、近い、交錯、入れ替わった、まだ間合いの外、レグホーン駆け込んだ、一撃、これは入った、押し崩して1ダウン。1-0。
再開、やや遠い間合い、はあれたレグホーン、一気に攻めたコンステラシオンだが、これは、のしかかるような攻撃でレグホーンがカウンター、2-0になった。
再開、近寄っていくコンステラシオンが突き、これは、綺麗に決めた! 非常に短い距離から張り手のように突き飛ばし、コンステラシオンを沈める。3-0!
「もう負け組は終わりだ!」と気合い十分、リングの上で(NAKAYANさん本人も)ポーズを取りつつ、レグホーンの勝利となりました。
三回戦第8試合
MP-01A2T Frau vs raptor
さあ、フラウがリングに登場…… あー、ラプターがリングに来ていません。レフェリーの未着カウントが開始してしまいました。久々の未着カウントです。ラプターチーム、走ってきているとのこと。大丈夫でしょうか。
待ち時間、操縦機がフラウの上にぴったり乗っているのが話題になっておりますが、ここで最初の2分が到来。未着のラプター、1ダウンを失います。さあ、ここで来ました。すごい勢いで飛んできましたラプターチーム。早速セッティング作業が開始されます。
というわけで、1-0で開始です。
さあ、まずは中央に一気に持っていたラプター、フラウとぶつけかりあう、交錯でフラウがスリップ。どちらからでしょう、フラウが落ちた。素早く位置を変え、左腕で突き上げるラプター、フラウのバインダーを捕まえますが、倒せない、いや捕まえた、捕らえた。これで押し崩した、1-1。
再開、フラウはきっちりと復帰してきた、ラプターが近づいてきたところに、カウンター気味に一撃していく、これで2ダウン。
大丈夫でしょうか、フラウ立ち上がれない、変な音がした気がします。カウントは進んでいく、テンカウント。復帰できなかった。
遅延のハンデを跳ね返し、フラウを下してラプターの勝利となりました。
さて、これで三回戦まですべて終了。ベスト8が出そろいました。
ここで10分間の休憩となります。
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